田中クリニックTOP

非定型抗酸菌症(非結核性抗酸菌症)

みなさん、こんにちは、院長の田中です。
5月になり陽気な気候になってきましたが、まだインフルエンザが流行しています。最近B型が増えてきました。A型にかかって今度はB型にかかる人もいます。引き続き予防に心がけてください。
今回の特集は非定型抗酸菌症(非結核性抗酸菌症)です。
聞き慣れない病気ですが結核と同類の菌で、偶然見つかることもある意外とありふれた病気でもあります。自然経過観察する症例が多いのですが、治療が必要なケースではなかなか治りにくいので難渋することがあります。
わかりやすく解説してみますので参考にしてください。


非定型抗酸菌とは?

結核菌と同様に酸に強いことから抗酸菌と呼ばれます。
胃酸でも死にませんから胃液検査で検出されることもあります。感染力は弱く、人から人へは感染しません。一般土壌に生息している菌ですので、家庭でも庭などで土をいじれば感染する可能性があります。
約20ある菌種のうち、イントラセルラーレ菌、アビウム菌、カンサシ菌が多く、もっとも多いのがイントラセルラーレ菌、アビウム菌を合わせて肺MAC(マック症)と呼び、全体のほぼ70%を占め、次いでカンサシ(MK)症が10~20%程度と推定されています。


どこに感染して発病するのですか?

ほとんどが肺ですが、結核同様に全身どの臓器にも感染する可能性があります。最近当院では関節に感染した非定型抗酸菌症(非結核性抗酸菌症)を経験しています。


肺非定型抗酸菌症の症状は?

呼吸器症状として、咳・痰があります。進行は緩やかであるが、進めば血痰が出たり呼吸困難も出現します。呼吸不全となって死に至ることもあります。


かかりやすい人がいるのですか?

肺に基礎疾患(慢性閉塞性肺疾患、気管支拡張症、じん肺等)があったり、HIV感染患者や白血病患者、臓器移植患者等で抵抗力が落ちている場合発症しやすいのですが、健康な人、特に中年の女性に見つかることが多いのも特徴です。


どのように診断するのですか?

胸部のレントゲン所見が参考になりますが結核との鑑別は難しく、菌を証明すれば診断は確定します。痰の検査で検出されなければ胃液検査をします。
それでも検出されなければ気管支鏡で病巣からサンプルを採取すれば菌は検出されます。菌の培養同定には長くて8週間かかりますが、3種類の菌種に関してはPCRという遺伝子解析診断が有用です。


非定型抗酸菌症(非結核性抗酸菌症)の治療は?

治療は抗結核薬の投与なのですが、必ずしも効果が得られません。結核なら完治するのですが、この病気は完治が難しいです。
無症状で検診発見例や、症状が軽微な場合は無治療にて経過観察をします。なぜなら抗結核薬が効く保証がなく、また副作用も出現しやすいためです。進行がゆっくりな為、治療を必要としないまま経過をみているケースも多いです。血痰など症状が強い、排菌量が多い時は抗結核薬を投与します。
通常3剤で治療しますが、いろいろ副作用があります。注意しながら慎重に投与することになりますが、入院の必要はありません。
投与期間は約2年。最近治療したケースでは、聴力障害、視力障害を認めました。ほかに肝機能障害、発疹などがあります。


手術で切除することはできないのですか?

非定型抗酸菌症(非結核性抗酸菌症)は、肺の一カ所ではなく、数カ所にできることが多く、内服治療が第一選択です。
ただし、肺の一部に限局しており、出血などの症状がコントロールできない時、副作用などで内服治療が困難、または継続できない時には切除を考慮しています。


感染を予防するには?

土やほこりに存在する菌であり、吸い込むことで感染しますので、マスクをすれば防止できますが、絶えずマスクをつけることはできませんね。掃除をするときや土を触る時などには注意しましょう。
体の抵抗力が低下すると感染しやすくなるので、規則正しい生活をして睡眠を十分取り、ストレスをためないように注意しましょう。


何科で診てもらえばいいのですか?

治療は結核の薬を使うので使用経験の多い呼吸器専門医がいいのと、薬の副作用で聴力障害や視力障害があるので、耳鼻科や眼科と連携を取る必要から、総合病院が良いと思います。
当院でも他科と連携を取りながら治療をしております。


最後に…

この病気は呼吸器内科医ではよく知られた病気ですが、内科でも専門でなければわからないこともあり紹介されることも多いです。
現在治療中の人は4人いますし、診断・治療ともに当院で診療しておりますのでご相談ください。

コメント(790)


2013年2月5日

非結核性好酸菌症を調べていて、たどりつきました。
こちらから質問させていただいてよろしいのでしょうか?
インターネットに不慣れなので、失礼があったらお許しください。
母が非結核性好酸菌症になりました。家庭内に腎移植をしたものがおりますので、心配です。
どのように生活したら良いのか、ご指導いただけませんでしょうか。
よろしくおねがいいたします。

投稿時刻 23:49 | M.O

2013年2月6日

お問い合わせありがとうございます。

非結核性抗酸菌症と診断されましても大量排菌もしくは症状が強くなければ経過観察するのが一般です。
人から人へは感染しないので、一緒に生活していて特に気を付けることはありません。
免疫が低下すると病巣が広がり症状が悪化、排菌量が増えれば治療をしなけれないけないので、睡眠を十分とり、ストレスを避け、規則正しい生活に心掛けてください。風邪をひくと症状が悪化することがあるのでひかないように手洗い、うがいを励行してください。
治療が必要な状態かどうかわかりませんが、呼吸器専門医に診てもらってください。

投稿時刻 00:38 | 院長 田中

2013年2月6日

早速のお返事ありがとうございます。
子供が腎移植者なので心配しておりましたが、免疫抑制剤を服用していても
うつることはないのですね。
安心いたしました。
関東在住なので、先生のクリニックに通えなくて残念です。
ありがとうございました。

投稿時刻 12:02 | M.O

2014年10月29日

初めてメールさせていただきます。
73歳の母親ですが今年の春から咳をすることが多くなり体もだるく食欲もないことから体重も減りまして地元の医院で診察してもらい抗酸菌症と言われ薬をもらいましたが、薬が合わず余計体調を崩したので、それ以来、病院にも行っていない状態です。
田中医院さんでは薬の副作用のことなどを明記していらっしゃいますが、処方していただくときに、ある程度合う合わないなどのアレルギーを診ていただいたりしていただけるのでしょうか?
また、問診などに時間を割いていただけるのでしょうか?

投稿時刻 14:51 | 上田晋也

2014年10月29日

抗酸菌症の治療の必要性に関してですが、副作用がありますので、高齢者には投与を慎重に考える必要があります。治療しても完全には治らず、症状を軽減することになりますので、症状が強く治療することで症状の改善が期待できる人が適応になります。一度治療をして副作用が強いのでしたら無理に治療することはしないほうが良いのではないでしょうか?もし治療再チャレンジするのであれば少量ずつ増やしていく方法もあります。合うかどうかは投与してみないとわからず、事前にアレルギーの有無はわかりません。問診で質問には答えるようにしております。

投稿時刻 23:52 | 院長 田中

2014年10月30日

三月の人間ドックでたまたま疑いがあり、いきなり気管支鏡で病巣からサンプルを採取し
アビウム菌が見つかりました。
検査をしてから痰が出るようになりましたが、気にならない程度。
お盆に風邪で咳が一か月ひどく痰も出てたせいか9月のレントゲンで少し大きくなってました。
が、10月に入り咳も収まってました。
ところが、昨夜から血の味がしていて、
今日レバーのような血痰、子供をお風呂に入れていたらむせる程鮮血が・・・

高齢の方が多いとのことでどのような治療が望ましいのでしょうか?

三月のときに薬を進められましたが、調べると副作用が強い、長い治療とのことで
その時は何も症状がなかったので、
36歳でもう一人出産を望んでますので、断りました。
切除できますといわれましたが、レントゲンでは右が大きくあり、左も少し怪しいのでともいわれました

投稿時刻 22:15 | 匿名

2014年10月31日

治療に関して私なりの意見を述べます。血痰が出たのでびっくりされたことでしょうが、経過中に出血することはよくあります。ただし短期間でおさまり、持続しないのであれば様子をみます。進行性であり、発熱、出血、倦怠感、体重減少などの全身症状が出るようなら治療を考慮します。左右に病変があるのであれば、片方を切除してももう片方に対して薬物療法はしたほうが良いと思われます。出産を望んでいるのであれば経過を見られて病状が悪化すればもう一度治療方針を相談してください。治療は今するのも後でするのも大差ありません。慎重に経過をみておれば手遅れになるということもありません。

投稿時刻 00:12 | 院長 田中

2014年11月1日

田中院長様
早速の回答ありがとうございます。
全く症状なかった病の発見から半年であふれむせる大量の喀血が連続で驚きました。
とりあえず止血剤を処方され服用しました。

一般的に進行が遅いと聞いていたのでショックです。
大きい方の切除となると三分の一とることになります。片方の小さいものはやはり薬になるのですか、
片方はまるまる残さないと支障でますか?そもそも肺はどれだけあれば変わりない生活を送れますか?
手術も怖いですが、年齢的に将来を考えると薬物療法の副作用も怖いです。

投稿時刻 01:27 | 2014年10月30日匿名

2014年11月8日

返事が遅くになりすみませんでした。片肺でも生活には支障ありません。激しく動くと息切れはします。残された肺にも病変があるなら薬物療法はしないともしそちらからも出血することがあっても困ります。副作用は肝機能障害、発疹、視力障害、倦怠感など様々です。
出血が多いために手術を薦められているのであれば、気管支動脈塞栓術という方法があります。
出血の原因となっている動脈につめをするのです。ただその後薬が効きにくくなる可能性があります。セカンドオピニオンも考えられてはどうでしょうか?結核の専門医なら詳しいと思います。

投稿時刻 16:26 | 院長 田中

2014年12月4日

今回2度目の薬の服用が始まりました 1度目は46歳 現在60歳です 血痰もあり治療することになりましたが 薬の副作用が心配です 副作用が出た場合は服用を中止するのでしょうか その後 治療はどうなるのでしょうか  薬を服用したからといって出血が止まるわけではないとのことでしたが それも心配です  今後 パートの仕事も考えていますが 気をつけることなどアドバイスをお願いします

投稿時刻 16:05 | 匿名

2014年12月5日

副作用が出た場合は一旦休薬します。ただしエサンブトールの視神経障害に関しては再開はできません。
発疹、肝機能障害に関しては少量ずつ再開していきますと常用量まで増やしていくことができます。
薬により菌量が減り血痰もかなり減るもしくはなくなります。
注意点は免疫が低下するような状態にしないこと、ストレスは大敵です。規則正しい生活をし、風邪を引かないようにしてください。パートの仕事には支障ないと思います。気にしてはいけません。

投稿時刻 22:35 | 院長 田中

2014年12月9日

早速の回答ありがとうございます
心配で気分も沈みがちですが 少し元気が出てきました

明記していただいた注意点に気をつけながら 治療をちづけます ありがとうございました 

投稿時刻 11:13 | 匿名

2014年12月11日

他病院(専門外)から非結核性抗菌症という病名を貰って大病院に紹介状とCTのCDRを持参しました。九分九厘そうであろうと説明を受けましたが、次回は気管支鏡検査という事になりました。急ぐ病名では無い様なのにどうしていきなり気管支鏡検査をしなくてはいけないのでしょうか? 今は自覚症状なく元気です。(発病は10年位でしょうか、特に治療なさそうでほっていました。久しぶりの検査で影が少し広がっていました。)まずは、痰の検査をしてわからない場合ではないのでしょうか? 今までに風邪くらいしか病気にかかったことが無いのです。 かなりきつい検査の様でとても怖いです。 治療の上でどうしてもすぐしないと駄目でしょうか? 現在60歳です。

投稿時刻 18:29 | 匿名

2014年12月12日

おっしゃられている通り、痰の検査で菌を証明できない時に気管支鏡検査を実施しております。
痰があるのであればまず検査をしてもらいましょう。

投稿時刻 00:43 | 院長 田中

2014年12月22日

有難うございました。まずは、痰の検査をしてもらってから、今後の治療の上で、覚悟をしないと仕様がないのでしょうね。その時は、頑張ります。

投稿時刻 12:29 | 匿名

2014年12月30日

こんばんは。5年ほど前に非結核性抗酸菌症と診断され、2年前まで投薬で治療してました。ふと、そういえばあまりこの病気のこと知らなかったなと思い、調べてるとこちらにつながりました。結核専門の病院に通ってましたが、レントゲンをみた先生が、あと一回通院してから残りは年一回くらいで病院にきてくれればいいかもね、と言われて、そのまま病院にいってません。しらべると一生付き合う病気なんてかいてあり、不安になりました。会社の健診ではレントゲン異常なしなんで、大丈夫だ、と思うのですが、もとの病院で診ていただいた方がいいんでしょうか。

投稿時刻 23:16 | 匿名39歳 女

2014年12月31日

治療によりレントゲンでわからないくらい効果があったようですね。ただし完治したかどうかはわかりませんし、再燃することがありますので年一回くらいのレントゲンでよいと思われます。会社の検診で異常が見つかってからの受診でも構わないと思います。健康診断で既往歴のところに非結核性抗酸菌症治療歴について明記しておけば判定する先生もその視点で読影してくれるでしょう。

投稿時刻 13:12 | 院長 田中

2015年1月5日

こんばんは。73歳になる父のことでご相談があります。咳が長年続いていたのですが、非結核性抗酸菌症とわかり、一般的な投薬治療を受けて6ヶ月ほどとなります。咳は随分治まったのですが、息苦しさは続いており食欲不振などもあり、外出もままならないほど弱ってきました。薬は2年飲まないといけないと言われており、本人もここまで頑張ったからのみ続けないとと言っておりますが、私はその前に副作用で動けなくなるのでは…と心配しております。これらの薬は、今辞めると、この6ヶ月がムダになるのでしょうか。また、量を減らすと副作用が軽減されたりするのでしょうか。遠方にいることもあって、この様な場で質問して申し訳ございません。

投稿時刻 23:27 | 匿名

2015年1月12日

返事が遅くになり申し訳ありませんでした。
治療は2年間必要で途中でやめてしまうと元に戻ってしまう可能性があります。量を減らせば副作用は軽減できるでしょうが、治療が中途半端になります。効果と副作用を天秤にかけて判断するしかないように思います。私の経験上はやめて現在経過観察中ですが進行は止まっている(約4か月間経過)ケースがあります。いずれ再燃するかもしれませんがその時に再治療を考えています。副作用の原因となっている薬剤が判断できればその一剤を変えてみることができると思います。
主治医に副作用と治療に関して相談してみましょう。

投稿時刻 23:43 | 院長 田中

2015年1月15日

非定型抗酸菌症で投薬中です。2013.6月から3種類の薬を飲み、菌が無くなったと言う事で2014.9月で投薬が終わりました。その後2カ月後に又血痰が出て気管支拡張症と診断されました。止血剤を一週間飲みました。その時の培養検査でアビューム菌が再び見つかり、2015年1月7日から再び同じ3種類の薬を飲んでいます。今回飲み始めて1週間、前回味わった事の無い胸の痛み、倦怠感を感じこのまま呼吸困難になって駄目かな?と覚悟をしました。しかし今日は少し元気になり、ネットを観る気になり先生のこの欄に辿り着きました。主人はセカンドオピニオンを受けるべき?と言ったりしていますが、私の通院先は国立の呼吸器専門病院です。
ただ、この病気は完治しないと言う事です。発症してどの位?どんな最後になって行くのか知りたくてメールしてみました。

投稿時刻 18:28 | 前原 泰子 匿名希望

2015年1月18日

返事が遅くになりすみませんでした。菌がなくなったから治療を中止したわけですがレントゲン上陰影が残っていたのではないでしょうか?もう少し延長して内服すべきであったかもしれません。通院先が国立の呼吸器専門病院であれば間違いはないと思いますので治療を継続してください。私の考えでは2年から3年は治療をしております。この病気は完治しません。菌量を減らし症状を緩和することになります。菌が陰性化せず症状があれば治療を継続している症例があります。約10年続けている方がいます。
最期はいろんなパターンがありますので一概には言えません。呼吸不全になったり、高齢者では老衰になったりします。出血が止まらずに致死的なことになるケースもあります。

投稿時刻 21:34 | 院長 田中

2015年2月6日

2015年1月5日にご質問させていただいたものです。ご丁寧なご説明、ありがとうございました。主治医の先生があまり質問をさせてくれないようで、副作用を訴えても気のせいだと言われ、迷っておりました。先生のお話で、家族の者も迷いが吹っ切れ、投薬治療を継続する新たな決意が湧いてきました。セカンドオピニオンも言い出せず、不信感が辛かったです。ここでご質問できて本当に良かったです。お忙しい中ありがとうございました。

投稿時刻 21:28 | 匿名

2015年4月3日

治療方針に悩んでおりメールさせて頂きました。発症は7年前で軽症で軽い痰ぐらいの自覚症状でしたが4年前より1年間リファンピシン、エサンブトール、クラリスロマイシン、レパミピド4薬の治療をしました。治療が終了して半年あまりで治療前より痰の量が大量になりました。ひどいときは5分に1回は痰を捨てる感じです。レントゲンでは白い粒のようなものが両杯の中葉付近にパラパラ写っている感じで担当の先生は軽症だから再治療の必要はないとおっしゃられます。痰がつらいので1年前より漢方薬を飲みはじめかなり痰は減りましたが1年中、完全にとまることはない状況です。しかし咳も血痰もないので安心していたのですが先週から咳が1日中、とまらず痰が急に激増しました。話をするのも少ししんどいです。ここ半年、過労気味だったのですが急に悪くなったりするのでしょうか?安静にしていたら咳はなくなりますか?私は体力があり血痰が出たりするまでに今度は2~3年以上の治療をしたいと思うのですが先生はかなりの吐血があるぐらい悪くなった時にした方が良いという考えです。本で治療をした方が予後が良いと書いてありましたがそれは1回目の治療のことでしょうか?2回目は効き目もあまりなく副作用と天秤にかけたら吐血するまで免疫力をつけたり漢方薬を飲んだりでしのぐ方がよいですか?2回目の治療で寛解は難しくまたすぐ再発の可能性は1回目より高くなりますか?私も視力障害の副作用が怖く再治療したいと言い出す勇気がありません。田中先生の患者さんが私のパターンの場合、どうされますか?

投稿時刻 14:18 | 匿名希望 40代後半女

2015年4月3日

治療終了後に再燃しているようです。レントゲン所見は軽症かもしれませんが症状が悪化しているのでまず菌量を確認したいです。喀痰培養には1-2か月かかりますが多くの菌が培養されたなら再治療するべきと思います。過労やストレスで免疫力が低下すると病気は進行します。安静にしても一緒で、むしろ体を動かしたほうが痰が出やすいこともあります。息切れが強くなるようであればお勧めはしません。
再治療をするタイミングは症状と菌量です。悪くなってからでも治療が遅れるというわけではないと言われていますが程度によります。書いてある文面からは再治療をしたほうが良いように思いますが・・・
1回目の治療が効いていたのであれば2回目も効きます。効果が落ちていたのであれば薬剤耐性があると考え、抗生物質を一部変更する必要があります。
治療期間は最低でも2年、私の患者は5年以上継続している方もいます。よくはなっていても菌量が多い、症状が残っているなどを総合的に考えて決めます。
しっかり症状コントロールできるまで治療を継続されることが良いと思われます。

投稿時刻 23:55 | 院長 田中

2015年4月4日

お忙しいところ早速のご回答本当にありがとうございました。
菌量は1年前にガフキー6でした。漢方薬でも治る人がいると聞いて1年前より漢方薬の補中益気湯、清肺湯を飲んでいますが難しそうです。
痰がひっきりなしに出てガフキー6は治療する時期でしょうか?
お忙しいところたびたびすみません。

投稿時刻 10:02 | 匿名希望 40代後半

2015年4月5日

ガフキー6号なら私の場合治療します。ドクターによって見解は異なりますし、学会等でも開始時期に関する基準がありません。排菌量が多く症状があれば、その改善を目標に治療するのが良いように思います。
漢方薬で治ることはありませんが症状を軽減してくれます。処方されている漢方薬はよく使われておりお勧めです。

投稿時刻 09:11 | 院長 田中

2015年4月5日

早速のご回答いつもありがとうございます。やはり治療に値する排菌量ではあるのですね。
私も治療したいので一度、思い切って担当医に相談してみたいと思います。
そこでは漢方薬も全面否定なので田中先生に肯定していただきこれからも飲み続けたいと思います。
本当にありがとうございました。
またわからないことがあれば質問させて頂きたいと思いますのでその時はまた宜しくお願いいたします。

投稿時刻 15:30 | 匿名希望 40代後半

2015年4月18日

田中先生初めまして。3年前に非結核性抗酸菌症と診断され、去年3月まで1年半内服治療しました。
しかし半年後の9月には咳が出始め今年3月に少量の喀血と微熱が5日ほどあり再治療を受けることになりました。
4月中は仕事を休めずクラリシッドのみ内服を続けて、5月の連休明けに入院予定です。
きちんとクラリシッドを飲んでいますが、2日前からまた微熱が出ています。
この薬が効かなくなっているのでしょうか。
リファンピシンとエサンブトールを内服し始めれば効くようになるのでしょうか。
離島に住んでおり、専門医がいない中での治療でとても怖くて不安です。(1回目は島外の専門医がいる病院で治療しましたが、金銭的に厳しいです)

投稿時刻 19:28 | 匿名希望 44歳 女

2015年4月19日

再治療も原則3剤併用となりますので、クラリシッド単独では効果が得られません。同時にはじめられたらよかったのではないかと思われます。

投稿時刻 22:18 | 院長 田中

2015年4月20日

副作用が怖くて治療を迷っています。
上記に治療された方の中で視力障害、聴力障害を認めた方がいらっしゃると書かれていますがその方は薬を止めてほとんど回復されたのでしょうか?
それとも障害が残ってしまったのでしょうか?
別の質問ですが以前、体調が崩れたときクラビットを1週間分、処方されたことがあるのですがクラビットはクラリスロマイシンよりも抗酸菌をたたく力が強いのですか?
菌が激減したのか飲んですぐ3週間ぐらいはとても元気になり諸症状(痰、咳、倦怠感)も消えました。(3薬の治療はしていません)
3薬で2、3年も副作用におびえながら治療するよりこの副作用の少ないクラビットを悪化した時にだけまた1週間飲み続けるというのは無意味な治療ですか?
寛解を望まず延命でよいなら可能な治療方法ですか?
それとも何回か飲むうち効かなくなり耐性菌を作ってしまうのでしょうか?

投稿時刻 16:24 | 匿名希望 40代

2015年4月22日

視力障害、聴力障害はやめても元には戻りません。障害は残ります。視力障害はやめても進行例があります。
クラビットは単独では抗酸菌に対する抗菌力はクラリスロマイシンより強いでしょうが、治療の基本は3剤併用です。1剤では十分な治療できません。クラビット単独で改善したのであれば混合感染がありそちらにも聞いた可能性があります。1剤で内服する、悪化したときだけ内服するのは耐性を作ってしまいます。
副作用が強くやむを得ず単独で投与するのであれば仕方ないでしょう。ただし一時的な症状緩和と思ってください。

投稿時刻 00:45 | 院長 田中

2015年4月22日

早速のご回答ありがとうございました。
副作用の件、クラビットの件、疑問を解決していただき有難うございました。
先生の回答を念頭において治療方針を決めていきたいと思います。

投稿時刻 10:41 | 匿名希望 40代

2015年4月24日

初めまして❗
6年前に、風邪を引いて、息苦しくて、声もかすれて、病院に行くと、原因不明で、声帯の上の辺りが腫れて、鉛筆ほどしか空いてないと言われました。その時は、何度か病院に通いましたが、あんまり変わらないので、かようのをやめてしまいました。その後、一昨年にまた、風邪を引いて、息苦しいのと、ものがつかえてしまいまた、病院に行ったら、入院になり、このままでは、呼吸できなくて、危ないと言われ、手術で、喉に、穴を開けることになりました。その時、病理検査して、非定型抗酸菌症と言われました。それから、ずっと、クラリスロマイシンを飲んでますが変化ありません。いつまで、つつければいいのか?もっといい方法はないのですか?

投稿時刻 08:18 | 匿名

2015年4月25日

非定型抗酸菌は肺以外でも病変があるようですが、珍しいことであり私は経験がありません。
もし肺にも病変があるのであれば3剤併用療法となります。肺外病変単独の場合の治療に関しては知りません。回答ができず申し訳ありませんが、主治医にご相談ください。

投稿時刻 00:01 | 院長 田中

2015年5月6日

10年ほど前に人間ドックで非定形抗酸菌症と言われました。経過観察で良いということでほっていましたが、最近癌の手術をしてその経過を観察するためにCTなどの検査をしました。そこで肺に病変があると言われ、10年前のことを思い出し、症状がなかったのですっかり忘れていました。すぐ内視鏡検査をしました。2,3日後に結果を聞きに行きますが、検査をした時医師から入院して投薬治療をすることをすでに言われています。今は咳がでるくらいで、タンも少なく血痰などはありません。私は61歳で女性です。色々持病があり最後に癌の手術もしているので、これ以上なにがあってもどうとは思いませんが、薬の副作用をみるとわざわざ今の生活状態を壊してまで治療をする必要があるのか迷っています。

投稿時刻 18:12 | 匿名

2015年5月6日

癌の手術後ということで免疫力低下状態にもともと併存していた非定型抗酸菌が増悪したのでしょう。ただ症状が軽症なのですぐに治療を開始すべきなのか、その根拠がわかりません。以前の写真と比べ進行が速い、病変の範囲が広い、菌量が多いなどの理由があると思います。薬の副作用は確かに怖いですが、生活を壊すほどではありませんし外来通院で治療もできます。主治医が呼吸器専門医であれば、治療の根拠、時期についてお問い合わせしてください。納得の上治療を受けられたらよいと思います。

投稿時刻 23:17 | 院長 田中

2015年5月15日

父が非結核性抗酸菌症で入院してます。
点滴にて排菌を目指してますが、日に日に衰弱して最近では起き上がることさえ出来なくなってる様です。
現在入院して3ヶ月ですが、今後の方針が分かりません。
このまま衰弱して亡くなるような方もおられるのでしょうか?

投稿時刻 13:58 | 吉本

2015年5月15日

起き上がれないくらい衰弱されているのでしたら、治療に対する提供力も低下していますので、回復が難しい状態です。呼吸不全で亡くなる方、この病気が原因で衰弱が進行し老衰という形で亡くなる方がいます。
栄養状態が悪いのではないでしょうか?何とか栄養をつけることができればいいのですが?

投稿時刻 18:51 | 院長 田中

2015年5月15日

抗酸菌についていろいろ調べていましたら、メールでご相談出来る先生がいらっしゃることが分かりました。要領を得ませんがよろしくお願いいたします。
91歳になります母が、4月下旬軽い肺炎という事で、入院治療することになりました。翌日痰の検査で抗酸菌が+-という事で、結核の恐れがあるので、さらに痰を培養して再検査しました。20日後に、結核ではないとのことで、すぐに抗酸菌に対する投薬治療(3~4種類)が始まりました。ところが、投薬が始まって3日後に激しい嘔吐と発熱があり、すぐさま投与を中止ししましたが、高齢の為すっかり体力を消耗してしまいました。片目も充血しています。先生はこの症状は副作用ではないので、吐き気が治まって食欲が出れば、また抗酸菌の治療を始めますと言われています。薬を飲む以外に治療方法はないとのことですが、高齢の為また嘔吐の症状が出ると体力の消耗で、全身状態が悪くなるのではと不安です。現在肺炎は改善されてきています。抗酸菌については完治は望めないようですが、抗酸菌+-はどの程度の症状なのでしょうか、今後の治療をどのように考えればよいのか、長期になると認知の問題も出てくるようでいろいろ不安になっています。

投稿時刻 22:56 | 匿名希望

2015年6月5日

非結核性感染症で三年目になります自覚症状が無いので年2回レントゲンとCT交互に受診しています、風邪ひきもしますが症状悪化もしません、つずけて受診必要ですか。

投稿時刻 07:40 | 田中院長様

2015年6月5日

5/15投稿の方へ 返事が遅れて申し訳ありませんでした。気づかずに放置になってしまいお詫びいたします。抗酸菌が肺炎発症に伴って偶然見つかることがあり、今回もこのケースにあたると思われますし、菌量が少ないので無理に治療する必要はなかったのかもしれません。高齢者の場合副作用が心配ですので、治療を最後までできず中途半端になることもあります。超高齢ですので慎重な判断が必要と思われます。抗酸菌症のために病状が悪く、改善させるためには治療せざるえない場合、高齢ですので投与量を少なめから投与するなど慎重が求められると思います。

投稿時刻 22:55 | 院長 田中

2015年6月5日

非結核性抗酸菌症の経過観察は必要です。無症状のうちに進行している場合があります。軽症であれば年一回でもよいでしょう。風邪と思われても症状が長引くときは確認のため受診するようにしましょう。

投稿時刻 22:58 | 院長 田中

2015年6月6日

田中先生
5月15日メールさせて頂いたものです。
ご返信有難うございました。菌量が少いので、無理に治療する必要がなかったのではとの事に安堵いたしました。血液検査等の数値も改善されてきましたので、まだ入院中ですが、主治医も積極的な治療をやめて下さっています。出来ます事なら病気と仲良く?抵抗力を落とさないよう食事療法に心掛けたいと思います。匿名希望の失礼をお許しください。誠にありがとうございました。

投稿時刻 22:01 | 匿名希望

2015年6月8日

やっとこのサイトに行き着きました。
85歳の父のことで相談させていただきます。
3月末に他の相談の方と同じように結核疑いで入院し、アピウスが菌が+で
外来での治療になりました。
イトリゾールと言う薬を20ミリリットル飲んでいます。
担当の先生は副作用の件や病名もはっきり告げず、
飲みにくい薬の上、倦怠感やのどの乾き、下肢の腫れ等あり
治療が苦痛のようで治療を続けていくか悩んでいます。
このサイトで2年の治療が必要とあり、年齢のことを考えると
飲み薬を中止を希望しております。
点滴の考えましたが、体重が36キロ、血管が細く
入院中も刺すに苦労したので無理そうです。
医師との関係もあり、なかなか質問も出来ません。
よろしくお願いいたします。

投稿時刻 08:46 | 匿名希望

2015年6月8日

イトリゾールは抗真菌剤ですので、アビウム菌に真菌感染を合併しているのでしょうか?
私は古い人間ですのでアビウムに対するイトリゾール療法があるのであれば知りませんので回答ができません。85歳というご高齢では症状を改善させるというメリットが副作用を上回るのであれば慎重に治療をするという事になると思います、

投稿時刻 23:11 | 院長 田中

2015年6月10日

ご返答ありがとうございます。
今度の外来診察に同行して、確認してみたいと思います。
真菌感染を合併している場合、そちらの治療が優先されるのでしょうか?
もし合併している場合、その治療を中止した場合は
どのようなことが考えられますでしょうか?

重ね重ねの質問で申し訳ございません。

投稿時刻 08:53 | 匿名希望

2015年6月10日

どちらが優先されるかは病勢の強い方という事になります。治療を中止した場合の件ですが、どの程度悪さをしているのかがわかりませんので回答ができません。主治医にご相談ください。
私の患者ですが85歳男性、非結核性抗酸菌と真菌感染を合併し、血痰が出ていますがどちらも血痰の原因となり、どちらがより悪さをしているのかがわかりません。高齢ですし副作用を考えて両方とも治療をしていません。血痰は時々認めますが日常生活はできていますのでこれでよかったのではないかと考えてます。これはあくまでも私のケースであり、相談のケースにあてはまるかわかりません。
セカンドオピニオンを求めてはいかがでしょうか?

投稿時刻 23:50 | 院長 田中

2015年6月12日

本当にありがとうございます。
両親を話をして、今後治療をしない方向になりそうです。
とにかくQOLをこれ以上下げないで、一日一日過ごせてくれたらと考えます。
このサイトに本当に救われました。
感謝申し上げます。

投稿時刻 08:13 | 匿名希望

2015年7月8日

はじめまして。検索からこちらにたどり着きました。
主人(51歳喫煙歴あり)が今年の6月に毎年の人間ドックを受けた際に肺の影を指摘され、検査の結果イントラセルラーレ菌が検出されて
非結核性抗酸菌症(空洞・破壊型)と診断されました。
6月末から基本の3種類の投薬が始まりましたが、飲み始めて2日目から激しい全身倦怠感・食欲不振・目まい・睡眠障害等の副作用が表れました。
立っていられず時々気絶するように倒れ込んでしまうくらいの辛い症状に、薬を続けるかどうか1週間後の診察時に相談したそうですが
その時に撮影したレントゲンで、肺の影が信じられないほど(と主治医が言ったそうです)小さくなっていて
3種の薬がよく効いているようなのでこのまま服用を続けるよう指示されました。
飲み始めて2週間が経とうとしていますが、最近では心臓も止まってしまいそうな感覚に襲われるようになったと言うほどにまで辛さが増しているようです。
主人の肺には両側に空洞があり手術も不可能で、中症~重症と言われています。
現在起きている症状のどこまでが病気の影響で、どこからが副作用によるものなのか分からない状態ですが
薬は止めない方がいいのでしょうか?
もし飲み続けるとするならば、この副作用は治まる(もしくは軽くなる)ことはありますか?
体が薬に慣れると言うことはあるのでしょうか?

長々と申し訳ありません。ご判断がつかれる範囲でご回答頂ければ幸いです。
よろしくお願いいたします。

投稿時刻 20:53 | 三田

2015年7月8日

人間ドックで偶然見つかったように書かれていますが、自覚症状に乏しかったと解釈してよろしいでしょうか?もしそうなら服用後の諸症状は病気の症状とは考えにくいと思われます。

2日目から出現していることよりも副作用と考えるのが妥当だと思われます。

意外と早くに効果が現われる方がいますのでそういう点では喜ぶべきなのでしょうが、副作用が強いようですね。肝機能障害が出ている可能性もあり、採血で確認したいところです。

副作用が軽ければ慣れるという事もありますが、相談者の場合難しいような印象を受けます。
発疹などが出現した場合は、一度休薬してから徐々に再開、増量していくのですが、現在の副作用についても検討してよいかもしれません。副作用がつらいと訴えてデータチェックをしてもらってください。

そのうえで投薬をどうすうるか相談ください。

投稿時刻 23:48 | 院長 田中

2015年7月10日

去年の10月に非結核性抗酸菌症と言われ治療も無く無理をしない、ストレスをためない次回は半年後で良いと言うことで安心していたのですが3月末に喀血し菌が増えていました。先生も薬を飲むかどうかの境目だけどと言われ安静にしていましたが6月また喀血しました。薬を考える時がきたけど右目に緑内障があり視野も狭まっていて副作用の心配もあるので今月中旬のがんかの検診後薬を決めたいと言われました。このプログで聴力低下もあるように読みました。左の耳に異常がありもう2年もチューブを入れる手術を受けています。この事も心配で薬をやめた後も進むとありどうしたら良いかわかりません。一人暮らしなので副作用の心配がある間入院させてくれるようお願いしているのですが、そういうことはしていないそうです。やはり喀血すると言うことでは、病気が進んでいるということでしょうか。他の心配はせずまず抗酸菌を治療するべきでしょうか。ご意見を
宜しくお願いします。

投稿時刻 09:32 | 田中かよ

2015年7月11日

喀血をしたからと言ってすべての症例に治療をしているわけではありません。病巣の広がり、菌量、持続する症状などで判断します。進行していなくても喀血することがあります。3か月の間隔で喀血していることより、今後も持続することが想定されるなら治療をしたほうがよいでしょうね。

視力障害の副作用があるエサンブトールが使えないのであればグレースビットを代わりに投与しています。
クラリスロマイシン、リファンピシンと合わせて3剤で治療をしてみてもよいと思いますが、効果は症状を完全にコントロールできる保証はありません。完全に治ることもありませんので、目標は菌量が減り、生活に支障がない程度になることでしょう。
主治医によくご相談ください。

投稿時刻 00:14 | 院長 田中

2015年7月12日

有り難うございました。不安でしたがよく先生と相談してみます。

投稿時刻 20:04 | 田中かよ

2015年7月21日

7月8日に質問させて頂いた者です。
迅速にお答え頂きましたのに、お礼を申し上げるのが遅くなってしまい申し訳ございません。
丁寧なご回答本当にありがとうございました。
現在は日毎に症状がコロコロ変わっていて全く安定しておらず、なかなか今後の治療方針が定まらずにいるようですが
これからも注意深く観察して、何かあったらすぐ主治医に相談するよう本人に伝えさせて頂きます。

また何か疑問が湧きましたら質問させて頂きたいと存じます。またよろしくお願いいたします。

投稿時刻 01:22 | 三田

2015年7月24日

はじめまして、よろしくお願致します。
53歳、女性です。

2年前、1年以上続く咳のため受診したところ、EGFR遺伝子変異肺がん4期と抗酸菌(アビウム)と診断され分子標的薬のイレッサを2か月、今はタルセバを1年9か月服用しています。

昨年の4月から痰が出るようになり、今は毎日ではないですが血痰もよく出るようになり、苦しくて1日中痰に悩まされるようになりました。

抗酸菌の治療はせずに、エリスロシン、麦門冬湯を1日3回と夜の痰が特に苦痛なので夜だけムコソレート、濃厚プロチンコデイン、カルボシステイン500mgをのむようにしました。

 1、抗酸菌の薬はタルセバの効果を弱めるのでしょうか?

 2、視覚、聴覚の副作用は出やすいタイプとかわかっているのでしょうか?

 3、痰を出しやすくなる薬、漢方など他にいいのがありますか?

タルセバが効かなくなるのが怖くて抗酸菌の治療に踏み出せません。
タルセバの後の点滴の抗がん剤は免疫力が落ちて抗酸菌を悪化させるようだし、副作用など治療も辛くなると思います。

この様な状況で抗酸菌の治療をすべきかわかりません・。

詳細がわからないのにすみませんが、先生のご意見をお願いいたします。

投稿時刻 16:40 | T,M 

2015年7月26日

抗結核剤がタルセバの効果を弱めるかどうかを調べてみましたが影響はないようです。

副作用が出やすいかどうかは事前にはわかりませんが、耳鼻科や眼科を受診して投与前に支障がないかどうかをチェックしてもらうようにしております。

痰で困っているのであれば、清肺湯はいいかもしれません。西洋薬ではクリアナールがあります。

投稿時刻 21:40 | 院長 田中

2015年7月26日

お忙しいのに、わざわざ調べていただきまして本当にありがとうございます。

以前の主治医に言われたような気がしたので、心配でした。

再度、質問で申し訳ありませんが、

 アビウムの場合どういう薬を使われますか?

 視覚、聴覚の副作用が出にくい薬とかありますか?

 今、目や耳に異常がなければ副作用は出にくいのでしょうか。

 清肺湯とクリアナールを両方一緒に1日3回でもいいのですか?
 その場合、今飲んでる麦門冬湯は少し効いてる気がするので続けたいのですが、ムコソレート、濃厚プロ チンコデイン、カルボシステインは多すぎるからやめたほうがいいのでしょうね。

たくさんの質問で恐縮ですが、ご意見頂けたらありがたいです。

投稿時刻 22:30 | T,M 

2015年7月30日

・私は非定型(非結核性)抗酸菌症と診断され、右胚葉の3分の1を切除する手術3年4ヵ月前に受けまし た。
 術前1年前から術後1年間は投薬による治療を受け、完治したものと診察された時点で投薬を中止しまし た。それから1年が経過しましたが再び病巣が発見され、現在、以下三種類の内用薬を以下の処方によっ て服用しています。
  1.リファジンカプセル150㎎~~~1日1回、3カプセル
  2.エプトール錠250㎎~~~1日1回、2錠
  3.クラリス錠200㎎~~~1日3回、朝食後1錠、昼食後1錠、夕食後2錠

 私の記憶によると、上記の服用量が手術を挟んで前後の服用量と異なっているように思うのですが、これが適切であるかどうかについて教えください。

投稿時刻 12:00 | 匿名希望

2015年7月31日

アビウムの治療薬はリファジン、エブトール、クラリスロマイシンの3剤となります。
清肺湯とクリアナールを併用してもいいですが、一つずつ試してみてから必要に応じて追加するのが良いでしょう。同時に二つ内服すると、どちらがよく効いているのか、副作用があればどちらが悪さをしたのかが分かりにくいです。
たくさん併用するのはよくないと思います。二つで十分ではないでしょうか?
麦門冬湯が効いているのであれば継続し、もう少し効果を期待したのであればもう一剤追加といった考えになります。

投稿時刻 23:45 | 院長 田中

2015年7月31日

7/30投稿の匿名希望様へ
年齢と体格を教えていただけますか?
手術時と体格が変わっていますか?

投稿時刻 23:47 | 院長 田中

2015年8月1日

田中先生
はじめまして。
56歳の主婦です。宜しくお願い致します。
数週間前に非結核性抗酸菌症アビウム菌と診断されました。
その時には治療をするかどうか決められなかったので10月にまたCTを撮ってどうするか決めることになっています。  当初は副作用がきついのとあまり治療の効果が得られないということを聞いてしばらくこのままで様子をみようと思っていたのですが主人や姉からは治療を勧められています。
もともと視力が悪いのと胃腸も弱いので薬に絶えられるか心配です。
今の所たまに咳がでたりなんとなくしんどかったり(この病気のせいかどうかはわかりません)
それで少しでも体調が良くなるようにと漢方を煎じて飲んでいます。
視力が悪くなるようなお薬でなくて他にこの病気に効くお薬はありませんか?
先生のところでしたらどういったお薬を処方されるのか宜しくお願い致します。

投稿時刻 20:53 | 上村

2015年8月2日

7月30日に匿名質問させていただきましたものです。
女性、66歳、身長159㎝、体重48㎏です。
手術時と体格の変化はございません。
よろしくお願い致します。

投稿時刻 17:43 | 匿名希望

2015年8月3日

エブトールは体重1kgあたり150mgが標準であり、750mg(3錠)となります。ほかは量的には問題ないでしょう。

投稿時刻 00:13 | 院長 田中

2015年8月3日

上村様、視力の悪い方に使いにくいという薬ではありません。視神経の障害から視力低下をきたすのですが、頻度は1%から3%くらいです。ただ出現した時点で中止しますが、視力の回復は期待できません。
胃腸の弱い方は胃薬や整腸剤を併用して内服できています。
抗結核剤2種+抗生物質の3剤が基本で、重症例にはもう1剤追加します。
標準治療でするのが一番よいと思います。クラリスロマイシン、リファンピシン、エサンブトールです。

投稿時刻 14:14 | 院長 田中

2015年8月5日

お礼が遅くなり申し訳ありませんでした。

まずは、麦門冬湯を清肺湯に変えてみることにしました。

色々とアドバイスありがとうございました。

投稿時刻 18:26 | T,M 

2015年8月12日

田中先生
有難うございました。
まだ治療を開始するかどうか決めかねていますが・・・

投稿時刻 23:58 | 上村

2015年8月19日

R.Kさま、直接メールにて問い合わせ頂きましたが、返信不能のためこちらにて回答します。

お寄せいただいた情報だけでは適切な回答ができるかどうか疑問もありますが、逆に質問も交えながら進めていきたいと思います。

まず喀血して呼吸困難になったので治療の段階なのかどうか、病変の広がり、検出された菌量にもより治療するかどうかの判断が異なります。
R.Kさまの場合、弁置換術後であり、抗血小板剤を内服されているのではないでしょうか?よって出血リスクがあるので、出血≒治療と単純には考えないほうが良いとも思われます。

3剤の治療で副作用が強く現在2剤で治療中とのことですが、3剤に戻せないのであれば(2剤のまま治療を続けるのであれば)中途半端で意味がありません。副作用もあり、体力もないのであれば治療をしないという選択肢もあります。

白血球が2000より下がると感染リスクが高まります。白血球の中には好中球という分画があり、1000を切ると感染リスクが高まります。
たとえ2700あっても好中球が30%しかなければ好中球として810個となり1000を切る状態ですので、感染リスクは高まります。2000を下回っても好中球が50%以上あればあわてる必要はありませんが要注意となります。

現在の状態では入院はさせてもらえないでしょうが外来で注意深く経過を観察することが必要です。
自宅療養に関しては判断が難しいと思います。、ドクターによっても異なるかもしれません。休業することでストレスからは解放されるかもしれませんが、免疫力が上がるかどうかはわからないと思います。下がらないような予防にはなるかもしれません。
倦怠感が強くて業務に支障が生じているのであれば休養の必要ありと判断します。内容からは食べれない、眠れないなど全身症状が出現しており、通常の業務はできていないように推察されますので、私なら自宅療養の判断にする可能性はあります。

診察をしていないので確定的な返答は避けますが、参考にしていただければ幸いです。

投稿時刻 14:57 | 院長 田中

2015年9月3日

田中先生

はじめまして。46歳女性です。2015年1月に受けた人間ドックで抗酸菌症(CT,去痰検査)と診断されました。3月、5月とレントゲン検査では進行は見られず、症状もありませんでした。8月にレントゲンで肺の進行が認められ、10月のCTの結果次第では薬による治療を、と言われました。3年ほど前からマラソンをしており、5度フルマラソンを走っていますが、自己症状は全くないです。普段は月100キロ走っています。10月の大阪マラソンも出場予定です。
自己症状がないのに治療する必要があるのでしょうか?副作用の件があるので、慎重に判断しましょう、と言われていますが、できればマラソンも続けたいと思っています。主治医の先生は「ストレスをためるよりは、好きなマラソンを続ける方がいいので、現状なら今までより軽めに走ったらどうですか?」とおっしゃっています。ただ、治療を始めたらマラソンは無理ですね、と言われました。
もちろん、体が第一ですので本当に治療が必要であればうけます。が、治るわけではないのに自己症状がなくても肺の進行だけで治療した方がよいのか、今後どうなっていくのか、不安でいっぱいです。
この病気ではマラソンを続けるのは無理でしょうか?進行を早めてしまうのでしょうか?

たくさんの質問ですみません。先生のご意見をお伺いできれば、と思います。
よろしくお願いいたします。

投稿時刻 16:51 | 水谷

2015年9月3日

非結核性抗酸菌症の68歳の母のことで相談させて下さい。

毎月一回大学病院の呼吸器内科を受診し、5年ほど前から[クラリス錠200、リファンピシンカプセル、エサンプトール錠]を処方され続け服薬していますが回復の兆しがありません。
CRP値ですが、2015年は以下のようです。

1月1.8
2月2.4
3月4.6
4月3.9
5月2.8
6月3.1
7月2.6
8月2.7

2年ほど前から病院で処方されている上記三点の薬とは別に、漢方医から[衛益顆粒、補中益気湯、麦門冬湯、五行草、バンラン]+プロポリスを出してもらい平行して飲んではいますがこれまたあまり効果は出ていないようです。
咳も確かに気になりますが体重減少が甚だしく、抵抗力が落ちているのが心配です。今年の夏も
一日に何度もベットに横たわり休憩をはさんでは日常の事をこなすという感じでした。

病院で処方されている薬は抗生物質で抵抗力を弱め、腸の善玉菌を殺してしまうので食事を気を付けても体に吸収されにくいと聞きます。とりあえず抵抗力を付ける為に(体重増加の為)に一旦薬を辞めて漢方とプロポリスだけにしてみたらと思うのですが先生は如何お考えになりますか?母が主治医に相談したところ、病院で処方されている薬を止めた時の保障が出来かねると言われ、現在も結局そのまま飲み続けています。

もしより詳細な情報が必要であるようであれば先生のところに伺います。
お忙しいところ大変申し訳ありませんがご教示頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

投稿時刻 17:43 | 内田

2015年9月4日

60歳女性です。3年ほど前に気管支拡張症と診断されました。2か月前に咳と痰がひどく痰検査の結果非結核性抗酸菌が見つかりました。マイコバクテリウム アビウムと言われ培養後マイコバクテリウム アブセッサスが見つかり積極的治療をしたほうがいいということで抗生剤の点滴が12時間ごとにしなければならないものもあるので2週間入院することのなりました。今は日に何回かの痰が出るくらいで体調が悪いわけではなく元気なのですがやはりこの治療は今、必要でしょうか?
先生のご意見を伺えればと思います。よろしくお願いします。

投稿時刻 11:23 | 匿名希望

2015年9月5日

水谷様、お問い合わせありがとうございます。

画像をみておりませんので回答が正当がどうかがわかりませんがあくまでも参考程度にしてください。

自覚症状はないけれど画像所見が明らかに進行しているとのこと。あなたはマラソンで鍛えた体なので画像所見に比べて症状を感じにくいのかもしれません。普通なら症状が出ていても不思議ではないくらい所見があるのかもしれません。それとゆっくり進行する病気なのですが1年以内に進行しているので心配されているのでしょうね。

画像所見が軽症で無症状なら治療はしません。症状があっても軽ければしません。症状があって重ければします。短い間隔で進行しており将来悪化が懸念される場合は治療を検討します。
断片的な回答ですみません。

無症状に場合、私は基本的には待機します。ただし無治療で経過をみていて多少病変が広がってきても治療した結果がかわらないであろうと思われる場合です。進行していてもゴールが一緒ならギリギリまで待とうという考えです。

無症状、軽症状でも病変の広がり具合、進行度からして治療が遅れるとゴールも遅れることが推測されるなら早めに治療を始めることになります。

マラソンは大丈夫とは言い切れません。症状として喀血することがあり、激しい運動は増悪因子となりますので、症状が出てきたら控えるほうがよいでしょう。菌が増えたり進行が早まるということはないでしょう。

投稿時刻 14:00 | 院長 田中

2015年9月5日

内田様、お問い合わせありがとうございます。

5年治療しても効果が得られていないようですが、私も10年くらい治療を続けている方がいます。
その方は10年前に比べると進行はしておりますが、治療していなければかなり進行して呼吸不全になっていたと思われます。この病気は治癒できません。菌を減らし病巣を改善させ、症状を軽減することは期待できますが、治療を続けることで症状は改善しなくても進行を食い止めているだけで継続している方がいます。治療を止めれば確実に進行します。

体力の回復まで止めたいお考えは良くわかりますが、再治療時に同様の効果が得られる保証はありません。
むしろ耐性菌になる可能性があります。

副作用によるものか?この病気によるものかの判断が難しいところです。明らかに副作用によるのであれば止めざるを得ません。この病気が進行して亡くなられる方がいるのも事実ですのでいつかはその経過を現状として受け入れざるを得ないかもしれません。

現在の状態で様子をみられるのが良いように思いますが確実なことがいえません。私は呼吸器内科専門医ですがこの病気の専門でありませんので、たくさん治療を手がけておられる療養所の専門家に意見を聞かれるのもよいかもしれません。

納得のいく十分な回答ができず申し訳ありません。

投稿時刻 14:29 | 院長 田中

2015年9月5日

田中先生

お忙しいところ早速ご返信頂き本当にありがとうございました。
薬を素人判断で勝手に止めるのは危険なのですね。3日前から漢方とプロポリスだけにさせてしまいましたが、先生も仰る通り病院で服用されている薬も飲ませるようにします。

食欲はまあまああるようなのですが体重が一向に増えません。人一倍食べれば体重は増えるのでしょうか?それとも腸内環境を良くする乳酸菌などをなるべく多く摂取すれば薬を服用していてもすこしは体に吸収されるのでしょうか?とにかく体重を少しでも増やさせたいのです。度々で申し訳ありませんが先生のお知恵を拝借できればと存じます。

投稿時刻 21:38 | 内田

2015年9月5日

内田様、体重を増やす方法は食べれればそれに越したことはないですね。

お腹が張ってしまって食べれない、いろんな理由があると思います。少ない量で高カロリーなものを食べるようにしてください。高カロリー食のゼリーやビスケットなどの販売もあります。

腸内環境を整えることは非常に重要です。乳酸菌を摂取することはいいです。ヨーグルトなどの発酵食品を多く摂ることになりますが、最近では乳酸菌製品がたくさん出回っていますので試してみられてもよいと思います。乳酸菌生成エキスがよいと紹介されている本があります。「乳酸菌生活は医者いらず」という藤田教授の本ですが、これも試してみる価値ありそうですよ。

投稿時刻 22:11 | 院長 田中

2015年9月5日

60歳女性の方へ
気管支拡張症がありそこに非結核性抗酸菌の病巣があるものと想定されます。症状の強いときもあったようですし、今は安定しているようですが増悪しやすいです。アブセッサスは予後が悪いとされる菌であり、症状が軽くても治療は早めにした方が良いでしょう。病巣が限局しているケースでは手術で摘出も考慮します。完治はしませんので手術で根治させるのです。

気管支拡張症があると別の菌が混合感染するリスクもあります。専門医に診てもらっているのであれば信じて治療を受けられたらよいと思います。

投稿時刻 22:24 | 院長 田中

2015年9月5日

田中先生

本当に早速のお返事ありがとうございます!あまりに早くてびっくりしました・・。こんな風に話を聞いて頂ける先生が中々いらっしゃらずただ言われるがままこれまできたので喉のつかえが取れたような気持ちです。
食事に関するアドバイス、ありがとうございました!早速実践させます。
本当にお忙しいところ、ありがとうございました。

投稿時刻 22:31 | 内田

2015年9月6日

田中先生

お忙しい中、早速のご返信ありがとうございます。

症状が出ていなくても短い期間で進行が広がっていたら治療することもあるのですね。マラソンは症状が出てきたらやめることにします。マラソン自体が進行を早めていたのか・・・と思っていたのでそこは少し安心いたしました。
フルマラソンは大阪マラソンを最後にしたいと思います。

副作用を考えると投薬になかなか踏み切れませんが、治療が遅れるとゴールも遅れることもある、ということをしっかり認識し、この病気と向き合いたいと思います。

本当にありがとうございました。

投稿時刻 09:42 | 水谷

2015年9月10日

田中先生
ご多忙のところお手数かけます。
45才女性です。昨年秋の健康診断でひっかり、CTにより非定型的抗酸菌症だろう、と言われました。昨年12月より国立系の旧結核病院の専門医にかかっています。菌は昨年冬は出ませんでした。

半年後の今年5月のCT(CT年2回は、嫌だとこれからは言いたいです)では「若干ぶつぶつが減っている箇所がある」と言われました。ただ、痰(黄色のこともあります)がそのころから出るようになったので、痰の検査をお願いしたところ、9月の診察でアビウム菌が2回とも出た、と言われました。

医師は、「薬がクラリスロマイシンともう一つしか適合でないので、他の薬剤を探す」といい、「画像上はごくごく早期だけれど、薬も視野に入れて。10年たっても画像変化がない人が4分の1いるけれど、そうでない場合もあり、どっちになるかわからないから。空洞はないし気管支拡張の所見もない」という話でした。

次回は薬の適合性結果を聞くために9月下旬に行きます。

体調は、痰がからむことがあります。痰が出る、という意味では症状は出てきています。
それより何より、年齢やや子供のことなど考えると気がふさぎます。

担当医師は急がないというような感じでした。
現時点では、自分では「ゆっくり進行するなら、画像所見が悪化しはじめてからでも、投薬治療はよいのではないか」と思っています。
投薬治療による入院(1ヶ月とのことです)や視覚への影響等、恐いです。

長々となりましたが、田中先生のご意見を聞きたいです。
宜しくお願いします。

投稿時刻 12:14 | 匿名希望 N

2015年9月11日

現時点では、自分では「ゆっくり進行するなら、画像所見が悪化しはじめてからでも、投薬治療はよいのではないか」と思っています。と同意見です。

まだ初期なので経過観察でよいと思われ、少し進行したからと言って治療開始が遅れて治療ゴールも遅れるという事がないように思われます。

薬剤の適合性検査中のようですが、あまりあてにならないと専門医から聞いたことがあります。やはり標準の3薬剤で治療するのがよいのではないかと思われます。

投稿時刻 23:44 | 院長 田中

2015年9月12日

66歳男性です。よろしくお願いします。
初めて質問をさせていただきます。6~7年前に非結核性抗酸菌症アビウムと診断されました。
当初より時々吐血し、特に夏のクーラーで体を冷やすと、てきめんに吐血します。
最近は、毎日ではありませんが夜布団に入ったとき、つまり体を横にしたときにせき込んで吐血します。
吐血した日は思い返すと、昼間無理をしたときとか体を冷やした時に、横になるとその症状が現れます。
薬は特に飲んでいません。この病気は体の冷えと関係があるのでしょうか。

投稿時刻 16:24 | 末

2015年9月13日

末さま、お問い合わせありがとうございます。

冷えと出血の因果関係があるのか正直わかりません。
病巣は血管が豊富で刺激により出血しやすい状態になってはいると思います。

生体は冷えると血管を収縮させて体温を保とうとしますので、血圧も上昇します。
ですから局所の血管が収縮することにより血管が破たんしやすくなることは考えられます。
あくまで私の推論となりますのでご了解ください。
体は冷やさないほうが良いでしょう。

投稿時刻 12:05 | 院長 田中

2015年9月28日

はじめまして。私63歳女性です。
田中先生のQ&Aすっごくありがたく拝見しております。

初めて非結核性抗酸菌症(アビウム菌)と言われたのは今から15年ほど前です(会社のドックで)
自覚症状も無く日赤の呼吸器内科で経過観察だったのですが、2年ほど前血痰が出、喀血もあり何回か繰り返す様になりました。それで先生と相談しながら、標準3剤での投薬を始めました。

副作用をとても心配していたのですが、薬を飲めないという事はありません。
ただこれが副作用なのか、病気のせいなのか(田中先生も以前お答えされていたのですが)・・・
投薬は昨年(26年)4月からです。血痰も喀血も1年位ありません。
投薬前49キロあった体重が今46キロです(今年の3月頃から減ってきてます)。今まで数年間体重の増減はほとんど無かったので最近は体重計に上がるのも怖いです。食事量はほとんど変わりないですが倦怠感はあります。それに下痢まではいきませんが1日数回の軟便になり整腸剤を一緒に飲んでます。

3か月毎に通院はしていますが、レントゲンと血液検査は交互です。
日赤とは別に近所のクリニックで定期的に血液検査をしているのですが、最近γ-GTPの値が高くなってきています。ずっと16くらいだったのが20台、30台となりついに基準値を超えて60台になりました。先生は「GOT、GPT等の変化が無いから心配ないでしょう・・・」とおっしゃいます。
薬の副作用だった場合は、薬をやめた後元に戻るものなんでしょうか。
アルコールは投薬開始から飲んでいません。

薬は最低でも2年間は飲んだ方が良いと言われてますので、できれば続けたいのですがこの程度の副作用(?)なら影響ありませんか。

長くなって申し訳ありません。よろしくお願い致します。

投稿時刻 22:16 | NT

2015年9月28日

5月15日に91歳になる母のことでご相談させていただいたものです。肺炎から抗酸菌+-、再検査の結果結核では無かった為、抗酸菌の治療を開始しましたが、副作用が強く、2か月ほど治療なしの入院を続けておりましたが、熱も出ないので退院をお願いしました。退院時(6月末)にクラビット500が処方されました。毎月受診のたびに薬が処方され、調剤薬局の薬剤師さんから、このように長期に処方が出るのは異常だと再三言われて、実は先月一か月服用をやめました。今日また受診して薬剤師さんの言われたことや、抗生剤の長期の服用の不安をお話ししましたが、1年間は服用するとのことで、少し驚きました。副作用については、見ていきます。薬は止めますか、続けますかと言われ、処方をお願いしましたが、年齢的に継続することの不安がぬぐえません。食欲は良好で、熱も平熱が続いております。薬をやめるという事は、転院も考えねばならないのかと、悩んでいます。クラビット500の継続服用について教えて頂ければ幸いです 退院後のレントゲンもよくなっていると言われました 体重は32キロです

投稿時刻 22:52 | 匿名希望

2015年9月28日

NTさんへ
肝機能障害を心配されての質問ですが、γGTPのみの上昇であれば心配ないと思われます。倦怠感はありますが食事量は低下していませんし、そのまま最後まで続けることができればいいですね。
治療が終了して副作用であれば数値は正常に戻るでしょう。

投稿時刻 23:53 | 院長 田中

2015年9月29日

まず抗生物質をクラビット1剤で治療することが良いのかどうかです。おそらく副作用が強かったためやむを得ない方法と考えられますが、耐性菌が出現する可能性があります。

治療をしなければいけないのかが画像を見ていないので疑問として残ります。

量に関しては91歳、32Kgというデータからは500mgが多いように思われます。腎機能が問題なければよいのですが、慎重に経過をみていく必要がありますのでその点をご確認ください。

投稿時刻 00:18 | 院長 田中

2015年9月29日

田中先生

9月10日に投稿しました45才女性です(早速の回答ありがとうございました)。
本日薬剤適性の結果を聞きに行きました。CAM(クラリス)、REP(リファンピシン)前回適合性あり、今回はSTFX、TOB、AMKが適合性ありとのことでした。
「適合性はあてにならないのでは」ときいたのですが「試験管で適合してるんだから、適合していないのよりはききます」ということでした。

医師は、①ごく早期なんで、今、薬でたたいたほうがよいと思う、②今ならよく効くと考える(気管支拡張などがみられていないから)。前の部分の枝状のもやもやを消しておきたい③(私の、「これが先生の奥様や娘さんならどうしますか」との質問に)やりますよ、④別にすぐ、ではないけれど、3月とか調整のきく時期をみて、と言われました。

入院期間は私が、「1か月も無理」といったので2週間ということでした(時期も私が3月か8月と言ったものです)。

次回は12月のレントゲンです。別に入院の段取りもなにも決めていません。

「セカンドオピニオンとりたいんですけど」とは言いましたが、主治医の話をきいて、「治療も仕方ないかな」とも思ってきました(ある程度信頼している、ということです)。

田中先生の答えも有力な選択肢です。「前のモヤモヤが1年後(もしくは5年後も)もこのままなら(悪化しないなら)、1年後(5年後)でも治療開始はいいのではないの?」とも思うわけです。

「治療して完治、病院とはさようなら」ではない病気なので、迷います。

田中先生のコメントがとても心強いので、また書きました(お手数かけます)。宜しくお願いします。

投稿時刻 13:15 | 匿名希望 N

2015年9月29日

田中先生

早々にお返事ありがとうございます。
安堵致しました。

あまり気にせず投薬治療を続けようと思います。

投稿時刻 19:21 | NT

2015年9月30日

28日に母のクラビット服用についてご相談したものです
お返事有難うございました 不安項目が先生のおっしゃるとおりです。退院後の血液検査でも、炎症反応は正常値です。レントゲンも以前からのを除けば影も異常なし。胸の音もよいとの事。主治医のクラビットを1年間も服用しなければならないという基準を何をしておっしゃるのかがお尋ねしてもよく分かりません。再度検査をしていただくとすればどのようなことでしょうか? お忙しい中申し訳ありませんが教えてください。 

投稿時刻 09:28 | 匿名希望

2015年10月4日

はじめましてお世話になります。

3年ほど前に母(60)がアビウムと診断され3錠の投薬治療を始めました。
数年は安定していたのですが、この春先旅行から帰ってきたらひどい血痰と咳が始まり一向におさまりません。
排菌量も増えているようなのですが、せめて咳だけでも止められないでしょうか?

もうひとつ
咳の開始から体重が急激に低下し衰弱の恐れを感じています。
境界型糖尿病の持病でカロリーが多く摂れないため二重苦なのですが、咳が止められないなら止められないなりに摂取した方が良いビタミンなどの栄養素などはありますでしょうか?

母が咳をするたびに気持ちが落ち込みます。
是非よろしくお願いします。

投稿時刻 15:04 | SY

2015年10月4日

クラビットご質問の方へ
再度検査をするとなると喀痰から排菌しているのかどうかですので、痰の培養検査となります。治療をしているので菌が陰性化しており治療を続けることを言われるかもしれません。セカンドオピニオンを専門医に求めてはどうでしょうか?

投稿時刻 18:47 | 院長 田中

2015年10月4日

SYさんへ
咳はカロリー消費量を増やし体重減少につながります。咳止めを処方してもらえればよいと思います。

境界型糖尿病があるとのことですが、今はカロリー制限をせずに好きなだけ食べ、糖尿病が悪化すれば薬で治療をするのも考え方です。糖尿病専門医はこの考えには反対されるでしょうが・・・咳をすることは運動しているようなものですので、運動で消費したカロリーを食べることで補っていると考えればよいでしょう。食事と運動のバランスがとれていればよいと思います。

摂取した方が良いビタミンは特にありません。バランスよく食べてください。咳をすると呼吸筋力が落ちますので筋肉量を意識するのであればタンパク質をしっかり摂ってください。

お肉や魚が多く取れなくても卵や豆、豆腐、牛乳などからも取れますので工夫してください。

投稿時刻 18:57 | 院長 田中

2015年10月4日

田中先生
お世話になります。
アビウム菌が検出されて非結核性抗酸菌症と診断された56歳(女性)です。
まだ治療は始めていませんがここ最近は体調が良くありません。
治療を始めるかどうかまたCTを撮って考えることになっていますが
その病院であまり症例がないのか、先生は当初からセカンドオピニオンを受けるなら受けてみても。。。というような説明を受けています。
やはり専門の病院に行ったほうが良いでしょうか?
大きな病院なのですがこの病気を扱った症例は1年間で10数件みたいです。
やはり東京とかの病院に行ったほうが良いですか?
それとも取り合えず今のところで様子をみて治療の効果があまりなかったり副作用がきつい、などの症状が出てからで良いでしょうか。
関西在住ですので東京とかは何度も通えるところではありません。
宜しくお願い致します。

投稿時刻 21:08 | 上村

2015年10月5日

クラビットを質問した者です、返信有難うございました。先生のお声が聞こえるようで、本当に有難く思います。セカンドオピニオンも考えましたが、高齢の為他の病院受診を嫌うので困ります。
主治医には大変申し訳なく思いますが、しばらくには黙って服用をやめて様子を見たいと思っています
(信頼と不安が交差して苦渋の選択です)

投稿時刻 22:04 | 匿名希望

2015年10月5日

上村様、お問い合わせありがとうございます。

ご心配でしたらやはり専門医に診てもらった方が良いと思います。関西圏でも呼吸器専門医はたくだんいますし、結核の入院施設のある病院でしたら間違いありませんので探してみられるか?今の病院の先生からセカンドオピニオンを受けることができる病院を紹介してもらってください。

経験数の多い病院のほうが、治療途中から変わるより良いと思います。大阪にはいくつかありますよ。

投稿時刻 23:53 | 院長 田中

2015年10月6日

はじめまして、お世話になります。
先月末、民間総合病院に少量喀血で受診したところ、
以前から気管支拡張症があり、非結核性抗酸菌症になっていると、診断されました。胸部CTと造影剤を用いた胸部CT検査の結果、右葉の一部に気管支拡張があり、その周りの血管が少し太くなっているところもあるとのこと。
喀血は少量で、血痰もたくさんでなく、気管支拡張もあるので、経過観察しながら、血痰が出たら止血剤をのむなどしましょう。とのことでした。

喀血については
小さじ半分ほどの喀血が、昨年1月に2回(その直前にインフルエンザにかかった)と今年9月に2回です。でも実は5年位前に夜中に小さじ半分ほどの血が出たことが1回ありました。それも気管支からだったかも。
咳と痰については、
20年位前に、2か月位咳が続いたことがあり、17年前にも2か月位咳が続き、その時初めて痰に線をひいたように血が混じりました。
その数年後副鼻腔炎で、2か月半クラリスロマイシン少量長期服用しました。
それ以後、黄色い痰が時々出たり、疲れたらピンクの痰とか、汚い色の痰が、たまに出るようになり、2年前に気管支運用炎で発熱してからは、黄色い痰の量が増えました。
血が出たり痰が多いので、呼吸器科を掲げている開業医さんに昨年から通い、レントゲンをとって、慢性気管支といわれました。
ただ、CT検査しておいでとも言われず、健康診断での4年前や昨年のレントゲン検査でも異常なしと言われてきました。
長々と書いてすみません。それて、教えていただきたいのですが、
私の気管支拡張症はレントゲンでは見つけられなかったのでしょうか?
それから、私の場合は経過観察でいいのでしょうか?
まだ成人していない子どももおり、この先とても心配です。
病気をまだ受け入れられていない自分がいます。
何かしなくてはと思い、国立の呼吸器専門病院(以前結核療養所だった)のセカンドオピニオンを受けるつもりです。今行っている民間総合病院は、とても評判がいいところなのですが、一昨年の非結核性抗酸菌症の治療実績は20名弱でした。
今現在は、クラリスロマイシン低用量と止血剤2剤の服用を継続中です。黄色い痰に少し赤いのが混じることもありますが、ほとんど黄色のねばっこい痰が、午前中に多いですか、抗生剤を服用しているせいか、一時よりは、痰の量は減っていると思います。以上です。
田中先生、よろしくお願いします。

投稿時刻 21:10 | 匿名 48歳 女

2015年10月7日

質問事項にたいして回答します。

気管支拡張症は単純レントゲンでは明らかな拡張像でないと分かりにくいです。

気管支拡張があり、血痰があるのであれば治療を早期に開始する方が良いとされていますが、血痰がどの程度か?排菌量が多いのか?にもよります。年間数回の程度なので頻度は多くないと思います。

排菌量を確認の上、セカンドオピニオンをぜひ受けてください。専門医の意見に従うのがベストであると思われます。いずれ治療をしないといけない時期は来ると思いますが、すぐにするべきかどうか、画像所見、排菌量、自覚症状を総合的に検討してもらってください。

投稿時刻 13:11 | 院長 田中

2015年10月7日

先生、お忙しいところ、お返事頂きありがとうございます。ここ数日しんどくて、食欲も減っています。なるべく早く専門医の意見を聞きます。
ありがとうございました。

投稿時刻 13:48 | 匿名 48歳 女

2015年11月2日

61才女性です。

20年ほど前に大学病院の呼吸器内科でおそらく非結核性抗酸菌症でしょうと診断され、自覚症状は軽い咳のみでしたので、ずっと経過観察をしてきました。10年ほど前に初めて少量の喀血をしました。なかなか痰を出すことができず、7年前の初めての喀痰検査でアビウム菌が陽性になりました。その後も軽い咳と数年に一度の少量の喀血で経過観察を続けておりましたが、2年くらい前からよく痰がからむようになり、この半年間には3回の少量の喀血があり痰の検査をしましたところ、アビウム菌が+2なので治療を始めましょうということになりました。

治療を不安に思って調べていたところ、田中先生のこのページを見つけました。来週受診して治療を始めることになっていますが、現在不安に思っていることについて田中先生のご意見をお伺いしたくてメールさせていただきました。

副作用が起こった場合やその後の治療等についてですが、たくさんの症例を扱っている病院と、症例数の少ない病院では差が出てくるでしょうか? 20年来診ていただいている現在の主治医を信頼していますし、病院が近いというメリットもありますが、症例数は決して多くはなく、唯一その点が不安です。症例数の多い専門外来のある病院までは片道2時間ほどかかりますが、行った方がいいかどうかで非常に悩んでいます。

お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願いいたします。

投稿時刻 12:48 | 匿名

2015年11月3日

見て頂いている科が呼吸器内科であれば差はほとんどないと思います。と言いますのは症例数の多い少ないはあっても治療法は確立されており、薬剤も決まっているのです。
最近非結核性抗酸菌症のガイドラインも出ましたのでそれにのっとってされることでしょう。
副作用が起こった場合でも20年も診ていただいているのであればベテランですし、大学病院であればスタッフ同士でも情報交換できると思います。
信頼されているのであればお任せになられるとよいと思います。

投稿時刻 23:32 | 院長 田中

2015年11月4日

お忙しいところ早速お返事いただき、ありがとうございます。

おかげさまで堂々巡りをしていた自分の気持ちが吹っ切れました。
主治医を信じて治療を始めたいと思います。

本当にありがとうございました。

投稿時刻 18:32 | 匿名

2015年11月8日

消化器外科で2015年4月に胃幽門部がんで手術し、ステージ2Bのため抗がん剤のTS-1服用しておりますが、骨髄抑制のためここ3週間ほど服用を中断しましたがCT検査で肺の両側上葉の小葉中心性粒状影及び癒合影あり感染症によると診断され呼吸器内科にて単純撮影と痰検査でMAC菌発見され非結核性抗酸菌症と診断されましたがほとんど自覚症状なく経過観察を依頼しました。抗がん剤服用前にはレントゲンでの異常は皆無でしたので明らかに原因は抗がん剤の骨髄抑制で白血球減少のために感染したと考えますが、今後骨髄抑制が無くなれば抗がん剤服用を続けてもよいでしょうか? 4月から2週間服用の1週間休薬で今まで2回骨髄抑制で服用中断しております。普段の生活ではゴルフの打ちっぱなし練習とゴルフコースに出て体調は良好です。 コメントいただけたら幸甚であります。

投稿時刻 18:25 | 山田66歳

2015年11月8日

今は再発予防の抗がん剤治療が優先されるべきでしょうから、骨髄抑制がなければ治療を続けてください。
骨髄抑制が持続する状態であれば感染症が悪化するリスクはありますが、中断しながらされるのであれば
胸部X線像と自覚症状で慎重に経過を見られたらよいのではないでしょうか?

投稿時刻 19:52 | 院長 田中

2015年11月8日

お世話になります。
患者の排菌とアビウム菌について質問させて下さい。

母が肺mac症の闘病中なのですが薬が効かず排菌が止まりません。
SMの筋肉注射はとても痛いと聞いているので負担が大きく踏み出せないでいます。

肺mac症は直接他人に感染しないと窺ったのですが、痰や咳などを経由して家庭内環境が汚染され間接的に他人が感染してしまうリスクはどの程度なのでしょうか?

シャワーノズルなどは根気強く清掃していますが、気にし出したら食器洗いなど水回りが怖くなってしまいました。

高齢の父が同居している事もあり心配です。どうかよろしくお願いします。

投稿時刻 23:05 | VAND

2015年11月9日

田中先生、早速のご返事深謝します。
先生のご意見をベースに11月12日の消化器外科の定期健診時に主治医と相談してきます。

山田66歳埼玉

投稿時刻 20:25 | 山田66歳

2015年11月10日

81歳の父のことでお訪ねしたいことがあります。
現在、非結核性抗酸菌症の培養結果まちなのですが
10/17提出した痰の検査結果が早くて11/30とのことでした。
現時点で判断するのは難しいものですか?

実は、11/5早朝に転倒の為に足を骨折してしまい、
手術が可能かどうか、検査結果が出てからでないと判断できないといわれました。
1ヶ月ものあいだ寝たきりだと、それだけで手術できるものもできなくなるのでは
と不安です。
何か先生に伝えて動いて頂けるすべはないものでしょうか。
勝手な内容なのですが、何かあればお教えください。
よろしくお願い致します。

父81歳の長女

投稿時刻 13:01 | 父81歳の長女

2015年11月11日

菌の同定ができていないであれば画像診断で非結核性抗酸菌症と考えておられるのでしょうね。それとも結核の可能性も考えて手術を待機させているのかもしれないと考えてしまいます。

非結核性抗酸菌であれば手術に影響は少ないと思いますが、結核の場合は感染を考えると手術は2週間でも治療して感染力を低下させてからと考えているのかもしれません。

痰の検査結果待ちとのことですが、培養されない可能性もあります。痰ではなく検体が唾液が多く混じった口腔内成分の場合です。3つの菌種(MAC)に関しては培養を待たずしてPCR法という遺伝子診断法により同定は可能ですが、おそらくされていると思います。MACは血清診断ができるようになりました(キャピリアMAC)、それを検査されているかどうかです。

その他の菌の場合、コロニー(菌集落)が形成されない限り同定はできません。

投稿時刻 00:01 | 院長 田中

2015年11月11日

父81歳の長女さんへ

先ほどの記事で間違いあり、訂正します。MACは3つの菌種ではありません。アビウム、イントラセルラーレの二つです。

投稿時刻 00:14 | 院長 田中

2015年11月11日

いつも診察していただいている先生ではない
整形の先生から言われたことで不安だったのですが、
田中先生のおっしゃるようなことで待っておられるのかもと思えました。
信じてお願いするしかないんだと思いました。

ありがとうございました。

投稿時刻 13:06 | 父81歳の長女

2015年11月18日

MAC菌症の標準治療として薬を3ー4種類服用するようですが1日に服用するのは合計何錠でしょうか?
またその費用は国保3割負担でいくらになるのでしょうか?ご回答いただけたら幸甚であります。

山田66歳、埼玉

投稿時刻 20:02 | 山田66歳

2015年11月26日

山田様、投稿いただいていたのに見落としておりました。すみません。
標準体重でしたら合計一日14錠となります。コストは事務に聞かないとわからないのでまた後日記入します。遅くなり申し訳ありませんでした。

投稿時刻 00:15 | 院長 田中

2015年11月26日

私の職場は20人足らずの女性ばかりなのですが、私を含めて3人(54歳、55歳、51歳)が非結核性抗酸菌症です。
また、私の自宅から徒歩3分のところに住んでいる主人の母(81歳)も非結核性抗酸菌症です。
皆、ここ1~3年で診断を受けました。
この頻度を先生はどう思われますか。

投稿時刻 15:55 | 54歳女性

2015年11月26日

ネットには説明が皆無でしたので失礼ながら先生にお聞きしている次第です。
抗がん剤TS-1を辞めて対MAC菌症の薬を飲むことになるかもかもしれないと
考えて質問させていただきました。多いとは聞いていましたが14錠とは驚きました。
副作用が心配ですが標準治療であれば受け入れざるを得ないとも思います。
薬のコストの件よろしくお願いします、すみません。

山田66歳、埼玉

投稿時刻 20:36 | 山田66歳

2015年11月29日

山田様、コストの件です。
薬には先発品と後発品(ジェネリック)があります。効果は同等と考えてください。
先発品で14日分のコストは2960円です。ジェネリックですと約2200円となります。
28日処方となりますと先発品は5180円、ジェネリックで3670円となるようです。
よろしくお願いします。

投稿時刻 00:44 | 院長 田中

2015年11月29日

発症頻度についてご質問いただいた方へ

返事が遅くになり申し訳ありません。
多いとは思いますが、偶然とも言えます。人から人へは感染しませんのでその点は安心ください。

投稿時刻 01:03 | 院長 田中

2015年11月29日

埼玉の山田です。

薬価の件ご回答いただき深謝します。
TS-1は1か月¥19,000ですので対MAC菌症¥5,000前後に少し安心しました。
貴重な情報をありがとうございました。

山田66歳、埼玉

投稿時刻 22:35 | 山田66歳

2015年12月1日

VANDさんへ、申し訳ありません。ご質問の投稿を見落としておりました。遅れたことをお詫びいたします。
人から人へ感染しませんので家庭内環境を介して間接的に感染するリスクはほとんど考えられません。痰の中の菌が付着や落下しても長生きできず死んでしまうと考えられます。生活で気にすることはありません。
SMの注射は確かに痛いのですが、少量麻酔薬を混ぜておくと痛みは楽ですのでそういうやり方もあります。

投稿時刻 00:27 | 院長 田中

2015年12月14日

11月8日にご相談しました山田です。12月10日に主治医との面談によって誤解が判明しましたので詳細をご説明して再度田中先生のコメントを頂ければ幸甚であります:

1.10月15日:腹部のCT検査[胃の半分切除後6か月]

2.10月22日:上記CT検査結果、肺の両側上葉の小葉中心性粒状影及び癒合影あり感染症によると診         断されました。

2.10月22日:呼吸器科に回され、単純撮影にて肺にうっすらとした白点が見られました。検査のため         痰をとりました。(もっとも普段痰は出ませんので、痰をうまく出せたかはわかりませ         ん。)

3.11月5日:呼吸器科の要請で肺のCT検査で10月22日のCT検査と同じ結果。痰の検査結果は以下        の通り:
        集菌塗抹検査:マイナス
        液体培養判定結果:マイナス
        TRC-TB検査結果:マイナス
        TRC-MAC検査結果:プラス
        ここで医師から非結核性抗酸菌《NTM》の説明がありTRC-MACがプラスと出たので私は         MAC菌症であると理解した。抗がん剤を中止して薬で治療することを勧められたが私は         消化器外科の主治医と相談したいと伝えた。医師は、2回目の痰検査でMAC菌が出れば本        物のMAC菌症だと言われ再度痰を取られた。《実際は痰かつばかわからない。》

4.11月12日:消化器外科で、血液検査でNEUT#が16.6で抗がん剤中止の15.0以上と出たので         MAC菌症治療より抗がん剤の服用を続けたいと伝え主治医も了解した。

5.12月10日:呼吸器科にて単純撮影で肺の状態は前回と同じと診断された。11月5日に取られた痰         の検査結果はすべてマイナスであった。しかし驚いたことに、10月22                日に取られた痰からMAC菌が発見されMAC菌症と思っていたが、医師いわく前回10           月22日にとった痰の検査ではMAC菌は発見されず、遺伝子が痰に含まれていたのだ           と説明された。どうやら真正のMAC菌症ではないようだと私なりにほっとした。し           かし2回とも痰ではなく単なるつばだったかもしれないので3回目の検査をしても           らうべく自宅で痰がでる可能性があるので容器を借りた。医師いわく今度もMAC菌           が出なければ単純撮影で少し影があるのだから肺には何らかの異常があるので2泊           3日で気管支鏡で検査するべきと言われた。
         
  今までの経緯から、このまだ若い呼吸器科医師はほとんど自覚症状がない私に積極的な治療を施すつも  りで経過観察という選択肢がないようで怖くなってきました。抗がん剤とMAC菌症用の薬を同時に服用  もできると言います。
  田中先生、私は抗がん剤の副作用で肺に少しの影があるだけであと半年で抗がん剤服用も終わりますの  でその後は肺の影も消えるかこのまま重症化することはないと考えております。もっとも単純撮影は定  期的に続けて経過観察と自覚症状の変遷は見守っていくつもりです。田中先生のご意見を頂ければ幸甚  であります。

山田66歳、埼玉

投稿時刻 01:42 | 山田66歳

2015年12月14日

以前に質問させていただいたものです。また田中先生にコメントしていただきたく投稿しました。
呼吸器専門病院に転院し、11月に気管支鏡検査をしました。これまでの痰、胃液、気管支鏡検査による洗浄液も含め、非結核性抗酸菌は検出されず、右中葉のみの気管支拡張症と診断されました。少量の喀血は昨年2回、今年2回ですが、今年の9月末依頼、血痰が毎日出ます。濃い血の色から、薄い朱色、マーブル状まで色々です。退院すぐの1週間は血痰は出なかったのですが…。
抗生剤で血痰がよくなることもあるからと、エリスロシンを処方され10日ほど服用しましたが、血痰はなくならないし、胃薬を複数飲んでも胃はよくならず、体調悪くなってしまい、服用中止しました。アドナとトランサミンを服用してもよくならないので処方されていません。毎日の血痰は気にせず、時々胸を冷やしたりしてしのぐか、胃が悪くてしんどくなっても、再びエリスロシン服用再開するか、どうしたらいいでしょうか?
今月末に呼吸器専門病院の受診予定です。
以前、100㍉㍑ぐらいの血痰が出たら問題だけど、痰に血が混じるくらいなら、大丈夫と総合病院の先生にいわれたことがあるのですが…。
先生お忙しいところ申し訳ありませんが、コメントをお願いします。

投稿時刻 12:25 | 匿名 48歳 女

2015年12月18日

すみませんが先に済ませたい用件で多忙のため回答を20日までお待ちください。ごめんなさい。

投稿時刻 00:32 | 院長 田中

2015年12月20日

返事が遅れて申し訳ありませんでした。

3つのサンプルから検出されなかったのであれば、非結核性抗酸菌症は考えにくいでしょう。

出血の原因が拡張した気管支由来と考えられますが、量が多くなければ自然止血することもありますので様子をみますが、量が多くなった、長引くということであれば気管支動脈塞栓術をすることがあります。
原因となっている動脈を塞いで止血する方法ですが数日入院は必要です。

エリスロマイシンは感染症があるのであれば続けてもよいのですが、止血の目的だけでは意味がないように思います。試してみてもよいと思いますが効果がないようでしたら中止します。

呼吸器外来でご相談ください。

投稿時刻 23:56 | 院長 田中

2015年12月21日

山田様、返信が遅れたことおわびいたします。

文章の中でTRC-MACのTRCの意味がわかりません。PCRでしょうか?文章の流れから遺伝子診断ではないかと推測しております。PCRでMACが証明されましたらまず間違いなく菌は存在します。ただし陰影が感染症であってその感染源と断定できるかどうかです。まったく異常がないのにサンプルから検出されることがまれにあるようです。何らかの原因で混入したという説があります。8週培養で培養される可能性がありますのでその結果を待たれてもよいと思います。

もう一つの診断法として血清診断、キャピリアMACがありますが受けられたでしょうか?

あと半年で抗がん剤治療が終わるのであれば、経過を慎重にみながら陰影が悪化し、塗抹でも菌が検出されるようならその時点で治療を開始しても手遅れになることはないと思います。

投稿時刻 00:16 | 院長 田中

2015年12月21日

田中先生、お忙しいところコメントいただき、ありがとうございました。毎日たくさん出る痰、時々の咳き込み、これからの病気とのつきあいとか、不安なこともたくさんありますが、田中先生のご意見をうかがえて少し心が楽になりました。ありがとうございました。

投稿時刻 11:26 | 匿名 48歳 女

2015年12月22日

埼玉の山田です、ご多忙にもかかわらずご返事いただき感謝いたします。

ネットではTRCとPCRの違いは下記の様に説明されております:

(自動化たTRC 法はPCR 法と同等の検出性能を有し,簡便に短時間で結果が得られる結核および肺MAC症の迅速診断に有用な検査法である。)

キャピリアMACというのは初めて聞きました。血液検査につきましては10月22日にT-SPOT診療《結核)は陰性、MAC抗体はマイナス、濃度0.50と判定されました.主治医はそれでもいるかもしれないと言っておりました。
田中先生が言われる血清診断キャピリアMACと私の受けた血液検査は別物でしょうか?

痰の検査ではMAC菌は発見されず、遺伝子が痰に含まれていたという主治医の説明は真正のMAC菌症ではないと私なりに判断してよいのでしょうか?MAC菌が発見されず遺伝子が含まれていたというのはどういう意味なのでしょうか?

現在自覚症状がなく元気に生活している状態で、CT検査で肺に小さな白点、単純撮影で肺に少し影があるという状況ですが、何も治療しなくても将来これら白点と影が消えるという可能性はあるのでしょうか?白点と影があるのだから何らかの治療をしなければこれらが消えることは絶対ないと言えるのでしょうか?

また、MAC菌症の薬とTS-1同時に服用しても問題ないのでしょうか?

質問が多くてすみません。ご返答いただければ幸甚であります。

山田66歳、埼玉

投稿時刻 00:02 | 山田66歳

2015年12月23日

山田様、TRCとPCRの違いについて解説いただきありがとうございました。病院での第一線を離れてからは遅れをとっていると痛感しております。

キャピリアMACは抗体をみているので、MAC抗体と同じものと思われます。陽性であれば感染があるといえますが陰性だから感染がないとは言えませんが確率は低いですね。

喀痰でMAC菌が証明されず、遺伝子で証明されることはあります。遺伝子レベルでは非常に少ない菌量でも検出するのです。レントゲンで陰影がなくても遺伝子のみ検出されることがあり判断に困ることがあります。

問題は微量でも菌が存在し病原性があるのかどうかです。菌は存在しても病原性がなければ治療する必要はありませんし、稀ではありますが何らかの理由で検体に混入するケースもあるようです。気管支鏡でカメラを介して混入した可能性を読んだことがあります。水を介して混入する可能性も否定できません。

相談症例では陰影部分が感染しているのかどうかですが、MAC症とは言えず今のところ経過観察でもよいと思います。この陰影が消えるかどうかはわかりませんが、慎重に経過を見てください。

MAC症治療とTS-1の併用はどうしても治療が必要な場合を除いて安易にすべきではないと思います。
もし副作用で肝機能障害が出現したらTS-1も止めざるを得なくなります。ただし、発熱や出血などのコントロール上MAC症の治療上有益性を考えて投与するのであればやむを得ないでしょう。TS-1との併用ではありませんが他の抗がん剤との併用が問題なく投与できているケースはあります。

投稿時刻 00:39 | 院長 田中

2015年12月27日

田中先生、貴重なご意見と情報を頂き感謝に耐えません。
主治医には定期的な単純撮影を続けながら慎重な経過観察をお願いするつもりです。
主治医以外にご相談できる医師がおられることは何よりも心強いです。
ぶしつけながら、今後ともご相談に乗っていただければこの上なくありがたいです。

山田、66歳埼玉

投稿時刻 23:31 | 山田66歳

2016年1月6日

お世話になります。

61歳の母親が10年ほど前に肺mac症と診断され、一昨年のCT撮影により悪化が確認されたのでガイドライン通り三錠治療を始めて20ヶ月ほどになります。

幸い今のところ副作用は無いのですが、昨年春に急に咳や血痰、体重の著しい減少(50→40kg)が認められ、昨年秋になってその傾向がさらに強くなりました。

冬の診断で今後の治療について相談したところ「薬が効いてるのか分からない」「SM注射は知らない」など、治療方針について変更無しの一点張りでした。

CTの影を見るに病気の進行は中度から重度らしいです。
呼吸器科の先生ですが肺mac症の専門医ではありません。

教えてください。

①20ヶ月も投与して効果の有無が判断できない事があるのですか?
②注射や薬の変更などに否定的なのですが、セカンドオピニオンを考えるべきでしょうか?

よろしくお願いします。

投稿時刻 20:44 | 元気玉

2016年1月7日

元気玉さんへ

CT陰影にて進行しているのであれば効いていないということになりますが、治療を中止するとさらに進行する可能性があるので、継続しているのが現状ではないでしょうか?
あとは痰の検査で排菌量を確認すれば効果判定ができます。

無効例や副作用のために使えなくなった場合にストレプトマイシン併用、ニューキノロン系抗生剤に一部変更して投与している症例もあります。

呼吸器科の先生でも癌が専門であったり、感染症が専門であったりと個々に違いますので、結核の病床を持っている病院であればMAC症治療にも経験豊富と思われます。
セカンドオピニオンをご検討ください。

投稿時刻 21:27 | 院長 田中

2016年1月10日

田中先生

9月に相談させて頂いたNTです。その後、薬剤師さんに勧められたジェネリックから元に戻して頂いたら調子が良いようです。薬剤師さんは「そんなはずないんですけどね」と仰ってましたが、このまま今の薬で続けようと思います(リファンピシンカプセル、エサンプトール、クラリシッド錠)

ところで今日はインフルエンザのご相談なのですが、先週末より娘がインフルエンザに感染し、部屋に隔離状態です。食事の上げ下げは私がやっております。(昨日から熱は下がった様です)
消毒等かなり気を遣っておりますが、体の節々が痛くなり先ほど熱を測ったら38度近くあります。予防接種はしましたが、通院している病院は車で1時間はかかります。近くの内科医は呼吸器専門ではありません。もしこのまま熱が下がらない様でしたら(インフルエンザでしたら)処方された場合、タミフル等治療薬と一緒に服用しても大丈夫なのでしょうか。

ちなみに、娘はタミフルとロキソニンを処方されています。

明日もお休みなので、不安になって田中先生を頼った次第です。

すみません、よろしくお願い致します。

投稿時刻 16:28 | NT

2016年1月11日

NTさんへ
もしインフルエンザであった場合、タミフルハ5日間の内服で併用は問題ないでしょう。
心配でしたら吸入剤(リレンザ、イナビル)を希望してください。
診察医の判断でよいと思われます。

投稿時刻 14:47 | 院長 田中

2016年1月11日

田中先生

早々にありがとうございました。
夕べ早めに就寝し、今朝熱を計りましたら36度5分と平熱に戻っており、体の痛みも無くなりました。
単なる風邪だったのか、インフルエンザが軽く済んだのか分かりませんが、今日はこのまま様子をみたいと思います。

先生からのご回答を頂き、安心しました。
本当にありがとうございました。感謝です。

投稿時刻 15:34 | NT

2016年1月11日

田中先生 こんにちは。私は現在68才です。62才くらいに非結核性抗酸菌症と診断されて呼吸器科のある総合病院に行きそこで気管支拡張症と言われました。肺に2カ所穴があいていて一生治らないとの診断を受けて6年になります。その間、時々の血痰と咳に悩まされていながらもこれっといった治療もなかったのですが、昨年の10月頃にそろそろ、治療しましょうかと クラリス錠200、リファンピシンカプセル、エサンプトール錠を処方されました。とりあえず2週間のんで大丈夫だったのでまた、1ヶ月分処方されて高いのでジェネリックにしたのがだめだったのかジェネッリク飲んで2日後に、すごい副作用が出て身体中薬湿で熱も38度と多形紅斑との病名で10日入院しました。
入院中は不思議に咳と痰がなく楽でした。そんな事で3種類の薬が怖くて飲めません。退院後バッチテストもしましたがどの薬が原因かわからないのです。そんな訳で田中先生の所で清肺湯は処方して頂けますか
気休めかも知れませんが咳と痰が少しでも楽になるなら伺いたいと思います。お時間のある時にお返事お待ちしています。長々とすみません。

投稿時刻 17:50 | 68才の女性です。

2016年1月12日

68歳女性の方へ
ジェネリックが原因かもしれません。現在は先発品を内服されているのでしょうか?
清肺湯は咳や痰の症状を緩和できると思いますが、他院で治療中に処方してもよいか主治医に確認されたほうが良いでしょうね。清肺湯は薬局でも購入できますので試してみて良ければ主治医に申告して処方してもらうという方法もあります。

投稿時刻 00:16 | 院長 田中

2016年1月12日

田中先生 早々のお返事ありがとうございます。ジェネリックが原因ですか!!そうでしたか。
今は、怖くて先発品も服用しておりません。主治医の先生が十全大補湯と言う漢方薬を出してくださってるのですが飲んでも、もちろん咳や痰はおさまりませんが何故かこの漢方は血流が良くなるのか血痰がよく出るのでしばらく飲んでいません。今度2月1日まで病院には行かないので薬局で売っているなら試してみます。お忙しい中本当にありがとうございます。又、宜しくお願いいたします。

投稿時刻 19:24 | 68才の女性です。

2016年1月19日

イロイロ調べていたら、このページにたどりつき質問させていただきます。
85歳の母がこの病気に罹患しました。
一昨年、肺のレントゲンで影が見つかり専門病院に行くように言われ、この病気が発見されました。
エリスロシンとムコダインを飲み続けています。
昨年2回ほど血痰があり、都度CTで検査していただきましたが、急激な悪化もないということで、
同じ薬を飲み続けています。
かかりつけの先生は、高齢だし、副作用も考えれば、現状、痰から菌も出ていないので様子見がベストではと言われています。そのことについては納得しています。
ただ、今後、症状がひどくなった場合は、4薬投与も考えたいのですが、副作用が出た場合、投薬中止すれば、副作用ででた症状は改善されるのでしょうか、それとも、それ以上ひどくはならないが、改善は
されない・・のでしょうか?
あと、今、京大や福大病院で副作用の少ないグレースビットが、この病気に効果があるのではと臨床試験的に投薬されているようですが、副作用が少ないのであれば、効かなくてもともととして飲んでみるのも良いのでは?と思っていますが、先生は、この薬についてどう思われるでしょうか?
お時間にゆとりあるときで結構ですので、ご意見伺わせていただけましたら幸いです。

投稿時刻 21:43 | たかし

2016年1月22日

たかしさんへ お母さまのこと、ご心配と推察いたします。

高齢ですし、排菌がなく画像診断ですので現状の治療でよいと思われます。
ひどくなった場合、3剤または4剤で治療をすることも可能だと思われますが、その時の全身状態によるでしょう。副作用が出た場合に止めると副作用が改善するとは限りません。エサンブトールの視力障害とストレプトマイシンの聴力障害は改善しません。視力に関してはほとんど見えなくなってしまう方もいます。

グレースビットに関してはニ人に処方しております。これはエサンブトールが副作用で使えなくなったために切り替えたのです。効果はあると実感しております。副作用は少ない印象ですが、試しに内服するにしても単剤ではなく多剤併用が基本だと考えます。単剤ではいずれ効かなくなるリスクがあります。

どうしても他の薬剤が使えない状況では仕方ないのかもしれません。

投稿時刻 00:24 | 院長 田中

2016年1月22日

お忙しい中、お時間を割いて、ご意見いただきありがとうございます。
グレースビットを使うにしても多剤併用となると、そう簡単に試すという
感覚ではダメなようですね。
かかりつけの先生にも、いずれ相談してみます。
貴重なご意見を参考にさせていただきます。
本当にありがとうございました。

投稿時刻 16:45 | たかし

2016年2月2日

田中先生 こんにちは。以前ご相談させて頂きました、68才の女性です。清肺湯は近くの薬局にもなく、今は、何もお薬を服用しておりません。この2・3日は痰と咳があまりなくて毎日の生活が楽です。昨日、通っております病院に行ってきました。清肺湯を処方してほしいとお願いしたところ、先生は清肺湯のお薬の事はご存じなかったようです。診察中調べられたらありますね・ツムラからでている薬ですね・・と言うことで処方お願いしたところ、うちの病院では処方できないようですね・・と言われ、とりあえずはエリスロマイシンを夜1錠服用で様子をみるって感じで昨日は帰って参りました。先生に、清肺湯を服用したいならどうすれば良いか伺ったら、個人病院に聞いて見てくださいとの事でした。それで、少し遠いですが近いうちに是非先生のクリニックに伺いたいと思っております。その節は宜しくお願いいたします。

投稿時刻 15:30 | 68才の女性です。

2016年2月20日

去年は、食道癌の主人のことでたいへんお世話になりました。

以前、お話しました私の肺マック症のことで悩んでいます。
主治医の見解では、私の症状は、小・中・重症のなかで、小と中の間のようです。まだ、肺が元気なうちに薬の服用をしたほうがいいと、今、言われています。
田中先生のところへ今までのデータを持っていきたいのですが、それも言い出しにくく、どうしたものか悩んでいます。
私としては、田中先生のご意見を伺いたいと思っています。
次回の診察は、4月の15日です。この日から、薬の服用を考えるようにいわれています。
今のところ、症状はないです。

投稿時刻 20:14 | 59歳 佳子

2016年2月21日

佳子さんへ
治療をする時期については先生によって見解が違います。主治医であるK先生に紹介し、治療を勧められましたが、あれから2年治療せずに経過をみている患者さんがいます。治療することも間違ってはいませんし、経過をみていることも間違ってはいないのです。私はあなたの主治医ではないので今はK先生が一番病状をわかっておられると思うのです。経過を見ていますので。私は現在のワンポイントだけでは判断が難しいですが、経過を見せていただくことを言いにくいでしょうから、まず今の状態だけでしたほうが良いかどうかの判断をさせていただけませんか?レントゲンは撮影させてください。

投稿時刻 23:09 | 院長 田中

2016年2月22日

ありがとうございます。
行かせていただきます。

投稿時刻 20:06 | 59歳 佳子

2016年3月3日

初めてメールさせていただきます。60歳女性です。
非結核性抗酸菌症の治療をするかどうか迷っております。

10年位前から人間ドックで、右肺に斑状影があり、毎年ドックで経過観察の判定でした。
2014年の人間ドックで要精密検査になり、痰の検査を受けましたが痰が出ないため、呼吸器専門病院を紹介され、昨年2月に気管支内視鏡検査を受けました。
M.アビウム(+)でした。気管支拡張もあるとのことでした。病気の程度は中期といわれました。
影は、右側中肺野にあるのと、左側にごく一部あります。
症状はなく、3か月ごとにレントゲンを撮ってきました。
このところ起床時に若干胸が張るような感じがあり、1ヶ月前に一度、息を吸うと胸に痛みがあり、先日の受診の際、そのことを主治医に伝えましたら『レントゲンの画像に変化はないが、治療開始のタイミングかもしれない。』と言われました。
当初から『年齢的に、どこかのタイミングで治療をする必要がある。』と言われていました。

治療をしても影は消えないかもしれない・治るのではないが症状が軽くなる・菌の量が減るかもしれない・若い時のほうが体力があるのでよい・等の話と、副作用の説明を受け、3種類の薬を処方されました。
薬の量に驚きました。自覚症状があまりないのに副作用を心配しながら2年間飲み続けなければならないのか・・・体力がある今、治療をするほうがよいのだろうか・・・など迷っています。
また、副作用の視力低下について薬をやめたら戻るのか主治医に質問すると『可逆性があるようなので、服用をやめたらもとに戻る』と言われたのですが、田中先生はもとに戻らないと書かれておられるのを先ほど読んで、えっ?と思いました。。

田中先生のご意見を伺いたくよろしくお願いいたします。

投稿時刻 23:38 | HK 60歳

2016年3月5日

エサンブトール視神経症が発症すると直ちに薬剤を中止することで改善する場合がありますが、私の経験では中止が遅れたためにかなりの視力低下をきたしています。もとに戻りにくい症例があることは事実です。
1か月ごとに眼科で診察を受けることが必要ですが、眼科の先生によっては2~3か月ごとの診察にされているケースもあり、診断が遅れるケースがあります、視力障害に心配があれば直ちに受診するように伝えています。改善するとは書いてありますが完全に元に戻るとは限らないと思われます。

投稿時刻 00:43 | 院長 田中

2016年3月5日

田中先生、お忙しい中ありがとうございました。
視力障害への対応についてよくわかりました。田中先生のクリニックが通院できる距離であればと残念でなりなせん。
主治医は治療に積極的な考えだと思います。症状がなかったことと、私がパートで働いていることもあって経過観察でお願いしていました。今回、炎症のある位置の胸のはりと痛みがあり、治療をすすめられ了解しましたが、副作用は強く出て、効果が出なかったらと考えると躊躇しています。胸痛は一度だけで、現在は起床時の胸のはりしか症状はありません。
呼吸器専門病院の医師であり、治療を受けるべきかとも思うのですが、決めかねています。
田中先生はどのようにお考えでしょうか?

投稿時刻 15:46 | HK 60歳

2016年3月6日

画像に変化がみられていないのであれば無治療でもうしばらく経過をみるのも間違ってはいません。
ただ私は画像を見ていませんので正確には判断できません。
まったく副作用がない方もいますし、それほど神経質になられる必要はないと思います。
主治医は1年前より経過をみており、治療のタイミングを計られたのだと思います。
呼吸器専門医の主治医を信じて治療をしてみてもよいのではないでしょうか?

投稿時刻 18:10 | 院長 田中

2016年3月7日

田中先生
そうですね、私は悪いほうへばかり考えて神経質になっていました。気持ちが楽になりました。
本当にありがとうございました。

投稿時刻 19:23 | HK 60歳

2016年3月15日

51歳女性です。よろしくお願いします。
既往歴はシェーグレン症候群と3年前からの咳だけの喘息です。
喘息は中等量の吸入ステロイドで一旦治まりました。
吸入は今も続けています。
昨年1月から突然緑っぽい痰と咳が始まりました。
2か月後にレントゲンと痰の培養をしてもらいましたが、レントゲンは異常なく、痰はアスペルギルスだけが検出されました。
ドライマウスのせいでアスペルギルスが出たのだろうと言われ、抗アスペルギルス抗体は陰性でした。
昨年10月に撮ったレントゲンも先月の聴診も異常なしとのことでした。
今もずっと咳と黄色い痰が続いていますし、抗酸菌症になった膠原病仲間が何人かおられるので心配です。
病院はとても混んでいて言い出しにくいのですが、CTなどの検査をお願いするのは良くないでしょうか?

投稿時刻 17:07 | 榎本

2016年4月7日

治療するかどうか迷いながら開始した67歳の女性です。宜しくお願いします。
3年前に空洞があり非結核抗酸菌症と診断されましたが、薬の副作用が怖くて今日まで何もしていません。というのも咳もなく、痰もでませんし体重も減少しておらず、快適な生活を過ごしているからです。しかし、今年に入り、気になって病院に行ったところ、大きくなっているので薬を飲んだほうが言いといわれ、昨日から3種類を服用しております。副作用は今のところ判りません。気管支鏡検査も受けました。薬で良くなるか、また悪くなるかもしれないと言われました。20年先を見過ごして、治療を始めたほうが言いと。今元気に過ごしているのに、20年、30年も先のことを考えて副作用のある薬を飲まねばならないのかと、正直なところ疑問に思っています。先生はどのようにお考えになるでしょうか。長くて本当に申し訳ありませんが宜しくお願いします。

投稿時刻 18:14 | NT  67歳

2016年4月9日

3/15ご質問の榎本さんへ、見落としており回答できずに時間が過ぎてしまい申し訳ありませんでした。
胸部レントゲンで異常がなければCTまで撮らなくても良いかと思われますが、アスペルギルスが多く排菌されるようなら撮影しても良いかと思います。発熱、血痰の症状も然りです。
それとこれは採血項目になりますが、βDグルカンを測定して活動性の参考にすることもあります。

投稿時刻 17:13 | 院長 田中

2016年4月9日

NTさんへ
空洞病変がある症例では積極的に治療をする方針となっております。3年間の経過でどの程度大きくなっているのかがわかりませんが、治療を開始される判断材料になったことは事実でしょう。そのスピードから今後も大きくなる予測、70歳を超えると治療が難しくなる点を考慮されたのではないでしょうか?20年先というのはオーバーだと思いますが、治療をいずれしないといけない症例と判断されたものと推察します。
菌量についての情報がありませんが、それも参考にされた可能性はあります。

投稿時刻 17:20 | 院長 田中

2016年4月9日

58歳女性です。初めての相談です、よろしくお願いします。
5年前に健診で要精検となり、結核病棟のある病院で気管支鏡の検査を受け、マック感染症と診断されました。
特に症状は無かったので、最初に健診を受けた病院で半年に1度の経過観察を行っていましたが、昨年の2月に突然喀血しました、驚きもあったので多量に感じ、先生には100cc位・・と報告しましたが正確ではありません。
仕事をしている為すぐに3剤の服用を開始し、喀血後10日間ほどは胸がゴロゴロする感じがあったのですが、そのような不快な症状も消え、3ヶ月に1度の検診を行いながら服薬開始から1年が経過したこの2月の検診時に先生より、特に症状も無いようなので服薬を終了しましょう、と言われました。
薬を飲んでいるという安心もあり、小さな事は気になっていなかったのですが、いざ薬を終了と言われると不安になり、とりあえずもう3ヶ月だけ服用したい、と希望して処方をしてもらいました。
今月末にまた検診にいくのですが、やはり服薬を中止することに不安を感じます、田中先生のコメントを拝読していると2年は服薬した法が良い、とのコメントをされていますが、1年3ヶ月で終了しても問題はないのでしょうか・・?担当の先生は長く飲んでいると効果が無くなる心配がある、とおっしゃいます。
現在の症状は、たまに淡がからんだような感じがしたり、仰向けに寝た時に少し胸が重い感じがしたり、いずれも確かな症状ではありません、レントゲンは白いモヤモヤが少し改善されているらしいです。
田中先生のご意見を是非聞かせて頂きたいと思います。
宜しくお願いいたします。

投稿時刻 21:24 | KK

2016年4月10日

49歳女性です。2005年の健康診断で肺の影で要検査となり気管支鏡でMacと確定となり治療を3剤で始め1年半服用後治療を終了  定期検査で再発の為1年後に治療を再開 8ヶ月後に再発  三度目の治療開始 目に副作用 薬が効いているかの検査で抗体が出来ているので投薬はエサンブトール中止 体重減少と炎症数値が高く肺の空洞や影が広がっているのが進行を遅くする事が出来ないからと今年の1月からストレプトマイシンの注射を50回の予定で週2回打ってます。 

打ちはじめてからは炎症数値は下がってきて、怠さや胸の痛みや熱っぽさは取れてきてますが打ち終わったらまた元に戻ったらと思うと心配です。

治ることは無いのは解っていますが不安です。

エサンブトールに代わる3剤治療とエサンブトール治療開始時にもう一剤追加で四剤を飲んでいます。

投稿時刻 22:23 | パンダスミレ

2016年4月12日

お返事有難うございます。気管支鏡検査の結果は1か月後ということで、5月になるようです。担当医はあまり説明をされません。私は症状がないので、副作用があったり、服用しても効果がないかもしれないと言うのでしたら服用したくありません。ゆっくり進行するのであれば、経過観察ということでは駄目なのでしょうか。また、1年位の服用で空洞がなくなるのでしょうか。空洞があっても、症状がないのだったら様子みでいいのではと思うのですが。前回と同じような質問かもしれませんが屋炉しくお願いします。

投稿時刻 19:40 | NT  67歳

2016年4月13日

お忙しい中ご回答本当にありがとうございました。
過去のQ&Aも非常に参考になり、感謝しております。
発熱も血痰もないので、様子をみながら病院で診ていただきます。
不安はありますが、それに負けないように頑張ります。

投稿時刻 09:40 | 榎本

2016年4月13日

NTさんへ
私の考えでは無症状の場合、専門医が治療をしたほうが良いと薦めても経過をみているケースのほうが多いのは事実です。空洞があっても痰が出ないまたは喀痰から排菌していないのであれば慎重に経過をみています。
気管支鏡では検出されるでしょうが、その菌量がどの程度でしょうね。
今回ゆっくり進行していると判断するのか、早く進行していると判断するのかで治療するタイミングは違うと思います。
画像をみていないのではっきりとはいえませんが、急がなくてもよい印象をうけます。
呼吸器専門医で診てもらっているのでなければセカンドオピニオンをご検討ください。
診療情報、資料を提供していただき相談ください。

投稿時刻 22:19 | 院長 田中

2016年4月13日

KKさんへ
治療期間は以前より2年が妥当とされていました。最近では菌が陰性化しているかどうかの判断も考慮されるようになり、陰性化してからさらに1年が望ましいです。
また空洞病変がある場合も1年延長が良いと書いてある文献があります。
相談者の場合、菌が陰性化しているのかどうかもご確認ください。
副作用がないのであれば2年でも良いと思うのですが・・・・耐性菌の心配は確かにありますがそれは再燃した場合に心配することであって現在治療中に経過が良いのであれば心配しても仕方がないように私個人は思っております。
この意見にはご批判もあるかもしれません。

投稿時刻 22:32 | 院長 田中

2016年4月13日

パンダすみれさんへ
SMは強力な抗菌作用を有していますので効果が出ているようです。ただし聴力障害の副作用がありますので定期的に耳鼻科を受診して聴力検査を受けてください。

投稿時刻 22:39 | 院長 田中

2016年4月14日

このページに出逢いご縁を感じています。
6年前位より人間ドッグで非結核性抗酸菌症の診断。特に症状もなく菌も出なかったので経過観察しておりました。3年前ドッグでtca19-9の値が上がり消化器に異常がないので、抗酸菌症のせいかもしれないと今年、2月改めてCTをとった所、1年前より大きくなっている1.3ミリほどの腫瘍らしきものが見つかり、右胚葉上部の摘出手術を勧められました。ただ、抗酸菌症の病巣が隣接している為感染症が怖いそうです。又せっかくの手術なので、中葉部の抗酸菌病巣も切除の予定です。
所が、手術まじかになった先日、この腫瘍は切ってみたら抗酸菌症の影の可能性もありとの見立てる呼吸器内科医のご意見がありました外科医は明確な答えはだせない。自分で手術するかどうか決めてくださいとの事。腫瘍はするガラス状で、初期のようです。昨年に比べ3〜5ミリ大きくなっているので、やはり早めの切除を進められます。
手術により抗酸菌症が悪化する可能性はありますか。また、ガンと抗酸菌症の影とはそんなに見分けがつきにくいものなのでしょうか。
手術は2週間後にせまった一昨日、突然ゲホゲホと咳がqでたとおもったら結構な鮮血が。
昨夜と今朝方も粘液の混じった喀血でした。こんなの初めてです。
胸のまん中がヒリヒリしますが他は変わりなく普通ですごせています。
手術を決めているのに色々不安でいっぱいです。
ちなみに痰からは菌が出ていません。
この情報でご判断は難しいでしょうがせんせいのご意見を少しでも頂戴できれば有り難く存じます。64才の女性です。

投稿時刻 13:46 | ポカポカ陽気

2016年4月14日

早速のお返事本当に有難うございます。本当に勇気づけられます。医師から「陽性がでております。あなたの場合は早く進んでいくタイプです。将来のことを考えて手術をお勧めします」と言われました。気管支鏡検査の結果がまだでていないので、本日2週間分の薬を持って帰りました。その後は1か月単位らしいです。が、私はもう薬を飲む気はありません。服用して必ず直るわけでもないですし、ましてや、副作用がでれば何をしているのか分かりませんから。それに、服用することでストレスを感じております。通院している病院は結構大きい呼吸器内科です。私は毎日30分のウオーキングと水泳、スポーツジムなどに行っており、今とても快適に過ごしていますので、症状がでるまでこの生活状態を継続したいと思います。それでいいでしょうか。

投稿時刻 14:50 | NT  67歳

2016年4月14日

NTさんへ
空洞病変があり、限局しているので手術を考慮されている、進行が早い点より治療を開始されている。この判断は間違っていないと思われますが、その時期が正当かどうか、もう少し待てるのかどうかの判断は分かれるところです。
私が待機させている方は症状が軽い方で進行がゆっくりです。
私はあなたの画像を見ていませんし、経過もわかりませんので治療方針決定に意見を述べる立場にはありません。参考までにしてください。
私は患者さんと治療するかどうかを話し合っております。信頼関係があればこそ納得できることでしょう。治療しないで様子を見たいという患者さんの意思も尊重すべきと思いますが、よく話し合うことが肝心です。
主治医と納得できるまで説明をしていただく、大きい病院ということですので難しいかも知れませんが、結核療養病院のように経験が多い専門医にセカンドオピニオンを求めても良いと思います。
副作用の心配は確かにありますが、そのまま治療を続けることができたり、薬剤を変更して治療を続けることもできます。今の生活を維持できることもありです。
求めておられる回答ではないかもしれませんがご了解ください。

投稿時刻 21:35 | 院長 田中

2016年4月17日

1年半前にレントゲンとCT検査で非結核性抗酸菌症と判断されました。咳や痰などの症状はありませんでした。
その時から3種類の薬を服用しています。
伺いたいのは、陶芸を趣味としています。陶芸の土も抗酸菌症には、良くないのでしょうか?また
カビも抗酸菌症には良くないのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

投稿時刻 17:33 | 匿名希望 S

2016年4月17日

ぽかぽか陽気さんへ
すりガラス状の陰影で大きくなっている、でも手術以外に診断を確定させることができない、近くに非結核性抗酸菌症の陰影がある、といった状況ですね。
手術では迅速診断といって手術中に組織検査をして迅速診断できますので、その結果で切除するのかどうかを決める場合があります。抗酸菌症の病巣も切除するのであれば問題ないと思われます。手術で菌が散らばったりすることを心配されているのかもしれませんが、病巣の場所を特定して切除するので大丈夫と思われます。今回の出血は抗酸菌症由来でしょうから、切除すれば今後出血することはなくなるのではないでしょうか?他の肺にも抗酸菌症の病変があるのであれば別ですが・・・
画像をみていないのでわかりませんが、すりガラス陰影は初期の癌の印象を受けます。陰影が小さいと鑑別が難しいのは事実ですが、抗酸菌症ではすりガラスは少ないと思います。

投稿時刻 23:32 | 院長 田中

2016年4月17日

Sさんへ
陶芸の土がどういった土なのかを知りませんので回答ができません。一般的には庭などの一般土壌に存在します。ですからどこにでもいそうといわれればそうです。土を殺菌などしないでしょうから可能性はあるのではないでしょうか?明確な答えができずすみません。カビは直接関係ないでしょうが、カビのいるところ、水回りにも抗酸菌は検出されています。カビが悪化させるかどうかは知りませんが、抗酸菌症が悪化した場合に空洞病変にカビが感染することはあります。

投稿時刻 23:39 | 院長 田中

2016年4月22日

回答ありがとうございます。担当医とはどうもコミュニケーションがうまくとれないようで・・・。困っております。私は自分の病状をキチンと把握して、治療していきたいと思っているのですが。ようすをみて病院を変えようかと思います。

投稿時刻 17:06 | NT  67歳

2016年4月24日

田中先生 
こんにちは。初めて相談させて頂きます。お忙しいところ申し訳ありませんがご意見を宜しくお願いします。私は、31歳女性です。4年前の健康診断で右肺に結節が見つかり、それから半年に1回CTをとって様子を見ていました。2年前に気管支鏡検査を行い菌の特定はできませんでしたが、血液検査で非結核性抗酸菌症と診断されました。昨年9月に子供を授かり、CT検査を受けたところ影の部分が大きくなっており、薬の投与開始を勧められました。まずは菌の特定からと今年1月に再度気管支鏡検査を行い、おそらくMAC症ですぐに薬を始めることになるだろうから母乳を止めるように言われました。それから今日まで菌が生えてこず、菌の特定ができないということ。(アビウム菌は確認できたのでカンサシではないようなことを言われていました)薬は開始していません。この4ヶ月間、母乳で育てることができたのに、もっと自己主張すればよかった。。。と大変後悔しています。明々後日に、様子見にレントゲンを取りに行きます。進行していると治療を開始するように言われていますが、私はどうしても2人目を産みたいと思っています。(帝王切開なので今年の9月からしか子作りができませんが。。。)
そのことも母乳についても担当の先生はあまり真剣に考えてくれません。どうなっても知らないよ?という感じです。悪い先生ではないと思うのですが。。。
菌の特定もできていないのに、手探りで副作用があるかもしれない薬を飲まないといけないのでしょうか。
現在、空洞はなく結節と影が右肺に広がっております。症状は風邪をひいたときに咳が苦しいくらいで他にはありません。また、気管支鏡検査はきっちり病変をとることができたので今度こそ菌の特定ができると聞いていました。手術はするとしても薬で影を小さくしてからだそうです。
毎日子供にミルクをあげる度に病気について考えてしまい、今後について不安になってしまします。薬を始めると副作用で子供が産めなくなったり、高齢で子供ができにくくなるかもしれない。
田中先生は2人目を優先して良いと思われますか?先生の意見を頂けると1つの意見として考え方を整理できる気がします。
本当にお忙しいところ申し訳ありませんが宜しくお願いします。

投稿時刻 11:55 | Y

2016年4月25日

田中先生
以前にもセカンドオピニオンの件でご相談させていただいたものです。
その節はご親切な回答有難うございました。
57歳の女性です。非結核性降参菌症と診断されて主治医の総合病院の先生は治療を開始するかどうかはあなた次第、と言われ判断が付かず田中先生のおっしゃられた堺にある病院のS先生のところにセカンドオピニオンに行って治療をすすめられて今年の2月から総合病院の主治医の下、薬を飲み始めました。
リファジンカプセル150mgを1日4錠、エブトール250mgを1日3錠、クラリシッド200mg1日4錠、あと胃薬と腸のお薬を飲んでいます。少し前からほんの少しですが指先にしびれのような感覚がたまにですがありました。ここ1週間ではそれが酷くなったというか1日中ではありませんが夜中に両手(がしびれて目が覚めたり、時折左手の方がしびれがあるように思うのですが、主治医は薬の副作用でそういったことはおこらないだろう、今までそういった人をみたことがない、とおっしゃるのですが薬の説明書きにはクラリシッドの副作用で手足の振るえ、しびれ、と書いてありますがそんなことはないのでしょうか。
主治医は整形か神経科に行ったら?と言っています。取り合えず受診しようと思っていますが田中先生はどう思われますか?それと呼吸科と同じ総合病院の眼科で目の検診を3回ほど受診しましたが、薬を服用し始めて2ヶ月経って副作用はみられないから、もう来なくて良い。と言われました。主治医に伝えた所「ドクターがそう言うならもう行かなくて良いでしょ。」と言うのですがS先生の所では毎日新聞を片目で見て確認して、眼科にも定期的に受診すること、と書いた紙を頂いています。もう来なくても良い、と言われていますがやはり行った方が良いですか?それか近くの他の眼科でも良いでしょうか?
先生のご意見を宜しくお願い致します。お忙しいのに申し訳ありません。

投稿時刻 21:50 | 上村

2016年4月26日

Yさんへ
相談者のなかで一番お若いのではないでしょうか。アビウム菌が確認できたのであれば菌が同定できないと書かれている意味が良く分からないのですが?
MAC症の中にイントラセルラー菌とアビウム菌があります。喀痰で検出されず、気管支鏡で培養されないとなれば、積極的な治療をする時期はもう少し後でもよいように思われます。
空洞病変もないとのことですし、私なら二人目のお子さんを望んでおられるのならそちらを優先したいところです。
治療が遅れて取り返しがつかなくなるといった状況なのかどうかを直接診ていないのでわかりませんが、そこまでの切迫感を感じないです。
あくまでも個人的な参考意見としてください。

投稿時刻 00:02 | 院長 田中

2016年4月26日

田中先生
早速のお返事ありがとうございます。こういった場所に書き込むことが初めてで躊躇していましたが、ご相談でき少し気持ちが晴れました。菌の同定についてもう少し詳しく聞いてみます。

投稿時刻 08:52 | Y

2016年4月26日

ご多忙中、貴重なご意見をありがとうございました。
服薬を続けるか、終了するか、前回の受診時よりずっと悩んでおりましたが、先生のご意見を伺い、もう暫く続けて飲むことにしました。
先日定期受信した際に主治医の先生に、飲み続ける事に支障がないのであれば、まだ服薬を継続したい、との思いを伝えさせていただき、もう暫く継続する事になりました。
不安を抱きながら服薬を終了せずに本当に良かったと思っています。
今後も心配事が生じた際には、主治医の先生に相談しながら、しっかりと治療を行いたいと思います。
又相談させて頂く事があるかもしれませんが、宜しくお願い致します。

投稿時刻 14:59 | KK

2016年4月29日

上村様、返信が遅くなりすみません。

まずしびれですが、エサンブトールが視神経障害のため、他の神経障害としてしびれも起こしうるのではないかと調べたところ下肢では報告があります。副作用を全く否定はできないと思います。
神経内科で神経学的な検査を受け、薬の影響に関しても相談されたらよいと思います。

眼科受診は内服期間中は必ず定期的なチェックが必要です。終了してはいけませんので、近医でも検査はできますので受診してください。いつ発症するかわかりません。早期に出現しなかったからと言って検査をしなくてよいということではありません。

投稿時刻 15:34 | 院長 田中

2016年4月29日

田中先生
有難うございます。
あれから主治医が同じ総合病院の整形外科に行くように、というので行ってきましたがレントゲンでは異常がないようでした。 整形外科の先生は神経のような気がする、みたいにおっしゃっていました。それとあれから手ではなくて足にしびれがあります。整形ではなくて神経科の方が良いのですかね。。
呼吸器科の主治医は薬を飲んでそんなしびれの人はみたことがない、万が一薬のせいであってもこの薬に代わる薬はない、とおっしゃっていたので薬のせいだとすればどうしようもない、ということですね。
他にも、手足のしびれでは糖尿などもあるのか、、と思ったりしています。1年前に健康診断では指摘されていませんが今年はまだ検査をしていないので、それもしておいたほうが良いかもしれませんね。
眼科は近医の病院にでも行って事情を説明して引き続き検診を受けたいと思います。有難うございます。

投稿時刻 18:07 | 上村

2016年6月2日

こんにちは、初めて相談させていただきます。44歳の女性です。4月の半ばに咳、痰、倦怠感、高熱の後微熱が続き1ヶ月半病院に通いましたが治らず、痰の検査でイントラセルラー菌が陽性となり肺マック症と診断されました。
四年前、三年前の健康診断で肺に影と出ましたが、そのままにしていました。去年はとくに異常なしと出たのでほっとしていました。そのころから感染していたのでしょうか?自覚症状は全くありませんでした。
CTでは、右の中肺に小さな空洞化が二ヶ所あり、もう一箇所にも影があります。左肺はなし。今はひどい時に比べれば、咳も痰もかなり少なくなっていますが、薬の治療を始めたほうがとのことで3剤を飲み3日目になります。
毎日が不安で、薬も今のところ副作用はありませんが、何年も飲むのが怖いです。漢方でよくなった症例もあるようで、私もその方が不安もなく、体質改善し、意欲が増すような気がしています。今、短期間ですが飲んでる薬を止めることはどうでしょうか?
それとも何年かこのまま続け、効き目がない場合漢方に切り替えた方がいいのでしょうか?
今の薬と、漢方を組み合わせはどうでしょうか?
長くなり申し訳ありませんが、意見をお聞かせください。
よろしくお願いします。

投稿時刻 15:47 | H

2016年6月5日

60代の友人(女性)のことで相談させてください。数か月前に心臓がどきどきすることが多くなり病院で調べてもらったところ、心臓に異常は見つからなかったものの、肺に直径数センチの白い影があるから詳しく調べてもらうようにと別の病院に紹介されました。
2つの病院合わせて、胸部エックス線、CT、PET、血液検査を受けても原因は突き止められず、今度、2泊入院して肺に内視鏡を入れることになっています。
私が調べたかぎりでは、医師は肺MACを疑っているのではないかと思うのですが(本人には自覚症状はまだなし)、痰の培養をすると時間がかかるし、それで絶対とは言えないので、内視鏡を入れて細胞検診をするのでしょうか。医師の説明が少なく、彼女は内視鏡を肺に入れるのが恐いので検査をキャンセルしようかと考え始めています。肺に内視鏡を入れる際、静脈点滴(全身麻酔)をする方法もあるようですが、これだとつらい思いをしなくてすむのではないでしょうか。とりとめなく書きましたが、友人の力になってあげたいのでよろしくお願いします。

投稿時刻 20:58 | 山口和子

2016年6月6日

山口さんへ、友人のことご心配ですね。
影の精査で見落としてはならないのが癌です。PETまでしているので癌も鑑別診断に挙げていると思われます。気管支鏡で陰影の部位から検体を採取して細胞学的、細菌学的に調べます。
痰は陰影を反映しているとは限らず、良質な痰でなければ意味がありません。抗酸菌のばあいは遺伝子学的にPCRという方法ですと翌日には結果が出ます。培養ですと1か月以上かかります。
気管支鏡での検体はかなり診断に有用ですが、麻酔を十分しないと苦痛を伴う検査です。静脈麻酔は通常しません。楽かもしれませんが呼吸状態を悪くする場合があるので、喉の局所麻酔と鎮静剤の筋肉注射が一般です。

投稿時刻 00:06 | 院長 田中

2016年6月6日

Hさんへ
返事が遅くになりすみませんでした。
すでに治療を開始されており、このまま続けられるほうが良いと思います。何年も内服するとは限らず、2-3年で終了する方が多いです。副作用が出ないか慎重に経過をみていく必要がありますが、頻度は多くないと思っております。
漢方は免疫力をあげたり体力をつけるので私は併用をしておりますが、漢方処方になれていない先生は嫌がる場合もあります。処方が開始されたばかりですので、今漢方を内服すると副作用が生じた場合にどちらが悪さをしているのかの判断が難しい場合があります。投与時期については慎重な判断が必要です。
漢方だけで治る病気ではありません。あくまでも補助的な治療とお考えください。

投稿時刻 00:15 | 院長 田中

2016年6月6日

昨夜、友人のための相談のメールを送り、今朝起きたら、もう先生の返事が届いていました。迅速丁寧なアドバイス、本当にありがとうございます。これで心を決めて、でも友人に余計な心配をさせないようにして今後も支えていけると思います。気管支鏡の結果が出ましたら、また相談させていただくかもしれません。そのときは友人に私のコンピュータの前にいっしょに座って、彼女の思いを直接に書ければいいなと思っています。山口

投稿時刻 10:37 | 山口和子

2016年6月13日

ネットで情報収集していたら先生のところにたどり着きました。
5歳の息子が、先日肺炎で入院し軽快退院したのですが、
退院から一ヶ月後、病院から非結核性抗酸菌が培養から出た、と連絡を受けました。

私も医療者ですが、小児の非結核性抗酸菌症の患者を見たことなく、
ネットでも見ません。

大人と同じ経過や治療と考えていいのでしょうか。

投稿時刻 01:39 | 黒田

2016年6月14日

黒田様、小児の非結核性好酸菌症は聞いたことがありません。
入院中に院内感染した可能性は否定できません。もし胸部X線で陰影がなければ発病しているとは限らないので経過観察でよいと思われます。
成人では内視鏡の後に感染したと思われる症例を経験しています。
この程度の回答しかできず申し訳ありません。

投稿時刻 19:30 | 院長 田中

2016年6月26日

私もマック菌にかかってしまって今何処の漢方が良いか迷ってます!なるべく進行させないようにしたいんで皆さんはどうしてますか?

投稿時刻 00:23 | あゆっち

2016年6月26日

MAC症を進行させないための漢方薬についてですね。漢方は一概に決めれません。気・血・水の流れがどういう状態か?体形は?などその方の証を調べてから合わせるのです。
でも通常薬局で購入される場合はそこまで要求されないので、一般論でお答えしますと、免疫能が低下しないこと、エネルギーを補うことを重点にすればよいので、補中益気湯が良いと思われます。
あとは人参養栄湯か十全大補湯もよいかも知れません、ご参考までに。

投稿時刻 22:24 | 院長 田中

2016年7月5日

初めまして。
遠方に住む、私の義理の叔母について相談させてください。
私の叔母は、89歳、要介護4で座位と立位保持困難、車いすも自走困難です。
血縁者もなく、ケアハウスに入居していましたが昨年12月、突然倒れ搬送されました。
検査をしたところ、両肺が真っ白になっており、また心臓も弱っていて、いつ心不全を起こしてもおかしくない危険な状態だといわれました。

入院後、37~38度の熱が続き不安定な状態が続きました。呼吸器の医師から、「いろいろ試しているが、ウイルスではなくて菌なのでなかなか有効な薬が見つからない」といわれました。先日、処方箋を確認したところ、ストレプトマイシンを週に3回注射しているようで、容体は安定しています。

ところが、退院もしくは転院の話が出ました。相談員が周辺の療養病院を当たったようですが、この注射に対応できないので受け入れできないとすべての病院に断られてしまいました。
この注射について、私もインターネットで調べてみましたが、そんなに特殊な薬なのでしょうか?呼吸器の医師は「この病院では、私がいるから出せる」というようなことを言われました。

週3回の注射は2回に減らすと熱が出るので絶対3回でなくてはならず、どこかへ退院してから通院するように言われましたが、仮に施設に入居したとして高齢の叔母に週3日の通院は体力的に難しいのではと思います。この先ずっとこの注射を打たなければ現状維持できないということは、叔母のような寝たきりの高齢者にとって、結局、形は違っても延命治療なのではないかと思えてなりません。
本人は入院中に、呼吸器の医師に延命治療等はしないでほしいと伝えていましたが、この治療を始める際、本人・家族への治療内容や副作用の詳しい説明は一切、ありませんでした。本人の体力や状況から、適切な治療なのでしょうか?この注射にかわる治療というのは、ないのでしょうか?

なんだか、病院への不満・不信をとりとめなく連ねてしまいました。
大変お忙しいこととは思いますが、よろしくお願いいたします。

投稿時刻 22:45 | たんたん

2016年7月8日

非結核性抗酸菌症に対してストレプトマイシンを投与することがありますが、単独での治療は通常しません。多剤との併用となりますので、ほかにも抗結核剤を服用されていますでしょうか?
ストレプトマイシンが効いているのであれば、同系統の薬でカナマイシンという薬があります。内服薬ですのでストレプトマイシンとほぼ同等もしくはやや弱いかもしれませんが効果があります。

投稿時刻 07:03 | 院長 田中

2016年8月9日

はじめまして。私は67歳女性です。10数年前からクラリスを処方。当初は病名を言われず、これ以上悪くならないよう予防的にといわれました。職場の検診で治療中の病名を書く欄があり、そのときに初めて病名をいわれました。非結核性抗酸菌症いわれてから、3ヶ月に1回と年1回CT撮影。しかし痰の検査では、菌は出ておりません。菌が出ていないのに非結核性抗酸菌症でしょうか?とたずねますとレントゲンCTの状況から肺には巣くっているといわれます。一昨年には、3回少しですが喀血もありました。そのときには止血剤を投与。薬はクラリスの少量長期投与です。6年前の体調の悪いときには肺機能検査をして肺年齢が85歳。

7月に日本呼吸器学会九州の市民公開講座で 肺年齢検査をうけました。肺年齢は78歳でしたが、呼気測定数値が101ppd。いままで、喘息と言われたことはありません。肺機能検査では拘束性障害重度2.とありました。
肺活量の低下、肺が硬くなっているとのこと。

これも非結核性抗酸菌症により、肺の状態が悪化しているということでしょうか?

今後どのようなことに気をつければよいのでしょうか。 

今は、一日に1回犬との散歩をゆっくり30分位。やさしいヨガを30分位。動いた後の呼吸がきついので腹式呼吸を行うようにしてはしています。

最初に病名を聞いてインターネットであれこれ調べたときには、絶望的に思ったものでした。

よろしくお願いします。

投稿時刻 15:07 | はな

2016年8月10日

言葉が抜けていました。3ヶ月に1回するのはレントゲン撮影です。
よろしくお願いします。

投稿時刻 17:22 | はな

2016年8月11日

はなさんへ、ご質問に回答します。

菌が確認できない非結核性抗酸菌症は意外と多く、気管支鏡で病変からサンプルを採取しても結果が得られないこともあります。特徴的な画像所見があれば臨床的に診断は可能です。
ただ呼気ガスのNO値と思われますが101は高いですのでアレルギー性の気道炎症が存在します。現在症状がなくても将来喘息が発症する可能性があります。

クラリスを長期にわたって予防的な内服をされていますが、耐性菌となる可能性があります。
日常生活ではかぜをひかないように気を付けてください。免疫能が低下すると感染が悪化する可能性あり、
規則正しい生活、睡眠を十分とり、ストレスがかからないように心がけてくださいね。

投稿時刻 23:52 | 院長 田中

2016年8月12日

お忙しいところを有難うございました。

クラリスは200mgを一日1回の量です。本当は400mg出したいけれども200mgにおさえているとかかりつけの医師がいわれます。
又耐性についても心配なので、そのことについて質問しても量が少ないので耐性はつかないといわれるのですが・・・200mg投与でも耐性の可能性はありますでしょうか?
私自身、本当に長期間なので心配なのですが。
又、呼気数値に対しては吸入剤のレルベア100エリプタ30が処方されました。

何度も申し分けありません。

投稿時刻 10:11 | はな

2016年8月16日

はじめまして
78歳の父のことでご相談させてください。
10年前ぐらいから非結核性抗酸菌症の持病があります
3か月に一度呼吸器専門医に診てもらっていますが、特に今まで投薬治療はしていませんでしたが最近は夜に咳止めのメジコンを1錠服用しているようです。
徐々に体重減少はありましたが、この数か月で急速に弱ってしまいました。
体重は30キロ弱しかなく、見た目は骨と皮だけです。
食欲もほとんどなく、家では一日ほぼベッドに寝ています。
食卓に向かうため数歩歩いただけで息が苦しそうで自分で呼吸を整えるのにしばらく時間がかかります。
トイレに行って帰ってくるとベッドにへたり込んでしまいます。
病院では酸素はあるからと吸入器はまだもらえていません。
でも見ていてとてもつらそうです。
本人は呼吸が辛いからベッドから動こうとしないし、シャワーするのもままならず母が
身体を拭いています。
このままでは寝たきりに近い状態で、そばにいる母の方も参ってしまっています。
あんなに呼吸が苦しそうなのに酸素がある状態とはどういうことなのでしょうか。
次回の病院の予約は1か月後のようで、その際に私も一緒に行って先生の話を聞くつもりですが、それまでに父が更に衰弱するような気がして心配です。
何か手立てはないのでしょうか。
苦しくても無理やり歩かせるようにするべきなんでしょうか。

投稿時刻 16:45 | 匿名希望

2016年8月18日

82歳の母は、5年前から非結核性抗酸菌症で経過観察中でしたが、4月に尿管癌で手術を受けました。(片方の腎臓、尿管、膀胱の一部を摘出)
術後の経過は順調で身の周りのことは出来ますが、明らかに体力がなくなり、この4か月で肺の悪化が見られて服薬治療を勧められています。
しかし労作時しんどいものの、今のところ呼吸器症状はさほどではないため、本人は服薬を拒否しています。胃腸が弱くすぐ下痢、神経質で心配性(不眠)、ただでさえ加齢による視力低下と難聴があるせいです。
服薬の利益と不利益を考えると、どうしたらよいでしょうか。

投稿時刻 23:29 | 福田

2016年8月19日

はなさんへ 回答が遅れて申し訳ありませんでした。

クラリスの内服期間が10年以上であり、今のところ排菌はなく問題は生じていないようですが将来耐性菌とbなる可能性は否定できません。

レルベア吸入後に呼気NO値を再検査されて効果を確認されることでしょう。

投稿時刻 23:53 | 院長 田中

2016年8月20日

78歳、父親の相談者さんへ

おそらく低酸素状態ではないので肺機能は悪くないのでしょう。問題はるい痩による呼吸筋疲労が原因となり息苦しさを感じておられると思います。

下肢の筋力がないと歩けない、歩くと疲れるのと同じで、胸の筋力が低下しており、すぐに疲れて息が苦しくなるのです。栄養状態の改善を考えてもらってください。

洗面やトイレ、食事の際は離床して歩くほうが良いと思われます。積極的に運動するのは大変でしょうから今は基本生活動作をできるように動かれ、栄養状態がよくなれば運動量を増やしていかれればよいと思います。

介護サービスの利用はされていますか?訪問リハビリや数は少ないですが訪問栄養指導がありますのでご検討ください。地域包括センターかケアマネにご相談ください。

投稿時刻 00:03 | 院長 田中

2016年8月20日

福田さんへ

ご病状と年齢からは私なら治療をお勧めはしません。かえって全身状態を悪化させる可能性が高いように思われます。私は患者さんを診ておりませんのであくまでも参考意見としてください。セカンドオピニオンを専門医に求められてはどうでしょうか?

投稿時刻 00:09 | 院長 田中

2016年8月21日

お忙しいでしょうにご回答くださり有難うございました。セカンドオピニオンも含め、よく話し合いたいと思います。このような場を設けてくださって感謝です。

投稿時刻 14:06 | 福田

2016年8月22日

はじめまして。母のことで相談に乗っていただきたく、ご連絡させて頂きました。

52歳 166cm 34kg 咳 食欲減退 体重減少 動悸息切れ 倦怠感
検査途中ではありますが、非結核抗酸菌症の可能性が高いとのことです。(macなど、そのあたりは追追報告できればと思います。)
1年以上咳が続いていて、最近急な食欲減退、体重減少などで病院にかかり、肺炎を発見からの精密検査になりました。CTでは肺がほぼ白く、空洞なども確認されています。
現在は普通に座っているだけで息切れがあります。喋ったり笑ったりしても息切れ、咳が絡んできます。痰はありません。
お薬などが処方されるのはまだ先なようですので、今のうちになるべく体力をつけてあげたいと思います。

夕方の軽いウォーキングなど、体を動かして体力をつけてあげることを考えているのですが、上記の通り普通にしているだけでも息切れがあるのに、ウォーキングなどで体を動かすのはリスクが高いでしょうか?
また、まだ投薬などでの治療も開始していないのにかなり弱っていて、このまま寝たきりになり、そのまま…と考えるととても不安です。
この病気はお薬が効きにくいようですが、現段階の症状からお薬で良くなる、体力や食欲減退、体重減少が回復するといったことはありますか?それともお薬は、進行を食い止めるだけで回復は見込めないのでしょうか?

長々と申し訳ありません。
ネットなどで拝見したのですが、ここまで症状が進んでからの治療の例が見られなかったので、もうだめなのではないかと不安です。
もう20年以上病院に掛かっていなかった母なのでそのツケかと思いますが、諦めるわけにはいかないのです。
相談に乗っていただけるだけでも構いません、よろしくお願い致します。

投稿時刻 19:16 | はる

2016年8月22日

はるさんへ お母さんのことご心配のことと推察いたします。

大分進行した状態と思われますので早急に治療を開始したほうが良いと思われます。
普通にしているのに息切れがあるということは肺機能も低下しており、また痩せているために呼吸筋疲労状態と思われます。栄養状態の改善をご検討ください。
運動はかえって負担になると思われます。疲労が強くなり食欲低下や精神的負担も増えそうです。
家事などの日々の日常生活動作ができるように体を動かしてください。
治療が始まり効果が出れば少しずつ元気になられている方を経験しています。
完治はしませんが自覚症状の改善は期待できますので前向きに考えてくださいね。

投稿時刻 23:27 | 院長 田中

2016年8月23日

お返事ありがとうございます。
こちらのサイトを母に教えたところ聞きたいことがあるそうなので、またご質問失礼致します。

数日前から下痢が続いていて、食べてすぐ出してしまうのでどんどん痩せている気がします。これは何の影響なのでしょうか?
とのことです。本当に食べてすぐ下痢として出しているようで、頑張って食べてもこれでは太る気配もなく痩せる一方な気がして、当方も気が気ではありません。

また、当方からの質問もよろしくお願い致します。
栄養面の改善を行いたいのですが、もともと食が細いことに追加して食欲がないため、なかなか食べてくれません。
こういった場合、何を食べさせるのがいいでしょうか?高カロリーゼリーなども試しているのですが、あまりうまくいきません。
また、現在掛かっている小さな病院(総合クリニック)では仕事なども辞め、絶対安静を勧められているのですが、大きな病院(呼吸器内科)では無理なく仕事も続け、普通の生活でも大丈夫と言われています。
母は呼吸器内科のほうの意見をあまりよく思っていないみたいで、違う病院がいいと言ったり、挙句には病院が嫌だ、薬が嫌だと近く始まるであろう治療にひどく後ろ向きになっています。
今の状態を考えて、どちらの病院の意見が母の身体にとって前向きな意見なのでしょうか…?

また不安がありましたら質問させて頂きたく思います。
お忙しい中大変恐縮ではありますが、よろしくお願い致します。

投稿時刻 10:42 | はる

2016年8月29日

初めて投稿させて頂きます。50代女性です。3年程前から非結核性抗酸菌症の治療中です。最近は排菌もなく落ち着いていたのですが、お盆で忙しく熱中症の様になり、それ以降ちょこちょこ血痰が出ます。先程、ちょっと驚く位血痰が出ました。安静にするしかないのでしょうか?

投稿時刻 16:21 | 匿名希望

2016年9月8日

非結核性抗酸菌症と診断されたのですが、現段階で肺マックでもカンサシでもないと言われました。
残るはアブセッサスのみなのでしょうか?
出来ればアブセッサスであってほしくないと願うばかりなのですが、肺マックとカンサシの可能性を否定された場合ほかにどういう種類があるのか教えていただきたいです。

投稿時刻 20:28 | 匿名

2016年9月13日

遠方に住む65歳の母のことで相談させて下さい。
3年前に人間ドックで胸部X線を受けた結果、右肺に粒状の影がいくつか見つかり、今年になって市の定期健診で肺のレントゲンを撮ったところ、その影が大きくなっておりました。
そのため、CT検査、腫瘍マーカーを受けたのですが、肺癌ではないとの結果でした(SCC抗原、CEA精密測定ともに正常値)。
次に、痰の検査を、ということだったのですが、痰が出ないため胃液検査を受け、結果報告書には、「グラム陰性桿菌」の行に「抗酸菌染色チール・ネルゼン 認めず」と印字されていたのですが、先生曰く、「肺癌ではないので、抗酸菌にかかっているのでしょう」ということでした。抗酸菌の種類についてはお話がなかったようです。
今のところ症状は無く元気に過ごせているため、投薬は必要ないかと思いますが、どの程度の進行速度なのか、また、上記の病院での回答がはっきり菌を特定したものではなかったことと、田舎の個人病院ということもあり、本当に抗酸菌によるものなのかが気になっています。
こういった場合、紹介状を書いて頂き、田中先生にセカンドオピニオンをお願いすることは可能でしょうか?また、どういった検査が必要となりますでしょうか。
よろしくお願い致します。

投稿時刻 23:05 | 近藤

2016年9月14日

非結核性抗酸菌症の分類について
これまでに報告されている菌種は多数ありますが稀です。アブセッサスですと治療がやっかいです。
調べてみましたので以下にアクセスしてみてください。
http://www.tm.nagasaki-u.ac.jp/newrect/japanese/pdf/20150831143137_iden.pdf#search='NTM+%E5%88%86%E9%A1%9E

投稿時刻 23:07 | 院長 田中

2016年9月14日

8/29相談の方へ 返事が遅くになり申し訳ありません。
安静にすることが大事なのと一時的に止血剤を服用すればよいと思いますのでもうすでに時間がたってしまっていますので参考にはならないですが、処方をしてもらってください。

投稿時刻 23:10 | 院長 田中

2016年9月14日

はるさんへ、すみません、見落としてしまって返事が遅くになり申し訳ありません。

下痢の原因?わかりません、一番多いのはウイルス感染です。

栄養状態を改善させるには食べてもらうしかありません。特にたんぱく質ですので、食べやすさからいうと豆腐、豆類、アイスクリームもよいでしょう。
体が受けつけにくい場合は何でも食べれるものは良いということになります。

絶対安静の必要はなく、無理のない程度に動かれることです。動かれないと空腹感もなくますます利用状態が悪くなるように思います。

投稿時刻 23:56 | 院長 田中

2016年9月15日

はじめまして 79歳の母の事をご相談させてください。
50代の時に非結核性抗酸菌症と診断されました 。ずっと経過観察してきましたが 6年前肺がんが見つかり右肺1/3切除手術しました。肺がんの方は転移もなく順調に回復していたのですが 非結核性抗酸菌症の方が悪化し4年前から投薬治療を始めました。
この夏息苦しいなど体調を崩しました。薬の副作用でしょうか?投薬期間は2年ぐらいの方がネットなどでは多いように思われます。担当医にいつまで飲まなければならないか尋ねたところ「一生」という言葉が返ってきました。血液検査 は異常なくレントゲンの影は良くも悪くもなく現状維持できているようです。このまま飲み続けて大丈夫でしょうか?アドバイスよろしくお願い致します。

投稿時刻 15:49 | 高島

2016年9月18日

高島さんへ
息苦しさが副作用かどうかは回答しかねます。薬剤性肺炎という副作用がないわけではありません。担当医が気づくと思います。
非結核性抗酸菌症そのものが進行していることは考えられないでしょうか?
あとは高齢ですので循環器疾患の合併なども否定できません。
内服期間は通常2-3年ですが、排菌が続いている場合は延長します。大量排菌の場合は半永久的に服用する場合があり、私の患者でも10年服用しているケースがありさらに服用が必要です。止めてしまうと進行するリスクがあります。副作用に注意しながら続けてもらいましょう。

投稿時刻 00:16 | 院長 田中

2016年9月18日

近藤様、回答が遅くになりすみません。

喀痰検査で抗酸菌を認めなかったようですが塗抹検査の段階であり、培養には2か月かかりますのでまだ否定できたわけではありません。それと抗酸菌の遺伝子検査がされているかどうかです。
どうしても診断がつかない場合は気管支鏡で気管支洗浄をして検体を採取します。
私のクリニックでは内視鏡検査ができませんので紹介することは可能です。
どちらにお住まいかわかりませんが呼吸器専門医がいませんか?結核入院医療機関ですと抗酸菌診療に詳しいと思います。

投稿時刻 00:25 | 院長 田中

2016年9月18日

お忙しい中 ご回答ありがとうございます。担当医に色々尋ねたい事があっても いつも患者であふれており お忙しそうで遠慮してしまいます。このような場があり感謝にたえません。排菌の検査も最初に気管支鏡検査をしてから一度もしていないので尋ねてみようと思います。不安が少しやわらぎました。ありがとうございました。

投稿時刻 09:52 | 高島

2016年9月20日

お忙しい中ご回答ありがとうございます。何度も申し訳ございませんが下記について相談させて下さい。
1.老齢のためあまり体に負担はかけたくないのですが、抗酸菌の遺伝子検査とはどういったものになりますか。また、先生のところでも実施可能でしょうか。
2.母が受けた検査がどういったものなのか把握できないのですが、先生のところで私も同席し、一から抗酸菌の検査をお願いすることは可能でしょうか。痰が出ないならあまり意味がないでしょうか。
3.母は和歌山県南部在住ですが私は西宮市在住のため、母には出て来てもらって診察を受けたいと思っています。先生のクリニックの他に、関西に抗酸菌診察に詳しい病院はございますか。

お手数をおかけし申し訳ございませんが、よろしくお願い致します。

投稿時刻 14:56 | 近藤

2016年9月20日

遺伝子検査は喀痰を検査に提出するだけでしてもらえます。24時間以内に結果が出ます。痰が出ないなら検査は難しいです。気管支鏡

わざわざ来られなくても和歌山には検査ができる医療機関があります。関西でしたら大阪の堺にある近畿中央胸部疾患センターが一番症例が多く専門医がおりますのでお勧めですが、診断の段階でしたらお近くで探されたらいかがでしょうか?
ちなみにお住まいはどちらでしょうか?近くでアドバイスできると思います。

投稿時刻 19:25 | 院長

2016年9月21日

気管支鏡でとまっていました。すみません。呼吸器専門病院なら気管支鏡で検査したサンプルからなら痰でなくても診断率が高まると思います。

投稿時刻 00:52 | 院長 田中

2016年9月21日

早速のお返事、誠にありがとうございます。
>ちなみにお住まいはどちらでしょうか?近くでアドバイスできると思います。
母の住まいは和歌山県那智勝浦町です。

よろしくお願い致します。

投稿時刻 10:25 | 近藤

2016年10月5日

近藤様、誠に申し訳ありません。見落としており今気づいた次第です。

串本病院は近いですね。そこの内科に呼吸器専門で秋山裕由先生がおります。
私の同期です。どちらかというと喘息が専門ですが、診療はしていると思いますし、結核のように入院の必要な患者さんを紹介しているはずです。結核入院医療機関は非結核性抗酸菌症の治療も詳しいです。

そこで相談され紹介してもらってはいかがでしょうか。私の名前を出してもらっても構いません。
よろしくお願いします。

投稿時刻 19:31 | 院長

2016年10月6日

こんばんは。
以前質問させて頂いたのですが、状況が変わったためまたご相談させてください。

母の菌名がアブセッサスだと判明しました。
入院による点滴、投薬治療をまず2週間と言われました。
もしこれで効果が見られなければどうなるのでしょうか?
手術につきましては、母の体調上難しい(未だに35kgです)、同時に肺の菌?悪いところ?が大きく散らばっているため、かなり難しいと言われてしまいました。
薬でも効果が見受けられず、手術も難しい場合はどのような治療を考慮されますか?
正直アブセッサス菌と聞き、お医者様からも治療はかなり難しいと言われ、先が見えないというか、不安で涙が止まらないです。

投稿時刻 19:40 | はる

2016年10月7日

お忙しい所お返事頂きありがとうございます!
串本病院へ行ってみます。ありがとうございました。

投稿時刻 09:19 | 近藤

2016年10月10日

近藤様、回答が遅れてすみません。

アブセッサスは治療が困難なケースが多く、手術ができれば一番よいのですが、限局した病変にしか適応がありません。
抗生剤注射をまず2週間投与とのことですが効果がれば4週間が望ましいでしょう。その後内服を継続となりますが、効果がみられなかった場合に薬剤感受性検査により耐性菌ということであれば治療は困難です。
進行はしない、副作用も問題ないのであれば抑制効果がありと判断して治療を続けますが、進行するのであれば治療困難です。

私は治療経験がなく十分な回答ができません。一般的な治療に効果がなかった場合、専門医に相談するしかないでしょう。まだ使われていない抗生剤を試験的に投与している場合があります。
堺市にある近畿中央胸部疾患センターに紹介してもらってはいかがでしょうか?症例がかなり多くみており適切なアドバイスを頂けると思います。

投稿時刻 00:28 | 院長 田中

2016年10月28日

65歳女性、境界型糖尿病(血糖値はある程度管理されており安定)

痰検査による肺mac症確定から13年、ガイドラインの三錠治療開始から2年、咳などの自覚症状から1年半です。

内服薬による劇的な改善も無く徐々に悪化していましたが、以前先生に教えて頂いたタンパク質重視の食事療法により体重や食欲を維持しある程度症状は落ち着いていました。

ところがここ数日の寒さのせいか微熱や咳がよく出るようになり、特に横になった際に重い咳が出ます。

これは肺mac症がさらに一段と進んだと考えるべきでしょうか?
それとも風邪や肺炎を疑うべきでしょうか?

よろしくおねがいします。

投稿時刻 15:45 | 幾多見

2016年11月2日

幾多見さんへ
回答が遅くなりすみません。
急にMACが増悪することは少ないのですが、風邪などの気道感染をきっかけに増悪しますので、今の状態はどちらの可能性もあると思われます。風邪の可能性のほうが高いようには思われます。
かかりつけ医を受診し、レントゲンや採血で判断してもらってください。

投稿時刻 06:33 | 院長 田中

2016年11月2日

お忙しい中、申し訳ありません。60才、女性です。
現在非結核性抗酸菌症で姫路市内の病院に通院しております。発病は10年位前になり、その時は大学病院に通っておりました。8年くらい前に菌が出て、筋肉注射、3種類の抗生剤などを半年間服用、その後、経過は良好で経過観察をしておりましたが、3年前に急に体重減少、微熱、咳、痰が激しくなり、クラシスロマイシン、エプトールを服用、小児リュウマチ(現在は完治)が過去にあるという事でリファンビシンはやめていました。悪化の一途で今年姫路の病院に転院するも、グレースビットを追加すると光線過敏症、そして2週間前にリファンビシンを追加した所、3日目位から、息が出来なくなり、救急車騒ぎになりました。医師に相談するも関係ない。大袈裟すぎると取り合ってもらえません。こういった副作用はあるのでしょうか?ネットで調べると血中濃度が下がる場合があると書かれてました。また、血圧も高くなり、200前後、特に夜から明け方にかけて200超えになります。後鼻漏も激しく、主治医に訴えるも愚痴としか聞いてもらえません。MAC菌は8年前から現在に至るまで一度も出ていません。全身の状態を見て判断する。薬も合うのを処方するという事はしていただけないのでしょうか? 不安な日々を送っています。どうかアドバイスお願い致します。

投稿時刻 15:36 | 非結核性抗酸菌症について

2016年11月13日

初めてメ〜ルします。
内視鏡検査の同意書と
入院計画書の病名が変わることってあるのですか?
両方ともサインをしないと
いけないなですが
看護師さんに検査の同意書と、入院計画書の病名が違うと聞くと、先生がそうかかれてたのでて言われました。サインはしたのですが
そう言うことはあるのでしょうか?

投稿時刻 00:53 | 松田

2016年11月15日

内視鏡検査のための入院であれば通常は同じと思われます。
もし違うケースを挙げるとすれば、肺がんに伴う閉塞性肺炎の場合、内視鏡の目的が肺炎であっても治療の根本は癌ということになります。基礎疾患と合併症がある場合に違うことが考えられます。
相談者の場合はわかりません。

投稿時刻 00:25 | 院長 田中

2016年12月4日

65才になる家内が今年10月総合病院にて肺Mac症の診断を受け投薬による治療を始めました。
この病気は患者数も少ないこともあり情報入手が困難でしたので
当サイトでの田中先生の意見が大変参考になり感謝しています。
そこで先生にお訪ねしたします。

1.非結核性抗酸菌指導医のセカンドオピニオン受診する事について。(主治医からはセカンドオピニオンを受けても効果は無いと言われております)
2.現在治療を受けているのは総合病院の呼吸器内科ですが非結核性抗酸菌指導医が在籍する医療機関での治療のほうが好ましいでしょうか?
お忙しい中申し訳ありませんがよろしくお願い致します。

投稿時刻 12:34 | トム

2016年12月5日

田中先生へ

このサイトを非常に参考に拝見しているものです。ありがとうございます。 
11月2日 60才女性への回答がとんでいますので是非回答をよろしくお願いします。
私も是非、回答が知りたいので勝手ながらメールさせて頂きました。

投稿時刻 10:41 | 匿名

2016年12月7日

トムさんへ

非結核性抗酸菌症の診療を総合病院呼吸器内科で受けておられるのであれば、まず標準的な治療で開始することになります。ガイドラインに従ってすれば問題ないと思われますのでお任せになられてはどうでしょうか?主治医の判断だけではなくグループの意見が取り入れられる可能性もあります。

私は以前結核病学会会員であり現在は退会していて専門医、指導医を取得しておりませんが、通常の治療はできます。問題は薬剤抵抗性、難治例などです。この場合セカンドオピニオンを受けられてもよいと思います。私も経験上困った症例は専門医に相談しております。

投稿時刻 00:40 | 院長 田中

2016年12月7日

11/2にご質問いただいた方へ
見落としており大変失礼をいたしまして申し訳ありません。遅くなりましたが回答いたします。
グレースビットはニューキノロン系抗菌剤で、光線過敏症の副作用はこの系の抗菌薬にあるので可能性はあると言えます。リファンピシンによる呼吸困難はアレルギー反応が考えられます。薬剤性肺炎も否定できません。
血圧上昇との因果関係はよくわかりません。

8年間菌が検出されていないのであれば活動性の非結核性抗酸菌症かどうかもう一度判断する必要があるように思います。病巣に空洞があれば真菌感染を併発することがあり、このケースでみられる症状も出現します。一度細菌学的検索(検痰または気管支鏡サンプル)をして見直してみる必要があるかもしれません。

もしMAC症で治療の必要があれば薬剤選択が難しく、専門医にセカンドオピニオンを求められてもよいかと思います。

投稿時刻 00:58 | 院長 田中

2016年12月9日

初めまして。
37歳、女性です。
9月に健康診断の結果で、左下肺野胸膜癒着・肥厚、左下肺野孤立性結節影という指摘を受け、呼吸器内科を受診しました。
胸膜癒着・肥厚の方は特に問題視されず、結節は大きさが1.5㎝、中心に石灰化もみられているということでおそらく良性であると思われますが、確実に診断をつけるため手術でとることになり、10月31日手術を行いました。
やはり癌ではなく良性ではありましたが、手術後の先生の話では肉芽腫とのことでした。
11月30日に最終的な診断結果が出るため病院に行ったところ、培養検査で菌が見つかったとのことでした。
その時に外科の先生から言われた菌の名前を覚えていないのですが、その時に先生に菌について質問をしたところ、結核ににた菌で人には移らない菌ですとのことでした。
外科的の処置はここまでなのでこれからの治療をどうするかは内科の先生と話してくださいということで、来週呼吸器内科を受診することになっています。
気になってネットで色々調べたりしましたが、非結核性抗酸菌症ではないかと思われます。
先生に言われたのも抗酸菌だった気がします。
心配で夜も眠れず、何をしてても病気に対する不安しかなく精神的にもすごく落ち込んでいます。
今のところ何も症状は現れてはいませんが、若いということもあり症状の進行は早いのでしょうか?
薬も副作用が強いようですが、すぐにでも治療を開始した方がこれからの予後は良くなるのでしょうか?
子供も小さいので、死への不安もあります。
子供の成長も見届けたいし、長生きもしたいです。
やはりこの病気にかかってしっまった以上、長生きは難しいのでしょうか?
すごく不安で不安でしょうがありません。
先生の意見もお聞かせください。

投稿時刻 17:18 | マコ

2016年12月9日

今晩は。今年6月に非結核性抗酸菌症との診断でした。その間私は無症状で非常に元気で、孫と楽しく生活しています。今日半年後の検査でCTとX線と採血の検査をしました。「前回に比べると少し陰が増えたかな」との事!投薬を開始したらと勧められました。その薬の強い副作用のお話もされました。
「私は経過観察でお願いします」と言いましがその主治医の先生は御不満のご様子でした。
投薬を開始すべきか田中先生のお考えをお聞き頂けたら嬉しく思います。67歳の女性です。

投稿時刻 21:03 | NORIKQ

2016年12月10日

前略、失礼いたします。

57歳女性です。

この度はお世話になります。

肺がん検診で、左肺に白いかげがあり、全体に何かもやっとしたものが浮いている感じで、内科医から、紹介状を頂き、大学病院の呼吸器内科に参りました。
非結核性抗酸菌症の疑いがありということでした。

喀痰検査や血液検査をして、その結果は、まだわかっておりません。
痰を3回提出して、そのうちのふたつから菌が出ないとなると、気管支鏡検査をすると言われております。
気管支鏡検査は大変な検査のようですが、それを受けると、非結核性抗酸菌症であるかないかということが、必ず判明するのでしょうか?

突然のことで、不安でたまらず、先生のサイトにいきつきました。
この病気のことが、本当によく分かります。安心もできます。ありがとうございます。

この病気、非結核性抗酸菌症は、ひとからひとへはうつらない、と田中先生が書かれています。
ひとから、新生児にもうつらないでしょうか?

孫が生まれる予定で、その手伝いをすることになっており、新生児にうつらないか、また、上の子ども、2歳児もおりますが、2歳児、3歳児のような幼児にもうつらないでしょうか?

新生児、2歳児、現在は妊婦、今後は母乳を与える母親の食事の準備も、私がいたしますが、それも心配はないでしょうか。

新生児や乳幼児に接するときには、たとえば、やはりマスクをした方がいい、とか、あまり近づかない方がよい、とか、食事を作らない方がよい、とか、お風呂にいっしょに入らない方がいい、とか、細かい注意点がございましたら、是非、お教えくださいませ。

今の一番の不安と恐怖が、上記のようなことです。

お忙しいでしょう中、お世話になりますが、先生にご返答いただけましたら、何より大変ありがたいです。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

質問事項が多いですので、以下に記させていただきます。

① 気管支鏡検査で、非結核性抗酸菌症かどうかの判定は、必ずできるのでしょうか。

② 非結核性抗酸菌症は、ひとからひとにはうつらないということですが、新生児、乳幼児、妊婦、母乳を与える母親にも、うつらないでしょうか。

③ ②の者に、私が非結核性抗酸菌症であるとして、その私が、食事の支度をしても、よろしいでしょうか。

④新生児や乳幼児、妊婦、母乳を与える母親に接するときの、注意事項はございますか。
(マスクをつける、あまり近寄らない、食事の支度はしない、一緒に入浴はしない等)

長文になってしまい、大変申し訳ございません。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

投稿時刻 19:40 | 57歳女性f

2016年12月12日

マコさんへ
ご心配のことと推察いたします。
非結核性抗酸菌症による結節であったと思われます。
手術により切除されているのであればそのあとの治療はする必要がありません。ただし今後新たな病変が現れる可能性があり、慎重に経過をみていく必要性がありますので定期的にレントゲンなどの検査を受けてください。

以上のコメントは取り切れていた場合の話です。結節以外に粒状影などこの病気を疑うほかの病変がないかご確認ください。もしあったとしても軽症であればすぐに治療をする必要はありません。

呼吸器内科に診てもらうのであれば治療方針についてはお任せになられたらよいと思います。

投稿時刻 00:27 | 院長 田中

2016年12月12日

NORIKQさんへ
最初の判断が経過観察で、半年後無症状のままで少し影が大きくなっているという程度では治療はしません。
主治医は半年の経過で変化していることを重視したのかも知れませんし、画像上空洞があるので薦めた可能性もあります。いずれにしても治療する緊急性はないのですが、慎重に経過をみてもらってください。

2年間治療するのに70歳以上では副作用の出現率が高くなり、するのであれば早いほうが良いとお考えの先生はおられます。

治療をいつ始めるかの判断は先生により違うことがあり、私自身も迷うことはあるのですよ。
ご参考までに。

投稿時刻 00:37 | 院長 田中

2016年12月12日

大変お忙しい中ご親切なアドバイスありがとうございました。半年前の肺カメラでは、菌の数が少ないので採取出来なかったとの事でした。消えた陰もありました。今回画像を見てそう言えば少し陰が太くなったかな?の程度でした。空洞も無く、咳も微熱も血痰もありません、今のところ何一つこれといった症状がありません。
非常に元気です。ただ肺がんの陰だと怖いので気管支鏡を受けて、非結核性抗酸菌症の病名がつきました。次回のCTとX線と採血が4月です。なんでこんなに早急なのかも、理解できまん。
田中院長先生のお考えをお聞き出来て本当にほっとしました。重ね重ねお礼申し上げます。ありがとうございました。

投稿時刻 13:57 | NORIKQ

2016年12月12日

田中先生

はじめまして。
先日、父が町の健康診断のレントゲンで複数の陰が見つかり、本日近くの病院でCTをとり、非結核性抗酸菌症と診断されました。
ところが、その際医師からはその病名だけ告げられただけで、すぐに看護婦にかわられて、いきなり気管支鏡検査の同意書にサインさせられてしまったようです。
色々調べてみて、痰でも検査できると知り、電話でその旨確認したのですが、担当のお医者さんは、痰では詳しいことは調べられないから誰でも普通は気管支鏡検査をする、80歳のおじいさんだってしますと、威圧的で従わざるをえない感じで言われました。
父はとくに症状も出ておらず咳も一切なく、少し痰が出るかなという程度です。
何だかこの病院では不安なので、ネットで調べた国立の呼吸器専門医がいらっしゃる病院にかえようと思っていますが・・。
他の方の相談で同じようなものがあり、田中先生もまずは痰検査でと書かれていたので、、。
お忙しいのに同じ質問になってしまったのですが、とにかく不安なので相談させていただきました。
どうぞよろしくお願い致します。

投稿時刻 15:24 | りあ

2016年12月14日

① 気管支鏡検査で、非結核性抗酸菌症かどうかの判定は、必ずできるのでしょうか。

必ずしも結果が得られるとは限りません。培養に8週間かかりますので待てば結果が出るという場合もあります。

② 非結核性抗酸菌症は、ひとからひとにはうつらないということですが、新生児、乳幼児、妊婦、母乳を与える母親にも、うつらないでしょうか。

人から人へ感染しませんので新生児であっても、誰にでも感染することはありません。もしそういう事実があれば予防に対する対策が重要になってきますがそういう話は聞きません。

③ ②の者に、私が非結核性抗酸菌症であるとして、その私が、食事の支度をしても、よろしいでしょうか。

大丈夫です。

④新生児や乳幼児、妊婦、母乳を与える母親に接するときの、注意事項はございますか。
(マスクをつける、あまり近寄らない、食事の支度はしない、一緒に入浴はしない等)

特に気を付けることはなく、普段通り生活をされればよいです。

投稿時刻 00:43 | 院長 田中

2016年12月14日

りあさんへ

画像上特徴的な所見があり、喀痰から菌を証明できれば気管支鏡までしなくても良いと思われます。
菌が出なければしたほうが良いかもしれませんが治療をする必要性がないのであれば急ぐことはないです、
この病気でもMACに関しては血清診断もできますので、血液検査もしてみてはどうでしょうか?

投稿時刻 14:11 | 院長 田中

2016年12月14日

田中先生

お忙しい中、丁寧な回答をいただき心から感謝致します。
国立の専門医がある病院へ行き相談したところ、レントゲンと採血と痰検査をしてもらうことができました。結果は来週の水曜日にいただくことになっており、その時に検査した前の病院で撮ったCT画像を持参し、それも含めて話をしてもらえることになりました。MACに関しては血清診断できるんですね。だから採血をするのですね。とても勉強になりました。
目立った症状は、ありませんでしたが、そういえば少し前から痰でつかえたような声の出方が少し気になっていました。69歳の父本人も、結果を受けてとても不安そうだったので、田中先生からの回答を聞き安心し、大変感謝しております。
本当にありがとうございました。

投稿時刻 16:28 | りあ

2016年12月14日

田中先生

12/12に、新生児、乳幼児のことなどを質問させて頂きました者です。お忙しい中、また、年末に、ご丁寧にお返事を下さいまして、本当にありがとうございます。心より感謝申し上げます。
先生からの明確なお答えに、どれほど安堵したかしれません。
年明けすぐからの孫の世話等々になりますので、不安でたまりませんでした。

今は、咳は全くなく、痰がたまに出たり、急な坂道を登ると、息切れが少しします。

健康診断とともに、市の肺がん検査をして判明しました。
痰は、逆流性食道炎がありますので、そのためと思っておりました。
息切れも特に気になってもいませんでした。

来週月曜日に、血液検査喀痰検査の結果を聞きにまいります。

またお世話になるかと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。

お目にかかったこともなく、先生の患者でもありませんのに、このような質疑の場を設けてくださっていること、大変ありがたいです。

本当にどうもありがとうございました。

投稿時刻 22:20 | 57歳女性f

2016年12月17日

田中先生はじめまして。よろしくお願い致します。

同居の姑〔80歳〕が5〜6年前から非結核菌性抗酸症〔詳しい種類はわかりません〕と診断され、標準3薬剤を週3回と 咳がひどい時は+咳止め 血痰があれば+止血の薬を服用しています。〔他にも副作用があれば その都度薬を服用している様です。〕咳や痰は毎日頻繁、血痰はわりとでます。排菌量はわかりません。

私 〔53歳女性〕は、自己免疫疾患があり20年間弱 プレドニゾロンを服用〔多い時は30mg、現在は4mg〕服用し続けています。バセドウ、繊維筋痛症・他もあります。体調悪く毎日家に居ます。
抗酸菌症は人から人への感染はないとされていますが、私の様に健常者でなくても 全く心配いらないのでしょうか。特にお風呂がとても気になります。

姑より自分を心配しているのは恥ずかしい限りですが‥‥よろしくお願い致します。

投稿時刻 13:33 | R.I

2016年12月23日

R.Iさまへ
非結核性抗酸菌症は人から人へは感染しません。免疫能が低下していても感染することはありません。

ただし、人から感染するのではなく水回り、土壌からの感染するので、健康な方よりも発症しやすいことはあります。発症していなくても菌が潜在していることもあり、免疫能が低下して発症します。
典型的な免疫低下状態はAIDSであり合併症として多いことが知られています。

通常の生活では気をつけようがないと思われます。土を触るときはマスクを着用されたらよいとは思います。お風呂は気にしたら入れませんよね。プレドニン4mg維持量であればそれほど心配はないと思います。

投稿時刻 00:17 | 院長 田中

2016年12月23日

田中先生 ご回答いただきましてありがとうございます。

姑の咳は毎日頻繁なので、私には いろいろな持病があり 神経質になっていました。
【抗酸菌の薬と プレドニンは飲み合わせが良くない〔プレドニンが効きにくい〕ということでも心配がありました。罹患したら‥‥ということですが、、、】

気にしてても仕方ありませんね。気楽に暮らしていこうと心がけます。

お忙しい中 本当にありがとうございました、感謝いたします。

投稿時刻 12:14 | R.I

2016年12月24日

はじめまして。65歳男性です。イントラセルラーレと診断され、3薬による治療を開始するところです。

みなさん真剣なご質問が多い中、大変恐縮ですが、治療中の飲酒についてお尋ねします。ネットでは肝臓の副作用がある薬もあり、禁酒せよ、という意見が多いようですが、これから何年もの間、一滴も飲めないというのでは、生きがい、楽しみがなくなります。

そんなに飲むわけではありません。晩酌に5勺から1合程度、飲んでおりました。できればそれを継続していきたいと思っているのですが、ここはやはり、断酒したほうがよろしいのでしょうか。

よろしくご教示願えれば幸甚です。

投稿時刻 22:04 | K.F

2016年12月26日

K.Fさんへ

治療前から肝機能障害があればやめたほうが良いと言えますが、ない場合は1合くらいであれば大丈夫という考えです。
肝機能障害は比較的多い副作用の一つですので断酒という意見も出て当然ですが、そこまで要求はしていません。
それにもし肝機能障害が認められたとしても、AST、ALT値が2桁までであれば、通常休薬せずに様子をみることが多いのですが、少量の飲酒であれば容認しています。
あくまでも私の考えです。

投稿時刻 00:27 | 院長 田中

2016年12月26日

さっそく懇切なご回答をいただき、ありがとうございました。これで非結核性抗酸菌症と共存しながら、長期戦を戦っていく覚悟ができました。

お忙しい中、本当にありがとうございました。

投稿時刻 11:56 | K.F

2017年1月6日

田中先生初めまして、失礼いたします。NAOと申します。

どうしても気になってしかたがない事がありまして突然で申し訳ありませんが書き込ませていただきます。

69歳の母の話になります。
数年前に血痰が出た事に伴いCT検査を受けたところ、
非結核性抗菌症と診断され、経過観察となりました。
(当時はレントゲンでは異常が見られませんでした)
しかし、最近の検診のレントゲンで精密検査の連絡を受け、
CTを撮ったところ、非結核性抗菌症は悪化しておりました。
今後、投薬治療を行う可能性があるのですが、
昨年、ピロリ菌駆除の為、クラリスロマイシンを単独で飲んでいた事に気がつきました。
服用期間は一週間ほどだったのですが、
クラリスロマイシンを単独で飲むと耐性菌になりやすいと知りました。
すで耐性菌になってしまい、今後薬が効かなくなる可能性はあるのでしょうか?

よろしくお願いいたします。

投稿時刻 14:47 | NAO

2017年1月7日

NAOさんへ
クラリスロマイシンをピロリ菌除菌のために1週間内服したぐらいでは耐性はできませんのでご安心ください。

投稿時刻 00:01 | 院長 田中

2017年1月7日

田中先生、お忙しい中、ご回答ありがとうございます。
ただでさえ今後のことが不安で、更に菌が耐性を持っていたりしたらと・・・
色々と不安になっておりましたが安心いたしました。
ありがとうございました。

投稿時刻 00:09 | NAO

2017年1月21日

田中先生、はじめまして。よろしくお願いします。
肺MACと診断されて3年ほどになります。
肺に影はありますが、経過観察で、漢方服薬のみで過ごしております。
日常生活に支障はないのですが、悪化しないように気をつかっています。
今回お聞きしたいのは、たばこの害についてです。
職場は禁煙なのですが、喫煙者の割合がおおく喫煙所から戻っていた際の
残留物で常時タバコくさい状態です。また、喫煙者のコートが近くにかかっており
大変くさいです。
職場に呼吸器の疾患であることを申し入れ、改善を求めていますが、
この病気について、タバコが実際どのくらいよくないのかが
解らないので、タバコの害について見解を教えていただきたいです。
とにかく、悪化すると大変なことがわかっていますので、
(以前、痰がとまらず大変なことがありました。漢方で改善されました。
 肺の影自体は減りませんが)
タバコのにおいのする職場にいることが精神的にものすごくストレスになっています。
ご回答よろしくお願いします。

投稿時刻 11:20 | 匿名希望 F

2017年1月23日

喫煙が肺MAC症の悪化因子となるかは知りませんので調べてみましたが、報告がなくお答えができません。
一般的には受動喫煙であっても喘息が悪化する、肺癌発症リスクが高くなりますのでMAC症もリスクはありそうなのですがデータがないのです。ネットで調べてみても著名な先生のコメントで関係があまりないと言われています。以下参照 http://www.fukujuji.org/patient/treatment/nontube/
ストレスが免疫能を低下させて増悪因子となる可能性はあるかもしれません。
的確な回答ができずすみません。

投稿時刻 00:10 | 院長 田中

2017年1月23日

ありがとうございました。
私も調べてはみたのですが、なかなか適当なものがなかったので
お聞きしてみました。やっぱりこころあたりなかったですか。
具体的な病気への影響はいえなくても、職場の受動喫煙の問題として
職場は改善してもらえそうになってきましたので、何とかなりそうです。

おいそがしいなかありがとうございました。
(この病気はもちろんタバコが原因ではありませんが、
 個人的には悪化要因にはなると思っていますが)

投稿時刻 19:23 | 匿名希望 F

2017年1月29日

こんにちは 以前にもお世話になり ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。

非結核菌性抗酸菌症と診断されている患者の痰の検査で、3週間培養で抗酸菌は出ませんでした。(6週間培養は検査待ちです)
ということは、痰・咳からの排菌は無いと思ってよいのでしょうか? 咳は頻繁に出ています。
抗酸菌は肺に留まっているということでしょうか?

的を得ない質問のようで すみません‥

投稿時刻 10:59 | R.l

2017年1月31日

R.Iさんへ
痰から抗酸菌が培養されない=排菌がないということになります。
ただし菌が全く存在しないということではなく肺内にとどまっている可能性はあります。
気管支鏡で病巣気管支を洗浄してみれば菌は検出できることがあります。
検体に適した良質な痰かどうかで結果は異なるわけです。

投稿時刻 00:26 | 院長 田中

2017年1月31日

ご回答ありがとうございます。

抗酸菌症だからといって 常に咳・痰から排菌しているわけではないのですね。
【以前には痰から抗酸菌(種類はわかりません)が検出されていましたので‥ 】
薬の効果で肺内にだけに抑えられているのでしょうか。

これからも経過をみていきたいと思います。
お忙しい中ありがとうございました。

投稿時刻 12:04 | R.l

2017年1月31日

はじめまして。62歳女性です。
乳がんの手術(0期で部分切除)を受けその後経過観察中に体重減少が見られたためCT検査を受けたところ肺マック症と診断され、それからトントン拍子(?)に投薬治療が始まって約3ヶ月が過ぎました。
個人的には咳や血痰等の自覚症状も全くなく経過観察を希望していたのですが、大手大学病院の担当医が投薬治療を始めた方が良い、との判断でした。理由はここ2~3ヶ月で肺の影が少し大きくなっているような気がする・・・ということでした。15年ほど前に結核と診断され、2年ほど投薬治療をして結核自体は治りましたが今度また肺の病気かと落胆しております。
そこでご相談なのですが、ここ3~4ヶ月毎月通院するたびにレントゲンを撮っています。そんなに月ごとに変化が出るとも思えないし、レントゲンがあまり身体に良くないと聞いておりますので医師にその旨質問しましたが「大丈夫でしょ。」とのこと。そんなに毎月レントゲンに変化があるものでしょうか?来月は
CTの予約も入っています。
今のところ薬の副作用は特別ありませんが自覚症状がないだけにこのまま薬を飲み続けることに疑問を感じています。前回の血液検査では白血球に少し問題が出てきたけれど心配するほどのことはない、とのことでした。
大学病院なのですが治療方針については他の医師とも相談の上、患者に伝えられているのでしょうか?
それとも担当医の独断によるものが多いのでしょうか?
このままの状態で2年近く投薬生活が続くことへ不安があります。
漠然とした御相談ですがご意見お聞かせいただければと思います。
長文で申し訳ありません。
宜しくお願いいたします。

Zetty

投稿時刻 12:55 | zetty

2017年2月13日

初めまして、73歳主人のことですが
昨年9月に、非結核性抗酸菌症の診断が出て、すぐにクラリスロマイシン、リファンピシン、エサンプトール、ネキシウムカプセルの薬をのみ始め4ヶ月経ちます。
右肺の上部に固まって空洞が5こあります。
呼吸器内科から呼吸器外科に変わり、手術の話が出ました。
外科の先生も「73歳という年齢が気になりますが本人の気力があれば手術を受けたらどうですか?」と言われました。簡単な手術ではないので7~8時間かかることも、又、難易度も高いと言われ、決断できずに悩んででおります。
主人は、薬を飲んで後これから10年生きるのであれば手術をせずいたいといっておりますが、空洞がある場合、それは無理なことでしょうか?
悩んだ結果、田中先生のぺーじにたどり着きました。どうかよろしくお願いいたします。

投稿時刻 16:54 | 恵美子

2017年2月18日

恵美子さんへ 返事が遅くなりすみません。

体力があるのでしたら手術をご検討ください。空洞がある場合、治りにくく通常の2-3年では治療が終了できない可能性が高いと思われます。手術で取れきれて完治できるかどうかをご確認ください。

本人が手術を受けたくないというのであれば無理に勧めるものではありません。
もっと若ければ手術を強く勧めます。リスクはあるけれどするかどうかの判断となるでしょう。手術経験が豊富な病院であれば大丈夫なように思います。

投稿時刻 13:28 | 院長 田中

2017年2月18日

田中先生、ご回答ありがとうございました。
もう少し、考えて決めたいと思います。
お忙しいところ申し訳ありませんでした。

投稿時刻 15:19 | 恵美子

2017年2月19日

先日広島から電話をさせていただいたものです。診察中にもかかわらず電話口に出ていただき本当に有難うございました。

投稿時刻 12:22 | 山田69才

2017年2月21日

メールのやり方がよくわかりませんので重複してるかもしれませんがお許しください。先日広島から電話をさせていただいたものです。電話口にでていただけるとは思ってもいませんでしたのでご迷惑をおかけしてしまったなと本当に申し訳ございませんでした。15年前に血痰がでましたが特に治療はしていませんでした。昨年末に初めて喀血して検査の結果非結核性坑酸菌症とのことでした。薬の副作用や年齢的なことなど治療の説明を受けましたがどの様な選択をしていいのか迷っています。もうすぐ2カ月になりますが まだ息切れやだるさがあります。広島市内の総合病院にかかっていまして3月始めに血液検査とレントゲンを受けます。治療が出来るものなら受けたいと思っています。今後どのようにしていったらいいのか先生のお考えをお聞かせ頂けないでしょうか。宜しくお願いいたします。

投稿時刻 09:33 | 山田69歳

2017年2月22日

Zettyさん、回答が大変遅れて申し訳ありません。見落としておりお詫びいたします。
もうしばらくお待ちください。
広島の山田さん、もうしばらくお待ちください。

投稿時刻 01:17 | 院長 田中

2017年2月23日

初めまして
1か月に肺マックの診断(両方の肺に粒状影と気管支拡張があるようです)を受け、治療として薬3剤クラリスロマイシン錠 アプテシンカプセル エプトール錠と胃薬レバミピド錠を飲んでいます。
症状としては、体重の減少(3㌔),なぜか入浴中の洗髪時に下をむくと痰がからんで白い痰がでる、咳はなしです。
この症状は変わらないのですがここ2週間母の介護があり、ストレスと疲れからかここ2日間くらい胸の真ん中が時々痛みます。また、息を大きく吸うと胸の真ん中に痛みを感じます。
これは肺マックの症状なのでしょうか?(肺マックが悪化してるのでしょうか)担当の先生に伝えましたが、何も回答はありませんでした。とても不安です。よろしくお願いいたします。

投稿時刻 10:35 | ゆかり 53歳

2017年2月26日

zettyさん、回答が遅くになりすみませんでした。
自覚症状がないのであれば積極的な治療の対象とはなりませんが、短期間で陰影が大きくなっていることを重視されたのだと思います。
レントゲンは私の場合2-3か月ごとにしており、毎月は撮っておりません。症状増悪時は副作用の可能性もあることより間で撮ることはあります。
CTは単純写真で評価が難しいときは撮りますが、明らかに効いているのであれば終了時でもよいでしょう。効いているのか判断が難しいときはCTでの評価が役立ちます。

大学病院の外来通院の場合はほとんどが主治医の判断であり、相談されていない場合が多いと思いますが、診療方針が難しいケースではカンファレンスで討議されています。

2年間副作用がなく効果が得られることを祈念しております。治療は始まっており先生を信じて治療を続けましょう。

投稿時刻 14:37 | 院長 田中

2017年2月26日

山田さんへ、回答が遅くなりすみません。

69歳は治療可能な年齢です。75歳以上は副作用が多くなり慎重にならざるを得ません。
出血していることより治療は必要と考えますし、倦怠感、息切れも随伴症状と思われ、治療により改善すると思われます。

根治することが難しい病気ですが、症状緩和はできますので、主治医の先生を信じて治療を受け、副作用のチェックを受けながら経過をみてもらいましょう。呼吸器科の先生であれば治療経験はありますから大丈夫と思われます。

投稿時刻 14:52 | 院長

2017年2月26日

田中先生 お忙しい中 回答をいだだき有難うごさいました。
 
治療可能な事と治療が必要との事で 気持ちがはっきりしました。是非治療を受けようと思います。
色々と不安になっておりましたが 田中先生のお考えを聞いてこころが軽くなりました。
本当に感謝申し上げます。 

投稿時刻 21:04 | 山田69歳

2017年2月26日

初めまして、関東在住の者です。80歳なかばの父親が非結核性抗酸菌症で5年以上クラリス・エサンブトール・リファンピシリンの3剤を服用していますが、年齢のせいか、咳の症状がひどく体重も減少して
ますます衰弱しています。咳の症状がひどいため、メジコンやムコダイン・頓服でリンコデを飲むも一向に改善の兆しはなく先生も薬の変更がないので、本人も少し、自暴自棄になっています。
咳の症状だけは取り除いてあげたいのですが、ロイコトリエン拮抗薬(キプレス)やトロンボキサンA2阻害剤(ドメナン)や気管支拡張薬などは効果ないのでしょうか?
たぶん咳は非結核性抗酸菌症が原因だと思われますが。。。。呼吸器の専門病院への通院は遠いため、送迎
や訪問診療がある一般内科に変更しようかと思うのですが、やはり問題があるでしょうか?

投稿時刻 21:37 | MY

2017年2月26日

ゆかりさんへ

胸の真ん中というと気管に位置すると思われますが、息を大きく吸うと痛みが出るのは肺の表面にある胸膜か胸壁の神経、筋肉の痛みということになります。

これがMAC症の増悪かどうかは私にもわかりかねます。増悪しているかレントゲンを撮ればわかるように思います。

別の感染症を併発している可能性があります。いわゆる風邪はウイルス感染症ですし、何らかの細菌感染から炎症をおこし痛みが出ているのかもしれません。

経過をみていただき持続するようなら検査を受けらたら良いように思います。

投稿時刻 23:54 | 院長 田中

2017年2月27日

MYさんへ

5年以上治療中ですが止めれないということは効いているが効果が十分ではないということでしょうか?
止めると急速に悪化するケースがあり、進行は抑えてくれているので継続しているケースは私にもあります。

咳でお困りですが、リンコデが効かないとなると厄介です。抗アレルギー剤は喘息の治療薬ですが、喘息以外の咳にも効く可能性があります。アレルギーが関与しているかもしれません。もう一つ考えられるのが咳がひどいと腹圧がかかり胃酸が食道に逆流しやすいので、そのために咳が出やすくなる機序が考えられ、その場合PPIという制酸剤が効きます。

咳に対する対症療法となりますが、西洋薬が効かない場合は漢方を試してみます。何が良いかは診察してみないとわかりませんが、漢方医がおられるようでしたらご相談ください。

遠方のようですが呼吸器専門医に診てもらうほうが良いと思われます。病状が安定し、薬の継続だけでよいとなれば近医に転院されるのもよいでしょう。
初めまして、関東在住の者です。80歳なかばの父親が非結核性抗酸菌症で5年以上クラリス・エサンブMYトール・リファンピシリンの3剤を服用していますが、年齢のせいか、咳の症状がひどく体重も減少して
ますます衰弱しています。咳の症状がひどいため、メジコンやムコダイン・頓服でリンコデを飲むも一向に改善の兆しはなく先生も薬の変更がないので、本人も少し、自暴自棄になっています。
咳の症状だけは取り除いてあげたいのですが、ロイコトリエン拮抗薬(キプレス)やトロンボキサンA2阻害剤(ドメナン)や気管支拡張薬などは効果ないのでしょうか?
たぶん咳は非結核性抗酸菌症が原因だと思われますが。。。。呼吸器の専門病院への通院は遠いため、送迎
や訪問診療がある一般内科に変更しようかと思うのですが、やはり問題があるでしょうか?

投稿時刻 00:10 | 院長 田中

2017年2月27日

田中先生、
お忙しい中お返事をいただきまして感謝申し上げます。ありがとうございました。
先日の検診でさらに白血球が減少しており(3,400→2,900→2,500)来月もっと減少しているようであれば一旦薬をやめてみましょう、ということになりました。
来月は採決、レントゲン、CT検査があります。自覚症状は全くないのにも係わらず、薬を飲み続けることで白血球減少やその他(今のところ他の副作用はありません。)悪影響が出てくるのであれば投薬治療をやめた方がいいかも、と思いますが、4ヶ月飲み続けてきた薬をやめることにより症状が一気に悪化するのではという心配もあります。
田中先生がおっしゃるように担当医を信じて治療を続けるしかないと思いますが正直不安です。
しかしながらとりあえずは来月の検診結果を注視しようと思っています。
田中先生のお言葉は私の背中を押して下さり、道を開いてくださいます。
またご相談申し上げますのでどうぞよろしくお願いいたします。

zetty

投稿時刻 12:35 | zetty

2017年2月28日

田中先生、ご丁寧な回答をありがとうございました。
早速、両親に提案してみます。
漢方薬も主治医の先生に処方してもらえるように伝えます。
薬の服用は泌尿器・糖尿・呼吸器で服用錠数が多く、朝が18錠 昼5錠 夕方7錠
で抗生剤もクラリスロマシンとグレースビット錠、他院でユナシン錠を服用しており、本人は少し下痢気味のようで家族が心配しているので、先生の意見をお伺いしたかったです。
ありがとうございました。

投稿時刻 14:05 | MY

2017年3月6日

はじめまして。非定型型抗酸菌というのを調べていたらこちらにたどり着きました。非定型型抗酸菌と診断されたのは私の母です。50代前半で発症して今が60代ですから約15年近くこの病気と闘っています。家族に移らないこと症状はゆっくりで確実に進行していくことなどとお医者さんから言われたようです。2年前までは動けていた事が今年に入り息が上がり買い物もやっとこさという感じです。私には子供がいて私の母に子供の世話を頼むのですが咳が出ると止まらなくなりしんどそうです。私は遠方へ結婚して出ているので母がいる実家に車で1時間かかります。日々の様子は電話でなければ分かりませんがかかりつけ医でレントゲンをとると両方の肺が白く片方は空洞が見え始めているとのこと。少し歩くと息切れがしてお医者さんから100メートル走を全速力で走った状態が日々の生活で出ていると言われ母から自分はもう長くないかもと言われすごく心配しています。薬もたくさん飲んでいて薬の副作用か尿が少し赤っぽいらしいです。じっと座っていたり寝ていたら咳もなく元気な母に見えます。私が近くにいなくて父も仕事でいないので何か日常生活で少しでも楽に生きれたらと思いアドバイスいただきたく投稿しました。母も違う病院はどうかと医大を受診しましたが結果は同じで元のかかりつけ医に戻るようです。

投稿時刻 10:21 | 鎌田

2017年3月9日

お母様のこと、心配ですね。
医療機関を変えても治療方針は大きく変わらないと思いますので今の主治医を信頼して診て貰いましょう。

呼吸状態が悪くなってきているようですが、治療をやめると急速に悪化する可能性があり、副作用が許せる範囲なら継続したほうが良いでしょう。

風邪を引くと症状が悪化しやすいので予防に心がけてください。無理な運動はしないほうが良いでしょう。ストレスがかかると免疫が低下するのでゆったりと過ごしてもらうのが良いと思います。

投稿時刻 22:09 | 院長 田中

2017年3月12日

田中先生、先日は回答していただきありがとうございました。
3剤での治療を開始して現在1か月半たったところですが、最近足とお腹に湿疹ができはじめました。
今のところかゆみはほとんどないのですが、薬の副作用かと思われます。
副作用がでた場合の治療はどうなるのでしょうか?中断するしかないのでしょうか?
とても不安です。

投稿時刻 22:58 | ゆかり 53歳

2017年3月15日

ゆかりさん、返信遅くなりました。

湿疹はリファンピシンの可能性があります。同時に肝機能障害が生じていれば中止したほうが良いでしょう。肝機能に異常がなく、湿疹に対する局所皮膚軟膏処置で改善する場合は継続可能です。
悪化する場合はいったん休薬して、湿疹が改善したのち、少量から再開する方法も試してみることができますが、それでも再発する場合はやはり使えないということになります。

投稿時刻 00:36 | 院長 田中

2017年3月27日

非結核性抗酸菌症と診断されて十年ほど経過しています。
ここ数年、血痰や喀血時は止血剤を処方してもらい、リファンピシン、クラビット錠、クラリスロマイシン、ファモチジンD錠を服用。夏季など吐き気や食欲不振で体が弱り、極限状態を避けるために薬を中止したりして調整して治療していました。
今年4月から、担当の先生が変わり、強い薬を飲んでも状態が変わらないようならとエロスロシン錠、クリアナール錠になりました。ただガフススキー値は高いのこと。
今年は8月に肺炎、3月は風邪を引いて高熱が出して体調を崩して食欲不振が続き、昨日また熱が出て、風邪薬を処方してもらいましたが、咳も多くなり、このところ余り状態がよくありません。

仕事は、結構体力を使いストレスも多い職場でかなりハードな毎日です。少し休職して、体を休めたいとも考えていますが、いかがでしょうか。どうぞご教示お願い申し上げます。

投稿時刻 19:22 | TN 59歳

2017年3月29日

私も10年くらい治療を継続している方がいますが、徐々に進行しており続けていいものか中止してよいものか悩んだケースがあります。専門医に相談したところ中止すると急速に悪化する場合があり、継続である程度進行の抑止力があるので続けています。

副作用が強く継続できず、代替薬剤がないのであれば休薬します。休薬して進行していないケースもありますが、ガフキー値が高いのであればまた悪化するように思われます。

休職できるのであれば休まれてはどうでしょうか?その間体力、免疫力をアップさせることができれば治療再開も可能となるかもしれません。

私はこのようなケースでは漢方薬を併用しております。人参養栄湯か補中益気湯を使います。

投稿時刻 07:17 | 院長 田中

2017年3月29日

田中先生 ご返信いただきありがとうございました。

咳が多いだけで見た目には重症に見えないので仕事を休むほどの病気なのか悩んでいました。
掛かりつけの先生に相談してみます。

また人参養栄湯、中益気湯のことも教えていただき、とても助かりました。
漢方薬でしたら副作用がないように思いますので、どうにか入手方法を捜してみます。

背中を後押ししてくさだり、本当にありがとうございました。

  

投稿時刻 21:09 | TN 59歳

2017年4月1日

初めまして、当サイトでの田中先生のご意見、大変参考になり感謝しております。
2015年11月の健康診断・胸部X線検査で要精密検査となり2016年1月にCT検査を受けたところ、粒状影と結節影があり、おそらく非結核性抗酸菌症だろうという診断でした。その後その年は3ヶ月ごとにレントゲンを撮りましたが大きな変化はなく症状も特にありませんでした。
今年2017年は主治医が変わり2月末にレントゲン・CT・血液検査を受けた結果、右S3の粒状影結節影の増強、右S6末梢気道沿いにも同様の陰影が出現、中葉舌区の索状影や粒状影の広がり、左S6葉間胸膜近傍の不整形結節影と周囲の粒状影の広がり、右S8のすりガラス濃度上昇は不明瞭化、粒状影の融合・集簇傾向は乏しいという結果でした。
血液検査の結果はMAC軍は陰性でしたので確定できないが非MAC群の可能性があるとのことでした。現在の症状としては時々おかしな咳が出ることがあり、気管支の辺りに少しゴロゴロ感があります。主治医は菌をやっつける必要はない、悪さをしなければ飼っておけばよいとおっしゃいますが、ゆっくりであっても必ず進行する病気とのことで心配ですし早めに手を打つ良い方法はないのでしようか?インターネットには漢方薬局の紹介などもありますが効果はあるのでしようか?
今後6月、9月と3ヶ月ごとにCT検査を受ける予定になっていますが被爆による影響も心配です。
今の私の病状は軽度の範囲内でしようか?だとしたら3ヶ月ごとにCT検査を受ける必要があるのでしようか?主治医にも心配な思いをお伝えしましたが被爆については気にする程のことではないとおっしゃるだけですので、今後どうしょうかと悩んでいます。
長々となり申し訳ございませんが、ご助言よろしくお願い致します。

投稿時刻 17:28 | SM 60歳

2017年4月1日

まもなく87歳になる母のことでよろしくお願いいたします。
7年ほど前に検診で異常がみつかり、CTにて非結核性抗酸菌症と診断されました。
高齢であり、副作用もある薬で必ず成果がでる保証もないからということで、
経過観察となり、現在に至ります。
先日レントゲンを撮ったところ、空洞化が何か所か見つかり、次回CTを撮る予定です。
母自身は咳も痰も息切れもまだありません。
症状は出ていなくても、空洞化があるということは、かなり進行している、重症ということになるのでしょうか?
その場合、87歳でも治療を受けるべきでしょうか?
慢性腎臓病、高血圧、認知症もあり、
2年ほど前には食欲があまりなく、認知症の医師の処方でドグマチールを1年近く薬を飲んだおかげで、普通に食事ができていた状態でした。
しかし、去年の夏前にその薬の副作用が出たため、中止となりましたが、
今では薬を服用しなくても美味しく食べられるようになりとても良い状態です。

(ただ、ここ2年ほどは夏の時期に2か月ほどめっきり食べられなくなり、点滴をしてもらったほうがよいのではとハラハラしています。)

このような状態で治療を受けるのはリスクがありすぎると思うのですが、いかがでしょうか?

もし治療は受けないつもりなら、菌の特定はしなくてもいいでしょうか?
菌の特定は薬を決めるためにするのですよね?
痰がでないので、気管支鏡になると思うのですが、その検査もつらそうなので、治療をしないなら、その必要性もないのではないかと思うのです。

菌量はどのようにしらべるのでしょうか?

ただ、今の状態を少しでも維持できるよう、漢方を試してみたとは思っています。

もし先生のお母さまがこのような状態でしたら、どうされますか?

投稿時刻 17:59 | W.N

2017年4月1日

補足

気管支拡張症もあります。

空洞化があるということは、今後急激に色々な症状が出てくるということでしょうか?

投稿時刻 19:04 | W.N

2017年4月4日

初めまして、「非定型抗酸菌症」で投薬治療から1年4か月経過しました
実は、数年前(10年位前)2年続けて肺炎での入院を経験しておりますので、今回の喀血(2015.12)に急患で受診しました。諸々の検査結果で肺の状態も広くぼやけていましたが、ほぼ石灰化してるという事でしたが、喀痰検査、採血、MRI検査結果で(イントラセルラール菌)による抗酸菌症と診断されました。
服用と三か月ごとの検査でエリスロシンドライシロップ・アンブロキソール塩酸塩・カルバソクロムスルホン酸ナトリウムを昨年12月まで(1年間)服用し、その後クラリスロマイシン錠・レパミピド錠・アンブロキソール塩酸塩に代わり今日に至っています
実は、発症後(半年経過)で県外の転居がありました。紹介状を書いて頂き昨夏、転居後の医師(総合病院)に受診しましたが、3回目(三か月後)の受診の時に治らない病気、治る薬も無いという一生付き合っていくしかない病気なので、自宅近くへの転院を促されて、現在個人病院に通院しています
発症時の医師からあまり深刻な病気ではないと言われていましたので、定期的な検査と投薬さえしていればと心配していませんでしたが、転居後に色々な情報から自分の無知に気が付きました
そこでご相談したいことが二つあります
 
* 抗酸菌症の処方されてる薬が1種類であるのは、年齢的な事でしょうか?
   今回担当医に尋ねましたが回答が得られませんでした
  (耐性のため3薬服用という情報がありますが)

* 今後の対処として病院の選択の件ですが、現在の病院は(内科・皮膚科)の個人病院です
  やはり検査が出来る病院の選択がいいのでは?と思いますが、(前回の総合病院の件もあり)
  悩んでいます
長々となりましたがアドバイスを頂けますでしょうか

兵庫県から現在の所に転居してきました。
先生の事をもっと早くに知っていればと悔やむばかりです
よろしくお願いします

投稿時刻 07:00 | A.K(73歳)

2017年4月4日

SMさんへ

画像診断で非結核性抗酸菌症であろうと診断されていて、菌は証明されていない、ただし進行はしているので治療すべきかどうかの判断になります。

まずMACが証明されておらず、MAC以外の菌の可能性があります。そうなると使う抗生物質を変えないといけなくなるかもしれません。カンザシ菌ですとイスコチンを使います。

治療するのであれば菌が同定されてからのほうが良いと思われます。繰り返し痰を調べるか検出されなければ気管支鏡をするかです。

60歳ですとまだ治療は急がなくても良いかと思われます。進行したら効きにくくなるというものでもありません。

漢方薬は抗菌作用はありませんので免疫力を高めて抑制することはできると思います。試してみる価値はあると思います。免疫の60%は腸管が担っているといわれており、便通異常があるようでしたら乳酸菌をしっかり摂取したり、サプリメントもいろいろあります。

経過観察は3ヵ月後との単純写真でよいと思います。単純写真でもう少し詳しい情報がほしいときにCTを撮影するようにしています。最初から詳しく情報が得られるのでCTを優先される先生もおられますが症例ごとで違いますので必要性をどのように考えるかで違ってきます。

投稿時刻 13:04 | 院長 田中

2017年4月4日

W.Nさんへ
痰が出ないので菌も同定されていないでしょうし、菌量もわからない状況です。空洞があっても症状が無いのであれば重症ではありませんし治療をする必要性はありません。

もし治療する必要性が出てきたとしても高齢で副作用も強く出る可能性が高くデメリットのほうが大きくなる可能性あり、食事が食べれなくなり弱ってしまうかもしれません。私の母と考えた場合治療はしません。

治療をせず経過観察であれば菌を同定する必要は無く、気管支鏡は苦しいのでしません。痰がいつでるかわかりませんから検査容器だけ用意しておいていつでも採取できるようにしておきましょう。

空洞や拡張があるのであれば出血する可能性はあります。今の状態では急速に悪化するとは思えません。肺炎を発症したり、免疫がかなり低下する状況が発生すれば心配ですが。

このような状態で治療を受けるのはリスクがありすぎると思うのですが、いかがでしょうか?

もし治療は受けないつもりなら、菌の特定はしなくてもいいでしょうか?
菌の特定は薬を決めるためにするのですよね?
痰がでないので、気管支鏡になると思うのですが、その検査もつらそうなので、治療をしないなら、その必要性もないのではないかと思うのです。

菌量はどのようにしらべるのでしょうか?

ただ、今の状態を少しでも維持できるよう、漢方を試してみたとは思っています。

もし先生のお母さまがこのような状態でしたら、どうされますか?

投稿時刻 13:31 | 院長

2017年4月4日

田中先生、コメントをどうもありがとうございました。
やはりこの年齢での治療はリスクがあるんですね。
空洞があっても、症状が出ていないのなら、まだ重症ではないと聞き、少し安心しました。
1日でも長く、この状態を維持できるよう、免疫力を落とさないことに、注力したいと思います。
本当にありがとうございました。

投稿時刻 21:38 | WN

2017年4月13日

A.Kさんへ 

回答が遅れて申し訳ありませんでした。

治療薬が一つの理由がわかりません、主治医は年齢から副作用を心配して一剤にしたのかもしれませんが通用は3剤です。

病院の選択の件ですが、検査ができても治療方針をきちんと立ててもらう必要があり、経験のある専門医がいる医療機関がよいというのが私の意見です。少し遠方になっても探してみられてはいかがでしょうか?

投稿時刻 00:34 | 院長 田中

2017年4月16日

S.Mさんへ

直接お手紙をいただきまして、その質問に回答いたします。

ストレスや便通異常は免疫能を低下させますが、感染した経緯は土を触ったなど感染経路があるはずですので、かかった理由ではなく発症しやすくなった理由といえると思います。

カンサシ菌の場合使用するイスコチンの主な副作用は肝機能障害、神経障害としてしびれが出ることがあります。

グレースビットは抗酸菌に対する抗菌効果はあり、私は現在二人投与しておりますが効果を感じております。

転院を考えるのであれば胸部疾患センターか結核療養病院なら症例が豊富で経験豊かな先生に診て貰えると思います。

ご参考までに。

投稿時刻 16:32 | 院長

2017年4月17日

田中院長先生、お忙しい中、再びご親切に回答を頂き感謝いたします。
先生のおかげで自分がかかっている病気について、ある程度の知識を得ることができホッとしております。まずは免疫力を高めて進行をなるべく遅らせることができるよう努力してみます。
病院の選択や薬についても大変参考になりました。本当にありがとうございました。

投稿時刻 19:36 | SM

2017年4月18日

2月13日に主人の非結核性抗酸菌症の手術の件で、一度お世話になりありがとうございました。
その時は空洞が5個位あり手術で迷っていた時でしたが、先生のお話を聞き手術を受ける決心をしました。

がその後、病院内で定年退職の先生がいたり、中での移動があったりで担当医が替りました。
先日先生から「呼吸器内科・外科の先生方の話し合いで薬を増やしてもう少し病巣(空洞)を小さくしてからの手術が良い」ということを告げられ手術が延びました。

7カ月間、クラリスロマイシン(2錠)・リファンピシン(3錠)・エサンブトール(しびれの副作用ありで1錠)・ネキシュウム(1錠)を、朝だけ飲んでいましたが、クラリスロマイシンを夜2錠増やしました。
今迄7か月薬をのみ、余り効いていない状態もあり、薬を増やしたところで何ヶ月か様子を見ないと効き目もわからないと思います。
手術を先送りしている間に今以上悪くなるのではないかと、また年齢も74歳になり体力的な心配もあり、先送りはどうかと不安になります。

独立行政法人国立病院機構で呼吸器専門の病院ですが、昨年の9月から担当の先生が5人も替り不安も大きくなってきてしまいました。
このまま今の病院で手術を待ったが良いのか?・・又は転院してみた方が良いのか悩んでいます。
紹介ではなく新たに他の病院となると最初からになるので、本人にとっては辛い事になるので躊躇します。
どこの病院へ行けばよいのかもわからず困っています。
そこで先ず、田中先生のご意見をと思いメールしてしまいました。長くなってすみません。
お忙しいところ申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。                恵美子

投稿時刻 21:27 | 恵美子

2017年4月21日

恵美子さんへ

内科外科でのカンファレンスで決まったのであれば、それに従うのが良いと思いますが、空洞病変は改善に時間がかかるように思われ、やはり手術をする選択肢も考慮されてはどうかなと思います。

そこでセカンドオピニオンに意見を求められてはどうでしょう。私も以前は国立病院機構に勤務していましたが、大阪の胸部疾患センターに相談したり転院させた症例があります。主治医の先生に手術に関してセカンドオピニオンの紹介をしてほしいと頼まれ、一から検査しなくていいように資料も用意してもらえばよいと思います。

どこの病院がいいかも教えてもらえると思います。中には気を悪くされる先生もおられるようですが・・・
相談という形で話を持っていかれてはどうでしょう。

投稿時刻 13:28 | 院長 田中

2017年4月22日

田中先生、お忙しい中再度のご回答ありがとうございました。

次の予約日が5月16日で、内科の先生とも初対面なのでその雰囲気の中で、セカンドオピニオン紹介の話を
相談するのは、なかなか勇気のいることですが検討してみたいと思います。

こんなに医学が進歩している世の中において、効く薬もなく治る可能性がないという病気があることに
愕然としましたが、そんな時に田中先生に色々とご助言いただき心が落ち着きます。
ありがとうございました!          

投稿時刻 21:48 | 恵美子

2017年5月14日

2月に広島からメールをさせていただいた者です。田中先生から治療を始めた方がいいとのことでしたので3月からリファジンカプセル エサンブトール クラリシッドをのみはじめました。息切れ 疲れやすさは少し改善されたようですが日によって良かったり悪かったりします。今のところ副作用は出ていません。この病気について田中先生のお話の中で初めて知ることばかりでした。主治医の先生の最初の説明は薬の副作用があり効果もあまり期待できないとの説明でした。その時は病気のことがよくわからなかったので薬はのみませんといいました。特に先生から治療をした方がよいとも言われませんでした。1月20日に気管支鏡検査をうけたのですが昨日初めて坑酸菌検査のコピーをもらいました。[私の方からお願いして]内容についての説明はありませんでした。

次は6月9日が病院の日ですがそれまでに田中先生にお話しさせて頂けないでしょうか 
気持ちの整理をつけて治療を受けていきたいと思っています。どうか宜しくお願いいたします。

投稿時刻 13:55 | 山田70歳

2017年5月14日

山田さん、治療始められて症状に少しでも改善が認められているのであればまだこれから効いてくる可能性は十分あると思います。

お話というのは電話でよろしいのですね。平日の13時ころなら診察が終わっていると思われますのでかけてみてください。

投稿時刻 23:56 | 院長 田中

2017年5月15日

田中先生 お忙しい中お返事有難うございます。先生にすすめられて治療出来ましたことは本当に
よかったと思っています。今は1カ月ごとの検査になっているのですが 先生との会話は検査の結果を言われることと こちらから質問すれば答えて下さることです。これでいいのかなと不安な気持ちがぬぐえません。坑酸菌検査の結果も説明を受けていませんので田中先生に診ていただきたいと思っています。
言葉足らずでうまくお伝えすることが出来なくて申し訳ありません。

よろしければ 予約をお願いしたいと思っています。どうか宜しくお願いいたします。

投稿時刻 10:02 | 山田70歳

2017年5月17日

田中先生4月18日にはお世話になりました!
昨日、新しい呼吸器内科の先生に変わり、お話をしてまいりました。
先生は、8ヶ月間の診察のカルテを診て丁寧に解かりやすく説明してくださり、セカンドオピニオンの
話もして下さいました・・が本人である主人はセカンドオピニオンはしなくてもよいと言う気持ちです。
クラリスロマイシンの服用を、1日に400mgから800mgに増やして1か月が過ぎたが、まだ効果が解からないので3ヶ月位は様子をみて、7月にCTを撮り、血液検査、痰の検査等をよく調べてから手術の検討をしたいとのお話でした。
結局、カンファレンスでは、空洞が何個か上葉に限局していることと、空洞からの排菌の心配が多く手術が必要とのことです。
でも手術で完治する事は無く、手術後の感染症の心配もあるので手術も考えてしまいます。
年齢74歳の主人は薬の服用だけで治療した場合は後何年生きられるのか?・・聞くことは出来ませんでしたが本人は一番聞きたいことだったことかも知れません。
結局手術は早くて9月以降になりますが、年齢が74歳なので遅れれば遅れるほど体力的な心配も出てくるし、薬だけの治療の判断も捨てきれません。
術後の感染症は避けられないものでしょうか・

投稿時刻 11:36 | 恵美子

2017年5月20日

初めまして。
38才女性、独身です。
少し長くなりますがお許し下さい。
不安で不安で色々と調べていたところ、ここにたどり着きました。
今とても不安で思い悩んでいることがあるので田中先生のご意見をお聞かせ頂けると幸いです。

結核の疑いを経て、今年の4月25日に非結核性抗酸菌症であることが分かりました。
通院で投薬治療になると言われたわずか3日後に2週間の入院が必要だと言われ、5月1日~15日まで入院。1日5回の点滴治療をしました。
入院初日に、実はマイコプラズマにも同時に感染していたことを知らされ、入院2日目に抗酸菌症はアブセッサスであることを知らされました。
自分で(ネットですが)色々と調べたのでアブセッサスについて少し知識はあるつもりなのですが、病院側からは現在に至るまで病気について何の説明もされていません。
言われた事は、少し厄介な菌だけど心配しないで大丈夫です。退院したら数ヶ月飲み薬になります。この2点のみです。
(ちなみに都内の大学病院です)
退院の際に処方された飲み薬は朝クラリス200m×2、アベロックス×1、夜クラリス200mg×2で、その際も看護師から薬を受け取り担当医師は不在ということで何も質問できず、薬の事も今後の治療方針のことも全く説明を受けていません。
次回の外来の予約は5月30日で、それまでは何も聞くことができません。(1度電話で問い合わせましたが先生とはお話できませんでした)

病変は3ヶ所で両肺に肺炎が起きている、空洞はない、と言われました。
胸の痛みがあったのですが、それは肺炎が胸膜に達しているから肺炎がおさまるまで仕方がないとのことでした。
入院前と入院初日に撮ったCTを比べると、2箇所は病変が良くなっていて1箇所は少し悪化していたそうです。
だけどマイコプラズマの肺炎なのか抗酸菌症の肺炎なのかは恐らく入院中には区別がつかないと。
これらは全て私から質問した際に返ってきた答えであり、質問されて少し焦っているような、返答が曖昧な印象を受けてしまい…。
また担当医も入院前、入院中、退院後の外来と、全て違う先生です。
外来で担当になる先生は感染症に詳しい先生らしいのですがアブセッサスの治療経験があるのかは分かりません。

田中先生が他の方にされていた回答にもアブセッサスの治療はしたことがないと書かれていたと思うので、やはり稀な菌なんだなと思い落ち込むばかりです…。

電車とバスで2時間半程の場所に非結核性抗酸菌症の研究が進んでいて手術も行っている独立行政法人 国立病院機構の病院があるのですが、アブセッサスという難しい菌でもあるためそちらに転院した方がいいのでしょうか?
今の大学病院の先生方は、自分たちで見ていくので心配しないで下さい、というスタンスのようで、専門病院へ転院させる等は考えていないように思います。
正直色々と引っかかるところがあり不安なので、このままここに通って治療を続けるべきなのか非常に迷っています。
調べるとアブセッサスは難治で進行も早く予後が悪いと言われていますが本当にそうなんでしょうか?
非結核性抗酸菌症は数年単位での服薬治療が一般的なようですが、私は当初、服薬は数ヶ月と言われたのでそれもすごく不安です。

今は胸の痛み、咳は完全ではないもののほぼおさまっており、内服薬の副作用も出ておりません。
自覚症状はほぼなくなった状態ですが、大丈夫だと言われるばかりで自分の病状が軽度なのか中度なのかも分かりません。

なんだか支離滅裂な文章になってしまい大変申し訳ないのですが、誰にも聞けない状況で不安でいっぱいになっており、是非田中先生のご意見をお聞かせ頂ければ嬉しいです。
どうぞよろしくお願い致します。

投稿時刻 13:44 | にゃお

2017年5月21日

にゃおさんへ

アブセッサス菌に関して私は経験がなく同僚の先生が苦労されていたのを覚えております(カンファレンスでの聞き取りから)

従って大学病院よりも治療経験の豊富な国立病院のほうが良いのではと思います。ただし感染症の専門医に経験があるのならお任せしてもよいでしょう。

治療期間や治療薬剤は確立されていませんので、経過をみながら決めていくというのが現状だと思われますので、なおさら経験ある医師のほうが良いと思う理由です。

私が以前勤めていた大学病院でも専門医に相談しながら治療をしていましたので、大学病院だから相談できないのではなく、患者さんのために相談される先生方であることを願っております。

投稿時刻 19:06 | 院長 田中

2017年5月21日

恵美子さんへ 返信が遅くなりすみません。

手術は必要だが完治はできない、術後感染のリスクがあるということですね。術後の感染の意味が肺炎を起こしやすいということなのかと思われます。高齢のため肺の術後合併症は考えられますが、完治できないという意味には切除しても病変がほかにもあるということかもしれません。

限局していても術後化学療法をする場合があります。残った肺に病変が疑われる場合は特に実施します。

私の考えでは空洞病変は切除してもらい、化学療法で他の病変の治療または再発予防での治療をするのが良いかと思います。

よくご相談ください、またはセカンドオピニオンを受けてみられることをお勧めします。

投稿時刻 19:39 | 院長 田中

2017年5月22日

田中先生、お忙しいところありがとうございました。

先生のおっしゃる通り、限局している空洞のほかに、右肺にも左肺にも病変があるとのことです。
クラリスロマイシンを多くして、それらの病変を固めて小さくしてからの手術をと言われました。
やはりセカンドオピニオンも考えてみたいと思います。

投稿時刻 06:32 | 恵美子

2017年5月22日

田中先生
ご多忙のところ早々のお返事をありがとうございます。

総合内科にいらっしゃる感染症に詳しい先生と聞いておりますので、専門医ではないのかもしれません。
アブセッサス菌の治療経験の確認はしてみますが、田中先生の助言を受けてやはり国立病院への転院を前向きに考えてみようと思います。
思い悩む毎日の中、先生に優しく背中を押していただいた気がして大変感謝しております。
またご相談させていただく事があるかもしれませんが、その際はよろしくお願いいたします。

投稿時刻 10:06 | にゃお

2017年5月24日

田中先生 よろしくお願いいたします。
42歳、女性。
非結核性抗酸菌症の疑いがあり、先日 血液検査・気管支鏡検査を致しました。
血液検査ではMAC抗体の数値がプラスとでましたが、気管支鏡検査の遺伝子検査はマイナスでした。よって培養検査待ちの状態です。
レントゲン・CTは、抗酸菌の所見があります。咳・痰もあります。
担当医師からは、MAC症以外の珍しい菌か排菌が少ない為遺伝子検査はマイナスだったのだろう…と伝えられました。
培養検査結果を聞くのは8月末になっていますが途中で結果はわからないものでしょうか?
仕事を再開しようかどうか迷っており、もし抗酸菌性であれば薬の副作用等が出る可能性もあるので、もう少しずらして再開しようか…と思っております。
病名が確定にならずモヤモヤしております。
病名確定するまで長くかかるものなのでしょうか。

投稿時刻 12:09 | H.C

2017年5月24日

一昨年に母(86歳)の事で投稿させていただき、
ご助言をいただきました。

3,4年前に健診でのレントゲンで呼吸器科での診察を指示され
そこで抗酸菌症と診断されました。
以来、ムコダインとエリスロシンの2錠をのんでいます。

2週間前に定期検査をし、レントゲンも撮ってもらって
何も言われなかったので安心していたのですが、
その1週間後に多目の血を吐きました。
あわてて診察をお願いし、CTも撮っていただきましたが、
急に悪化しているような状態は見られない、長年の罹患で
気管支拡張症になっているので、そこから出血している・・との
ことで、暫く血止めの薬を飲んで様子見をし、2,3日で
血痰も収まったのですが、昨日、また、多目の血を吐きました。

今朝、先生ところへ相談に病院に行きました。
先週喀血したときに、血と痰を検査に出していましたので結果を聞くと
菌は出ていない(多少雑菌がある)とのこと。
結構出血が多いので、今は1週間くらい絶対安静にして下さいとの事でした。

今後、気管支からの出血が多くなるとしたら、止めるのに
原因気管支までカテーテルを挿入して詰める方法はあるが、
挿入のときに腰周りの神経周辺を傷つける可能性もあり、
また、それをしても出血を完全にとめられるとは限らない・・
との事でした。

今後についてですが、現状のままの薬で、なるべく安静にし、
出血したら血止めを飲むということで良いのでしょうか??

何か、他の薬か対処方法がありますでしょうか?

抗酸菌を死滅させる抗生剤は、副作用が強く、母の年齢を考慮し、
また、死滅させても多くは再発すると聞いているので、
それはよそうと家族とも話しています。

気管支からの出血を緩和させる何か良い方法がありますでしょうか?

長文になり申し訳ございません。

お忙しいところ申し訳ございませんが、
ご助言ありましたら、よろしくお願い申し上げます。

投稿時刻 14:07 | taka

2017年5月25日

H.Cさんへ

MACの抗体が陽性ならば、MAC菌の可能性が高いと思われます。気管支鏡で早期診断ができず培養待ちのようですが、2か月待たなくても早くに菌が発育してくれば菌同定できる可能性があります。

現状では菌の発育を待つしかないと思われます。培養は通常8週間で、それ以上は待っても結果は出ないと思われ、結果は7月末になると思います。

投稿時刻 18:29 | 院長 田中

2017年5月25日

takaさんへ

気管支から出血したからといって非結核性抗酸菌が悪さをしているとは限りません。
喀痰から菌が検出されていないのであれば(培養結果がまだですが)積極的な化学療法は高齢でもありおすすめしません。

止血に対しては安静と止血剤で様子を見るしかないと思われます。あまり続くようであれば気管支動脈塞栓術をしてもらうしかないでしょう。一時しのぎになるかもしれませんが、長期にコントロールできている方もいます。神経損傷のリスクはありますが、術者の技術にもよると思われます。

投稿時刻 18:39 | 院長 田中

2017年5月26日

出血がひどい場合は、手術も仕方ないのかもしれません。
しばらく、様子を見ようと思います。

お忙しい中ご助言いただきましてありがとうございました。

投稿時刻 21:07 | taka

2017年5月30日

初めて質問させていただきます。
45歳女性、2年前に気管支喘息と診断。レルベアとシングレアで治療中です。
2017年3月に何度か血痰があり(起床時のみ、オレンジや茶色のような色)たまたま感冒を併発し喀痰検査を施行。
インフルエンザ桿菌が出ましたが、本日8週の培養でM、AVIUM が出て、コロニー数は2でした。
CT上も異常所見がなく、2回以上続けば病的なことがあると言われました。
また痰がでれば再検査といわれていますが、普段はでません。
今のところは痰がでるまで待ってもよいのでしょうか?気管支鏡など必要なのでしょうか?
呼吸器専門医に診てもらっていますが、血痰も本当に痰なのかと思われています。
(まだ若いので)
私のような年齢でも発症することはありますか?
宜しくおねがいします。

投稿時刻 17:56 | 明子

2017年5月31日

先日、母(86歳、坑酸菌、気管支拡張症による喀血)の事で
ご相談させていただきました者です。

先々週、先週と喀血し安静にしていたのですが、昨日、
再度、喀血してしまいました。
3週連続となります。

こうなると、高齢ではありますが、塞栓術による手術も現実的に
検討しなくてはと思っております。

そこで、私なりに調べ、喀血専門科があり、塞栓手術の経験豊富な
先生がいらっしゃる大阪の岸和田にある病院にたどり着きました。

もちろん、他の病院の事がとやかく言うことはできないでしょうが、
先生は、この病院をご存知でしょうか?

術数、術後の経過等、内容はすばらしく、カテーテル手術を受けるので
あれば、この病院でと思っております。

ただ、当方は九州で大阪のことは分からず、また、インターネット上の情報しか
分かりませんので不安もあります。

答えにくい内容であることは重々承知しており、大変心苦しいの
ですが、ご助言いただけましたら幸いでございます。

投稿時刻 20:11 | taka

2017年6月2日

明子さんへ

あなたの年齢で発症する方が多いです。一般には中年女性に多いとされています。

CTで異常がないのであれば経過観察でよいでしょう。レントゲンで異常がなくても痰の検査で菌を検出することはありますが、治療の対象となりません。活動性の病変はないと思われます。

呼吸器専門医に診てもらっているのであれば安心ですね。

投稿時刻 00:29 | 院長 田中

2017年6月2日

takaさんへ

岸和田盈進会病院のことですね。ここは非常に症例数が多く、私の患者さんも紹介して喀血をコントロールしてもらいました。喀血・肺循環センターがあり、喀血を専門に診療をしている日本唯一の施設ではないでしょうか?

私は以前岸和田の他の病院に勤めていたこともあり、事情は知っておりますので推薦します。

遠方なのでよくご検討ください。

投稿時刻 00:40 | 院長 田中

2017年6月3日

情報ありがとうございました。
検討したいと思います。

投稿時刻 15:18 | taka

2017年6月30日

初めまして。

38歳で、肺炎になりレントゲンで分かり非抗酸菌だろうと言われ薬を1年飲み続けています。

手術などしなきゃいけないんでしょうか?
長生きは無理なのでしょうか?
色々不安になってきました…。

投稿時刻 13:15 | ちっち

2017年6月30日

はじめまして。
69才の母親が、昨年11月に、健康診断で肺に白い影があることがわかり、病院で検査をしたところ、
肺MAC症と診断されました。
その頃は症状はなかったのですが、
今年の5月ごろより、夜になると息苦しさが出てきて調子が悪いと言いだし、本日は朝から息苦しさが続くので、体調が悪いと訴え始めました。
寝てしまうと気がまぎれるということで、最近は疲れもあり早く寝てしまうようです。

5月から一気に症状が悪化しているように思うのですが、そういうケースもございますでしょうか?

その場合、治療の方法として最善の策はどのようになりますでしょうか?

最愛の母なので、完治は難しくても何とか元気になってもらいたいのですが、
希望はありますでしょうか・・?

お忙しい中大変恐縮ですが、ご教示いただけますと大変幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。

投稿時刻 21:20 | 清宮礼子

2017年7月3日

ちっちさんへ

一年間治療して効果は得られているのでしょうか?難治性の限局性病変で手術を検討しています。

完治させることは難しですが、長生きされている方は多いですので効いているのであれば心配なく治療を続けられたらよろしいかと思います。

投稿時刻 00:13 | 院長 田中

2017年7月4日

最近レントゲンとCTを撮りました。
一年前と比べると少し小さくなってるみたいだとかかりつけ医は言っていました。
今月CTを持って大きい病院へ行きます。
半年に一度呼吸器科で見てもらってます。
(初めて肺に影があると言われた時肺癌だと思って(かかりつけ医は影から違うと言ってたんですが…)心配性なので大きい病院へセカンドオピニオンに行きました。
かかりつけ医に薬やレントゲンやCTなどを撮ってもらい半年に一度呼吸器科へきてくださいとかかりつけ医に連絡しているみたいです。)
薬は副作用ありません。

非結核抗酸菌だろうと言われたのはCTの影と腫瘍マーカーでマック?(忘れてしまいました…)だけが➕だったからです。
カビなどは陰性でした。
気管支鏡はしてなく痰からもなにも出なくて。
肺癌ではないと言われてるんですが…。
色々と不安です…。
手術するような病気じゃない!死ぬような病気じゃないから!って言われましたが不安です…。

薬だけ飲んでなにもなく長生きする人はいるんでしょうか…?

投稿時刻 17:33 | ちっち

2017年7月4日

お礼を忘れてしまいすみません…。
忙しい中読んでくださりありがとうございます。

旦那を27歳で事故で亡くし、子供が3人いるので長生きしたいのです…。

治療をちゃんと続けていれば大丈夫ですか…
悪化したくありません…。

投稿時刻 19:41 | ちっち

2017年7月3日

清宮さんへ

症状が出るタイミングは様々で急に出現することもあります。まずは診断された医師に治療の必要性についてご相談ください。

内服治療により自覚症状は改善しますので、副作用に気を付けながら慎重に経過をみてもらえたらよいと思います。

投稿時刻 00:18 | 院長 田中

2017年7月8日

ちっちさんへ

効果があるのであれば治療を続けて様子をみてもらいましょう。専門医にも診てもらっているので安心なのではないでしょうか?

子供さんのためにもきちんと治療を受け続けてくださいね。今のところ増悪の兆候はなく大丈夫と思われますが、完治することがない病気ですので長い目でみると慎重に経過をみ続ける必要はあります。

投稿時刻 00:26 | 院長 田中

2017年7月10日

検診でひっかかり、半年ほどクラリス、リファンピシン、エサンブトールを飲んでいます。

他の家族と、ジュースなどを回し飲みしていたことに気付き、感染が心配になりました。菌が排出されているかどうかはわかりません。主治医からは生活上特に注意する点もいわれてなかったので、うっかりしていました。次回の診察まではあと1か月ほどあるので、こちらでお聞きしたいと思って投稿させていただきました。最悪の場合、回し飲みしていた家族の肺の検査をしてもらう必要があるでしょうか? 問題なければ、今後も続けて大丈夫ですか? 一人で一本ボトルを飲みきれないので、つい子供や孫にやってしまいます。お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

投稿時刻 17:26 | KF

2017年7月11日

初めまして。6年くらい前にアブセッサス菌の非結核菌と診断されました。
現在32歳で0歳の子がいます。
産後一年ぶりにCTをとったところ影が広がっており手術した方がいいと言われました。まだ子が小さいのでなかなか踏み切れず、アブセッサス菌は薬がききずらく効果は見込めないという話でしたが、2ヶ月後(それまでに卒乳)のレントゲン後から薬治療をはじめ効果がなければ手術することになりました。術後1ヶ月くらい入院になるそうです。
手術は出来ればしたくないですがそんな選択肢はないのでしょうか?
まだ子供が小さいので薬で治る可能性がないのなら通院も大変なのでさっさと手術をした方がいいのか、セカンドオピニオン受けた方がいいのかも悩みます。次回主治医に相談する前に少しでもアドバイス頂けたらと思います。よろしくお願い致します

投稿時刻 19:09 | ma

2017年7月12日

KFさんへ

人から人への感染はありませんので今後も差し支えありません。

投稿時刻 00:11 | 院長 田中

2017年7月12日

maさんへ

アブセッサス菌は難治性であり、病変が限局しているのであれば手術をしたほうが良いと思います。
内服の効果をみて手術がよいのか、すぐに手術するのかは症例にもよりますし意見がわかれるところですので、セカンドオピニオンを受けことを勧めます。

いずれにしましても手術はすべきと思います。

投稿時刻 00:21 | 院長 田中

2017年7月12日

田中先生

お忙しい中、さっそくにご回答いただきありがとうございました。安心いたしました。今までどおりの生活を続けていきたいと思います。

投稿時刻 09:42 | KF

2017年7月13日

初めまして。
現座68歳です。1998年に非結核性抗酸菌症を発症して以来、様々な組み合わせで薬を飲み続けてきましたが、最近主治医より、病気がさらに広がり始めているが、今ある薬でこれ以上はどうすることもできないと言われました。体はしんどくてたまらず、寝たきりにだけはならないという意地だけで頑張っている状態です。肺には空洞がいくつもあります。在宅酸素のお世話になっています。
薬の副作用がこんなにつらいのか、病気そのものでこんなにつらいのか、よくわからないのですが、どうせ良くならないのであれば、19年続けた薬をやめてしまってもいいのではないかと思い始めています。
いかが思われますでしょうか?

投稿時刻 11:39 | 山本幸枝

2017年7月15日

田中先生はじめまして。 
抗酸菌症で闘病中の母(79歳)についてお伺いいたします。
埼玉在住、東京の国立の呼吸器専門病院で入院中です

年齢79歳
身長152センチ
体重34キロ
既往症 16歳~18歳まで結核に罹患
2型糖尿病あり(現在インスリン注射にて治療中)
ひどい皮膚アレルギーがあり(抗生剤に反応していると思われる、しかし今回の治療が始まるまではそのようなアレルギーを持っていることはわかっていませんでした)

79歳という高齢ではあったのですが、 今年3月から積極的治療を始めました。
リファンピシン、クラリシッド、エブトールの服用後、薬疹による猛烈な痒みの副作用が起こり、服用中止。
薬疹はなかなかおさまらず、非常に強いステロイドを使用しました。
痒みがようやくおさまりかけたころ、発熱。 ステロイド服用により抗酸菌が活発になり、そこからくる発熱と思われる、とのことで、クラリシッドとカナマイシン(週3回の注射)。

この2剤により、続いていた高熱は 36度台に落ち着いた。前回の痒みの原因と思われる
エブトールは外した。 リファンピシンも使いたい。今回微量から 始めようとしたが 微量でもアレルギー症状がみられたため中止。

担当医からは、今後カナマイシンは半年もしたら使えなくなるし、クラリシッドの耐性化もある。だがあと一剤、なにかないかと探しているがなにしろアレルギー反応がでる体質のため次を探すことが難しい。

このまま入院を続け長期戦を覚悟でリファンピシンを1mgから試してみるなどの方法もあるが、入院も長期化すると高齢(79歳)ということもあり、体力的にも精神的にもくたびれてしまう懸念もあるとも。

 それを踏まえて現在投薬中のクラリシッドとカナマイシンを中止し対処療法をメインにおき一旦自宅に戻るという選択肢もありますよ、どうされますか?と問われ悩んでおります。

母自身は治療したい気持ちもあるが、副作用の痒みの強烈だったことや実際痒みが止まるまでの数か月で体力がぐっと低下したと感じていることから新しい薬を使うことへの恐怖心が拭えない状態です。

皮膚アレルギーが出てしまう母のような患者の場合、どのようにしていけばいいのか・・・

なにか他に、痒みに悩まされず、抗酸菌と付き合っていく手だてはないのか・・・

先生ならば 母のような皮膚アレルギーの患者をどのように扱われるかお聞かせいただければ幸いです。

投稿時刻 01:13 | 埼玉 KM

2017年7月16日

埼玉 KMさんへ

大変難しいケースです。高齢ですし無理しないほうが良いと思います。微量でもアレルギー反応が出るのであれば使えません。通常は湿疹が消失後微量から開始して漸増していくのです。

クラリシッドとカナマイシンは大丈夫だが今後クラリシッド単剤では十分な治療ができません。
もう一剤、ニューキノロン系でグレースビットという抗生剤があり、私は2人に使っております。長期投与も可能です。試してみてもよいと思われますが、クラリシッドとの2剤となった場合に不十分となる可能性あります。

抗アレルギー剤、外用剤などを併用して内服するかですが、軽症な場合に限られると思いますし、同時に肝機能障害を認めることあり、その場合は対処の方法がないと思います。

治療をしないと呼吸器症状がつらいのでしょうか?発熱、血痰、呼吸困難などの症状が強く、治療効果が期待でき、かつ副作用も容認できる時に治療を勧めるのがベターと思いますが。

いったん休薬して退院され、体力のアップも図ってから再度検討されてもよいかと思いますが、
所見がわかりませんし、診察をしていませんのであくまでも参考意見とさせてください。

投稿時刻 15:41 | 院長 田中

2017年7月16日

山本幸枝さんへ

返事が遅くになりすみません。19年も内服をされていたんですね。よく頑張ってこられたと感心しております。
長い経過であり、主治医が一番よく理解してくれていると思われますので、私が意見することはおこがましいと思います。

私は最長で10年内服させていますが徐々に進行しております。でもそれは効いていないのであれば止めるのですが、進行を遅らせている可能性もあり、またほかの薬剤がないために継続しているのが現状です。

副作用であれば止めざるをえませんが、病気のせいか?副作用かわからないようですので主治医とよくご相談ください。休薬することで急速に悪化することもありますので慎重に対応しなくてはならないと思います。

体の辛さに対しては漢方医学を取り入れていますので主治医か専門医に相談されてはどうでしょうか?補中益気湯など免疫力をアップさせる効果も期待できます。

ここまで頑張ってこられたのですからもうしばらく続けられたらどうかと思うのですが・・・

投稿時刻 16:23 | 院長 田中

2017年7月16日

田中先生

お世話になっております。 早速のご回答ありがとうございました。
心の底からありがたく思っております。
 

皮膚アレルギーがひどい母のことで、今一度おたずねさせてください。

母の場合 血痰は朝でますが、それほどではなく、呼吸困難はありません。
自宅に帰って一遍 リセット・体力のアップを図るにあたり、 カナマイシンとクラリシッドを休薬することで、 発熱するのではと思われるのですが、 解熱剤で対処していく。

もう一案として、
担当医から これもまた皮膚アレルギーが起こるかもしれないけれど、エリスロマイシンを単剤で服用してみることもあり、と言われておりますが、 使用についてはいかが思われますか。

また現在 漢方は使っていないので、担当医に尋ねたところ 肺炎をおこすようなことをいわれたのですが、この病気で漢方を使うデメリットは 先生はどのようにお考えになられますでしょうか。

よろしくお願いいたします。

投稿時刻 20:48 | 埼玉 KM

2017年7月17日

田中先生

温かい励ましのお言葉、ありがとうございます。
医療費もかさみ、一向に良くならないばかりか、悪化するばかりで、自暴自棄になりかけていたので、田中先生のこのアドバイスが私にはとても必要でした。
諦めず、漢方のことも主治医に相談してみようと思います。

田中先生、ほんとうにありがとうございます。

投稿時刻 12:06 | 山本幸枝

2017年7月17日

KMさんへ

もう一つの案であるエリスロマイシン(EM)単独療法は、この病気に対する抗菌効果は期待できませんが、喀痰量を減らすといった症状緩和は期待できるかもしれません。進行を遅らせてくれるかもしれませんし、耐性を獲得しにくい薬剤ですので長期投与も可能です。

何も投与せずに様子をみるよりEM内服で様子を見られてもよいと思います。クラリスロマイシンと同系統の薬剤ですのでアレルギーは起こしにくいかと思いますがないとは言えません。

漢方薬には薬剤性肺炎、これもアレルギー機序で起こりうる副作用があります。生薬ですので副作用は少ないのですが、ないわけではなくましてアレルギー体質の方ですので頻度は増すと思われ、投与に躊躇されるかもしれませんね。慎重な検討をされているのでしょう。試してみないとわからないというのが正直な答えです。

投稿時刻 13:04 | 院長 田中

2017年7月17日

田中先生

お世話になっております。

再び 早速 ご回答いただきまして ありがとうございました。

本当にありがたく思っております。

今後の 治療の道しるべにさせていただきます。

ありがとうございました。

投稿時刻 17:13 | 埼玉 KM

2017年7月21日

76歳になる母は抗酸菌症、気管支拡張で、今、入院しております。抗酸菌になったのは4年前で、入院はこれで5回目になります。
数週間前に退院できるまでになりましたが、夜中に痰が喉に詰まって呼吸困難になってしまい、その直後から発熱。炎症反応もまた上がり、入院する前よりももっと弱ってしまいました。またここ数日は息切れが続いており、だるそうで、歩行もままなりません。今、抗生物質の点滴を1日に3本打ってますが、効いていない様子で、違う点滴に変えてみようと先生はおっしゃっています。この先、良くなっていくのか心配でたまりません。
またこんなに痩せてしまったのは3薬の影響もあるのでしょうか。薬は初めからずっと飲んでいます。3薬を止めたらもっとひどい状態になるのでしょうか?
大変不躾な質問で申し訳有りません。お伺いできればと思います。

投稿時刻 15:48 | 長嶺

2017年7月21日

田中先生 初めまして。よろしくお願いします。
現在56歳の女性です。
1ヶ月ぐらい前に初めて喀血し、呼吸器内科でレントゲン、CT、血液検査をし
非結核性抗酸菌症の疑いがあると言われました。喀痰検査ではまだ菌が見つかっておらず今は培養検査中です。
結核は血液検査では陰性でした。
また、耳鼻科、胃カメラ(念のために)での内視鏡でも異常はありませんでした。
主治医からはアドナとトランサミンを処方され3週間近く服用していましたが薬が無くなり症状もなかったので薬を止めた後、血痰が出始めました。
ここ4日ほど昼ごはん後だけ血痰が1、2度の咳き込みと同時に出ます。量はディッシュが赤く染まるぐらいです。
血痰が出るという事は非結核性抗酸菌症の場合、進行してるという事になるのでしょうか?
また、この病気は進行が遅いと言われていますがたまたま去年胸部レントゲンを撮った写真では(今回の病院とは別の医院で)何も異常は言われませんでした。
もしかするとレントゲンなので分かりにくかったのかもしれませんが急に病気が進行したのかと不安です。
また、CTではガンの疑いはないと言われましたが早期のガンやうつりにくいガンもあると知り不安が増すばかりです。
気管支内視鏡も必要になるかもしれませんがパニック障害を持っていること、胃カメラの検査の麻酔薬で喉から胸にかけて発疹がでた事などで検査が可能かどうかもわかりません。
不安ばかりの質問になってしまいましたがお答え頂ければ幸いです。
よろしくお願いします。

投稿時刻 16:53 | 大阪nana

2017年7月21日

長嶺さんへ

抗酸菌3剤の治療に加えて他の細菌感染症に対する抗生物質療法が効いておらず、変更予定ということですね。抗酸菌以外に検出された病原菌があり効く抗生剤に変えてもらえたら効くのかどうかです。耐性菌の場合効きにくいです。気管支拡張があると緑膿菌が検出されることがあり厄介です。きちんと検査をしたうえで抗生物質を選択していくものと思います。

やせた原因は新たに加わった感染症なのか薬の副作用なのかはわかりませんが最初の抗生物質が効いていないことからは感染症で消耗している可能性を考えます。

3剤をやめてしまうと抗酸菌症が悪化することが想定されますので明らかな副作用と考える場合を除けばやめないほうが良いと思います。

投稿時刻 19:51 | 院長 田中

2017年7月23日

お忙しいところありがとうございました。感謝申し上げます。
息切れと体の怠さは今も取れず続いておりますが、炎症反応の数値は下がってまいりました。
この病気になって以来、よくなる兆候を感じたことはなく、悪くなっていく一方です。本人も私も気持ちが後ろ向きになりがちですが、先生のような方がいらっしゃることを知り励みになりました。
ありがとうございました。
またお世話になるかもしれませんが、よろしくお願い申し上げます。

投稿時刻 15:23 | 長嶺

2017年7月24日

田中先生

はじめてこちらのコメント書き込みを利用させていただきます。
インターネットを彷徨ううちこちらに辿り着きましたうちの一人でございます。

離れて暮らす母の事でご質問させていただきたく。
たいへん恐縮ですがなにとぞよろしくお願いいたします。

母 75歳 身長160cm 体重40kg
20年ほど前から咳が止まらなくなったと母は申しておりますが正確ではありません。
非結核性抗酸菌症と診断されましたのは2008年2月頃と思われます。(私が母から取り寄せた検査詳細資料の中で最も古い日付となります)

母に質問しても感染している菌の名称を病院で聞かされたかという記憶が無いと申しております。
レントゲン等の結果も記憶が無いのか私が質問しましても明瞭に答えません。
基本的に咳と痰が症状です。長く患っておりますが進行は薬の効果か、早くないと感じています。

現在処方されております1日の内訳

リファジンカプセル 150mg 3CP / エブトール250mg 3錠 / クラリス錠200 4錠 / メジコン15mg 朝×1 / フェキソフェナジン塩酸塩錠60mg ×2

過去に胆嚢摘出手術を受けております。

今回質問させていただきたい点
母は、数年前(おそらく4年ほど前から)5月~10月の気温が上がる時期になるとほぼ毎日7度半ば~8度超の発熱があり、エアコンの効いた部屋で家事はせず横になって過ごしております。上記時期以外では全く発熱せず、気温の上がる時期限定です。解熱の為の薬の服用はしておりません。横になってやり過ごしております。そして夏場には確実に体重が落ちていきます。
非結核性抗酸菌症の症状の一つであるのか、どのように対処すべきか、調べても分からずこちらで質問させていただく次第です。

私は発熱が避けられないものとしてとにかく体力をつけて対処するぐらいしか思いつかず、低糖質高たんぱくな方向へ食生活を見直してもらう程度のことを今年3月頃から助言しています。
(ふと高齢により汗腺減少などで体温のコントロールが出来ないのかなどとも考えました)

ご助言いただけましたらたいへんうれしいです。
なにとぞよろしくお願いいたします。

投稿時刻 13:24 | kjr

2017年7月24日

大阪nanaさんへ

画像上は非結核性抗酸菌症が鵜能われるけれど菌が証明されていないため診断がついていない段階となります。

診断のためには3回くらい続けて痰の検査をする必要があります。がんの可能性は低いと思いますが同時に痰の細胞をチェックしたらよいと思います。

CTでもわかりにくい癌の病巣はありますが、原因がわからなければやはり気管支鏡をするべきでしょう。主治医とよく相談ください。

まえの病院では写っていなかったようですが、あとから見て比較するとわかる場合もあるので全くなかったのかどうかは取り寄せて比較してみないとわかりません。単純写真の場合わかりにくく、CTですとはっきりする場所もあります。

出血はおそらく気管支拡張部位からで、菌量と必ずしも比例しないので進行しているかどうかの判断はできません。

投稿時刻 13:52 | 院長 田中

2017年7月25日

kjrさんへ

高温多湿の時期に体温調節がうまくいかずにこもり熱となり体温が上昇するのではないかと推察されます。

高齢になると時々経験します、呼吸器疾患患者さんは咳をするだけでも労力を要し、エネルギーを消耗します。発汗がうまくできずに体温が上昇する背景に水分の摂取不足があります。脱水傾向にありますと汗をかけませんのでしっかり水分を摂取してください。汗をしっかりかくようでしたら塩分も適度に補給してください。高蛋白食は良いでしょう。

病気のせいではないと思います。

投稿時刻 13:23 | 匿名

2017年7月25日

田中先生

kjrです。
お返事いただきたいへん感謝しております。

早速このことを母に伝えます。
発熱と抗酸菌を切りはなして考えることが母にとっては非常に難しくこれまでと違う体調の変化は全て抗酸菌の所為だと決めてかかるところがあり、私も「こもり熱」や「熱中症」を疑うべきかも知れないと話をしたのですが聞き入れようとしませんでした。
(体力的に半身浴が可能であれば試してもらおうとしましたが、体力面と風呂嫌いと何より汗をかく事が嫌いということで聞き入れられませんでした。)

今回、先生のお立場からこのように助言いただけましたら母も思い直すことが出来るかも知れません。
本当にありがとうございます。

投稿時刻 14:02 | kjr

2017年7月26日

大阪のnanaです。
田中先生、わかりやすくお答えいただき有り難うございました。
再度お伺いしたい事があります。
よろしくお願いいたします。

先日、呼吸器科で診察をうけると主治医から喀痰検査の結果でマイコバクテリウム アビウム及びイントラセルラーが検出され、やはり非結核性抗酸菌症の疑いが強いと言われました。
ただ5回の喀痰検査で1回の検出なので治療にはまだ入れないようです。
また、通常の細菌検査では
Serratia marcescens 3+⬅薬剤感受性s
Enterobacter cloacae 2+
Klebsiella oxytoca 3+
Streptococcus viridans Group 3+
でしたがこの検体は前日に出た血痰を提出しました。
この細菌は非結核性抗酸菌症とはちがうものだすが陽性だという事で良くないものでしょうか?
レントゲン検査では1ヶ月前と変わりありませんでした。

今の症状は食後には気管の入口のあたりが痰(透明で粘りのある)で違和感があったり(この症状はかなり前からあります)、時々ですが気管(肺)のあたりが咳もないのに気管支炎で咳きこんだ後のようなヒリヒリするような痛みがあります。
そしてその後に軽い咳があり血痰が少しでる事もあります。
血痰は気分が滅入りますが気管のあたりのヒリヒリ感も気になります。
今後、非結核性抗酸菌症ならこのような症状が続くという事になりますか?
薬も副作用が強かったりあまり効果がない場合も多いと聞きましたが今後も効果的な薬 は期待できないのでしょうか?
また提出前日に血痰など菌が検出されそうな痰がでる事が多いのですが提出当日の痰でないと正確な検査が出来ないのでしょうか?
お忙しい中、申し訳ありません。
宜しくお願いいたします。

投稿時刻 15:53 | 大阪nana

2017年8月1日

57才の妻が、肺MAC症に罹り、呼吸器専門病院で、約1.6年間、3剤中心の治療を受けていますが、私は、主治医に会う機会が無いので、定期健康診断結果について、2件、教えて下さい。
1.肺MAC症が進行している時は、CRP値も上昇するものでしょうか?現在、「0.03」ですが、肺の炎症は進行しているのでしょうか?それとも、肺MAC症の症状(進行度)は、CRP値には、現れないのでしょうか?
2.胸部X線検査の所見欄に、2016年では、「右中肺野:異常陰影(浸潤影もしくは斑状影)」と書かれていたものが、2017年では、「右中肺野:瘢痕像」となっていました。これは、状況が良くなっている(治って来ている)と理解して宜しいのでしょうか?「瘢痕」の意味が良く分りません。
お手数をお掛けし申し訳ありませんが、何卒 宜しく お願いします。

投稿時刻 17:23 | FS

2017年8月3日

大阪nanaさんへ

マイコバクテリウム アビウム及びイントラセルラーが検出されたのでしたら疑いではなく確定診断してもよいです。非結核性抗酸菌症で間違いありません。

他の菌種については病原性の低い常在菌と病原性のある細菌が検出されていますので、気管支炎または肺炎を合併している可能性がありますが、レントゲンで不変ということはいまのところ感染力は低いのかもしれません。

非結核性好酸菌症として標準療法を受けられることが良いように思われます。

今後も新しい薬剤は出てきますので治療の進歩は期待できます。

検体は提出前日から当日までの分で大丈夫です。ただし唾液様ではなくしっかりした痰であることが条件です。

投稿時刻 00:22 | 院長 田中

2017年8月5日

田中先生、お答えしていただき有り難うございました。
今後、主治医と相談し治療に専念したいと思います。

投稿時刻 16:16 | 大阪nana

2017年8月3日

FSさんへ

肺MAC症では炎症反応のCRPは上がらないことが多いように思います。上昇しても軽度であり病勢に比例するわけでもありませんのであまり参考になりません。

瘢痕とは炎症が治った後のことを指しますので所見は良くなっていると解釈できます。
やけどの跡、手術創部がケロイド状になることがありますが、これらも瘢痕です。

投稿時刻 00:29 | 院長 田中

2017年8月3日

田中 先生 様
早速のご回答、有難うございました。
CRP値が余り高くないので、肺MAC症も落ち着ているのかと期待しましたが、指標(参考)にならないのは残念です。
また、現在、3剤による治療を、約1.6年行っていますが、定期健診のコメントは、改善傾向を示す内容とのことで、治療に励みが出ると思います。
有難うございました。

投稿時刻 09:28 | FS

2017年8月4日

はじめまして。今年2月に健康診断で引っかかり、非結核性抗酸菌症と判明しました。33歳女です。
アビウム菌です。少し痰が出てたのですが、そこまで自覚症状はありませんでしたが、そこそこ進行していると言われ、現在、エブトール、リファンピシン、クラリシッドで治療しており、最初の3ヶ月はストレプトマイシン注を週に3回していました。薬の副作用は無く、少しだけ影が薄くなってきてるとのことで、安心していましたが、昨日の夜初めて、吐血しました。病院に行き、止血剤をもらいました。吐血はどのような原因で起こるのでしょうか?日常生活で気をつけることはありますか?1歳の子供がおり、無理をしてしまったのかなーと反省しています。それと、今後、薬を飲まなくてよくなったときに、妊娠は可能ですか?出来ればもう1人欲しいと考えていますが、今年34歳になるので、無理なのかなと不安です。

投稿時刻 15:29 | イチ

2017年8月6日

標準治療中のようですね。吐血は胃からの出血ですので喀血の間違いかなと思います。
この病気の症状に血痰、喀血があります。恐らく病変部に気管支拡張があると思われます。
拡張した気管支粘膜の充血したところから何らかの刺激が加わり、出血したのでしょう。
出血したからと言って病変が悪化しているとは限りません。
風邪をひくと出血しやすくなりますので気を付けてください。
治療終了後に妊娠は可能で悪影響はありません。

投稿時刻 23:31 | 院長 田中

2017年8月9日

田中先生、お忙しい中ありがとうございました。出血したからといって悪化したとは限らないとの事で安心しました。また何かありましたら、よろしくお願い致します。

投稿時刻 01:23 | イチ

2017年8月7日

田中先生初めまして。
70歳になる母が半年前くらいに非結核性抗酸菌症と診断され経過観察をしていたのですが、二ヶ月前に悪性かどうかを判断するのに肺の検査を行った結果病変が三ヶ所くらいあることから投薬治療を開始しましょうかと言われたのですが、投薬治療をはじめた方がよいのでしょうか?咳などの症状はひどくないのですが・・・
ただ母はシェークレン症候群を持っており、ドライアイ、ドライマウスなどの症状がとても酷く目に関しては痛みからゴロゴロ、視力が出ていない状態です。こんな状態をもちながら投薬治療を初めて副作用は大きくでないのでしょうか?目が見えなくなるのだけは避けたいのですが。
そして薬の量は一般的に多いのでしょうか?

投稿時刻 12:01 | KC

2017年8月11日

田中先生初めまして。48歳の内視鏡検査でアビウム菌による肺マックと診断され3剤の投薬治療を6月から始めました。 両肺4箇所あり一つ一つは小さく初期の気管支拡張が左肺にあります。
この気管支拡張のところに巣くっている場所を、広がらないうちに手術で切除しといたほうが薬も効きやすくなるとの事で手術する事にしました。。現在は手術日前後3か月集中治療の為週2回カナマイシンの筋肉注射を打っておりますが、2回目を打ち終わった後13時間後高音質のキーンとした耳鳴り(右耳のみ)が3,4秒間が
2回程ありました。

最初の2回はこちらの都合で日にちがなく2日連続で投与したのですが関係ありますか?
耳鳴りは2回だけです、現在はありません
もし、耳鳴りのせいでカナマイシンが打てないとなれば手術する事はできませんか??
どうしても手術する事を希望しております。。

手術は左肺舌区と薬が効いて小さくなっていれば、舌区のすぐ下の部分も切除予定です

お忙しいところ恐縮ですが宜しくお願い致します

カナマイシンを投与して耳鳴りがある人は治療を諦めているのですか??

投稿時刻 16:21 | 匿名ガリママ

2017年8月14日

KCさんへ 返事が遅くなりすみませんでした。

病変の部位がいくつあるかは治療の開始を決めるのではなく、排菌の量や症状を優先して考慮します。また70歳以上の高齢者は副作用が未満の人に比べて頻度が多い、程度が重くなる傾向があり、慎重に適応を決める必要があります。

あまり症状がないのであれば治療をしなくてもよいかもしれませんが、菌量や画像所見がないため判断ができません。空洞や気管支拡張があれば治療を考慮しています。

エサンブトールには視神経障害という副作用があります。ドライアイがあっても投与には問題はないと思いますが、投与前に眼科にて支障がないかを確認してもらってください。

薬の量は体重で計算して決めますので多すぎることにはなりません。

投稿時刻 23:38 | 院長 田中

2017年8月14日

ガリママさんへ

カナマイシンの副作用に聴神経障害があり、めまい、難聴、耳鳴りの症状がでますので、副作用である可能性は高いと思われます。

私はこの系(アミノグルコシド系)を投薬する場合、耳鼻科で事前に投与することが可能かどうか、投与中に聴力検査を定期的にチェックしてもらいます。

相談者の場合、事前もしくは耳鳴り出現時に耳鼻科受診をされているのでしょうか?
聴力障害を伴っているのであれば継続は困難と思われますが、現在耳鳴りは消失しているとのことですので聴力の確認をしてもらってください。

2回連続で投与したのが第1週のみであれば関係ないと思われます。
手術前にカナマイシンを投与しているほうが良いですが、3剤で効果があれば手術をしない理由にはなりません。

主治医とよくご相談ください。

投稿時刻 23:55 | 院長 田中

2017年8月15日

田中先生 お忙しいにもかかわらず早速の回答ありがとうございます。

カナマイシンの筋肉注射の前の聴力検査は受けており、その時点では異常はありませんでした
最悪筋肉注射を継続できなくても、手術は可能であるとの事で安心いたしました
主治医と相談致します
ありがとうございました

投稿時刻 18:20 | 匿名ガリママ

2017年8月16日

田中先生
お忙しいのにお答えいただいてありがとうございます

主治医とも話しようとは思うのですが投薬治療には3剤~4剤の服用が必要とありますがエサンブトールを抜いた治療は可能でしょうか?

投稿時刻 12:01 | KC

2017年8月16日

KCさんへ

エサンブトールは標準治療に必要な薬剤で抜いた治療は考えにくいです。眼科で投与がむずかしいと判断されればストレプトマイシンまたはカナマイシン、ニューキノロン系のグレースビットを代わりに使うことがあります。

3剤で治療をしないと耐性菌が出現するリスクがありますし、治療効果が低下します。

投稿時刻 19:30 | 院長 田中

2017年8月17日

田中先生大変ありがとうございました❗

本人ともよく相談して治療を考えたいと思います。
先生に相談して色んなことが見えてきて良かったです。優先すべきことがわかった気がします。
またなにか有りましたら宜しくお願い致します。
ありがとうございました。

投稿時刻 10:33 | KC

2017年8月30日

初めまして。
91歳の母のことです。
2年程前に健康診断で肺に影が見つかり、非結核性抗酸菌症と診断されました。
年齢も年齢ですので特に治療もせず生活していましたが、2〜3ヶ月前から、時々発熱するようになりました。
最初は数日に一度、37度台でしたが、だんだん頻度も発熱も高くなり、今は毎日、しかも38〜39度の発熱があります。
体力もなくなり、体重も減り続けています。
発熱の度に解熱剤を服用するので、今では毎日解熱剤を服用している状況です。
これは抗酸菌症が悪くなっているということなのでしょうか?
発熱を抑えたりすることはできないのでしょうか?
91歳という年齢ですので、今更治療とは思わないまでも、少しでも辛い思いをすることなくすごさせてあげたいと思っています。

投稿時刻 21:45 | green

2017年8月31日

はじめまして。薬のことが腑に落ちず、知り合いにこちらを紹介してもらいました。
昨年11月にMAC症と気管支拡張症と診断されました。7キロほどやせましたが、咳も痰もなく自覚症状はありません。レントゲンは(よくわかりませんが、)左の肺に小さい白い影がパラパラある状態です。
11月からクラリス錠200 4錠、12月から+リファジンカプセル 150mg 3カプセル、1月から+エサンブトール250mg 3錠 と3剤のんでいました。
、3月おわりごろから、後頭部に我慢できないほどのかゆみと脇の下と頬に紅斑ができて、いったん全部の薬を中止にしピラノアを次の受信までの10日間飲みました。
受信時にかゆみが収まってたので、3種を同時に再服用をはじめましたが、その日から体がかゆくなり、
4月の終わりには膝から上に紅斑ができ始め、口内炎もでき皮膚科でアレグラ錠を処方してもらい紅斑が収まりました。
5月の呼吸器科受診時の血液検査では、アレグラを飲んでるにもかかわらず、好酸球が22と飲み始め前の11倍になっていていました。、結果エサンブトールがアレルギーの原因とわかり、今は2剤を飲んでいます。先生には抗アレルギー薬をのみながらエサンブトールを飲みたいといいましたが、そこまでして飲む必要はないといわれました。
エサンブトールを飲まないと耐性菌ができやすくなるとこちらのQ&Aコーナーにありましたが飲まなくていいのでしょうか?
(前の方と質問がダブってしまいすみません。)

投稿時刻 21:42 | HT

2017年9月3日

greenさんへ

発熱だけでは悪化しているのかわかりません。ほかに発熱の原因となる感染症、または悪性疾患でも発熱することがありますので、まず原因を調べることが大事です。胸部X線所見で陰影の悪化があった場合、抗酸菌症の治療をするかですが高齢のため副作用を考えると治療しないほうが良いと思います。

もうひとつの可能性はもし空洞病変があるなら真菌(かび)感染を合併することがあります。
いずれにしても主治医にご相談ください。

発熱なく穏やかに過ごせることを願っております。

投稿時刻 17:58 | 院長 田中

2017年9月3日

HTさんへ

エサンブトールによるアレルギーは経験があります。病院の先生にも比較的多いと聞いたことがあります。

され2剤で治療することに対してですが、はやり3剤での強化療法が良いと思われます。何に変えるかですが、アミノグルコシド系(ストレプトマイシン、カナマイシン)またはニューキノロン系(グレースビット)になるかと思います。

最初にまず治療をしなければならない状態なのかどうかです。自覚症状がなく陰影も大したことがないのであれば治療を始める時期として適切であったのかどうか?
症状がないので2剤でも大丈夫という判断かと思いましたが、好酸球が多いので今は様子を見ていて好酸球が正常化すればもう一剤追加予定なのか?といろいろ考えさせられますが、よくわかりません。

主治医にもう一度よくお話を聞いてみてください。先生にもお考えがあってされているのかもしれませんので。

投稿時刻 18:12 | 院長 田中

2017年9月3日

田中先生、お忙しい中、ありがとうございます。
主治医曰く、「症状がひどくならないように薬を飲む。そして、この3種類の組み合わせ以外はない」のだそうです。
ネットで調べると、症状のない人は経過観察が主流のようなので、そちらも気になっていました。
近く通院日なので主治医と話してきたいと思います。
もう一つ伺いたいのですが、
クラリスは1度やめて(アレルギーを調べるため1か月ですが)2度目の投薬になりますが、またやめても耐性菌はできないですか?一度治療をするともうやめれないのですか?

投稿時刻 21:05 | HT

2017年9月6日

79歳女性です。非結核性抗酸菌症として通院してから3年以上たちます。

両肺にそれぞれかなり大きな空洞に加えて数ヵ所の炎症像があり、最近アブセッサスを排菌するようになりました。喀血、息切れなどの症状がひどくなってきていますが、主治医の先生は今のところ3剤の治療をしようとは言われません。

体力的に耐えられないだろうとのご意見です。私も副作用が心配ですが、すぐにでも治療を開始すべきでしょうか。

投稿時刻 23:22 | H M

2017年9月9日

HTさんへ
クラリスは耐性ができにくいとされていますが、長期になれば耐性を獲得していくことも考えられます。
まだ投与期間は長くないので、まだ心配は要らないと思います。
一度治療が始まると、菌が検出されなくなるまで続けた方がベターです。

投稿時刻 16:47 | 院長 田中

2017年9月9日

HMさんへ
難しい選択になります。70歳未満であれば治療適応はあります。
70歳以上なら全身状態を考慮して適応を決めます。
アブセッサスの場合は治療効果が期待できず、年齢的にも今より体力は落ちます
ので、主治医の意見と同じになります。

治療は難しいと思われます。

投稿時刻 16:57 | 院長 田中

2017年9月12日

お返事ありがとうございます。
私は気管支拡張症があり、その周辺に陰影があるのだそうです。
薬はエサンブトールは使わずに、違うものを使うそうです。
アレルギーが出るか心配ですが、使ってみないとわからないので、頑張って治療したいと思います。
また伺いたいことがありました時はよろしくお願いいたします。

投稿時刻 21:36 | HT

2017年9月13日

貴重なご示唆を頂きまして、誠にありがとうございました。

投稿時刻 06:08 | H M

2017年9月14日

63歳の主婦です 以前にも投稿させていただいております
46歳で日結核性抗酸菌症を発症し薬で治療しました
その後2014年11月に血痰が出て菌も多いとのことで投薬治療をし2016年㋁で終わりました
しかし9月の市民検診で要精検と言われ 2017年2月に多量の吐血があり菌も出ているということで3度目の投薬治療を行っているところです
薬の副作用は出ていないのですが先生から 今後の治療としてこのまま一生薬を飲み続ける方法
11

投稿時刻 16:10 | 匿名希望

2017年9月14日

63歳の主婦です 以前にも投稿させていただいております
46歳で非結核性抗酸菌症を発症し薬で治療しました
その後2014年11月に血痰が出て菌も多いとのことで投薬治療をし2016年㋁で終わりました
しかし9月の市民検診で要精検と言われ 2017年2月に多量の吐血があり菌も出ているということで3度目の投薬治療を行っているところです
薬の副作用は出ていないのですが 先生から今後の治療としてこのまま一生薬を飲み続ける方法
11月にCTの検査をするのですが 投薬治療をしながら出血部位が右肺の下の方だと思うので
その部分を手術で取り除く方法を検討していくと言われました
今は問題なく生活していますがいつ出血するかわからないというのも不安です
手術はした方がいいでしょうか またどんな手術になるのでしょうか
今後の生活でリスクとかありますでしょうか
私の場合服薬すると排菌はなくなり 薬をやめるとまたぶり返すタイプのようです

前回 田中先生からのメールに励まされました また良いアドバイスをお聞かせいただけたらと思います よろしくお願いいたします

投稿時刻 16:36 | 匿名希望

2017年9月16日

田中先生、
おはようございます。
63歳の会社員、以前に投稿させていただき田中先生からアドバイスもいただきました。
急激な体重減少があり、CT検査を受けたところマック症と診断され、自覚症状もなかったのですが3種類(クラリス、エタンブトール、リファピシン)の投薬治療を受け約10ヶ月が経過しました。
2ヶ月毎にレントゲン、血液検査を受けているのですが良くも悪くもならずそのままただただ薬を飲み続けておりました。
ところが今日の朝起きがけに薄く血が滲んだような痰が出ました。咳は出ずに、つばを吐くと薄いピンクの血がつばに混じっています。
病状が悪化しているのでしょうか?
その他の自覚症状としてはまた少し体重が落ちたかな…(1~2キロ)と思うくらいで咳も熱もありません。
次の診察は10月の中旬を予約しているのですがそれを待たずに早めに受診したほうがよろしいでしょうか?それともあまり心配する必要はないのでしょうか?
不安です。 
田中先生にアドバイスをお願いできればと思います。
お忙しいところ申し訳ありませんが宜しくお願い致します。

ZETTY

投稿時刻 10:50 | zetty

2017年9月18日

9/14投稿匿名希望さんへ

治療をすれば排菌が止まりまた排菌を繰り返すために再治療をしている状況です。出血するということですので気管支拡張または空洞性病変がある可能性が高いと思われます。通常排菌がなくなって一年くらい治療をするのですが3回目ということもあり排菌が止まってもなるべく長く治療をするほうが良いと思いますし、止まらなければ半永久的な服用となります。

出血源を切除する方法は肺の下1/3もしくは病変部の区域を内視鏡手術でできます。
その方法以外に気管支動脈塞栓術と言って、出血病巣に流れる血流を遮断する方法があります。ただしまた新たな血管が新生され再出血する可能性はありますが、切除ほど負担はありませんので手術の前に検討するのもよいかと思われます。

投稿時刻 00:32 | 院長 田中

2017年9月18日

zettyさんへ

血痰が出たからと言って必ずしも悪化したとは限りません。未治療で経過観察している方でも時々血痰を認め心配で受診されますが、レントゲン上は変わりなく自然に止まって悪化ではないことがあります。

ただ悪化の場合がありますのでやはり早めに受診されて相談したほうが精神的にもよろしいのではないでしょうか?

投稿時刻 00:39 | 院長 田中

2017年9月18日

63歳 匿名希望の主婦です
先生お返事ありがとうございました
空洞性病変があるとは聞いていないのですが 次回CT検査をしますので主治医に聞いてみたいと思います
しかし手術となるととても不安です

今現在総合病院の呼吸器科で診てもらっているのですが 以前ほかの方とのメールの中で気管支動脈塞栓術は神経損傷のリスクがあると書かれていたように思うのですが 難しい手術なら経験豊富な病院に変わった方がいいでしょうか
大阪の岸和田に良い病院があると聞いていますが 兵庫県内では良い所がないでしょうか
お忙しい中すみませんがよろしくお願いします

投稿時刻 23:26 | 匿名希望

2017年9月19日

以前に比べて脊髄損傷のリスクは激変しており、手術を受けるメリットのほうが大きいと言えます。

難しい手術ではありません。手術といってもカテーテルを使う方法ですので局所麻酔ですし、血管を刺すという操作であり、切開するわけではありません。

兵庫県下で実施している医療機関を調べてみました。以下のサイトをご参照ください。
http://www.jsir.or.jp/wp-content/uploads/2017/03/2_2.pdf

県立尼崎総合医療センターが抜けています。こちらもこの病気に関する塞栓術の実績はあります。

投稿時刻 06:56 | 院長 田中

2017年9月19日

兵庫県下で実施している医療機関リストを以下のサイトでご参照ください。
http://www.jsir.or.jp/wp-content/uploads/2017/03/2_2.pdf

尼崎総合医療センターが抜けていますが、この病気に関する塞栓術の実績はあります。

現在では脊髄損傷のリスクは激変しており、メリットのほうが大きいと言えます。

投稿時刻 06:59 | 院長 田中

2017年9月19日

田中先生、
お忙しい中、早々にお返事いただきありがとうございます。
必ずしも悪化しているわけではないということをお聞きして少し安心致しました。
血痰(と言うより、フリカケのような赤褐色の粒状です。)はここ数日間は確認できておりません。
このまま出てこなければいいのですが…。
少し様子を見てみようと思います。
本当にありがとうございました。

ZETTY

投稿時刻 12:22 | zetty

2017年9月19日

先生お返事ありがとうございます
塞栓術は難しい手術ではないとのこと 少し気が楽になりました
兵庫県下の医療機関リストを参考に考えてみたいと思います
ありがとうございました また何かありましたらよろしくお願いします

投稿時刻 22:41 | 匿名希望

2017年9月21日

はじめまして。
このサイトを最近知り初めて投稿しています。
現在、41歳の男性で2年前に職場のレントゲン写真で白い陰が見つかり、肺の中を調べる検査によってMAC菌を原因とする非定型抗酸菌症であることが分かりました。その後、クラリシッド3錠、エブトール3錠、リファンピシン2錠の投薬治療を2年間続けています。
最初の症状は、直径約5㎝という大きさで、発熱があったり咳が止まらない状況でしたが、現在は約2㎝~3㎝くらいまで縮小し、発熱や咳も無く安定した生活を送っています。
そこで、菌の所在が右肺下葉のみに限局していること、投薬治療1年後と2年後で縮小の度合いに変化が見られなくなったこと、少し空洞化が見られることから、主治医と相談して右肺下葉全切除をすることになりました。
主治医の先生はとても信頼できる方で、この方針で手術に向かいたいと思いますが、セカンドオピニオンの機会が無かったため、投稿させていただきました。このような状況であれば、手術の方向性で良いかどうか、切除することによって完治が見込めるのかどうか、あるいは、切除せず投薬治療を進めた方が良いのか、田中先生のお考えをお聞かせいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

投稿時刻 10:10 | 西村

2017年9月23日

今年の1月から痰とたまに出る軽い咳があり、2ヶ月前に胃液検査と肺のCTで非結核抗酸菌症と診断されましたが、菌は特定していません。
菌を特してもらった方が治療はしやすいのでしょうか?
肺のレントゲンでは右肺の中葉に何個かの小さな粒々がありました。
先生は「このレントゲン例での悪化は今までに無い」「薬も飲んでも副作用が強いので飲まない方が良い」そうなので3ヶ月後に肺レントゲンの予定です。
しかし、最近常に喉がむずむずして、痰絡みの咳がたまに出るようになりました。
これは自律神経からきているかもしれませんが胸が重苦しく呼吸もしずらいです。
日赤病院なのですが呼吸器内科の先生が週に一度しか居なく、何かあった時に不安です。

投稿時刻 22:16 | みるく

2017年9月26日

西村さま、返事が遅くなりすみませんでした。

画像を直接見ていないため確かなことは言えませんが、呼吸器内科専門医が診療されており、
限局性病変であること、治療効果が得られているが頭打ちになっており、薬物療法では完治が望めないこと、空洞性病変があることよりやはり手術に踏み切ったほうが良い症例と思われます。

主治医の先生を信頼してお任せされたらよいのではないでしょうか?
よくご検討ください。

投稿時刻 15:05 | 院長 田中

2017年9月26日

みるくさんへ

胃液検査で抗酸菌が検出されたけれど培養同定ができなかったのだと思われます。
菌を特定したほうが使う抗結核剤も選択肢があります。MAC菌であれば標準療法ですが、カンザシ菌であれば変わってきます。

まだ急いで治療する段階ではないように思われます。喉のムズムズ感はアレルギーかもしれません。

ご心配なら常勤医の呼吸器内科医がいる病院へ転院をご検討ください。

投稿時刻 15:10 | 院長 田中

2017年9月28日

お忙しいなか、お返事ありがとうございます。
やはり菌を特定してもらったほうが良さそうなのですね。
まだ丈夫で長生きしなければいけないので頑張ります。
また質問させて頂く事があるかも知れませんが宜しくお願いします。

投稿時刻 22:23 | みるく

2017年9月27日

田中先生 

お忙しい中お返事をいただき、ありがとうございました。
主治医の先生をこれからも信頼し、まずは手術に臨んできたいと思います。
頑張ります!!

投稿時刻 13:47 | 西村

2017年10月3日

田中先生 お忙しい中よろしくお願いします。
56歳主婦です。
3ヶ月前に初めて喀血(鮮血)しレントゲン、CT、喀痰検査からMAC症と診断されました。
今は止血剤のアドナを服用し1日2錠でしばらく血痰が止まっていましたが1錠にすると少量ですが血痰(茶色い)が出始めています。
何点か気になる事があり質問させて頂きます。
最初は総合病院の呼吸器内科で診察、検査を受け、非結核性抗酸菌症の疑いがあるという事で現在通院する呼吸器専門病院を紹介されました。
最初の病院では両肺に空洞もあり薬治療が必要になると言われましたが
紹介された病院の主治医からはCT画像を見ながら症状も軽いので(その時は血痰がたまたま止まってました)様子をみましょうと言われました。
最初の総合病院では空洞もあると言われた事もあるので主治医に聞くとCT画像を動かしながら空洞のように見えるだけで空洞ではありません。と言われました。
ただ最初の病院で受けたCTの結果所見には次のように書かれてるいます。

両肺上葉末梢に気管支肥厚と小葉中心性粒状影の区域性ないし亜区域性の集簇を認めます。
また、右肺中葉、左肺舌区に軽度拡張症と小葉中心性粒状影、索状影等を認めます。
1 素人なので書かれている内容は良くわかりませんが粒状影とは空洞の事ではないですか?どちらを信じていいのかわかりません。
2 空洞がある場合(上の所見で書かれているような内容)でも今は薬の使用は必要ないものでしょうか?
また、薬は血痰が出ても症状が今ぐらいなら出来れば遅らせて使用する方が良いのでしょうか?
抗酸菌症の副作用も心配ですが薬の耐性も気になります。
かといってアドナも飲み続ける不安もあります。
3 非結核性抗酸菌症は子宮や膀胱などで発症する事はありますか?
2年ほど前に閉経しましたが7年ほど前から度々不正出血になります。(最近もありました)
もちろんガン検査やMRI検査もその都度うけますが原因不明です。
また尿検査でも普段は正常ですが潜血検査で突発的に4プラスになる事があります。腎臓MRIも含め膀胱内視鏡などの検査でも原因がわかりませんでした
抗酸化菌症の可能性もありますか?
滅多にないことかもしれませんが調べることは出来るのでしょうか?
4 非結核性抗酸菌症の代表的な症状に咳がありますが普段から咳はほぼありません。血痰が出るときも気管のあたりがムズムズして軽い咳払いで出る感じです。
咳がなく血痰だけという事もありますか?
長々と質問して申し訳ありません。
今まで風邪も、インフルエンザも20年以上かかったことがないのにいきなり難病になってしまい落ち込んでいます。
どうかよろしくお願いいたします。

投稿時刻 16:28 | 大阪nana

2017年10月18日

50代女性です。この病気になって三剤を飲んで治療していますが飲んでも治りますか?見込みがないなら薬は飲みたくないです。私の医師は飲んで治療する方針です。治療の将来性はあるのでしょうか

投稿時刻 20:15 | neko

2017年10月22日

大阪nanaさんへ 10/3の投稿でしたが気が付かずご迷惑をおかけしました。お詫びいたします。

まずCT所見の空洞についてですが、最初の病院のレポートでは空洞とは書かれておらず、粒状影はつぶつぶの陰であり、空洞とは違います。紛らわしいのが気管支拡張像を空洞と読影してしまう場合があります。空洞のように見えるという2番目のドクターが正しいと思います。

気管支拡張があり、出血しているのであれば治療の適応はあると思いますが、その程度、菌量を参考に決めます。血痰が出ていても自然に止まることもありますので急いで治療の適応を決める必要はないと考えておられるのではないでしょうか?

治療開始時期については難しく、個々のケース、主治医の考えに任されている現状があります。ただしばらく経過をみたからと言って手遅れになるということはありません。患者さんが心配されるのかそこが多いのです。すぐに治療しないと効かなくなるとか手遅れになるという心配です。

非結核性抗酸菌が子宮や膀胱に感染するかどうかですが、私は経験がなく知りません。ただ結核は全身臓器に感染しますし、非結核性抗酸菌で関節病変の経験があり、可能性はかなり低いと思いますがあるのかもしれません。検査するとしたら尿から菌が検出されるかどうかです。

突然血痰が出てその時だけ咳が出るということはよくあります。前から咳が出るとは限りません。

呼吸器専門医が診られているようですので信じてお任せしましょう。

投稿時刻 00:15 | 院長 田中

2017年10月23日

田中先生
長い文面の質問にもかかわらず大変わかりやすく丁寧に答えていただき本当にありがとうございました。
今後は主治医と相談して治療していきたいと思います。
心より感謝しております。

投稿時刻 19:37 | 大阪nana

2017年10月22日

50代女性です。この病気になって三剤を飲んで治療していますが飲んでも治りますか?見込みがないなら薬は飲みたくないです。私の医師は飲んで治療する方針です。治療の将来性はあるのでしょうか
投稿時刻 20:15 | neko

nekoさんへ

3剤による標準治療を受けておられるのですね。
治療目標は根治させることですが、この病気の場合根治は難しいとされています。ただ症状を緩和もしくは消失させ、菌が検出されなくなるまでは期待できます。

治療終了後に再発することもあります。

治療しても菌が消失せず、症状も残っているために10年くらい内服されている方もいますが、治療をやめてしまうと元に戻ることが想定されますので止めれない現状があります。

途中で副作用のために中止した方もいますが、効果があり治療としては完結していませんが無症状で経過をみている方もいます。

空洞病変のある方は治りにくいですね。

治療はこのまま放っておけないからするのです。副作用というデメリットもありますが、改善するというメリットが大きいからするのです。その点をご理解ください。

主治医を信じて治療を続けてくださいね。

投稿時刻 00:27 | 院長 田中

2017年10月22日

28歳の女性です。健康診断で索状影が見え、精密検査を行いました。
CTでも影があり、結核を疑われました。しかし、咳、痰などの症状が全く無いため、
血液検査をし、次週に再度病院へ行きました。血液検査の結果は、結核ではなかったと。
白血球7610で好中球が71.1%と高いとのこと、マイコプラズマPAが80倍であったため、
ジスロマックを3日間服用しました。非結核性抗酸菌症の可能性もCTを見る限り無いだろうとのことでした。
そしてまた次の週、病院でレントゲンを撮りましたら影が綺麗になっておりました。
しかし、前回の血液検査で抗MAC抗体が+で13.8とのことで、またレントゲンと血液検査を日を改めて行うこととなりました。
やはり非結核性抗酸菌症の可能性が高いのでしょうか。
痰が出ずとも、検査をする方法はありますか?
何卒宜しくお願い致します。

投稿時刻 16:04 | Y

2017年10月24日

Yさんへ

レントゲンで所見がなく、MAC抗体が陽性。感染はしているが、病気としてはまだ発症していない、またはレントゲンでは映らない病変があるのかもしれません。これからはっきりしてくるので経過を見てもらいましょう。

レントゲン無所見で痰から菌が検出されることはまれながらあります。

痰が出なければ胃液で検査することもできます。

投稿時刻 08:48 | 院長 田中

2017年10月24日

29歳の女性です。長文になることご容赦下さい。
健康診断のX線検査で肺に影があり、病院にかかりました。
最初は、地元の呼吸器内科にかかっていたのですが血液検査等をしていくうちに、もしかしたら結核の疑いがあるかもしれないとのことで県立の病院へ行くことになり、CT・血液検査・痰の検査を行った結果、結核ではなく非結核抗酸菌症の可能性が高いだろうとの結果が出ました。その後、担当医師から細胞を取り何の菌なのか特定したほうがいいといわれ気管支鏡検査を受けました。その結果を聞きに一週間後、病院へ行ったのですが12個取ったうちの11個の細胞が使えずまともな検体が1個しか残っていないと言われ、残りの1個の検体も菌が培養していないと言われました。二ヶ月待ってもこの1個の検体が培養する確立は低そうだと言われ、再度気管支鏡の検査を受けるよう進められました。
ここでいくつか、田中先生にお伺いしたいです。

①先に取った検体ですが、一週間程で菌は培養されるものなのでしょうか?
担当医師によれば、影の様子から一週間程で菌が増えていてもおかしくないとのこと。
②本当に、非結核抗菌庄の可能性が高いのでしょうか?
血液検査、CT画像等の結果で今のところそう判断されていますが、今回の気管支鏡の検査ではうまい事培養されなかったようですし。そもそも血液検査等の結果の信頼度は高いのでしょうか?また、検体にできる細胞を取るのはそんなに難しいことなのでしょうか?
③もう一度、気管支鏡の検査は受けるべきなのでしょうか?
担当医師の話では、非結核抗菌庄の場合、5年、10年かけて進行する進行の遅い病気ではあるが、私の年齢的に5年、10年たってもまだまだ先のある年齢の為、しっかりと何の菌かを特定し治療を行ったほうがいい、また100%進行が遅いとは言い切れないので検査は出来れば早いうちにもう一度受けて欲しいとのこと。
④そもそも経過観察では駄目なのでしょうか?

お忙しい中、大変恐縮ですがお手隙のときにでも返事をいただけたらありがたいです。
よろしくお願いします。

投稿時刻 17:10 | ゆうき

2017年10月31日

82歳の母の事でお聞きしたいです。宜しくお願いいたします。8年程前より半年毎に肺の検査をしておりましたが、最近の検査で影が増えており気管支内視鏡検査をした結果、非結核性抗酸菌症と診断されました。内視鏡検査入院の際に撮った時は、前回より少し影が減ってるので 1ヶ月後の検査結果次第で治療を決めようと言われてました。結果また多くなり薬を勧められました。高齢でもあるので副作用が心配な為、担当医にもう少し様子見てからではダメですかと問うと、別に構わないが今まで手遅れになった方を何人も診てるからと言われました。現在の母の状態は 痰、食欲不振、体重減少ですが、普通に暮らせてます。薬ではなく漢方や栄養補助食などを使って症状を抑える事は出来ないものでしょうか? 投薬治療は高齢の母にはあまりリスクが高すぎるのではと心配でなりません。大変長文になり申し訳ございません。

投稿時刻 07:15 | P.T

2017年11月2日

ゆうきさんへ 何らかのトラブルがあり、投稿内容が私のメールボックスに反映されておらず、今まで気づきませんでした。申し訳ありません。大体一週間以内に返事してますのでお許しください。

培養は活動性が高ければ1週間で発育してきますが、長ければ2か月かかります。

血液検査で何を見て判定されたのかがわかりません。抗MAC抗体であれば、菌種は2つに絞りこめますのであえて同定する必要はないようにも思えます。この質問にはお答えできません。

気管支鏡再検査を受けるかどうかですが、菌を特定する前提に、治療を今するべきであれば必要かもしれませんが症状はありますか?健康診断で見つかったが無症状であればすぐに治療をする時期ではないと思います。したがって苦痛のある気管支鏡を再度早急にする必要性を感じません。しばらく経過をみて悪化があればその時点でも遅くはないと思います。

先生によりお考えは違います。必ずしも誰が正しいというものでもありませんのであくまで参考にしてください。

投稿時刻 23:24 | 院長 田中

2017年11月2日

P.Tさんへ

高齢ですので副作用の心配があります。主治医が言う手遅れになった、治療をしておけば良かったという反省する気持ちはわからないではないですが、患者さん、家族とどういう話になっていたかによると思います。様子を見たために悪化し、理解が得られなかったのかもしれません。

十分な情報提供と、患者さん側の理解、受け入れがどうかです。ここではセカンドオピニオンとして私に意見を求めて来られていますが、画像所見や全身状態がわかりません。患者さんのお考え、今後どう生きたいのかという意思も尊重したいのでお答えが難しいです。

ご高齢でも仕事をバリバリされていて、病気のために支障が出ては困るという方はすべきかもしれませんよね。副作用に関しても理解をしていただき慎重に投与することもあります。

私の考えで一般的には高齢者にはお勧めしませんが、必要があれば慎重投与になります。
期待するお答えになっていないかもしれません。ぜひ近隣で専門医がいたら直接セカンドオピニオンを受けてみられてはいかがでしょうか?

投稿時刻 23:41 | 院長 田中

2017年11月3日

お忙しい中 早々にお返事頂き有難うございました。セカンドオピニオンの事 母に話してみます。
再度の質問で申し訳ないですが、漢方薬は副作用はあるでしょうか?ネットでいくつか目にしたものですから。

投稿時刻 13:10 | P.T

2017年11月3日

副作用のない薬はありません。漢方薬には西洋薬よりも副作用が少ないですが重篤な場合もあります。

お母さんの症状ですと補中益気湯か人参養栄湯を試したいところです。ともに甘草という生薬が含まれており、長期内服でだるさやむくみが出る可能性があります。胃の症状が出る人もいます。

投稿時刻 22:39 | 院長 田中

2017年11月4日

早々に有難うございます。
漢方薬にも やはり副作用があるのですね。先生に教えて頂いた事を母に説明し、よく考えてみます。この病気のこと、今まで認識が薄すぎました。詳しく教えて頂き 本当に有難うございました。感謝しております。

投稿時刻 00:00 | P.T

2017年11月4日

はじめまして
50才の女性です
検診で見つかり非結核性抗酸菌と告げられ検索してたどり着きました。ショックのあまり食べ物もおいしくなく、体重も減り病院で胃薬を貰い一週間。つらい毎日です。薬も無死を宣告されたように思われます。ストレスは駄目と言ってますが、私みたいに精神的に来る方は無理だと思います。
進行ゆっくりだけど、みなさんの話しを聞いてると、そうでもなさそうですね。
先が、怖いです。
楽しい事が、見当たらないです。
ショックです
下痢が、続いて寝てばかり
すみません。こんな事かくつもりはありませんでしたが
すいません
苦しんで悩むんだったらと思うと苦しいです。
早く薬が、開発してくれる事を祈ってます。
愚痴をきいて頂きありがとうございます。

投稿時刻 16:28 | バウバウ

2017年11月6日

田中先生。お忙しい中お返事いただきありがとうございます。担当主治医の先生とよく話しあって、今後のことを決めていきたいと思います。
本当にありがとうございました。

投稿時刻 18:01 | ゆうき

2017年11月7日

こんにちは
46歳 女性
婦人科でホルモン治療をしていて 副作用とうの心配から年に1度 胸部CTをとっていました

昨年CT結果を見ると 少し影が大きくなってると
肺マックというのが疑われるから タンの検査しょうと言われました しかし結果は陰性
そんなに気になる程でもないから様子見
先日 またCT検査 やはりまた大きくなってると 放射線科の初見
右上葉の結節が増大 周りに娘結節の疑い
臨床的にも評価してください
やはり呼吸器内科受診してくださいといわれ行きました
先生は 私のCT見ると ほぼほぼ肺マックですねと言われました
今までとったCT見ると 4 5年前1 2ミリほど だった結節が 少しずつ大きくなり今1cmほどになってました
タンの検査 血液検査しましょうと言われました
もしまた菌でなかったらどうするんですかと聞くと それでもほぼほぼマックだから 来月から薬飲もうと言われました
この判断は間違いないのでしょうか?
通常排菌してたり 症状出たりしたらお薬飲むんですよね?
今は空洞化はありません
ほんとに初期なんだと思いますが 早めに飲むことにメリットはありますか?
副作用もあるし心配です

投稿時刻 12:39 | オバチャンさん

2017年11月7日

すいません 追加です
気管支鏡検査というのが あるそうでその事も聞いたのですが 出来ている部分が取りにくい所らしく 小さいので きちんと取れるかは分からないから しないと言われました
この判断は正しいのでしょうか?

投稿時刻 14:24 | オバチャンさん

2017年11月9日

すいません お忙しいところ
再度追加の質問です
ネットで見ると マックとは別に
アブセッサスという菌があることをしりました
これはちょっと厄介な菌だと言うことはわかりました
ただこれは進行が早そうですね
この四五年で 1cmのの大きさなら アブセッサスとは考えにくいですか?
ちなみに去年の結節のおおきさは多分6ミリぐらい?
この1年で多分4ミリぐらい大きくなってます
アブセッサスは 空洞化が見えるとの事ですが
それはないです
先生はどう思われますか?

投稿時刻 09:07 | オバチャンさん

2017年11月10日

前に質問させてもらいました。

薬を飲み始めてから1年後、決意をして気管支鏡検査をしました。
(痰から菌は出ず、腫瘍マーカーでマック?だけが➕でした)
影からして非結核抗酸菌だろうけどわからないと言われていたので不安で気管支鏡検査をしました。

気管支鏡検査をした結果(2つ影があったのですが一つは肺に穴があいたら困ると言われ、大きい方の影?をしました)菌は出ず、壊○○?(書いてくれてる紙を家に置いてきてしまいました…今外出中に書かせてもらってます…すみません…)と書いてありました。

肺癌になる確率はあるんでしょうか?
7月までは非結核抗酸菌の薬を飲んでた方がいいと言われましたが、菌も出てないのに…。
かかりつけ医は肺癌ではないと言ってくれますが、大学の先生は…何のために気管支鏡検査をしたのか…不安をなくしたかったから頑張ったのに…。
忙しいところ長々とすみません。
よろしくお願いします。

投稿時刻 15:05 | ちっち

2017年11月12日

バウバウさんへ
この病気は必ずしも悪い経過をたどるとは限りません。途中で治療を中断した方でも元気に過ごせている方もいます。

受け取る方の心理状態によると思いますが、ここではなく直接話を聞いてもらえる方がいるといいですね。心療内科にも相談されるのもよいかと思います。悲観的にならず病気と上手に付き合えるように考えてください。

投稿時刻 19:25 | 院長 田中

2017年11月12日

オバチャンさんヘ

非結核性抗酸菌症のなかでもMAC症が疑われるが、無症状であり、菌も検出されておらず同定されていない段階では治療は早いと思われます。

アブセッサスやカンザシ菌もあり、治療薬剤を決めるうえでも菌は同定しておく必要があります。
喀痰から検出できない場合は胃液採取して調べることもします。それでも検出できなければ気管支鏡検査をします。

影が末梢にあるため、病巣にヒットするかどうかが問題ですが、気管支洗浄液から検出できる場合がありますので、同時に行えば検出率が高まります。

サイズ、進行度、空洞の有無などで菌の推定は難しいです。やはり培養されるまで何度も痰の検査を繰り返すことが必要と思います。

投稿時刻 19:35 | 院長 田中

2017年11月12日

お返事ありがとうございます
やはり菌は特定してから お薬飲んだ方がいいんですね
水曜日に出したたんで 結果がきちんと出たら良いのですが…
だいたいたんの検査で結果が出るのに時間がかかりますよね
水曜日に出したたんの検査結果もへたしたら8週間後 二ヶ月後ですよね
それで出なかったら検査してもっと先…

先生から見て 結節一センチの影
肺マックの疑い
これは初期で そんなに焦らなくても良いのでしょうか?
なんどもたんの検査をして結果を待ってる余裕はある状態なのか?
空洞が出来てきたら 薬が効きにくくなるときいてます
それも正直心配です

投稿時刻 22:42 | オバチャンさん

2017年11月12日

ちっちさんへ

治療中に気管支鏡検査をする意味がわかりません。恐らく癌が否定できないからしたのではないでしょうか?
壊死組織が病理所見に書いてあるのは癌でも抗酸菌でもありますのでそれだけでは鑑別できず、悪性細胞の有無、抗酸菌の有無で判断することになります。影にヒットしていて陰性であれば癌は否定的と思います。

抗酸菌は8週間は培養するので結果は待たなければわかりませんが、治療中であり培養される可能性は低いでしょう。

抗酸菌症から癌が発生することはないわけではないですがまれでしょう。ご心配な気持ちはわかりますが、定期的に経過をみてもらっているので変化があれば気が付かれると思います。

投稿時刻 19:46 | 院長 田中

2017年11月15日

お返事ありがとうございます。

気管支鏡検査をしたのは、非結核抗酸菌症だとはっきり分からないのと(見た目はそうだけど腫瘍マーカーも悪いのはなにも出ずマックが➕だけで、痰からも菌は出ずだったから?)気管支鏡検査をしたらはっきりわかると言われました。
わたしも不安がってたからだと思います。

気管支鏡検査をしたのにもかかわらず菌が出ないので、非結核抗酸菌症ではないんでしょうか?
肺がんは稀だとおっしゃってましたが、あまり心配はいりませんか…?

検査結果では
「極微量の気管支粘膜、末梢肺組織と微小な石灰沈着を?う壊死物質が認められます。
標本上には明らかな悪性所見はみられません。」
とあります。
気管支生検と下葉(L.左S6-10.右S6-10).気管支洗浄液などをしています。
(紙をもらいました)

お忙しい中いつも丁寧にお返事下さりありがとうございます。
よろしくお願いします。

投稿時刻 10:43 | ちっち

2017年11月13日

先日はありがとうございます。
今は少し冷静に考えることにしてます。
がずーっと下痢と胃の痛みで潰瘍とピロリ菌になりました。
飲んではいけない薬はありますか?心配です。

投稿時刻 20:00 | バウバウ

2017年11月13日

追加です。
私自身今はマック菌の薬は飲んでません。
よろしくお願いします。

投稿時刻 20:06 | バウバウ

2017年11月14日

胃腸障害ですので、胃の負担になるお薬は内服しないほうが良いということになりますが、胃薬と一緒に内服すれば大丈夫です。鎮痛剤系は良くないでしょう。

投稿時刻 19:25 | 院長 田中

2017年11月14日

ネキシウムカプセル20mg
ビオスリー配合じょ
ムコダインは喉にきれない鼻汁があるので処方してもらいました。
大丈夫でしょうか。
よろしくお願いします。

投稿時刻 20:19 | バウバウ

2017年11月14日

追加ですが
やはり薬を貰うときは駄目な薬はあるんですね。
診察は呼吸器科に直接行った方がいいのでしょうか?
のどの切れない鼻汁はマック菌の症状が、でてきてるんですね。
なんか進行が、早いのかはよくわかりませんが、病名を受け止めていきたいと思います。
胃の病気もそうなんですかね?
なんでもかんでも繋げるのは
よくないんですが。これから長い戦いになりそうですので
宜しくお願いします。
お手数お掛けします。

投稿時刻 20:34 | バウバウ

2017年11月15日

何故鎮痛剤はよくないのでしょうか?
霊芝を飲んでいてその中に鎮痛剤の働きがあると書いてました。
もう飲まない方がいいのでしょうか?
度々の質問ですいません。
前向きに少しずつ少しずついい聞かせています。
ありがとうございます。

投稿時刻 22:30 | バウバウ

2017年11月16日

おはようございます
なんだも申し訳ありません
追加の質問です
1 先週水曜日に 3日ぶんの たんを出してきました 月曜日に 病院から電話があり 追加の検査に回すので 次回 追加のお金が500円ほど かかります と電話がありました
これは 菌が出てきたから 菌の種類を特定するためにするのか?
それとも菌がまだ出てきてないから 培養するのか?
はたまたどちらの可能性もあるのか?
2 実は 若い時から ホルモン治療を婦人科でしており 更年期のよぼうのため 低用量ピルを服用していました そのためか 肝臓の値がたかくなり 今は飲んでいません
飲まなくなって多分二年ほどになります
ガンマーGTPがいっとき 200後半になりお薬をやめて様子見になったんですが すぐには下がらず 徐々に下がり
今は139
他の肝臓の値も高かったのですが
いまは
AST 29
ALT 23
ALP 395
あとLAPというのが91と少し高いです
この状態で 結核のお薬を飲むと 肝臓の値が高い悪くなる可能性高いですか?
肝臓の超音波もしてるのですが 別にどこも悪くないそうです
3 私は身長150センチ
体重が41.6キロです
お薬を飲む前に 体重増やさないと行けないでしょうか?
4 前にも質問させていただきましたが 一センチの結節 マック症というのは焦らなくても良いのでしょうか?
来月たんの検査か 血液検査ではっきり分かればいいのですが また検査に回して…とか 悠長にしててもいいのか?
空洞というのが出来てしまうと 薬効きにくくなるんですよね
5 初歩の質問ですが 空洞病変とは 出来た時から空洞なんですか?
白い結節が出来 広がっていき そのあと空洞になっていくのでしょうか?

いろいろ質問して申し訳ありません
本屋で 調べようとしても 本はなく ネットで見ても 結局よくわかりません

別にそんなにしんどくないんですけど 急に肺に広がったりとかはないんですよね?
症状としては 本当に喉に痰が絡んでるくらいです

あ あとインフルエンザの予防接種は受けても大丈夫なんでしょうか?
してしまうと お薬飲めないとかないですか?
幼児教室の先生をしており 今年は上の娘の受験もあり もうそろそろしょうと思ってたところなんですが 大丈夫でしょうか?

投稿時刻 10:19 | オバチャンさん

2017年11月16日

すいません
肝臓の値ですが お薬のせいかもわかりません
飲まなくなっても 結局 すぐには下がらず
今の値になってます
結局ちょくちょく飲んでいるビールのせいか?
わからないね〜となっています

投稿時刻 23:05 | オバチャンさん

2017年11月17日

バウバウさんへ

鎮痛剤は短期内服では問題ありません(もともと胃が悪くないことが前提です)が、長期内服となると胃の粘膜に炎症が起こりやすくなり、進行すれば胃潰瘍に発展することがあります。従って長期服用するケースでは胃薬とセットで内服させています。

診察は呼吸器科でよいでしょう。難しい症例ではより専門性の高い医療機関へ紹介しております。結核療養基幹病院などです。

投稿時刻 14:19 | 院長 田中

2017年11月17日

ちっちさんへ

気管支鏡検体からは悪性細胞が見られないことより完全否定はできませんが否定的でしょう。抗酸菌は培養中ですので最長でも8週間かかります。ただし治療中ですので培養されない可能性は高いです。

マーカーでMACが陽性の所見がおそらく抗酸菌抗体検査のことだと思われますが、そうであればレントゲン所見と合わせて考えればほぼ間違いないと思われます。菌を同定できて診断は確定するので気管支鏡検査をされたのだと思います。

投稿時刻 14:56 | 院長 田中

2017年11月17日

ありがとうございます。
今は2週間薬を貰って飲んでいます。
心療内科にも通って少しは落ち着いて仕事はしています。
が、食べる事はでしますが、下痢が、続いて辛いです。
精神的なものだとわかりましたので、治療に頑張ります。
思い込みはどんどん悪い方に考えしまい、自分でまた病気を作ってしまいました。
前向きに努力します。
まだ子供もいますので、
気持ちを前向きになれるようにします。
またよろしくお願いします。

投稿時刻 18:56 | バウバウ

2017年11月17日

追加です。
前にもかきましたが、鎮痛剤はないと思います。
書いていた薬で大丈夫ですよねー?

投稿時刻 18:59 | バウバウ

2017年11月19日

オバちゃんさんへ

質問1 追加検査は菌の同定のためでしょう、通常培養は提出時にセットで請求していると思われます。

質問2 過去に薬剤性肝障害があったからと言って違うお薬でも発症しやすいということはないと思います。ただし抗結核剤は肝障害が多いので注意が必要で時々データチェックをします。
治療内服する必要があればそちらを優先すべきでしょう。

質問3 体重を増やす必要はありません。体重換算で投与量を決めます。

質問4 陰影の大きさで進行度は決まりません。経過と陰影の変化を注意深く観察することになります。

質問5 最初から空洞ということはないのですが、症状出現で初回診断時にすでに空洞形成していることはあります。

予防接種はしてください。内服への影響はありません。

投稿時刻 09:38 | 院長 田中

2017年11月19日

たくさんの質問に答えていただきありがとうございます
肝臓の副作用心配しましたが 少し安心しました

すいません
またまた質問なんですが 今さっきお風呂に入り たんがからんだので たんを出したら たんに少し血が混じってました
血痰?ですよね?
今この寒さで 喉が少し痛くなってきています
今までも何度か あり喉が痛くて あ切れてるねんな〜
とあまり気にもしていなく すぐに治ったので そのままだったのですが
今回肺マックかも…となりこのたんも気になります
様子見てて良いのでしょうか?
近くの耳鼻咽喉科にでもいけば 喉からの血かわかるのでしょうか?
それとも来月の診察待たず 呼吸器内科に行った方がいいですか?
すいませんなんども
よろしくお願いいたします

投稿時刻 21:11 | オバチャンさん

2017年11月19日

すいません
ちなみに今またたんを出しても 血は出ません

投稿時刻 21:52 | オバチャンさん

2017年11月19日

咽頭喉頭の炎症でも出血することがあるのでマックからの出血との鑑別はまず耳鼻科を受診してください。
出血原因がなければマックということになります。量が多くなければ様子を見ても大丈夫と思われます。
いずれも一時的な出血で治まることが多いので、続くなら受診が必要です。

投稿時刻 22:12 | 院長 田中

2017年11月19日

本当になんどもありがとうございます
わかりました
明日朝にでも 近くの耳鼻咽喉科に行ってきます

投稿時刻 22:29 | オバチャンさん

2017年11月20日

おはようございます
さっき病院に行ってきました
喉を見てもらったのですが たんがたまってるところがあり 炎症してるところもあるが 出血してるあとは見られないと言われました
お薬を飲んで治ったら 喉からの出血やと
これで治らなかったら 肺な方の病気のせいかなと言われました
とりあえずお薬を飲んで様子見ようと思います

投稿時刻 10:38 | オバチャンさん

2017年11月21日

初めて質問させていただきます。

86歳の母が、肺マック症と診断され、現在、エリスロシン1剤のみ服用しておりますが、症状は進んでおり、今はレントゲン上でも白い影が大分広がった状態で、大量の痰に悩まされている状態なのですが、この病気を持ちながら、肺炎の予防接種をしてもかまわないでしょうか?

主治医の先生には、接種しても大丈夫といわれているのですが、その主治医の先生が、とにかく肺マックの知識がほとんどない様子で、心もとない思いをしております。
田中先生のご見解をお伺いできましたら幸いです。
どうか宜しくお願い致します。

投稿時刻 01:16 | ふなこ

2017年11月26日

ふなこさんへ

お母さんの病状ご心配のことと推察します。
予防接種は問題ありませんし、むしろ接種しておいたほうが良いと思います。
この上さらに肺炎を合併すると厄介です。風邪もひかないようご注意ください。

投稿時刻 00:53 | 院長 田中

2017年11月26日

田中先生

お忙しい中、ご回答いただきましてありがとうございます。
大変安心いたしました。

田舎にはなかなか知識のあるお医者様がないところ、このような質問欄を設けていただき、感謝です。
本当にありがとうございました。

投稿時刻 17:46 | ふなこ

2017年11月28日

はじめまして。いつもこちらのページを拝見して、勉強させていただいています。

私は、4年前に、健康診断で偶然映った肺の影から肺MACの疑いありと指摘され、CTで経過観察を続けています。呼吸器専門病院での検査ではありませんが、CT画像を大学病院の放射線科の先生に診断していただいています。両肺の中葉舌区に粒状影、牽引性の気管支拡張がありですが、経過に変化なくほぼ器質化してるのではとのことでした。症状もありませんので今後も経過を観察します。

お尋ねしたいのは、薬のことです。
風邪気味の時に、年に2~3回ですが、5日ほどクラリスが出ます。
膀胱炎が癖になっていて、年に2~3回ですが、5日ほどクラビットが出ます。
どちらも私には合っているようで、すぐに効きます。

これらのお薬は、今後肺MACの治療が必要になったとき処方される可能性があるのではと思いますが、

①風邪や膀胱炎の折は、クラリスやクラビット以外のお薬を出していただいた方が良いのでしょうか?これくらいの飲み方でしたら、耐性等気にしなくて良いですか?

また、耳鼻科に行くと、ほとんどの方はネフライザーを指示されますが、この病気の可能性があることを伝えて、ステロイドが入っていますか?と質問すると、ではやめておきましょうか?と言われます。ステロイドが入っているからやめるのか、私が不安があるから止めるのか、なかなかうまく伝わりませんが、

②肺MACの可能性がある場合は、ステロイドの入っている可能性があるネフライザーは避けたほうがよいのでしょうか?

教えていただけると幸いです。

投稿時刻 19:05 | 明穂

2017年12月3日

明穂さんへ

クラリスはMAC症の治療薬です。クラビットはニューキノロン系抗生剤で感受性があります。
両者とも短期間の投与であれば耐性は生じませんので心配なく服用してください。

吸入ステロイドは避けたほうが良いかという質問ですが、受診時の処置としてするネブライザーであれば問題ないでしょう。私は喘息の合併がある患者さんでステロイド吸入を定期的にさせていますが、有益性投与であり慎重に経過をみております。

禁忌とうわけではありませんし、避ける必要もないと思います。長期的に吸入する必要がある場合、メリットがあるのであれば慎重に経過をみればよいと思います。

投稿時刻 15:13 | 院長 田中

2017年12月4日

田中先生

お返事を頂きありがとうございました。
私には副作用もなく効くので、風邪をこじらせないように、しっかり薬を飲もうと思います。

「ステロイドなど免疫力を低下させる薬を使用した場合には急 に悪化することがある・・・」と、何かで読んだ記憶があったので、菌を元気にしてしまうのかと心配していました。

教えてただき、感謝申し上げます。

投稿時刻 00:07 | 明穂

2017年12月4日

初めまして。
68才の母がmacと診断されました。
2年前にイライラすると喀血をするようになり、その痰とレントゲンの診断です。気管支炎鏡は嫌がってしないので、菌はわからずだと思います。

今は、半年に1度レントゲンをとり、医者からは影が薄くなったと言われたそうです。薬は出されておりません。

その医者の診断を不安がるので他の病院を探そうとおもうのですが、神戸で経験のある病院をご存知ですか?
または姫路まで通う方がよいでしょうか?
宜しくお願い致します。

投稿時刻 17:22 | まき

2017年12月6日

まきさんへ

神戸でこの病気の診療をしている呼吸器内科はいくつかあります。結核の入院施設がある西神戸医療センターが経験豊富だと思われます。

投稿時刻 14:47 | 院長 田中

2017年12月7日

こんにちは
先日も質問させていただいたものです
肺マックの疑いありと先月痰を検査にだしており 昨日 痰の検査の結果を聞きに行きました
結果すべて陰性
癌などの時に上がる値も 上がっておらず正常です
再度痰の検査をしましょうかとなりました
今右上葉に1センチ程の結節 周りに娘結節の疑いあり
この四五年で 2ミリほどから 1センチになってます
気管支鏡検査をするかしないかです
先生からは どうする?
しても出ないかもしれないけど・・・
様子見にする?
と言われています
とりあえず年明けに痰をとり 持っていき
二月末に結果を聞きに行く予定です
1 先生なら 何回ほど痰の検査をして出なければ 気管支鏡検査しますか?
2 痰を出す時に 検査に適した 痰を出す方法? 菌のある部分を出しやすい痰の出し方とかありますか?
3 気管支鏡検査は凄くしんどい検査と聞いています
静脈麻酔をしながらなら マシだと聞きましたが そうなんでしょうか?
4 そもそも菌が出なかったことはそれだけ初期だと喜んで良いんですよね?
出ないと治療も出来ないし 凄く複雑です

すいませんがよろしくお願いします

投稿時刻 15:00 | オバチャンさん

2017年12月10日

オバチャンさんへ

画像上肺MAC症が疑われても痰の検査で検出できないことはよくあります。
菌の同定をする必要があるのは治療が必要な時です。菌を同定して治療薬剤を決めるので痰で出なければ気管支鏡をすることになります。

痰は3回調べて出なければそれ以上しても一緒だと思います。私は痰を容器に貯めて提出してもらうことがあります。検出率が上がるからです。ただし培養中にほかの雑菌の影響で発育しない場合がありますから塗抹やPCR(遺伝子判定)に役立てばいいと思っています。

また朝一番の痰に菌が含まれている確率が高いので朝一痰をお願いしています。

静脈麻酔で気管支鏡をしたことがないのでコメントできませんが、呼吸循環系へのリスクがないわけでなないのであまりお勧めしません。

菌が出るかどうかよりも症状があるかどうか、画像所見で治療を決めますので、菌の有無だけで初期かどうかは決めれません。

投稿時刻 19:56 | 院長 田中

2017年12月10日

いつもお返事ありがとうございます
治療・・・
見てもらってる先生は もし菌が見つかれば はやめに 薬飲んで治療しようか
次の痰の検査で もし出なければ もう少し様子見ても良いし 気管支鏡検査してもいいよ
気管支鏡検査しても出なければやはり様子見ねと言われています
慌ててする段階ではないのかも知れません
ただ この治療は早めの方が薬もききやすいみたいなので 悩みます
というかまずこのお医者さんを信用しても良いのか? 正直私にどうする?と聞かれても 即答は出来ません
大阪の大きい病院の 呼吸器内科にはかかっていますが
結核の専門病院に行った方が良いのか?
どう思わますか?

投稿時刻 21:40 | オバチャン

2017年12月10日

すいません
今現在症状は全くありません
以前血痰かと思われたのも 全くありません

投稿時刻 21:42 | オバチャン

2017年12月12日

オバチャンさんへ
大阪の大きな病院で呼吸器内科にかかっているのなら大丈夫と思います。排菌がないレベルなので症状が軽ければ治療を急ぐことはないように思われます。

もし不安でセカンドオピニオンを求めるなら豊中の刀根山病院か堺の近畿中央胸部疾患センターが良いと思います。

投稿時刻 13:31 | 院長 田中

2017年12月13日

ありがとうございます
次回の痰の検査でも 陰性なら 様子見も考えてみます
またまた質問なんですが もし様子見になったとして・・・
その様子見と言われてるあいだ 漢方を飲むというのはどうでしょうか?
この病気は漢方も効果があるみたい何ですが
どう思われますか?
ネットで 調べると漢方を扱ってるところも沢山あるみたいですが どこで処方してもらっても同じなのでしょうか?
ここで処方してもらったらいいとかありますか?
先生の専門外かも知れませんが 分かればよろしくお願いします

投稿時刻 22:04 | オバチャンさん

2017年12月15日

はじめまして
叔母が8年ほど前に非結核性抗酸菌症と診断され、肺の一部を切除しその後2年間内服治療を続けましたが、変わりがないとのことで内服治療を終了し、今まで半年に1度の通院でCTレントゲンを撮り経過観察でした。
ですが先月の検診で肺の影が大きくなっていると言われ、次の検診でさらに大きくなっている場合は気管支鏡検査をしましょうと、癌なのかまたは菌が増えているのか調べてみないとわからないと言われたようです。癌なのかもしれないと言われたのにすぐ検査しないのはどうしてなのでしょうか?
叔母はもう自分は癌なんだと思い込み、相当落ち込んでいるようです。

投稿時刻 21:23 | miyuki

2017年12月17日

miyukiさんへ

心配ですね。調べてみないとわからないけれど様子をみるのは癌の可能性は低いと思っているからでしょうが、確かなことを求めるなら検査をしたほうが良いでしょう。

主治医に検査をしなくてよいかを聞いてください。心配になって困っている現状をお話しください。

投稿時刻 23:43 | 院長 田中

2017年12月24日

漢方薬は免疫力をあげるのでこの病気にはよく使われていると思いますが、漢方専門医で生薬を合わせてもらうのがベストでしょう。ただし保険が利かないと思われます。

一方ツムラやクラシエ(昔のカネボウ)は生薬が配合されていて保険が利きます。
保険が利く漢方薬を上手に使って治療されている先生もおられます。
私も使っていますが専門ではありません。先生の経験にもよりますし、どこでも同じ見立てで同じ漢方が処方されるとは限りません。

お近くで漢方を扱っている医療機関を探してご相談ください。

投稿時刻 22:46 | 院長 田中

2017年12月25日

いつも相談にのって頂きありがとうございます
やはり漢方は保険がきかなく高いですよね
次回 二月に 痰の検査結果を聞きに行く予定になっていますが それまでに 漢方クリニックも探して見ようと思います
また何かあれば相談させていただくと思います
よろしくお願いします

投稿時刻 15:02 | オバチャンさん

2018年1月9日

半年前に気管支拡張症と粒状影の非結核抗酸菌症と診断されました。菌を特定しておらず薬は飲んでいません。
痰とたまに出る咳以外は症状がなかったのですが、風邪をひきやすくなり、2ヶ月前から一度咳が出ると止まらなく咳喘息と言われてエリプタ100を吸入しています。
次回診察の4ヶ月分まで出され吸入していますが、ステロイドは免疫力低下をさせるのでこの病気を悪化すると調べたら出てきたので不安です。
他にもステロイドは耐久性のある抗酸菌感染症には使用してはいけないとも書いてあり心配でたまりません。
このまま長期に使用しても大丈夫でしょうか?
お願いします。

投稿時刻 13:23 | みるく

2018年1月9日

はじめまして。
20歳の息子が昨年2月の健診の胸部レントゲンで空洞化の指摘を受け、経過観察していました。
結核ではなく、非結核性抗酸菌症だろうという事でした。12月のレントゲン、CTで影が大きくなっていたため、気管支鏡検査を行いました。1か月経ちますが培養の結果がまだ出ません。先生からは、内服を始めた方がいいと思うと言われましたが、どうでしょうか。自覚症状は全くありません。若いだけに内服も心配します。
先生のお考えをお聞かせください。どうぞよろしくお願いします。

投稿時刻 21:41 | May

2018年1月14日

みるくさんへ

咳喘息に対する吸入ステロイドは有効であり、少なくても症状が消失するまでは続けたほうが良いでしょう。消失しても予防上継続するのですが、非結核性抗酸菌症があるのであれば休薬して経過をみてもよいかもしれません。

ステロイドの全身投与(内服や注射)は免疫能を低下させますが、吸入剤は高容量、長期では可能性があります。4か月は長期とは思えませんし、エリプタ100なら標準量ですので次回受診時までは大丈夫と思われます。次回受診時にそれ以降の継続に関しては主治医に尋ねてください。

投稿時刻 15:15 | 院長 田中

2018年1月14日

お忙しいところ、お返事ありがとうございます。
この病気になってから精神的にも参ってしまい、先生に悩みを聞いて頂けて本当に有難いです。

投稿時刻 18:41 | みるく

2018年1月14日

Mayさんへ

若い症例だと思います。私には男性で20代の方の経験はありません。
気管支鏡で得られたサンプルを現在培養中で2か月かかりますのでもうしばらくお待ちください。

空洞があるので治療を開始したほうが良いとの判断は間違っていませんが、症状に乏しいので急ぐ必要はないでしょう。菌が同定されないと治療薬の選択にも困ります。

1か月たっても菌が検出されないのであれば2か月でも培養されないかもしれません。
2か月まで待ってから決めればよいでしょう。

空洞だからこの病気とも限らない可能性はあります。カビ、寄生虫でも空洞を形成します。
気管支鏡をされたのであれば呼吸器内科でかかっていると思いますが、より専門性の高い施設でセカンドオピニオンを受けられてもよいでしょう。

投稿時刻 15:25 | 院長 田中

2018年1月15日

お返事ありがとうございます。
主治医の先生とも話し合い、治療方法を決めて行きたいと思います。
熊本市内の病院にかかっていますが、セカンドオピニオンを受けるとしたら、大学病院でしょうか。
このような、ご相談をさせていただけることに感謝します。
本当に心強く思います。ありがとうございました。

投稿時刻 23:42 | May

2018年1月23日

はじめまして。
長文になりますが、よろしくお願い致します。
昨年10月下旬に毎年行っている人間ドックで、10年ぶりに肺CT検査を行ったところ、非定型抗酸菌症の疑いありで、要精密検査となり、総合病院の呼吸器内科を11月中旬に受診しました。
多分、非定型抗酸菌症との診断で、痰検査3日分を提出しました。
次の受診日は、3か月後の2月下旬です。
結果は以下の通りです。
血液検査では、アスペルギルス坑原が0.8(+)、Mac抗体濃度が3.24。
医師の所見
右中葉には粘液栓を認めます。
両下肺中心に多数粒状影〜線状影認め
ます。非結核性抗酸菌症などの感染疑
います。
縦隔では心膜凹目立ちますが、リンパ
節腫れ張ありません。
でした。

その後、時々、左肺?や左肩甲骨付近に鋭くはありませんが、熱い飲み物を飲んだりした時、気管支をその飲み物が入っていくのが分かるような、変な違和感を
感じるようになりました。
昨年末、インフルエンザ予防接種を近所の個人の内科に行った際に伝え、心電図と胸部レントゲンを撮って貰いましたが、特に変わった所見はないと言われました。

①この胸の違和感はこの病気に関係するものなのでしょうか?

②気泡が出来るまで、経過観察でも良いような事を言われましたが、病気なのに何もしないのはどうなのでしょうか?
エリスロマイシン服用は?

③県立の感染症病院にセカンドオピニオンもしくは、転院した方が良いでしょうか?(在住は長野県です)

色々と申し訳ありませんが、よろしくお願い致します。
不安でたまりません。

投稿時刻 12:01 | 50歳女性

2018年1月28日

先生、はじめまして。
約一年前、大学病院の呼吸器内科にて、非結核性抗酸菌と診断されました。
先生の勧めもあって特に治療はせず、半年に一度のレントゲン撮影で様子を見ている状態です。
昔に比べて体力が落ちたことや、痰が絡みやすくなった以外は自覚症状もなく安心していた矢先、血痰がでました。
小指の先ほどの量を2回です。
すぐに大学病院にかかる前に紹介状をかいてくれた病院(経過観察はこの病院でしていただいています)に相談にいきました。
レントゲンの結果、影は消えたといっていいほどに綺麗になっていました。
このことから、止血剤のみ処方され、レントゲン以外の検査はしませんでした。
そこで、お聞きしたいのですが、
1.レントゲンに影が映らなくなっても、病状が進行している場合があるのか。
2.血痰がその他の重篤な病気の初期症状の可能性はあるのか。
3.町医者から大学病院の呼吸器内科に戻る場合の目安など。
教えていただけますと幸いです。
今かかっている病院は規模も小さく、設備もレントゲンくらいしかないので、詳しい検査ができないようです。

投稿時刻 12:31 | 42歳S.S

2018年2月5日

50歳、女性の方へ 返信が遅れてすみません。

胸の違和感がこの病気のためかどうかはわかりません。嚥下時ですので食道に何らかの病変があるかもしれず、ご心配でしたら胃カメラで確認することをお勧めします。

現在喀痰培養中でおそらく塗抹検査では検出されていないのだと思います。呼吸器の自覚症状に乏しいため、治療は急ぐ必要がありません。治療しても完全に治ることがない病気ですし、多少進行した状態で治療を始めたからと言って手遅れになることがないと考えられています。

自覚症状がないのに、治療のせいで副作用に苦しむかもしれない可能性があります。メリット、デメリットを考えて治療のタイミングを計っていきますので、今の主治医が呼吸器専門医であればお任せになられてもいいと思います。エリスロマイシン単独で治療しても何ら意味がありません。

投稿時刻 07:40 | 院長 田中

2018年2月5日

アドバイス、ありがとうございます。
完治方法がないと聞くと、精神的にもきついですし、この先についても、いつ進行してしまうもしれないという恐怖感で絶望感にさいなまれる事も多々あります。完治薬が開発される事を切望します。
また、何かありましたら、ご相談させて下さい。よろしくお願い致します。

投稿時刻 10:53 | 50歳女性

2018年2月8日

42歳S.Sさんへ 返信遅くなりすみません。

非結核性抗酸菌症で陰影が自然に消退することはありますが、血痰が出ているのであれば違う原因も鑑別しておく必要があります。病巣が進行していれば陰影も悪化するのが通常です。

気管支結核や肺門部にできる腫瘍性病変は単純写真ではわかりにくいので、血痰が続くようなら、専門医に診てもらいましょう。

投稿時刻 00:29 | 院長 田中

2018年2月10日

お忙しい中、お返事ありがとうございました。
先生のご意見を参考にし、血痰が続くようでしたら、専門医に相談したいと思います。
本当にありがとうございました。

投稿時刻 23:14 | 42歳S.S

2018年2月14日

66才女性です。8年前に咳が止まらず、都内大学病院を受診し、喀痰検査および気管支内視鏡検査をうけ、非結核性抗酸菌症と診断されました。

半年に一度の レントゲン検査にて経過観察を続けてきましたが 2年前、2ヶ所あった病巣が 3ヶ所に増えた為に 専門医のいる結核系列の病院に紹介され転院しました。

転院直後に喀血しましたので止血剤を処方され 同時にエリスロマイシン200グラムも朝晩1錠づつ処方されて約2年間かかさず服用しています。

昨日 再度ティスプーン1杯ほどの喀血を3回しました。
気管支拡張症もあるためにエリスロマイシンを服用するようにとの医師の指示ですが エリスロマイシンは基本的な抗酸菌症を治療できる薬ではないと思っています。

今日も朝から血痰が8回ほどあるので不安です

担当医師には3剤の治療を まだ体力のあるうちに始めたいと申し出ていますが
、やはり副作用が強いのでもう少し様子を見ましょうとのご意見です。

喀血・血痰の症状があっても3剤の治療は先送りにしたほうが良いのでしょうか?
ちなみに、やや疲れやすさを感じる他は
咳と痰が少量出ます。

現在66才ですが治療開始のボーダーラインは70才くらいまでなのかと考えますと、再度 主治医に3剤での治療開始を相談すべきかと迷っています。

お忙しいところ恐縮ですが、先生のご意見をお聞かせいただけら幸いです。

投稿時刻 19:11 | 麻美子

2018年2月18日

麻美子さんへ

血痰が気管支拡張によるものだけれど、菌量が少ない、もしくは抗菌作用が期待しにくい菌が出ている可能性があり、治療時期を考えている可能性もあります。

菌の名前は聞いていますか?どの程度菌が出ているのでしょうか?

アビウム菌やイントラセルラー菌であれば3剤が効きますので、感染が進行したために出血しているのであれば治療を開始してもよい時期なのかと愚考しますが、主治医には何かお考えがあるのかもしれません。

副作用は確かに心配ですが、治療時期が遅れたからといって手遅れになるとは考えておられないのかもしれません。ただ60代後半ですので治療開始を検討してもよいと思われます。

もう一度主治医とよくご相談ください。副作用も心配ですが、早く治療を開始したいという意思をアピールされてよいと思います。

治療開始のタイミングは非常に難しいのです。患者さんの気持ちも汲んで考えていく必要もあると思います。

投稿時刻 22:26 | 院長 田中

2018年2月19日

田中先生 お忙しい中を詳しくお返事していただきまして有難うございます。

菌の種類はアビウム菌です。先生のお話しからも推察できますように やはり3剤の治療が効果あるように思えますので、副作用の点も含め 再度 主治医とも相談し、治療開始をアピールしたいと考えます。

貴重なご意見を本当に有難うございました。

投稿時刻 11:08 | 麻美子

2018年2月21日

こんにちは
以前にも相談させて頂いたものです
右上葉に1センチの結節があり 肺マックの疑いがある状態です
1度たんの検査をして 結果陰性
今日は2回目のたんの検査の結果を聞きに行きました
結果は陰性
話をしてびっくりしたのは きゃりぴあマック?マック抗体は血液検査していないそうです

結核の血液検査はしているそうです
なぜなら マック抗体を調べて もし陰性でもそうとは限らないからです
あと結核の検査と マック抗体の検査は一緒にはできないからだそうです

あと漢方もこの病院ではださないと言われました
なぜなら それで肺が真っ白になったひとが沢山いるからだそうです
この意見はどうなんでしょうか?
私の中で不信感がいっぱいになってます
先生に以前教えてもらった病院に行こうかとおもっていますが 紹介状貰って行ったほうがいいか?
このまま初診として行ってもいいのかなとおもっています

投稿時刻 16:48 | オバチャンさん

2018年2月25日

MAC抗体は必ず陽性とはならず、参考にしています。MAC以外の抗酸菌もあるため、確実なのは菌を検出することになります。

漢方による薬剤性肺炎はあります。ただそれを心配していては治療ができず、説明をしたうえで慎重に投与することになります。
すでに肺の状態が悪いのでこれ以上悪くなる状況を作りたくないという考えなんだと思います。

セカンドオピニオンは紹介状をもらっていくほうがよいでしょう。これまでの経過が重要です。

投稿時刻 22:24 | 院長 田中

2018年2月26日

お返事ありがとうございます
なんか当然 マック抗体は調べてくれてるだろうと思っていたので えっと思いました
そういうお医者様もいらっしゃるということですね
漢方による肺炎もあるんですね
知りませんでした
勉強不足です
紹介状を書いて頂き 刀根山病院に今度行こうと思います

投稿時刻 14:43 | オバチャンさん

2018年2月28日

はじめまして、24歳男性です。去年9月にCTを取って右肺上部に影が見つかり、今年2月に再度CTを取った際にその影が大きくなっていました。
抗酸菌の疑いがあると言われ後日気管支鏡検査を受けました。
検査の10日後に主治医から菌は検出されなかったと告げられたのですが、半年で影が大きくなっていることと年齢を考えると手術による右上部の肺切除を勧められました。
2017年8月にUC(潰瘍性大腸炎)の診断を消化器内科で受けたのでUCによる影の可能性もあるらしいです。
血痰や激しい咳等の自覚症状もないまま手術を受けることにどうしても抵抗があり、投薬治療も副作用や本当に非結核性抗酸菌症か分からないまま選択するのも不安です。

現在は右肺上部のみに影がありますが、投薬による効果が見られず他の部分にも見られるようになってからでは手術ができなくなる可能性があると説明を受けてどうすればいいか迷っています。

投稿時刻 00:16 | 岩田

2018年3月2日

66歳の男性、イントラセルラーレ菌による非結核性抗酸菌症との診断を受け、昨年の2月から標準三薬の投与を始めています。自覚核症状はありません。このころ、体重は健康時に比べ3キロほど落ちていました。昨年の11月に再度CTを撮ったところ、治療開始前と比べ影が相当消えている、薬は効いているとの評価をいただき、ほっとしました。体重も2キロほど戻し、もうあと少しと思って頑張っていたのですが、ここへきてまた減り始め、1キロほど減ってしまいました。健康時より、2キロ減った状態です。

体重の増減で一喜一憂することはないかもしれませんが、また病勢がぶり返してきたのではと思うととても心配です。

この状況は、どう捉えたらよいのでしょう? 体重の増減は病勢と直結しているものなのでしょうか?

お忙しいところ恐縮ですが、ご教示いただけたら幸いです。

投稿時刻 23:24 | K.F

2018年3月4日

岩田さんへ

ご心配ですね。診断がつかないために手術することで切除という治療と診断も可能となるため方針としては間違っていません。

急速に進行しているので非結核性抗酸菌症ではない可能性もあります。感染症または腫瘍性病変もお若いですが考えられます。リンパ腫は年齢に関係なく発症します。

気管支鏡で診断できないときに、CTガイド下肺生検といって胸から生検針を刺して組織を採取する方法があるのですが、場所が難しいのかもしれません。

診断が確定していないので、薬物治療の選択もできません。私の考えとしても手術をするのが良いと考えます。画像を見ていないのであくまでも参考意見とさせてください。

セカンドオピニオンをご検討ください。紹介状を書いてもらえると思いますよ。

投稿時刻 00:47 | 院長 田中

2018年3月4日

K.Fさんへ

この病気の病勢と体重は必ずしも相関しませんので、効いているのであれば関係ないように思われ、別に理由がないか調べてみる必要があると思われます。

投稿時刻 00:50 | 院長 田中

2018年3月4日

田中先生、お忙しい中、ご回答くださりありがとうございました。もう少し様子を見て、体重の減り方があまりに激しいようであれば、別途診察を受けることにします。

投稿時刻 17:47 | K.F

2018年3月5日

ご回答ありがとうございました。

セカンドオピニオンを検討してみます。

影の部分が壊死して機能していないなど手術する理由に
どうしても納得できない部分があり
なるべく切らずにすむならそれに越したことはないのですが
他病院の医師の意見も参考にしてみたと思います。

投稿時刻 10:43 | 岩田

2018年3月5日

50才女性です。東京の大きな病院に通院してます。
2013年4月に健康診断で左肺に影があるということでレントゲンとCTで経過観察してましたが、少しずつ影が大きくなっているので2016年8月に気管支内視鏡をして非抗酸菌症でアビューム菌と診断つきました。半年に一回レントゲン、年一回CTをして経過観察してます。
2017年11月にCTをとったら左の肺だけにあった影が右の肺にも少しあるとわかりました。今日レントゲンと血液検査をして、昨年11月に提出した痰の結果を聞きました。血液検査は異常なし、排菌もなしとのことでした。レントゲンは少し悪くなってはいるがあまり変わりはないけど、やはり右肺にも影があるとのことでした。先生も治療開始するか迷ってましたが自覚症状が全くないので、まだ治療はしたくないと話したら、半年後にレントゲンをして考えましょうということになりました。
この病気の治療方法を調べると副作用が強いと出てますが、どのような副作用がどの位(何%)の人に出るのか情報があまりわかりません。だから見通しが立たず不安ばかりです。主治医も副作用はやってみないとわかりませんとしかおっしゃりません。
薬で治療を始めたら日常生活が変わってしまいますか?
私は趣味で週3~4回テニスをやってます。テニスが続けられるかも心配です。
副作用について詳しく教えていただけたら自分も覚悟ができるので助かります。
よろしくお願いいたします。

投稿時刻 14:18 | 水越彩子

2018年3月7日

こんばんは
何度もご相談させていただいているものです
いつも丁寧にお返事していただきありがとうございます
右肺上葉に 1センチ程の結節があり たんの検査 血液検査とう していますが なんなのかわからない状態です
セカンドオピニオンということで 紹介状を持って病院に行ってきたんですが・・・
元々通っている病院の先生の紹介状で書いているのを見ると 非結核性抗酸菌わもちろんだけど 結核もまだ疑っているとのこと
そこの先生はもし肺マックなら 症状もないし 影もまだ小さいから 様子見でいいでしょうと言ってました
血液検査で結核は陰性なんですが 結核菌の可能性もまだあるのでしょうか?
先生いわく 菌が少ないから 血液検査では 陰性になってるかもとのこと

あともし結核なら非結核性抗酸菌の場合より 進行は早いんでしょうか?

いまは排菌していないのでいいですが もし結核菌だとして 排菌しだしたら怖いです

投稿時刻 00:23 | オバチャンさん

2018年3月8日

こんばんは
昨年11月にお世話になりました。
バウバウです。
いろいろアドバイスありがとうございます。

その後の経過ですが、先月CT撮った所影がなくなってました。
年に一回の健診だけで大丈夫と言われました。
マック菌の検査は血液検査だけでした。
こんな事はあるのでしょいか?
呼吸器科の先生も影はいろんなものが、映るから見た目だけでも分かりづらいのは確かです。と言ってました。が、そんなことはありえますか?
CTでの確認でしたので確かに無かったです。
質問です。
今月副鼻腔炎にかかり、2、3ヶ月かかると言われました。
薬はクラリスロマイシン夜1錠
ムコダイン一日3錠となってます。
影がなくなったとしてもこの2つのクスリは、飲んでも大丈夫なんでしょうか?
単独で飲むと再発した時に何か問題ありますか?

それとも、いまは影がないので、飲んでも問題ないのでしょうか?
耳鼻咽喉科にその旨伝えたほうがいいののでしょうか?

投稿時刻 21:25 | バウバウ

2018年3月8日

追加です。
薬飲んでます。昨日と今日飲みました。
駄目でしょうか?
長期とはどの位の事ですか?
また、耳鼻咽喉科に行くと鼻と口にするのは、名前忘れました。
あれも駄目なんでしょうか?
度々すいません。
よろしくお願いします。

投稿時刻 21:56 | バウバウ

2018年3月11日

オバチャンさんへ

結核の血液検査は発病前の感染段階ですでに陽性となりますので、陰影があって結核の可能性がある場合に陰性であれば結核ではないと考えます。菌量が少なくてもかなり鋭敏な検査です。
100%陽性となるわけではありませんので確実とは言えませんが可能性はかなり低いと思います。

結核と非結核の進行度の比較は単純にはできないと思います。その方の免疫状態にもよります。

投稿時刻 09:37 | 院長 田中

2018年3月12日

お返事ありがとうございます
やはり結核の可能性はひくいですよね
ただ・・・
ネットで色々見ると 肺マックの場合 中葉下葉舌区?が出来やすい場所みたいで 上葉にはあまりできないみたいですよね?
逆に結核は上葉に出来やすいみたいでそれもあるから 疑っているのかなと思ってみたりしてます
結局気管支鏡か たんの検査で 菌が出るしかないんですね
来月CTを取りに行くのですが その時に影が大きくなっていれば 気管支鏡しょうかと思います

投稿時刻 00:38 | オバチャンさん

2018年3月18日

初めてメールさせていただきます。63歳、主婦です。
非結核性抗酸菌症の治療を始めたほうがいいのか迷っています。

2004年 人間ドックの肺CT検査で右中葉非結核性抗酸菌症疑いで、何度か喀痰検査をし、MAC菌(アビウム)が検出され非結核性抗酸菌症と診断されました。それ以降、2017年3月までの約13年間、レントゲンとCTで、経過観察してきました。気管支拡張症があると診断されています。
日常咳やタンは出ません。年に一度くらい風邪をひくと、タンがでて、咳も長びくことがあります。
昨年2017年3月に、担当医の異動と、病院が遠方のため、近くの大学病院に転院。昨年12月にレントゲンと血液検査をし、抗酸菌検査 M.Abium 1+ 抗MAC抗体 判定(+) 抗体濃度 0.9  でした。担当医からは、13年前と昨年のCTを比べ、気管支拡張症が少し進んでいるので次回CTをしてその結果で薬の治療を始めたらどうかと言われました。
転院したばかりですし、日常、病気の自覚症状もないので、副作用のある薬を2年間飲み続けるのが不安です。CTの結果が出てから考えればよいのかもしれませんが、担当医の患者の数が多く、いろいろ質問する時間が十分とれず聞きたいこともなかなか聞けない状態です。
私としては、昨年のCTとあまり変わっていなければ、治療を先に延ばしたいと思っております。
田中先生のお考えを聞かせていただけたらありがたく思います。
(なお、2011年、関節リウマチにかかり、今は寛解といわれています。週一回、リウマトレックスを2錠、フォリアミン1錠服用してます)

投稿時刻 01:38 | 埼玉桜AN 

2018年3月21日

オバチャンさんへ

肺マックではなく、非結核性抗酸菌症でカンサシ菌という菌があり、結核と紛らわしい結節影を呈します。空洞を伴うことも多いのですがない場合もあります。
私の経験では上の方にできる傾向があります。

投稿時刻 23:36 | 院長 田中

2018年3月22日

埼玉桜ANさんへ

症状に乏しいのでしたら治療を急ぐ必要はないと思います。
年齢が63歳ですので、できれば60歳代で治療をしたいという思いはあります。

13年では多少進行はあるでしょうから、それだけで決めれないと思いますが、画像を見ていないので確かなことは言えないことをご了解ください。

投稿時刻 00:36 | 院長 田中

2018年3月22日

バウバウさんへ

返事が遅くなりすみません。
副鼻腔炎に対しての2-3か月内服であれば問題ありません。

耳鼻科でする処置はネブライザーのことでしょうか?問題ありません。

陰影が消えたからと言って菌もなくなったとは言えませんので慎重に経過をみてもらってください。

投稿時刻 00:50 | 院長 田中

2018年3月22日

おはようございます
お返事ありがとうございます
やはりかんさしの可能性もまだあるのでしょうか?
刀根山病院に行った時 空洞がないので かんさしはないでしょうと言ってました
私もかんさしかなと思ったりしてたのですが…
CTで見てみると この5、6年で一センチぐらいになってる
かんさしなら これだけ時間経てば 空洞できるのかなとおもったり…
なんかどの人を信用していいのか…
不安です
来月CTを取りに元の病院に行くのですが 影が大きくなってたら 気管支鏡と言ってました
この大きくなってたら…も1 2 ミリでも 大きくなってたらした方がいいのか?
1 2 ミリは 大きくなった には入らないのか?
とりあえず不安です

投稿時刻 11:00 | オバちゃん

2018年3月25日

お忙しい中、早速ご返信いただき本当にありがとうございました。入院していた実家の母が退院したため、
帰省していてお礼が遅くなり大変失礼いたしました。

先日診察があり、レントゲンとCTを撮り、前病院で2009年、2015年に撮ったものと比較しました。
担当医の先生は、「右肺に多少の炎症変化を見る。非常にゆっくり進行している。
初期ならば薬を進めるが、初期ではないし、治療は悩ましいところ」とのことでした。日常、病気の自覚症状がないので、年に一度のレントゲンとCT検査でフォローアップしていく、ということになりました。
田中先生からも「症状に乏しいのでしたら、治療を急ぐ必要はない」とのお言葉をいただいたので、風邪をひかないよう気を付けて健康的な生活を心がけたいと思います。

「年齢が63歳ですので、できれば60歳代で治療をしたいという思いはあります」というお言葉から、やはりこの病気はいつかは治療を始めなければいけないということと理解していいでしょうか?

長くなってしまい申し訳ありません。お時間のある時によろしくお願いいたします。

投稿時刻 23:47 | 埼玉桜AN 

2018年4月8日

はじめまして。
母(現在69歳)が非結核性抗酸菌症になり、先月から薬を飲むことになりました。
最初の2週間はクラリスロマイシンのみ、次の2週間はエサンブトールを追加、そして今月に入りリファンピシンも飲み始めなんとか3種類の投薬になりました。
今のところ目立った副作用はでてなく、咳と痰は以前より減ったように思います。
しかし、朝~夕方までは体調は比較的安定してるのですが、必ず夜になるにつれて「胸が重たい」「なんとなく息苦しい」と呟いており本人も心配しております。
夜だけ息苦しくなるのはこの病気にはよくあることですか?それとも症状が悪化しているのでしょうか?

投稿時刻 00:40 | たる

2018年4月8日

はじめまして。38歳女性です。

昨年1月の人間ドックのレントゲン撮影で肺に影がありましたが、インフルエンザ気管支炎から2か月ということもあり経過観察となりました。
昨年12月のドックでも影に変化がなく消失もないためCTを撮影し気管支拡張と右肺下部を中心に複数の結節を確認、3か月後の再CTでも同様の所見でしたが影の移動と空洞が見られるため気管支鏡での確定診断を勧められ転院手続き中です。

この病気は長期間で進行する認識だったのですが、たった3か月で影が移動することがあるものでしょうか。
結節の影は両肺の広範囲に点在しておりますが、咳や痰の自覚症状はありません。
幼少期より風邪は必ず咳になり、虚弱体質です。
また、体力をつけること風邪をひかない以外で日常生活で気をつけることはありますか?

お時間のある時で構いませんのでよろしくお願いします。

投稿時刻 10:15 | 美桜

2018年4月8日

埼玉桜ANさんへ

大変返事が遅くなりすみませんでした。

70才を超えると副作用が強く出る懸念があり、できればそれまでにしたいという意味です。
症状が乏しければ様子を見るだけでいいのです。
このまま病気と上手に付き合いながら墓場まで持っていければいいですねという説明をしております。進行しないことを願っております。

投稿時刻 15:15 | 院長 田中

2018年4月8日

たるさんへ

夜にみられる症状はこの病気とは関係ないように思われます。効果もやや感じておられるようですし副作用かもしれません。

胃薬は併用されていますか?胃酸が食道に逆流する病気があり、胸が痛い、苦しいという症状があります。午前中に多いので時間帯が合わないですが、可能性があります。
抗結核剤の影響で胃炎を起こしているのかもしれません。

それ以外に思い当たることがなく、主治医に申告して相談してください。

投稿時刻 15:22 | 院長 田中

2018年4月8日

田中先生
お忙しい中お返事いただきありがとうございます。
母は元から胃腸が弱く逆流性食道炎と胃炎持ちでして…。
また甲状腺の持病も持っています。
今は3剤以外に甲状腺のお薬とムコダイン、ビオフェルミンを飲んでます。
胸が苦しいのは逆流性食道炎の影響かもしれないのですね。
来週通院がありますので主治医の先生に相談させます。
ありがとうございました。

投稿時刻 18:13 | たる

2018年4月8日

美桜さんへ

影の移動と書かれていますが、元ある影がなくなりほかの場所に移動したと理解してよろしいでしょうか?

3か月の経過で影が増悪することはあります。

気を付けることは書かれている通りでよいでしょう。睡眠を十分とる、ストレスがかからないようにすることも大事かと思われます。

投稿時刻 15:28 | 院長 田中

2018年4月8日

お返事いただきありがとうございます。

体の表面に近い部分の一部の影が薄くなりましたが、新たに中心部に空洞化した部分が見つかりました。
確定診断後に投薬治療開始になるだろうとのことです。

今まで以上に体調に留意していこうと思います。
ありがとうございました。

投稿時刻 15:58 | 美桜

2018年4月15日

4月8日に返信メールをいただいたものです。
お忙しい中ありがとうございました。
そのうえ励ましの温かいお言葉もいただき、本当に嬉しかったです。
田中先生のおっしゃる通り、病気と上手に付き合いながら墓場までもって行きたいと強く思いました。
そのために、日常気を付けることや、気を付けるべき症状などアドバイスしていただけたら幸いです。

関節リウマチのため今現在、リウマトレックスを週2錠、フォリアミンを週1錠。
4月からエディロールカプセル(骨粗鬆症の薬)を毎日1錠服用しております。

今年3月の血液検査で、*抗酸菌検査 M.Abium 1+  *抗MAC抗体(+) *抗体濃度 0.9 でした。
この数値はどうでしょうか?

質問が多くなってすみません。お時間のある時によろしくお願いいたします。

投稿時刻 23:48 | 埼玉桜AN 

2018年4月22日

埼玉桜ANさんへ

気を付けるべきことは、ストレスをかけない、規則正しい日常生活、睡眠をしっかりとるなど免疫能を低下させない基本的なことくらいでしょうか?
 
発熱や血痰が認められれば進行や合併症が考えられますので早めに受診しましょう。

抗MAC抗体は陽性ですが高くないです。高いか低いかはあまり問題ではありません。

投稿時刻 22:52 | 院長 田中

2018年5月1日

田中先生、お忙しい中、返信いただきありがとうございます。
私は、関節リウマチの治療薬、リウマトレックスを週2錠服用しています。日常的に免疫を抑制していることになるので、よりストレスをかけない、規則正しい日常生活、睡眠が大事ということですね。

この3,4年必ず冬に一度、のどの不快感から風邪をひきます。熱はすぐ下がりますが、咳やタンが長引くので、風邪には十分気をつけたいです。
不安になることもありますが、今症状がないことを幸せに思い、運動もして健康的な生活を心がけたいと思います。
ありがとうございました。

投稿時刻 05:47 | 埼玉桜AN 

2018年5月7日

初めまして。
非定型抗酸菌症と予防接種についてお伺いしたく、コメントさせていただきました。
65歳になる母が非定型抗酸菌症にかかっております。服薬で症状は落ち着いているのですが、今回、肺炎球菌の予防接種を受けようとしています。非定型抗酸菌症でかかっている病院は非常に遠いので、近くの内科で予約をしたようです。服薬中であることは告げたそうなのですが、念のため主治医に確認をと言われ、けれど病院が遠いため、このまま確認せず予防接種を受けると言っております。何種類か飲んでいるうちの薬の一つがクラリスロマイシンで、それの説明に、肺炎球菌に対しての記述があるらしく、気になっております。私が説明の文書を確認しに行くこともできず、インターネットで調べてもうまく見つけられません。今週末には接種のようなのですが、接種しても大丈夫でしょうか?
お忙しいところ申し訳ありませんが、どうぞよろしくお願いいたします。

投稿時刻 10:57 | くろ

2018年5月11日

49歳女性
3,4年前の検診でレントゲン検査にて再検査が続いていましたが、育児(現在大学2年と中学2年)が忙しく、とくに自覚症状もなかったため、そのままでした。
今年2月再度、再検査があり、再検査したところ肺MAC症だろうとのことでした。
再度来週中に検査して確定するらしいとのことでした。
現状としては、喀血なし、咳(時々)、微熱(37-37.5)かなり以前よりあるらしい(妻であり体温測定しておらず不明)、微熱による倦怠感あり、レントゲンにて肺に空洞あり(場所や個数等の詳細は来週に確認?)
上記のようなことがあり、次回診察まで時間があり、とても不安でネットにたより
ここにたどり着きました。
関東のはずれに在住なので、先生のクリニックに通えず残念ですが、回答いただければ大変助かります。
・手術したほうがいいのでしょうか。手術の場合何日くらい入院になるのでしょうか。
・服用は2-3年になるような記載がいろいろなHPでありましたが、実際そのくらいになるのでしょうか。
・菌が陰性になってから、1-2年服用しないといけないようですが、そうでしょうか。また、その後は、経過観察で悪化しなければ薬剤を服用しなくてもよいのでしょうか。


・3剤併用及び筋注も実施するとすると1か月あたりの治療費はどのくらいになるのでしょうか。また、注射だけは3回/週をどの程度続けなければならないのでしょうか。
・よくある副作用にはどのようなものがありますか。
・副作用(予防)を含め、日常生活で注意しなければならないことはどのようなことでしょうか。
・肺MAC症としては妻は重病(深刻な)の部類でしょうか。また肺MAC症自体は完治しにくい疾患のようですが、ガンみたいな深刻な疾患なのでしょうか。それとも水虫とまではいかないと思いますが、長期になりますが、日常注意していれば特に心配する必要はないレベルなのでしょうか。

長々となってしまいましたが、とても不安であり、だれにも相談できず、ここに記載しました。
何卒、ご回答よろしくお願いいたします。

投稿時刻 10:47 | 50歳の夫

2018年5月12日

田中先生昨日記入しましたものです。
追加で教えてください。
・微熱が続いてだるそうですが、上記治療開始前に解熱剤(ロキソニンやカロナール)などを飲んでも良いのでしょうか。それとも、治療を開始すれば戻ってくるのでしょうか。また、次回診察までの約1週間どのようなことをすればよろしいでしょうか。そのままでもいいのでしょうか。
不安で追加しました。

投稿時刻 09:51 | 50歳の夫

2018年5月13日

くろさんへ

回答が遅くなりすみません。間に合わなかったですね。週末にまとめて回答することが多く皆様にはご迷惑をおかけしております。

私も検索してみましたが、相互関係など接種しても問題ないと思われます。

私自身も患者さんには勧めており、問題が起こったことはありません。

接種語かもしれませんが回答といたします。

投稿時刻 14:56 | 院長 田中

2018年5月13日

50歳の夫さんへ

ご心配ですね。
ただ画像、菌種、菌量などの情報がないとお答えできません。空洞があり、病変が限局しているのであれば手術を勧めます。

内服治療は通常2-3年、または菌が陰性化して1年くらい追加となります。
副作用は湿疹、肝機能障害、視神経炎、消化器症状など多彩ですが、重篤なものはまれです。

この病気は完治が難しいのですが、治療がうまくいき経過を見ている人もたくさんいます。ただ免疫能が低下すると再燃するかもしれません。、

日々の注意点としてはストレスを感じないよう、規則正しい生活、十分な睡眠に心がけ、風邪をひかないよう気を付けてください。

癌のような深刻な病気ではありませんので、上手に付き合っていけばよいでしょう。
解熱剤内服は副作用の経験がない限り問題ありません。

投稿時刻 15:09 | 院長 田中

2018年5月13日

田中院長先生 忙しい中でのご回答本当に助かりました。
完治は難しく、病気と長くうまく付き合っていかなければならないことわかりました。
また、副作用の重篤なものは少なく、病気自体深刻でないことほっとしました。
今週詳細聞ければ確認して、何かあればまた先生にご連絡いたします。
本当に、ひとまずは安心しました。
ありがとうございました。

投稿時刻 16:21 | 50歳の夫

2018年5月13日

返信をありがとうございます。
母から、風邪気味で接種が来週に延期になったと連絡があったところでしたので、回答本当に心強く思います。
安心して、接種してきてもらおうと思います。
ありがとうございました。

投稿時刻 17:50 | くろ

2018年5月23日

先日はご回答ありがとうございます。
先週末病院の先生と話ができましたので、記載します。
症状としては以下の通りです。
・菌はMAC菌(痰がなかなか出ず、胃液より採取)
・レントゲンにて両肺に病変あり、CTにて片肺上部に大きな空洞あり。
 (手術はできないとのこと。また、症状としては軽くはないとのことでした。)
・微熱が続き、倦怠感あり。
・血液検査の結果、CRP経度上昇及び貧血傾向以外特に問題なしとのこと

現在、薬剤感受性検査の結果待ちとのことで、結果が出る1週間後から治療開始とのこと。
なお、治療は3剤に加え、KM注を3回/週を最低2か月様子を見ながら半年くらいとのことでした。

そこで教えてください。
・副作用の観点から、レントゲン、血液検査、聴力や視力検査等の頻度はどのくらいで実施したほうがいいのでしょうか。
・副作用をひどくしないようにするには、日ごろどのようなことを注意していればいいのでしょうか。
(当分、2,3日値に1回通院しますので、その時、何かおかしいことがあれば伝える程度でいいのでしょうか。)
・微熱による倦怠感に対しては、治療を開始すれば治るのでしょうか。
・副作用の観点をはじめ、これからの日常生活で注意しないといけないことして、前回ご回答いただみました内容(免疫能が低下すると再燃するかもしれません。日々の注意点としてはストレスを感じないよう、規則正しい生活、十分な睡眠に心がけ、風邪をひかないよう気を付けてください。)をはじめ、何か具体的なアドバイス等あればご教授ください。
・再発した場合、治療期間は異なると思いますが、再度同様の薬剤による治療を実施するのでしょうか。

最後になります、癌のような深刻な病気ではないとのことですので、ひとまずポッとしました。
これから病気と一生上手に付き合っていけるように気を付けていきます。

投稿時刻 10:26 | 50歳の夫

2018年5月29日

50歳の夫さんへ

検査の感覚は病状によりますので一概には答えられません。眼科、耳鼻科はお任せしておりますが、耳鼻科は1か月毎、眼科は1~3か月毎と先生によってまちまちですが、1か月毎のほうが無難です。

副作用は気を付けていても起こるので対策の取りようがありません。症状の変化に気を付けて早めに気づくようにするといったところでしょうか?

発熱がこの病気によるものであれば投与後熱が下がるのが一般的です。倦怠感が熱だけによれば同時に改善するでしょう。

日常生活での注意点は前に書いた通りです。

再発時は薬剤感受性をチェックしたうえで薬剤選択をしますので同じ抗菌剤になるとは限りません。

投稿時刻 23:18 | 院長 田中

2018年5月31日

田中院長

たびたびのご回答本当にありがとうございました。
漠然としていた状態から、現状が分かりとても気持ちが軽くなりました。
体調変化には気を付け、定期的な検査も頭に入れながら、長く向き合っていこうと思います。

また、何かあれば宜しくお願いいたします。

投稿時刻 08:38 | 50歳の夫

2018年6月13日

田中院長

診療を開始してから2週間がたちました。
臨検値上からは現在のところ異常ないとのことで、
薬の変更もなく、診察が2週間後になりました。
ただ、体温が下がらず37台前半が続いており、少し心配です。
次第に下がってくるのでしょうか。
また、一般的に副作用の発現はいつごろからなのでしょうか。
臨検値上の異常は1か月以降であれば、一先ず安心という理解でもいいのでしょうか。
なお、眼科・耳鼻科は先生からは特に進められませんでしたが、
今後定期的に言ったほうが良いのでしょうか。
毎回不安なことをお聞きして申し訳ありません。
2週間後少しでも改善がみられる?ことを期待しております。

投稿時刻 12:50 | 50歳の夫

2018年6月17日

69歳 男性  
2017年10月からMAC症の疑いで都内呼吸器専門病院を受診中です。
痰が出ないため、今年3月の内視鏡検査で avium菌が(+)1.8となり、MAC症と診断されました。
担当医は忙しそうで、結果のみを口頭で伝え、3薬での治療を勧められましたが、
自覚症状もなく70歳の定年までは経過観察でと考えていました。

6月の受診の時に念のため、今までの検査結果のコピーをいただき持ち帰りました。
結果をパソコンを検索しながら確認したところ、不安な点が出てきたので、
田中先生に教えていただきたくメールをしております。

2017/10 (KL-6) 928 u/ml (SPD) ー   (CRP)  0.09
2018/03 (KL-6) 1181 u/ml (SPD) 209  (CRP)  0.31
2018/03 (血液ガスPO2) 77.3 担当医より少し低いとの指摘有、他は指摘なし  
 
素人判断ですが、肺の損傷が進んでいる状態のようで、特にKL-6は間質性肺炎の診断の値で
上限値500をはるかに超えています。
MAC症の場合、KL-6・SPD が上昇することもあるのでしょうか?それとも・・? 心配です。

尚、過去(30年位前)肺炎で2回入院しています。10年前から気管支拡張症と診断されています。
肺MAC症と診断されてからは、体調管理には気を付けていますが、
現在自覚症状もなく、元気に会社勤めをしています(肺機能検査:著しい機能障害なし)

いつも田中先生のHPを拝見させていただいておりましたが、質問をする側になるとは…
本来ならば担当医に質問すべき件ですが、次回の受診までとても心配で待てません。
恐れいりますが、よろしくお願いいたします。

投稿時刻 05:03 | 69歳 埼玉妻

2018年6月23日

上記 6月17日に質問の69歳男性です。

その後、受診して担当医から説明を受けました。
CT画像で間質性肺炎の疑いはないとのことでした。
数値の説明も受け、少し安心しました。
今後は担当医に相談できる関係をと考えております。

お騒がせして申し訳ありませんでした。
今回の質問は解決しました。

投稿時刻 01:01 | 69歳 埼玉

2018年6月24日

69歳 埼玉様

主治医に納得のいく回答が得られてよかったですね。

私はここでは全体像が見えず、なかなかきちんとしたお答えができていませんので主治医によくご相談くださいと回答することも多いのです。

回答が遅くなりすみませんでした。了解しました。

投稿時刻 19:58 | 院長 田中

2018年6月25日

50歳の夫さんへ  返信が遅れてすみません。

効果発現までの期間には個人差があり、1か月くらいかかる人のほうが多いと思われます。

副作用の発現はすぐに出る人、数か月かかる人いろいろです。1か月以上でも副作用は出るので検査は継続してする必要があります。

眼科は3か月ごとにチェックされる先生が多いですが、内服当初は1か月ごとがベター、耳鼻科は1か月毎がベターです。

投稿時刻 20:45 | 院長 田中

2018年6月26日

お忙しい中での回答、本当にありがとうございました。
院長先生のコメントを参考に担当医と相談していきます。
これからも質問することがあると思いますが、
何卒宜しくお願い致します。

投稿時刻 09:41 | 50歳の夫

2018年7月8日

藁にもすがるつもりで 質問させて頂きます
非結核性抗酸菌症と診断され 8年くらいたちます
薬は クリアナール 朝昼夜
   クラリス   朝夜
   ツムラ麦門冬湯 朝昼夜 を処方されてます
ただ毎日毎日激しい咳で 体重が身長162で体重42まで減ってしまい
ました、
このまま老衰をまつのでしょうか この先不安です
年齢78歳 少し日常が楽になる方法をアドバイス頂けたら幸いです。

投稿時刻 12:17 | 関根

2018年8月2日

田中院長

ご無沙汰しております。
治療が始まり2カ月が過ぎましたが、大きな副作用はないようですが、まだ微熱が続いているようです。
菌が陰性化されていないということなのでしょうか。
菌が少しづつ陰性化されてくれば下がってくるのでしょうか。
このまま同じ治療を続けて問題ありませんでしょうか。
その他、今後何か気を付けていくことはありますでしょうか。

少し不安になり書き込みました。
お手すきの時にでも、ご回答いただければ幸いです。

投稿時刻 10:49 | 50歳の夫

2018年8月9日

菌が陰性化するにはかなりかかります。1年以上かかる人もいれば陰性化せず少量でも持続して排菌している人もいます。微熱との因果関係はわかりません。

副作用がない限り同じ治療を2-3年は続けることになります。

微熱に関しては主治医にも申告して意見をうかがってください。気を付けていくことは特にありません。完全に治ることは手術以外に考えられませんので、気長に上手に付き合っていくことです。気にしすぎないようにしてください。

投稿時刻 20:52 | 院長 田中

2018年8月10日

田中院長

ご丁寧な回答ありがとうございました。
気長に病気と向き合っていきます。
なお、微熱に関しては、次回の診察時等に相談してみます。

いつもいろいろとありがとうございました。
大変助かります。

猛暑続きますが、体調に気を付けてください。

投稿時刻 10:49 | 50歳の夫

2018年8月10日

7/8にお問い合わせの関根さんへ 見落としており回答しないままになっておリ申し訳ありませんでした。

激しい咳は体力を消耗しやせることにつながりお辛いと思います。

原疾患そのものに対する治療は難しい状態と推測しますので、咳止めを強力にしてもらうしかないと思われます。西洋薬ならコデインが効くかもしれません。

漢方薬の麦門冬湯は標準的な薬です。もっと期待するなら変えてもらうしかないのですが、漢方専門医がいるようならご相談ください。咳を止めるだけではなく全身状態の改善も期待できます。人参養栄湯をこの病気で使っていて良い印象を持っています。

主治医にご相談ください。

投稿時刻 12:46 | 院長 田中

2018年10月10日

田中院長

ご無沙汰しております。
治療開始時かなり症状が進んでいたらしく、その後内服3剤及び筋注(週3回)の治療を4カ月実施しております。
医師からは筋注はぎりぎりの半年間は実施する予定とのことです。
定期的に、血液検査やCT等を実施しており、幸いにも現在副作用はないようですが、
微熱をはじめ、症状の改善は少ないようです。(悪化はしていない様子)
今後、筋注はあと2カ月実施し、内服は菌が陰性化した約1年後まで治療を実施したほうが良いと思いますが、継続していくということで問題ありませんでしょうか。
定期的な検査は実施していくと思いますが、CTだけでも費用かかなりかさんでいく一方です。
そもそもCTは定期的(毎月)実施するようなものなのでしょうか?
副作用に関しては、十分注意していく予定ですが、何かそれ以外に注意することなどありませんでしょうか。
ご連絡お待ちしております。

投稿時刻 11:14 | 50歳の夫

2018年10月11日

50歳の夫さんへ

現在の治療継続でよいと思われます。治療開始時の状態が進行していたので効果発現が遅れている二かもしれません。これ以上の進行は少なくとも止めていると思いますので、どれくらい効果が出るかは経過をみないとわからないです。菌が陰性化してから約1年は服用するのですが、陰性化しなかった場合はさらに延長になります。私の患者で10年内服中の方がいます。幸い副作用がなく継続できております。

CTを毎月撮るかどうかは主治医の判断です。私なら撮りませんが単純写真で判断が難しいので確認のためであれば間隔が短くても撮ります。単純写真だけで判断できる状態かどうかによると思います。コストがかかることを理由として伝えてはいかがでしょうか?その時に毎月撮る理由が聞ければ納得できると思います。

これから寒くなる季節です。風邪をひかないように気を付けてください。肺炎球菌ワクチン、インフルエンザワクチンの接種をお勧めします。

投稿時刻 06:19 | 院長 田中

2018年10月11日

田中院長

早速のお返事ありがとうございます。
少しホッとしました。
副作用を気にしながら、長期間の治療と向き合っていこうと思います。
費用に関しては、医師に聞いてみようと思います。
また、ワクチンも来月以降検討します。

先生のところには遠方のため行けませんが、いつもとてもありがたく思っていおります。

これからもこれからもよろしくお願いいたします。

投稿時刻 08:32 | 50歳の夫

2018年12月28日

質問、お願いします。

去年末に肺マック症と診断され、初期という事で経過観察中です。
先日、娘と食事に行き、娘が私が飲んでいたコップの水を飲んでしまいました。
こういう場合に、娘に感染してしまう事はあるのでしょうか?
娘には病気の事は話をしていません。
もっと私が気をつけていれば良かったと、心配でなりません。
ご返答、よろしくお願い致します。

投稿時刻 23:13 | 50歳女性

2018年12月31日

返事が遅くなりすみません。

人から人へは感染しませんので、コップから感染することも心配はいりません。ご安心ください。

投稿時刻 20:48 | 院長 田中

2019年1月11日

ご回答、ありがとうございました。
安心致しました。

この病気の先行きを考えると気持ちが落ち込む時が多々あります。
一刻も早い特効薬が出来る事を願うばかりです。

投稿時刻 17:31 | 50歳女性

2019年2月20日

田中院長

ご無沙汰しております。
半年間の経口3剤+筋注治療(これ以上実施したいが、できないため終了(中止))後、経口3剤による治療が3カ月過ぎました。先日定期健診で、もともと症状がひどい状態(両肺が1/4程度空洞?)からの治療開始であり、完治は難しい。いずれ将来は酸素吸入の可能性があるが、現状は悪化は落ち着いてきたらしい(毎回痰、血液検査、X線検査実施)とのこと。
微熱もなくなったようで、大きな副作用もなく、治療中です。
そこでいくつかご教授ください。
・医師から風呂掃除は絶対禁止といわれたそうですが、非常に気を付けないといけないものなのでしょうか?
・今後の日常生活での注意点はありますか?
・予後はあまりよくないのでしょうか?
・健康食品?の「ノニ」飲料をはじめ、サプリ等の摂取は大丈夫でしょうか。経口3剤との併用で避けるべきものはありますでしょうか。
・毎月のX線、体への負担は問題ありませんか?

いつもいろいろとご回答いただき助かっておりますが、今回もできればよろしくお願いいたします。

投稿時刻 09:25 | 50歳の夫

2019年2月20日

田中院長

追加です。
・現在、肺MAC症以外の基礎疾患による治療はありません。
・以前、担当医師から症状の改善が認められない場合、「独立行政法人 国立病院機構 東京病院」?を紹介するしかないくらいの状態だったらしいです。

多くなりすみませんがどうかよろしくお願いいたします。

投稿時刻 10:54 | 50歳の夫

2019年2月24日

50歳の夫さんへ 回答が遅くなりすみません。

 まず風呂掃除が絶対ダメかどうか? この病気は浴室からも感染することがあるのですが、今治療中でありそれほど気にすることはありません。
おそらく空洞がある方は、その中に真菌が定着やすいので、そうなると治療が厄介になるのでそれを回避するための予防策として言われたのだと思います。マスクをすれば大丈夫ですが慎重に対応されたほうが良いでしょう。

普段から風邪をひかないように、うがい、手洗い、マスクに心がけてください。当たり前のことを言いますが、栄養をしっかり摂り、よく睡眠をとる。規則正しい生活、ストレスを感じないようにして、免疫能を下げないようにすることです。

予後はわかりません。レントゲン、検査データ詳細がわからないのでコメントは控えます。

サプリメントは今の治療との相互作用が未知のところもある関係であまりお勧めしていません。
健康食品でも自然界のもので大丈夫と思われるものもあります。ノニは私も知っておりますがこちらは大丈夫な部類と思いますが、主治医に了解を取ってください。

毎月のX線、まったく影響がないわけではありません。必要最小限が望ましいですが、必要があって撮るのであればやむを得ないと思います。特に癌の治療経過をみる場合は頻繁に撮ります。
この病気の場合、効果をみる上では毎月はしなくてもよいかもしれませんが、効果だけではなく副作用(薬剤性肺炎)、続発症(真菌感染)をチェックしているのかもしれません。

投稿時刻 11:00 | 院長 田中

2019年2月25日

田中院長

いつもながら丁寧なご返事とても感謝しております。
マスクの着用と、主治医への確認了解しました。
また、不安のことがあればよろしくお願い申し上げます。
ありがとうございました。

投稿時刻 11:19 | 50歳の夫

2019年3月9日

治療方法についてとても悩んでおります。
よろしくお願いいたします。
11年ほど前に非結核性抗酸菌症にかかりました。
7~8年前に一度、1年間3薬で治療しましたが半年で再発してしまいました。
一時期は大量の痰が続いたり、痰にほんの2~3滴血が混じる血痰が3年前から1年間の間に7,8回出ましたがここ2年間は漢方薬を飲みだしたからか出ておりません。
ただ、粘着性の痰は日常的に出ております。たまに黄緑色の痰も気持ち混じっています。
先日の検診で1昨年と比べて昨年のCTで気管支拡張している部分の影が少し増えているのと菌量が1昨年より増えたので(ずっとガフキー4から6へ)治療の再開を勧められました。
3薬で治療をまずするか手術で気管支拡張して菌が多いところと中葉にも菌が固まってるのでその2か所を切除するかです。
そこでまず手術の場合ですが手術はがんの場合と違って腹腔鏡下手術になるのですか?
後遺症で「気管支断端瘻というのがあり切断した気管支は縫い合わせて空気が漏れないようにしますが、まれに手術後に穴が開いてしまうことがあります。」
とネットで見たのですが私の場合も気管支拡張の部分を切除した場合起こりうるころなのでしょうか?
また両肺にパラパラと菌が散らばっているのですがこのような肺も手術の適用ですか?
またいくら範囲が小さくても2箇所の切除はそれより大きめの1箇所の切除より術後の疼痛や後遺症が大きいように思いますがどうでしょうか?
3薬での治療を選択しても気管支拡張がある場合薬が効きにくいとのことですし一度してるので2回目となるとこのまま薬を止められなくなるのではないかと投薬も不安です。
手術するなら全く投薬はしたくないのですがそのような治療は普通、しないのでしょうか?
リスク、副作用、後遺症を考えるともう少し治療を先伸ばしにしたいのですがやはりもう治療すべきでしょうか?
それとある病院の講座で吸入の抗菌薬が米国のFDAで承認済みで日本でももうすぐ使えそうとあるのですが
この抗菌薬はいつ頃から使えるようになるのでしょうか?
また3薬に匹敵するほどの抗菌作用があるのでしょうか?
この吸入薬がもうすぐ使えるのなら副作用も少なそうですし先にこちらを試してみたいのですが。
田中先生ならどのように治療を勧められますでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが是非、ご意見お聞きしたく思いメールさせていただきました。
長い文章になってしまい申し訳ございません。
よろしくお願いいたします。

投稿時刻 23:30 | 50代女性

2019年3月10日

昨日の追加です。
菌種はアビウム菌です。
よろしくお願いいたします。

投稿時刻 10:57 | 50代女性

2019年3月16日

50代女性さんへ 

回答が遅くなりすみません。週末でないと返信できないことが多くご了解ください。

肺切除は胸腔鏡手術になると思われます。気管支断端瘻は起こりうる合併症です。
気管支拡張がある方が無いほうよりも起こりやすいかもしれませんが、縫合をきちんとしてもらえれば大丈夫と思われます。

他にも肺に病変がある場合は通常手術はしませんが、出血源となっている場合、肺炎を起こしやすい病変、真菌感染を合併してきた場合などは考慮しています。手術はしても化学療法は続けないといけませんから
術後に体力を消耗するリスクがあれば無理しないほうがよいかもしれません。手術は急がずまず内服治療を優先されてはいかがでしょうか?

吸入の抗菌薬については情報不足でコメントできません。お許しください。

投稿時刻 17:18 | 匿名

2019年3月16日

お忙しい中、早速のご回答ありがとうございます。

気管支断端瘻はやはり合併症として起こりうるのですね。

手術より内服治療を優先したほうが良いのですね。

内服治療を優先したいと話してみたいと思います。

手術は怖いし延ばせないものかと思っておりましたので田中先生の助言をお聞きして良かったです。

ありがとうございました。また何かわからないことがありましたらよろしくお願いいたします。

投稿時刻 21:12 | 50代女性

2019年4月5日

お忙しい中すみません。最近母が体の疲れを言い、病院へ行くと非結核性抗菌アブセンサスと分かりました。その病院の医師によると治すのが難しく、免疫力を保持する薬だけもらい時間が経っています。
母も、最近インターネット等を見て不安がっていますし、先生ならどんな手段あると考えますでしょうか?できることなら治してあげたいですし何かできるい事があるなら何でもしてあげたいと思っています。
お願いします。

投稿時刻 22:29 | 20代男性

2019年4月8日

こんにちは。イントラセルラーレと診断されております、70代男性です。。数年前に肺炎で入院し、完全に治る前に、担当医が他に原因があるかもしれないが分からないということで、そのままにされていました。ここ数カ月就寝時に布団に横になると、布団があたって右の肺の裏当たりが痛く、最初は筋肉の痛みかなと思っておりましたが、なかなか治らず他の病院に行ってレントゲン・痰・血液検査で、イントラセルラーレと言われました。177cm 49kgとやせており、年々やせているのは気づいてたのですが、原因もわからずそのままにしていました。 

やせすぎているということもあり、入院を勧められ、今内服治療を行いながら入院しております。薬を飲み始めた2日間ぐらいは、ベッドに寝た時の右の肺裏あたりの痛みが大分よくなったのですが、ここ数日痛みがひどく、夜も全く寝れず、座薬も試しましたが、まったく効きませんでした。

イントラセルラーレの患者様は、このような痛みを感じるものでしょうか?もしくは、他の病気の疑いも持つべきでしょうか?現在の担当医の方からは、他の合併症に関しては言われておりませんので、ないのかな?とは思っているのですが、この痛みが気にかかりお尋ねさせてもらっております。

よろしくお願いいたします。

投稿時刻 21:01 | 匿名

2019年4月10日

20代男性さんへ

アブセッサスは治療法が確立されておらず厄介です。
標準的な抗結核薬はほとんど耐性を有しており、効果が期待できません。

治療経験がない施設ですと治療は敬遠されがちです。治療経験のある病院で治療を受けられる、それまでにセカンドオピニオンを受けて相談されてはいかがでしょうか?

マニュアルにはこの病気の治療について、3剤併用療法を試してみてもよいと書かれています。
アミカシン、イミペネム、クラリスロマイシンの3剤です。

結核病棟のある病院(排菌している患者さんの隔離施設)などでは治療経験があるのではないかと思われます。

投稿時刻 19:17 | 院長 田中

2019年4月10日

70代男性 匿名さんへ

胸痛の原因がイントラセルラーレの病変と関係があるのかは画像を見てみないとわかりません。

通常肺を覆っている胸膜に神経がありますので肺病変が胸膜直下にあり、刺激しているのかもしれません。

咳が激しく露間神経痛をきたすことはあるでしょうが、この病気で直接胸痛が引き起こされるかどうかは不明です。肺MAC症で考えてもあまり経験はありません。違う原因かもしれずやはり主治医に相談してください。

投稿時刻 19:26 | 院長 田中

2019年4月15日

初めてメールをします。宜しくお願いします。最近発病したようでまだまだどのような病気なのか理解できていない為に不安が募り相談させていただきたいです。年齢は45歳です。

2月に背中の張りが気になり病院でCTで確認したところ白いもやもやが両肺にみつかり 総合病院を紹介され そこでの喀痰検査で肺MACの菌がでましたと言われました。
検査結果を待つ間に(3月25日)CTで確認したところ肺炎にかかっていて その時出してもらっていた薬を服用しているときは微熱がおさまっていたのですが
4月10日に肺MACとわかってから出された薬
カルボシステイン錠250 2錠
エリスロシン錠200 1錠
を毎食後
28日分
この薬にしてから37.1から37.3くらいの微熱が出ています。
質問①
次の受診は5月8日でその時にまたCT検査をして 今後の治療方針をきめるとの事なのですが この微熱はそれまで放っておいても大丈夫でしょうか❓
今の症状は多少の痰が出るのと背中の張りくらいです。
質問②
主治医の先生は適度がどのくらいなのかおっしゃっていないので 程度の程も気になります。先生のご意見をうかがいたいです。
質問③
今出されている薬は痰をすっきりさせる薬と聞いていますが肺MACの治療との関係があるのかどうかも知りたいです。
お忙しいところ申し訳ありませんが
宜しくお願いいたします。

投稿時刻 14:48 | 麦

2019年5月1日

麦さんへ 回答が大変遅くなり申し訳ありません。

質問① この微熱が肺MAC症の経過で認めているものであり、内服の有無にかかわらないのか?それとも薬剤の影響で出ているのかが不明です。放置で大丈夫かどうかはわかりませんので、気になるのでしたら早めの受診をしてください。

質問② これは菌量、画像の広がり、空洞の有無などの情報がないとコメントできません。

質問③ 肺MAC症の治療と関係はありません。痰の症状緩和を目的として処方されたのでしょう。

投稿時刻 22:22 | 院長 田中

2019年5月2日

田中院長先生
質問①
リファンピシンでアナフィラキシー様の副作用が出た場合、肺Mac症の治療はエタンプトールとクラリスロマイシンの2剤で治療とかもあり得ますか?
質問②
肺Mac症の症状で私は咳と痰が出るのですが、この病気の症状って良い時と悪い時みたいに波があったりしますか?

お忙しいところすいませんが、返答よろしくお願い致します!

投稿時刻 02:13 | 45歳女性(匿名)

2019年5月3日

始めまして。お忙しい中申し訳御座いませんが、お返事頂けたら幸いです。

母(77歳)がイレウスで入院中に撮ったレントゲンから怪しい影が発見されました。
 ここ2年程通院し何度もctやX-pをとりカルボスティンとレバミピドを内服しておりましたが影は良くもならず、かと言って凄く悪くなってもいない中、血液検査で結核が疑われ、肺のカメラと喀痰検査をし結核では無いと確定し、非結核性抗菌とされました。

先生より、2年間のエリスロマイシンによる治療を勧められましたが、ここ2年全く咳や痰が出たり、息苦しいなど自覚症状が無く、副作用の方が不安なので、もう暫くは現在の処方での治療を希望したら気分を害したのか、急に進行して手遅れになって酸素ボンベの生活になる可能もあると脅しまがいの発言をされ、母はすっかり気落ちしてしまいました。

母は、2ヶ月毎にきちんと通院し薬も飲み 採血やctやX-pを定期的に受けている中で、影も出たり薄くなったり一進一退の感じでしたので、急にそのような薬を飲まなければ大変な事になる可能性が大きいとは思えず困惑しております。

是非 他の先生のご意見もお聞きしたくコメントさせて頂きました。
宜しくお願い致します。

投稿時刻 00:07 | 松島

2019年5月3日

失礼しました。
勧められた薬の名前が違うかもです。

クラリスロマイシンと他の2剤との合計3剤だったと思います。

投稿時刻 00:21 | 松島

2019年5月4日

45歳女性さんへ

肺MAC症は本来治療を3剤か時に4剤で治療するのが標準ですので、2剤で大丈夫かはわかりません。

この2剤にニューキノロン系抗菌剤を併用する方法もあるかと思います。グレースビットでの併用治療中の方はいます。

治療中にも関わらず症状が良くなったり、悪くなったりすることはあります。長い目で見ていくほうが良いと思います。

投稿時刻 09:33 | 院長 田中

2019年5月5日

お返事ありがとうございますm(_ _)m

やはり2剤というのはないのですね
まだ治療は始まってませんが、始まった時には頭に入れときますね。

ここ数日前まで咳も痰も一切出てなかったのですが、一昨日から急に一日中黄緑色の痰が出だして、昨日からは38℃の高熱も出だしたので、肺Macからなのか、普通の風邪からなのか判断出来ないまま、解熱剤だけで過ごしています。
この病気って風邪っぽい症状が出た時にどちらなのか判断しにくいですねぇ~

投稿時刻 16:19 | 45歳女性(匿名)

2019年5月4日

松島さんへ

私は診察なく画像も見ていないので主治医の先生にもお考えがあっての事かと思いますので的確なコメントはできません。

文面からは現状維持でも構わないと思います。治療することも間違いではないのでしょうが、高齢ですので副作用が心配です。治療する症例はまず症状緩和を得ることだと思いますので、現在症状が安定しているのであればもう少し経過をみて良いのかもと思います。

今後の進展を懸念しての治療であれば理由となりますが、主治医は悪化しているとお考えなのかもしれません。

あくまでも参考にしてください。

投稿時刻 09:41 | 院長 田中

2019年5月4日

お返事頂きありがとうございました。

2年も通院して、今迄にない位に突然豹変したかのような顔つきに変わり、捨て台詞のように酸素の話をされたため、私も母もそんなに失礼な返答をしたのかと心配しておりましたが、先生のお言葉で年齢と副作用の心配をした私のお願いも間違いではないことが確信でき安心しました。

本当にありがとうございました。

投稿時刻 15:58 | 松島

2019年5月5日

45歳女性さんへ

急に黄色痰、発熱であれば新たな気道感染症、いわゆる風邪も含まれますがその可能性が高いように思います。MAC症は緩やかに進行しますが、風邪などをきっかけに急に悪化することもあります。

投稿時刻 16:44 | 院長 田中

2019年5月5日

田中院長先生

お返事ありがとうございました!

今後も何かありましたら、メールしますので、よろしくお願いいたします!

投稿時刻 20:25 | 45歳女性(匿名)

2019年5月8日

田中先生

初めてメールさせていただきます。60代後半女性です。

2014年5月からMAC症ということで
クラリス、リファジンカプセル、エサンプトール、
をずっと飲んでおりましたが、
2017年6月にクラリスに耐性ができたとのことで、クラリスをグレースピットに変更し、今に至っております。

昨年8月と11月と二回感受性検査(結果はこの2月に出ました)ではクラリス耐性菌が出ていないのですが、普通の判断材料として2回出ていなかったら、クラリスに戻すという選択はありますか? (病院の都合で主治医が変わり、この点うまく引き継ぎができてないようです。)それとももう何回か検査が必要でしょうか。

今まで日常生活にあまり支障はなかったのですが、この3月ごろよりずっと体調が悪く、このゴールデンウィーク入ったとたん風邪をひき38度の熱を出し寝込みましたが、その後も微熱と痰と咳が続いておりました。やっと熱は下がったものの、まだ咳、痰が続いております。 できれば早くクラリスに戻れればと願っております。

三重

投稿時刻 12:37 | 三重

2019年5月16日

三重さんへ

返事が遅くなりすみません。

MAC菌に対する感受性検査はあまり信頼できないという見解があります。カンザシ菌に対するリファジンは信用できるということになっています。

一度クラリスに耐性ができて、しばらく休薬していたので耐性菌でなくなるということがあるかもしれませんが、そもそも最初の耐性の結果が正しいのかという疑問を持ちます。

今回の結果で耐性でないのであれば戻すという選択肢もありだと思います。
主治医とよくご相談ください。感受性検査が信頼できないということは言わないほうが良いかもしれません。

投稿時刻 21:05 | 院長 田中

2019年5月21日

田中先生

お返事をいただいておりましたのに、拝見するのが遅くなって失礼いたしました。
どうも有難うございました。

感受性テストがあまり信頼できないというのは私も聞いたことがありました。8月のテストで耐性菌が出なかった時に”、あれ?どこかから紛れ込んだかな?”と先生に言われそんなことがあるのかと不思議に思いました。クラリスを飲めなくなってから一年以上で少々悪化したようにも思いますので、今もう一度感受性テストの結果を主治医と話し、できればクラリスを早く再会したいと思っております。

有難うございました。

三重

投稿時刻 11:24 | 三重

2019年6月1日

84歳の母について相談させていただきます。

3年ほど前、非結核性抗酸菌症の診断を受け、定期的に診ていただいていました。

昨年7月、38度を超える高熱が続き入院しました。
点滴等による治療をしても回復の兆しが見られなかったため、薬で非結核性抗酸菌症の治療を始めました。
9月に退院し、月1回通院。
幸い、薬が飲めないほどの副作用もなく、4月には抗酸菌陰性と言われました。
動くと息苦しさはあるものの通常の生活はできるようになり安心していました。

ところが、5月中旬から息苦しさを訴えるようになりました。
熱はないのですが、とても寒がります。
お通じは毎日あるのですが、おなかがぐるぐる言って気持ち悪いと言います。

週1回訪問看護の方に体調を見てもらっています。
特に異常はないと言われますが、以前より横になっていることが増え、心配です。

4月末に風邪をひきました。それで悪化したのでしょうか。
このような状態でも、体を動かした方がよいのでしょうか。
(本人は、何もしなくなると動けなくなると言います)
何かできることがあれば教えてください。

よろしくお願いします。

投稿時刻 15:25 | takako

2019年6月6日

初めて投稿させていただきます。
66歳になる母が9年ほど前から非結核性抗酸菌症です。
これまでは年一回のCTでしたが、数年前から半年に一度になり、この3月から身体がだるく感じるようになり、GW明けからはさらにしんどさが増しているようです。元々この病気で痩せていましたが、ここ最近さらに痩せています。
医師からは7月のCTで薬を出すかどうか決めると言われていますが、副作用がきつく、これまでのような生活を送ることは難しいと言われており、本人も薬を飲むことに積極的ではありません。娘の私も、薬を飲んで体力がなくなり余計に弱ったとの記事も見たことがあり、服用すべきなのか悩んでいます。

どのような副作用が出るのか具体的に知りたいのと、つらい治療を経て症状がましになり、少しは元気になるのでしょうか。
母は、7月のCTまでになんとか状態を整えたいとの思いから、最近漢方(霊黄参)や栄養剤を飲んでいます。

母は父と祖母と3人暮らしで、家事全般を母親がしていることや、祖母の面倒を多少見なければならないこともあり、ストレスもあるかと思います。
ですので、日々ゆっくり過ごせるように母が施設に入ることも一案かなと考えていますが、環境が変わることによるストレスも出てくるかもしれないとも思いますます。
また、病気をしたことからか、健康情報に敏感で、体にいいと言われることは全て取り入れようとしており、それがかえってストレスになっているのではないかと思います。
ストレス対策についても何かご助言があればぜひ頂きたいです。
長文となり失礼しました。

投稿時刻 23:37 | 匿名希望

2019年6月7日

takaoさんへ

寒がりになったことは体質の変化かもしれませんが、おなかの症状は副作用かもしれず主治医に申告してください。

かぜが引き金になって体調が悪くなることがありますが、治療中に抗酸菌が風邪で増えるということはないと思われます。

安静ばかりではかえって弱りますので、運動を進めるのではなく通常の生活でよい、可能なら生活レベルで活動量を増やすということでよいかと思われます。

投稿時刻 08:43 | 院長 田中

2019年6月26日

お返事ありがとうございました。
確認が遅くなって申し訳ありません。
安静ばかりでは弱るといいうアドバイスに、力をいただきました。
できる範囲で、体を動かすようすすめてまいります。
本当にありがとうございました。

投稿時刻 17:42 | takako

2019年7月8日

お手数をお掛けします。私の妻は、現在72歳です。大変失礼ながらご相談させて下さい。
<経緯>
2012年2月頃から咳がひどくレントゲン、CTで肺を検査し、妻は痰が出ないので
最終的に気管支鏡にてmac菌が見つかり非定型抗酸菌症と診断されました。
治療として①クラリスロマイシン錠200mg ②エサンプトール錠250mg ③リファジンカプセル150mgを処方され約2年間服用しました。
服薬中、咳は止まり、風邪もひかなくなりました。(以前は良く風邪をひいていました)
ところが薬の副作用で視力が低下し、足指にしびれ?の違和感が現れました。視力に関して眼科医殿に診てもらったところ治らないと言われ、主治医と相談し薬を止めました。
薬を止めてからも現在まで咳は出ていません。
春と秋の季節の変わり目に咳が出るが、
a.ベポタスチンベシル酸塩OD錠10mg 
b.カルボシステイン錠250mg 
c.ロキシスロマイシン錠150mgを処方され咳が止まる。
その後、半年毎にレントゲンを撮り変化がないと言われ続けていましたが、担当医が変わり久しぶりに2019年6月にCT検査を受けて状態を診ることになりました。その結果、初期(2012年に検査)より少し悪くなっていると診断され、
『これ以上悪くならないようにまた、薬を飲みましょう。もっと歳を取ってから薬を飲むより今から始めたほうが良いが、どうするか9月25日までに決めて下さい。』と言われました。

<ご相談>
妻は薬の副作用でこれ以上の視力低下に恐怖感があり、薬の服用に躊躇しています。
主治医は副作用の少ない薬(量)を検討して頂けるものと思いますが、今現在、咳も出ていないし生活に何ら支障もない状況で薬を飲むべきかどうか悩んでいます。

以上、失礼ながら投稿致しました。

投稿時刻 10:06 | kazumi

2019年7月15日

kazumiさんへ

視力低下をきたしているのはエサンブトールの影響であり、主治医も再開するとよくないことはわかっていますから違う薬を考えていると思います。

症状がない場合の治療をどうするかですが、痰から菌が培養されなければ治療はこのままでもよいと思いますが、出ているなら陰影も悪くなっていることですしした方が良い、ただ痰が出ず検査ができない場合、主治医と患者さんでの相談になります。

もう少し様子を見るのか、早めに治療するのかは主治医として診療していない私にはコメントできません。すみません。

投稿時刻 14:37 | 院長 田中

2019年7月19日

初めまして。

86歳の父のことで相談させて下さい。

昨年、非結核性抗酸菌症のカンサシと診断されましたが、副作用を恐れ父が服薬を断りました。
代わりに、漢方薬局でイスクラ衛益と板藍茶を出してもらい、飲んでいたようです。

その後、今年の5月に肺炎になり(誤嚥性によるものかもしれないと主治医にいわれました)点滴を数回して回復しましたが、体力が落ちたようです。

7月初旬より咳が続き、血痰が出たため、受診したところ、影が増えているとのことで、再度カンサシの薬を飲みますか?と聞かれましたが、断ったところ オーグメンチン配合錠、アモキシシリンカプセル、ミヤBM、カルバゾクロムスルホン酸NA錠、トラネキサム酸カプセルを処方され、とりあえず咳、血痰は治まったようです。

この時、中断していた漢方を再度飲み始めたらしく、こちらが効いたのでしょうか?

この病気は進行が遅い、またカンサシは薬で完治するらしいが副作用が強く、特に視力の低下が怖いことなどから、私も非結核性抗酸菌症の薬は飲まない方がいいと思っていました。

が、1年もたたない間に、肺炎、血痰と症状が出て不安になり、薬を飲んだ方がいいのか迷いだしました。

病気が進行して咳がひどくなったり、呼吸困難になったら、対処方法はあるのでしょうか?

田中先生は、薬を服用した方が良いと思われますか?

漢方はしばらく飲んでいなかったようですが、血痰が出た後、飲み始めたら咳がおさまってきたようなんですが、この漢方はカンサシには効くのでしょうか?

体力回復のため、デイサービスで機能訓練を受けたりしても大丈夫でしょうか?

お忙しいところ、いろいろ質問して恐縮ですが、よろしくお願いいたします。

投稿時刻 23:38 | HH

2019年7月20日

HHさんへ

内服されている漢方に関しては知識がなく、効果があったのかどうかのコメントはできませんが、もし効いている可能性があるのであれば続けてみられてはどうでしょうか?私は漢方薬は副作用がないわけではありませんが肯定派です。

カンサシは効果が高く治療すべきと言われていますが、高齢者の場合、副作用が心配でありできるだけ経過観察としています。ただし急速に進行する、発熱や血痰など症状が強い場合は慎重に投与する場合があります。

エサンブトールによる視神経炎は失明する可能性もあり、眼科を定期的に受診していただき視力障害があれば速やかに休薬する必要があります。

主治医が経験豊富であり、慎重に投与してくれるのであれば試してみてもよいと思います。

無治療で経過を見た場合の病状進行については対症療法となりますが、症状緩和は難しいと思います。

体力回復のためのディサービスは利用されることをお勧めします。

投稿時刻 17:35 | 院長 田中

2019年7月20日

初めて投稿させていただきます。
66歳になる母が9年ほど前から非結核性抗酸菌症です。
これまでは年一回のCTでしたが、数年前から半年に一度になり、この3月から身体がだるく感じるようになり、GW明けからはさらにしんどさが増しているようです。元々この病気で痩せていましたが、ここ最近さらに痩せています。
医師からは7月のCTで薬を出すかどうか決めると言われていますが、副作用がきつく、これまでのような生活を送ることは難しいと言われており、本人も薬を飲むことに積極的ではありません。娘の私も、薬を飲んで体力がなくなり余計に弱ったとの記事も見たことがあり、服用すべきなのか悩んでいます。

どのような副作用が出るのか具体的に知りたいのと、つらい治療を経て症状がましになり、少しは元気になるのでしょうか。
母は、7月のCTまでになんとか状態を整えたいとの思いから、最近漢方(霊黄参)や栄養剤を飲んでいます。

母は父と祖母と3人暮らしで、家事全般を母親がしていることや、祖母の面倒を多少見なければならないこともあり、ストレスもあるかと思います。
ですので、日々ゆっくり過ごせるように母が施設に入ることも一案かなと考えていますが、環境が変わることによるストレスも出てくるかもしれないとも思いますます。
また、病気をしたことからか、健康情報に敏感で、体にいいと言われることは全て取り入れようとしており、それがかえってストレスになっているのではないかと思います。
ストレス対策についても何かご助言があればぜひ頂きたいです。
長文となり失礼しました。

投稿時刻 21:24 | 匿名

2019年7月21日

非結核性抗酸菌症の標準治療は3剤併用療法となります。そのうちリファンピシン、エサンブトールの副作用が問題となります。

一番気を付けたいのがエサンブトールによる視神経炎で、最悪失明することがありますので眼科で経過を見てもらいます。
ほかには肝機能障害、湿疹などです。消化器症状として食欲不振、嘔気などもありますから、
治療によって体調が悪くなることが懸念されますが、原疾患による症状を緩和できる可能性があり、これまでの生活を送ることが厳しいかどうかは長年主治医が診てこられた印象になるので私にはわかりません。

薬が合わなければやめればよいのでいったん治療をしてみるのも一つかと思いますが、主治医とよくご相談ください。

いろいろストレスを抱えると免疫が低下するので病気には良くないでしょうね。対策は良く寝ることです。しっかり食べることです。ありきたりのことしか言えずすみません。本人にとっての心配事を回避できれば言うことはないでしょう。

本人に気持ちを一番大事に考えてください。

投稿時刻 15:39 | 院長 田中

2019年7月23日

田中先生、お返事ありがとうございました。

しばらく薬の服用なしで様子を見ようと思います。

ただ病気が進行して咳がひどくなり、その点で薬を服用しても効かなかったら、後悔すると思うんです。
症状がひどくなってから、服用した場合は、回復するのか、それともこれ以上悪くはならないという現状維持になるのか、教えていただけませんか?

また 服用した場合、副作用の視力障害とは、視力の低下が徐々に現れるということでしょうか?定期的に診察していれば失明は免れますか?

現在、聴力も衰えてきており、体重も160センチで45キロと体重も落ちているので、食欲不振の副作用も怖いのです。

今後、症状が出てきた場合の為に考えておきたく、またいろいろ質問してしまいました。
申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。

投稿時刻 15:48 | HH

2019年8月1日

田中先生
kazumiであります。
お返事ありがとうございました。
(7月15日にお返事をいただきながらお礼が遅れ申し訳ございませんです)
私たちは茨城県に住んでおります。つくばのある病院で非定型抗酸菌症の治療を受けていますが、前回ご相談させて頂いた通りエサンプトール錠の量を減らす方向で治療を進めるようなので妻の失明が怖いので他の医療機関を受診したところ田中先生と同じようにエサンプトール錠は使えないとの話を先生はされました。
エサンプトール錠を使わない方法をうかがったところ点滴をして治療する話ですが、私たち田舎者は先生に副作用などの質問ができませんでした。

田中先生!教えて下さい。点滴による治療での副作用はどのようなものがあるのでしょうか?

また、私たちはお医者様に対してどのように接したら良いのかわからず、他の医療機関を現在お世話になっております病院に内緒で行きました。
行った医療機関の先生に”紹介状などがないと・・・。”と言われました。
先生間の礼儀?先生たちの取り決め?があるのでしょうね。
きちんと現在かかっている病院に説明すればよかったと反省しております。

今回田中先生に質問しているのも田中先生はじめ関係者の先生方に対して失礼なことをしているのかもしれませんが、患者(妻)としてはエサンプトール錠の副作用で視力が低下してしまっているため失明が恐ろしいです。(妻は食事で何もない皿の模様がおかずだと思い箸で突っつく程の視力になってしまいました)

以上、言い訳ととりとめのない記述で申し訳ございません。

投稿時刻 08:30 | kazumi

2019年8月1日

HHさんへ

症状が進んでから治療しても手遅れになるということはありません。効くと思いますが、高齢ですので副作用は出やすくなるでしょう。

視力障害は急にくることが多いので、症状が出たらすぐに眼科を受診してください。定期的な診察を受けていてもその間で症状が出ればすぐにやめるべきです。

投稿時刻 22:06 | 院長 田中

2019年8月1日

kazumiさんへ

注射剤は何を使うのかがわかりませんので副作用に関してお答えができません。
保険が使える注射剤がないと思われます。私が知らないだけかもしれません。

ニューキノロン系抗生剤はこの菌についても使えると思いますが、内服では処方したことがあります。もしこの系統ならば、副作用はけいれん、心電図異常、肝機能障害、消化器症状、湿疹などがあります。

眼科の先生にかかっていましたら、エサンブトールを少量からでも使って大丈夫か確認されてはどうでしょうか?そのことを主治医に伝えてもよいかと思われます。

ほかの医療機関を受診される場合は紹介状が基本的には必要です。ほかの先生の意見も聞いてみたいと申告して、快く書いてくれる先生と、渋る先生がいると思います。

ご検討ください。

投稿時刻 23:47 | 院長 田中

2019年8月2日

田中先生
茨城県のkazumiです。お忙しい中のお返事本当にありがとうございました。
良くわかりました。

また、私の非常識なことまでお答え頂ける先生でありがたいことです。

全国の患者様から田中先生への質問へ及び回答を読ませて頂き妻ともども勇気が湧いてきます。
また、何かありましたらご相談させていただきます。

本当にありがとうございました。

投稿時刻 20:20 | kazumi

2019年8月13日

田中先生、お返事ありがとうございました。

視力障害は急に来ることが多いのですね。
将来、服薬することになったならば、気を付けるようにしたいと思います。

色々教えていただき、本当に感謝しています。

ありがとうございました。

投稿時刻 23:00 | HH

2019年8月23日

はじめまして。
先月、左鎖骨上と顎下にリンパの腫れががあり、総合病院で見てもらった結果、レントゲンは問題ないらしいのですが、血液検査で結核の陽性反応が出てしまいました。
非結核性抗菌症も血液検査で結核の陽性反応は出るのでしょうか?
生検手術は来週月曜日にします。

投稿時刻 23:10 | michiko

2019年8月25日

michikoさんへ

血液検査で結核に感染しているまたは過去に感染した場合、陽性に出る検査項目があります。

50歳くらいから以降になると陽性率が高くなります。知らないうちに感染していて発病しないまま経過していることがあります。年齢が上がるにつれてその確率が高まります。

非結核性抗酸菌症では陽性になりません。

リンパ節結核の可能性があるように思われます。

投稿時刻 21:43 | 院長 田中

2019年8月25日

田中先生、返信ありがとうございます。

やはり結核なんですね。とてもショックですが、コメント見ていただき回答いただけて、言い方変ですが気持ちが少しだけ楽になりました。
本当にありがとうございます。

投稿時刻 23:47 | michiko

2019年10月8日

先生ご無沙汰しております。

1年以上治療を継続して症状の増悪は少しは止めているようです。

さて、1つお聞きしたいのですが、治療は3剤を継続しておりますが、疲れや寝不足が原因かもしれませんが、耳鳴り(聞こえが悪いということはないようです。)が時々あり、休むと治るようです。

これは薬剤の副作用でしょうか。

次回2か月後の診察時に聞いてみようと思いますが、もし先生の感想をお聞きできれば幸いです。

宜しくお願い致します。

投稿時刻 12:48 | 50歳の夫

2019年10月9日

50歳の夫さんへ

筋肉注射剤のついては聴神経障害の副作用があり、難聴の可能性も考えておく必要がありますが、すでに中止後であり、また今の内服薬では可能性が低い、またはないと思われます。

主治医にもご確認ください。

投稿時刻 00:27 | 院長 田中

2019年10月9日

田中先生

ご連絡ありがとうございました。
ひとまずはホッとしました。
引き続き注意深く観察していきます。

ありがとうございました。

投稿時刻 11:51 | 50歳の夫

2019年10月9日

こんにちは。
肘痛を発症し、整形外科に行って関節腔内注射を打ちました。
ケナコルトA筋注内関節腔内用水懸注40mg/1ml 0.5瓶
キシロカイン注ポリアンプ0.5% 10ml 0.1管
です。肺MAC症で通院している病院では、クラリスは飲まないように注意されていたので気をつけていました。が、この注射の注釈をネットで調べたところ、免疫を抑制する効果があり、薬の効かない病気に用いると増悪の可能性があると記載されていました。
次回の定期健診が来年1月下旬なので、心配になり、メールしました。
いかがでしょうか? どうかよろしくお願い致します。

投稿時刻 13:11 | 50歳女性

2020年3月5日

こんにちは。

先生、お世話になります。
60歳の女性です。

2016年11月に、かかりつけ医による市の肺がん検診で、肺がんではなく肺の異常が認められ、神戸大学の呼吸器内科を紹介して頂きました。
2017年夏に、培養によりアブセッサス菌であることが判明しました。
当初から、3ヶ月に一度、今は半年に一度、診察を受けています。
診察時は必ずCT、時により、レントゲンも撮ります。
CTは、ここ一年半は、半年ごとに、行くたびに少し悪くなっているということです。

当初は、症状がなかったのですが、咳が出たり、痰が出るようになりました。
現在は、咳はさほど出ず、痰がかなり出ます。
黄色、茶色、赤っぽい色、時には鮮血の色、など、です。
昼食後少ししてから横になると痰がでますので、意識的に横になり、痰を出しています。
出してしまうとある程度らくになりますので、できるだけそのようにしています。
横になって痰が出たら、洗面所にという行動を、7、8回繰り返すという、出なくなるような状況です。
何かはわからないのですが、出ない日が数日続いたりということもたまにはありましたが、2月中旬からは、毎日そのような状況です。
体重は、発覚した時と変わりません。42〜43キロです。
微熱もありませんが、痰がたくさん出ると動悸がして、36、8くらいの平熱より高めになることもありますが、しばらくすると平熱になります。
日常も普通に送っています。
食欲もあります。
ただ疲れやすいので、とにかく、睡眠をよくとるように、栄養をとるようにと心がけております。
薬は服用しておりません。

田中先生が、人参養栄湯をアブセッサスによいと、以前に書かれていました。
この薬を調べてみるのがよいでしょうか。

神戸大の先生には、治療を強く勧められています。
それは、まだ60歳なので、治療を勧めるということ、70歳になった時には治療はできない、そのために治療を勧めるということです。
もちろん70歳でも今と病状がさほど変わらない可能性もあるけれども、そうではないかもしれないということを強く言われています。
最低3ヶ月の入院と言われています。
家で薬を服用するだけではいけない、入院が必要だそうでう。
様子を見ながら治療を勧めるということです。
薬は効くかもしれないし効かないかもしれない、副作用があることなどを告げられていて、現在、一応は普通に日常を送れているので、とてもその治療に踏み切ることができません。
特に、アブセッサス菌は、厄介な菌ということですので、尚更、そう思っています。

最近の診察は、2019年12月でした。

先生はどのようにお考えになられますでしょうか。
是非とも、ご意見を伺いたく、どうぞよろしくお願いいたします。

そして、するべきことは、先生が皆様にお答えになっていらっしゃること以外には、特にはないということだと存じております。
アブセッサスについても、他の方と同様でしょうか。

そのような状況で、コロナウイルスが流行り、怖ろしくて、2月の最終週から、散歩以外は、全く外出をしておりません。
持病のある人という報道を何度も聞くにつれ、恐れています。
非結核性抗酸菌症の者がコロナウイルスにかかると、重症化するのでしょうか。
この点もどうぞよろしくお願いいたします。

3年4ヶ月前に肺に異常が認められたました。
その前から発症していたことは間違いないです。

60歳女性 ゆう

投稿時刻 17:30 | 60歳女性 ゆう

2020年3月5日

書き方が悪かったので、申し訳ございません。

平熱は36、3
痰が何度も出ると、36、7くらいになるということです。

投稿時刻 17:34 | 60歳女性 ゆう

2020年3月6日

何度も申し訳ございません。

入院をして、副作用の様子を見ながら、治療を進めるということでした。
進めるが正しいのですが、勧めるになっています。

投稿時刻 17:10 | 60歳女性 ゆう

2020年3月10日

ゆうさんへ  回答が遅くなりすみません。

アブセッサスは治療が難しい厄介な菌種です。他の菌種と基本的な考え方は同じで、症状が軽く進行がゆっくりなら経過をみています。血痰が出る、発熱する、体重が減るなど全身症状まで出るようなら治療をするべきです。

現在日常生活はできており、全身症状とまでいかない印象ではありますが、アブセッサスの治療が難しいがゆえに早めにした方が良いという考え、効かないケースもあり、副作用の心配もあることより無理に治療をしないほうが良いという考え、意見は様々で個々のケースで考えていくしかないと思われます。

主治医の先生を信じて治療をして見られるか、セカンドオピニオンとして画像などの臨床データをお借りして専門医療機関でも意見を聞かれるのもよいと思います。空洞があるのか?菌量はどの程度か、進行具合は?などの情報で総合的に判断せざるをえません。

私はアブセッサスの治療経験はないので詳しくコメントができません。

人参養栄湯は特にアブセッサスによいというのではなく、非結核性抗酸菌症全般の症状緩和に効く印象で、免疫能を高めるデータもあり、進行抑制が期待できる可能性はあります。

コロナもそうですが、呼吸器感染を合併すると重症化する可能性があり、感染予防に心がけてください。

投稿時刻 15:10 | 匿名

2020年3月20日

先生、お返事を頂き、本当にどうもありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。

お忙しい中、恐れ入ります。

もちろん病気自体が一番心配なのですが、そのうえ、コロナウイルスのことがあり、より落ち着かない日々を過ごしております。
コロナウイルスはもちろん、呼吸器感染についての件も、ありがとうございます。
当たり前ですが、やはり、コロナも同様とのことですね。
無症状の人からも感染するということもありますし、怖ろしくて、この三週間あまりは、自宅周辺で散歩をする以外は、外出を控えて、スーパーにも行かないようにしています。

漢方についてもありがとうございます。
免疫能を高めたり、進行抑制が期待できる可能性があるとのこと、検討してみます。

専門医療機関とは、やはり大病院のことでしょうか?

現在までは、体重減少や発熱はございません。
痰の量は多く、血痰もあるという状況です。
疲れやすいということはあります。

お買い物も控えている今は、1日に何か1つでも楽しいことを見つけて、過ごして、疲れない程度に少しずつ身体を動かすように努力はしています。

痰がでているということは、炎症をおこしているということで、あまり、身体を動かすことはよくないのでしょうか?
それから、肺のつぼを押すことは、やはり痰の出ているときは、よくないでしょうか。
専門のところに行っているわけではなく、夫に押してもらうということです。

あれこれと細かいことを、申し訳ございません。

また、お手すきのときに、どうぞよろしくお願いいたします。

60歳女性 ゆう

投稿時刻 17:37 | 60歳女性 ゆう

2020年3月21日

61歳女性 非結核性抗酸菌症と診断され痰の検査をしました 先生の判断で薬は飲まず3か月に1度診察です3回診察が過ぎてます 左右に影があり。右肺は大きくなったり小さくなったり。左肺が変化なし 左肺が気になるのでこの次様子を見て肺の検査入院(肺組織をとるのかも)と言われました 3か月の間に2度血痰が出ました 肺組織を検査のため取るのは苦しいですか?完全な麻酔も灰なのでできないと先生から聞きました 睡眠剤を入れると聞きましたが人によって苦しいと伺いました ひとによってとはどういう事でしょう かなりくるしいですか またその検査をしないとだめですか はじめやった痰を出して培養する検査ではだめですか 咳は軽いのが、時々から、たまにでるくらいです

投稿時刻 02:22 | 敦ちゃん

2020年3月22日

ゆうさんへ

専門医療機関とは、やはり大病院のことでしょうか? 

神戸大学も大病院ですが、治療経験がもっと多いのは結核療養所などの専門医療機関です。大阪ですと刀根山病院や近畿中央病院になります。
神戸ですと西神戸医療センターに結核入院病床があり、症例が多いのではないかと思われます。
主治医にも学会を通じてどこの病院がよいかわかっていると思われますので相談されてはどうでしょうか?

痰がでているということは、炎症をおこしているということで、あまり、身体を動かすことはよくないのでしょうか?

炎症を強く起こしているかどうかは痰だけでは判断できません。普通の生活で動かすのならなんら問題はないと思います。安静にするより動かした方が痰が出やすくなります。

肺のつぼを押すことは、やはり痰の出ているときは、よくないでしょうか?

これに関しては私は知りませんのでお答えできませんが、問題はないと思われます。悪化するようならやめてください。様子を見ながらされてはどうでしょうか?

投稿時刻 10:39 | 院長 田中

2020年3月22日

敦ちゃんさんへ

気管支鏡検査をして組織などのサンプルを採取するのだと推定されますが、非結核性抗酸菌症と診断されているのであれば、検査をする必要はないと思われます。

検査をするのは左肺がどう気になっているかです。他の疾患を合併している可能性を鑑別する目的で検査を進めているのではないかと。たとえば真菌感染は合併することがあります。最悪悪性病巣を否定する必要があって検討されているのかもしれません。

検査の必要性につき主治医とよく話を詰めてください。

気管支鏡検査は楽な検査ではありません。局所麻酔とリラックスするような睡眠作用のある注射を使いますが個人差がありますね。高齢者では反射が少ない印象があります。
麻酔が効いていないと思われたら可能な範囲で追加はしてくれると思います。

投稿時刻 10:49 | 院長 田中

2020年3月22日

先生、早速に、どうもありがとうございます。

先生に診て頂いている患者でもないですのに、このように、私を含めて、皆さんの質問にお答えくださること、どんなにありがたく、落ち着かせていただけることかと、深く感謝いたしております。
クラシエの漢方、人参養栄湯を調べて、手に入れることができました。
早速、今日から、服用いたします。
1日3回、一回一包ということですが、体重が42.5キロほどです。
やはり、1日3回、一包ずつを、毎日がよろしいでしょうか?
先生のご紹介のところに、東洋医学と書いていらっしゃいました。大変ありがたい情報をありがとうございます。

病院につきましても、具体的な医院名まで恐れ入ります。
刀根山病院は、ネットにも詳しく出ているのを拝見したことがございます。
他病院につきましても、よくみてみます。

体を動かすと痰がでやすいのですね。体を動かすことや、ツボ押しの件も承知しました。
痰だけでは炎症がおきているかどうかわからないということは思いもよりませんでした。
この病気と何とかうまく付き合いながら、日常を今のように普通に過ごすことができて、副作用の強い治療を避けることができたら、と、強く願っております。
まずは、この漢方を服用してまいります。
どうぞよろしくお願い申し上げます。

投稿時刻 11:28 | 60歳女性 ゆう

2020年3月27日

初めまして。
このサイトを見つけれて嬉しく思います。
37歳の時肺炎になり、レントゲンを撮った時に影?があり、非結核抗酸菌と診断されました。その病院では影を見て言われましたが、セカンドオピニオンで大きい違う病院へ行き痰を2回しましたが菌が出ず、腫瘍マーカーで肺マックだけが+でした。
気管支鏡もしましたが菌はでず‥。
これからはかかりつけ医で観察でいいと言われ地元のかかりつけ医で見てもらっています。
症状はないのですが、かかりつけ医は薬を飲んだ方が進行しないと薬を飲んで3年になります。
今40歳です。
半年に1回レントゲンとcを必ず撮ります。
今日も撮りましたが少し小さくなっているし、広がってもいないてま言われました。
痰からも気管支鏡からも菌がでずに非結核抗酸菌とわかるのかな?と不思議に思ったりしました。
肺癌かと前から気になり先生に聞いたりしてしまい、前から言ってるけど肺癌ではないからと言われましたが私はとても心配性です‥。
菌は出ていないのに肺癌と見分けつきますか?(失礼な質問ですみません‥)
非結核抗酸菌になっていてめ生涯発症しない人もいるみたいですが、平均寿命まで元気に生きている人はいますか?

不安で不安で仕方ないです‥
よろしくお願いします。

投稿時刻 19:01 | ちか

2020年3月28日

田中 先生
以前、私のことでも質問させていただきその時はご親切にいろいろと教えてくださりありがとうございました。
今回は息子、(27歳)のことです。先日ツベルクリン反応の検査をしたところ赤く腫れて陽性の判定がでました。 レントゲンは異常がないようです。 次の検査があるように先生からいわれたようです。  私が非結核性抗酸菌症ですが、もし同じ病気だとしてもツベルクリンで陽性になるんでしょうか? 今流行りのコロナはどうでしょうか? 陽性になったりするんでしょうか。
これから先の検査や治療はどうなっていくんでしょうか?
とても不安です。よろしくお願い致します。

投稿時刻 12:25 | 上村

2020年4月2日

ちかさんへ

画像所見とMAC抗体が陽性であることで診断はつきます。癌ではないでしょう。MACの一部が癌に置き換わってくることはないと断言できませんが通常は考えられません。
心配ご無用です。

平均寿命まで生存されている方はたくさんいます。治療せずに墓場まで連れて行きましょうとと説明したりしています。

投稿時刻 19:45 | 院長 田中

2020年4月2日

上村さんへ

ツ反が陽性でも過去の感染か現在の感染かはわかりません。画像で異常がないのであれば、心配なのが感染しているがまだ発症していない段階ということになる場合です。

これを感染してるかどうかを血液検査で調べる方法があります。IGRAという検査になります。

非結核性抗酸菌症ではツベルクリンが陽性にはなりませんが、そうでなくても年齢的には知らずに感染していて未発症のケースがあり、陽性になるので判断できません。

コロナは無関係です。

投稿時刻 19:53 | 院長 田中

2020年4月2日

田中 先生
ありがとうございます。
息子は健康診断で陽性になってその用紙をいただいただけで、先生から次の検査のことは話がないようです。 紹介状をいただいているわけでもないようです。 次の検査をしていただくのはどこの病院に行けばいいのでしょうか? よろしくお願い致します。

投稿時刻 23:35 | 上村

2020年4月10日

田中 先生
27歳の息子の件で質問させていただいたものです。
あれから近くのクリニック等でお聞きしたところ、レントゲンに異常がなければそれ以上検査の必要がない、と言われましたが、心配ですので血液検査をしていただくことにしました。
ありがとうございました。

投稿時刻 09:03 | 上村

2020年4月24日

お返事ありがとうございます!

半年に1度のレントゲンやCTを撮るのが気がかりです……
被ばく?が原因でガンなどは嫌なので……
体に影響はありますか?
1年に何回なら大丈夫などはありますか?
かかりつけ医が昔からの病院なのでCTの機材など新しいのかも気になります。
新しいCTの機材?は被ばくが少ないと聞きました。

みなさんもそうだと思いますがコロナが怖くてたまりません……。
必ず悪化するとかは分かりませんがコロナが肺炎なので不安です……。

投稿時刻 00:33 | ちか

2020年4月24日

ちかさんへ

半年に一度のレントゲン、CTは問題ありません。発がん性の被ばく量ではないです。

撮影する回数も問題ですが、病気によっては複数回必要があって撮るわけですから、最低限の必要回数という返事となります。

投稿時刻 12:58 | 匿名

2020年7月12日

お忙しいところすみません。一つ質問させてください。私は3年ほど前にMACにかかり、1年半三薬による治療をして、症状が改善し服薬を止めました。以後2か月に一度経過観察をしていましたが、一年半後に再発し、また三薬の服薬を始めました。今回は再発ということで、アミカシンの点滴も2か月行いました。

私は以前から趣味でサボテンの栽培をしており、今回、担当医からそれはやめるように言われました。確かに、植え替え時、細かい土砂を吸い込むこともありますが、稀であり、またそれはマスクをすれば防げるのではないかと思っています。その場合、一般人でも入手できるKN95というN95と同等の高性能マスクをしようと思っております。できれば唯一の愉しみであるサボテンの栽培をやめたくはなく、先生のお考えをお聞かせ願えれば幸甚です。

投稿時刻 20:50 | K.F

2020年7月19日

K.Fさんへ 返信が遅くなりすみません。

MAC症の原因菌は土壌のほか水回りなど家庭内でも存在します。園芸だけしなければ防げるというものではなく、感染する可能性があります。ただ発症するかどうかです。

主治医の先生は一度発症しているのでリスクは避けた方が良いというご意見で最もと思われますが、何もかも避けることはできず、楽しみであれば気をつけることで対処できると思います。

N95マスクは苦しく感じられるかもしれませんが結核感染時に我々が装着するマスクであり、十分だと思います。愉しみは続けられたらよろしいかと思います。

投稿時刻 22:53 | 院長 田中

2020年7月19日

お手紙をいただいたK.Fさんへ

文面からは大体の経過はわかりましたが、レントゲン所見の広がりや性状、その経過が分かりにくいためにお答えが難しいです。

MAC抗体は確かに高いですが、痰からは菌は検出されていません。CT所見に気管支拡張や空洞があれば菌が病巣を作っている可能性が高く、治療の判断材料にもなりますので、その所見があるかも気になります。

私の考えは自覚症状がない、副作用が出る、すなわちメリットよりデメリットの方が大きいのであれば、治療はせず慎重に経過を見ています。今後の進行によっては治療を再開せざるを得ないかもしれません。
CTの影の広がりが気になるところです。2か月後のCT所見で判断してもらいましょう。

投稿時刻 23:05 | 院長 田中

2020年7月20日

早速のお返事をありがとうございました。空洞とかは言われたことがありませんが、次回の検査時によくお聞きし、薬への不安があることもよくお話してみます。先生は慎重に経過を見ておられるとのことで、性急に決めなくてもいいのだと安心しました。次の検査の結果が出ましたら、また報告させていただきます。本当にありがとうございました。

投稿時刻 20:40 | K.Fです。

2020年7月20日

園芸の質問をさせていただいたK.Fです。さっそくにご回答をいただきありがとうございました。主治医に止められても園芸は続けたいという思いでおりましたので、先生のお言葉は大変に心強く、励ましになりました。用心をしながら、趣味を楽しんでいきたいと思います。

この度はお忙しいところ、誠にありがとうございました。

投稿時刻 22:38 | K.F

2020年9月5日

お忙しい中申し訳ありません。59才女性です。非結核性抗酸菌症の治療薬の服薬量のことでお伺いします。

母(81才)は非結核性抗酸菌症で3年前から県立の呼吸器専門病院で3剤(クラリスロマイシン、エサンブトール、リファンピシン)服用しています。
実は、私も今年7月の人間ドック後の精密検査(CT、抗体検査、痰検査)で抗酸菌症(アビウム)と診断され、4剤治療を専門病院で開始したほうが良いと診断されたため、母の主治医に紹介状を書いていただき、先日母と同じ日に県立病院を受診しました。
抗酸菌症の治療薬が自分事となり受診前にネットなどで色々調べた所、母の服薬量(朝と夕にCAM,REP,EBが各1錠→1日で各々の薬が2錠ずつ)は標準に比べて少ないと思い、「CAM は1日4錠が標準とあったのですが、母は高齢や低体重(37㎏位)なので2錠なのですか?」と伺いました。主治医の説明では、「高齢でなくてもCAMは論文などでは1日2錠が標準なので皆2錠にしている。1日4錠(800mg)は外国人の適用で日本人が4錠飲んだら副作用がひどくて飲めない」と言うことでした。
私のCT画像は軽症~中症(肺の4箇所に炎症が散らばっている)ということで服薬については急いで開始する必要はないので、血液検査と痰3回の検査結果が出てから考えることになりました。次回の診察は10月下旬です。
私としては、服薬を開始するなら、副作用は恐いけれど、治癒の可能性がある量を飲みたいと考えます。
田中先生にお伺いしたいのは、
   CAM1日2錠(400mg)は治癒に向える量ですか?
   治療に不十分な量の場合に、主治医に増量をお願いするべきですか?
   増量は私の体重50㎏からすると600mgと800mgどちらがベストですか?
   母はEBとREPを朝と夕1錠ずつですが標準治療では朝に2錠では?治療効果は、朝一括で服用と朝夕
   分割どちらが良いのでしょう?
   母の症状は3年服薬して大きく悪化はしていませんが、少しずつ悪くなっているようです。
   母の服薬量は年齢と体重を考慮すると現状で良いと思われますか? 

母の主治医は、非結核性抗酸菌症状の指導医に認定されていた(現在は申請していない?)とホームページに掲載されています。この県立呼吸器病院には他にも2~3名の抗酸菌症の専門医がいらっしゃるので、肺MAC で通院している患者も多いようです。服薬について学会や病院内などで統一見解などはないのでしょうか。
CAM の服用量が少なくて治癒の可能性があるならありがたいのですが、先生はどのように考えられますか。ご意見をお聞かせ願えると助かります。宜しくお願いします。

投稿時刻 22:42 | Y.N.

2020年9月7日

Y.Nさんへ

標準治療の薬剤量はREPが10mg/kg 600mgまで 分1、EBは15mg/kg 750mgまで 分1
CAMは15-20mg/kgで800mgまで、分1または分2となっております。

体重が37kgで高齢であればREPとEBは妥当な量ではないでしょうか?CAMは少なめになっていると思われます。600mg 分1でもよいかもしれません。
体重が50kgであれば800mg投与します。

高齢者の場合は少ない量から開始し、副作用がないことを確認して増量することはあります。

一日一回内服と二回内服で効果に差はありません。確実に服薬する目的で一回法が勧められています。

投与量に関してはガイドラインに書いておりますが、高齢者に場合は肝機能など臓器の状態で投与量は主治医に任せられている現状ではないでしょうか?

高齢者の場合、無理に治療はしない選択をされる先生もいます。私もどちらかというとしない方です。症状コントロールのために必要であれば十分な説明をして了解が得られたらすることにしています。治療しても完治はしませんからね。

投稿時刻 00:28 | 院長 田中

2020年9月7日

お忙しい中、早速のご丁寧な回答ありがとうございます。1日1回内服でも2回内服でも効果に差がない、高齢者の治療は主治医に任されているのが現状などのアドバイスを頂き安心しました。ネットで色々検索しても不明でしたが、先生からのご回答で力を得て、これから主治医を信じて母と共に治療頑張ろうと思います。ありがとうございました。

投稿時刻 21:00 | Y.N

2020年9月20日

はじめまして。非同居の妹(42歳、娘8歳、埼玉県春日部市)についてです。非結核性抗酸菌症と診断を受け約20年程経過しています。ここ1年で急激に痩せ在宅酸素療法 中、2020年8月末から近くの病院へ変わりました。新病院の担当医先生の見立てだと転院前の病院での治療状態が酷く悪く為す術もない、マック菌に加え進行の早い菌の影響で残り2、3年と言われたようです。今週末先生のお話を母親と姉に当たる私と聞きに行く予定です。
初めてこのような立場となり、戸惑っております。
お会いする先生は非常勤(近く開業予定のため別の担当医になる予定)であり、ずっと診ていただけないのも不安です。こちらの思いは全て話してみようと考えていますが病院や病気について無知のためアドバイスを頂きたく連絡しました。

特に、親族が聞いておく・確認すべき内容
近県のオススメ専門医の方に診ていただける病院など教えて頂けるとありがたいです。

よろしくお願い致します。

投稿時刻 16:27 | yuko.m

2020年9月23日

yuko.mさま

まだお若いですのにご心配ですね。すでに呼吸不全状態であり、かなり進行した状態であると推察します。

この状態で治療ができるのか?これまでの治療歴が分かりませんので答えることができませんが、かなり厳しいと考えます。

菌に対する治療法が残っていないのかどうか?ないのであれば対症療法でどれくらい生存できるのか?

セカンドオピニオンを求められてはどうでしょうか?今の先生がどの程度治療経験があり専門医であるかがわかりませんが、治療法がないか相談したいと言えば了解が得られると思います。

どこが良いかは近くで結核療養病院があればその施設の専門医であればこの病気にも精通されていると思われます。結核病床を持つ病院で検索してみてください。

投稿時刻 21:55 | 院長 田中

2020年9月30日

お忙しい中、お返事ありがとうございました。お言葉を参考に、担当医先生とも最期の過ごし方・専門病院での受診について話す事が出来ました。厳しい現実は変わらないとは思いますが、結核病床を持つ病院で診てもらいます。2015年頃にはアスペルギルスに罹っていると言われ、最初の担当医への不信感・怒りは日に日に強くなっています。ただ、今は妹と有意義な時間を過ごせるよう、出来る限りの事をしたいと思います。話を聞いて下さった分、少し気持ちが軽くなった気がします。ありがとうございました。

投稿時刻 07:24 | yuko.m

2020年10月12日

はじめまして。65歳女性です。
4年前の人間ドックのレントゲンで陰影が見つかり、気管支鏡の検査をしたところ(痰は出せなかった)、アビウム(-)イントラセルラーレ(+)で非結核性抗酸菌症と診断されました。CTの結果は、右中葉に粒状影や結節状濃厚影がありました。自覚症状はほとんどなく、後から考えれば喉に何か絡んでいるような感じがあったなあと思うくらいです。治療は3ヶ月に1回の経過観察になりました。
その後、影が薄く小さくなってきたので6ヶ月に1回CTを撮り、経過観察をしています。主治医からは、悪くなってくるようならすぐに治療介入しようと言われています。

先月(9月)の診察では、「小さく写っているのは傷跡のようなもので結節状の影は消えている。」と言われました。でも、自覚症状は、4年前と比べると、痰がからむこと(痰を出すことができません)は増えたし咳も時々出ます。全身状態はよく、体重も増え気味です。

CTの結果と自覚症状の関係は必ずしも一致しないのでしょうか?病状としてはどちらが重視されるのでしょうか?お忙しいところ恐縮ですがお教えいただければと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

投稿時刻 15:11 | S.T.

2020年10月15日

S.Tさんへ 回答が遅くなりすみません。

画像所見と自覚症状は必ずしも一致するとは限りません。判断が難しくなり悩むことがあります。

私の私見ですが、自覚症状を優先しています。治療の結果をどう判断するか?患者さんにとっては画像所見もよくなってほしいですが、自覚症状が良くなってこそ治療してよかったと実感できるからです。

痰が出せないため検査ができないようですが、どのくらい菌が出ているのかもわかれば参考にしています。

今は全身状態が良いので急ぐ必要はないと思われます。

投稿時刻 08:00 | 院長 田中

2020年10月15日

田中先生

日々の診療でお忙しい中、お返事をくださりありがとうございました。

特に変化なければ、次の診察は3月になるのですが、自覚症状についても主治医に相談してみます。
今は、日常生活に気をつけて、免疫力や体力を落とさないようにとポジティブにがんばっています。
少しでも有効なお薬が開発されることを願うばかりです。

本当にありがとうございました。

投稿時刻 09:48 | S.T.

2021年1月11日

はじめまして。40才女性です。
元々アトピー、喘息があり近くの大学病院(皮膚科、呼吸器内科)に通院しています。
職場の健康診断(R2、9月)で瘢痕像ありとのことでしたが風邪を引いた覚えもなかったため半ば無理矢理レントゲンをとっていただきました。やはり影はありCTも実施。右の気管支拡張と小さい結節?のようないくつかの固まりともやもやがあり、非結核性抗酸菌症の疑いが強いと採血、痰の検査をしました。(11月)
今年の1月の再診で痰の検査2回のうち1回抗酸菌が1+でた。(まだなんの菌かは判明せず)採血では出ていないとのことでした。採血では出ないと言うことはMAC菌ではないということですか?
喘息でアニュイティ100を吸入していますがこの病気ではステロイドがよくないと見ました。また、年齢がまだ若い方だと思うのでこの先が不安でブログ等を読み漁ってしまうのですが喀血したとか年が近くて予後不良のものばかりで将来が心配でたまりません。主治医はまだ薬を飲むほどではないから心配し過ぎないでと言ってくれますが、軽いパニックも持っているので(今は内服はしていません)精神的に苦しいのか肺のせいで苦しいのかわからなくなってしまいます。
今は幸いツラい咳や痰はありませんが喉の奥で絡まっているような痰は出ます。(小指の爪より小さくコロッとしたような黄色~白っぽい痰)ムコダイン500を副鼻腔炎になったときからずっと内服していますがこの痰が出るようになったのは一昨年の夏くらいで、健診のレントゲンで引っ掛からなかったので大丈夫だと思っていました。
何を伝えたらよいのか支離滅裂になってしまいました。
お忙しいところ申し訳ありません。

投稿時刻 23:47 | ねこ

2021年1月12日

ねこさんへ

抗酸菌が検出されており、非結核性抗酸菌症では間違いないようですが、採血でわかるのはMAC菌のみであり、抗体を見ているのですが、まだ十分上昇していない可能性もあります。

痰は最長で2か月培養しますので、それで菌が判明すると思われます。

ステロイドは全身投与、すなわち注射や内服であり、吸入ステロイドは高用量で長期でなければ心配ないと思います。

まだ軽症のようですし、年齢的には若いので、慎重に経過をみてもらえばよく、悪化したときはいつでも治療を開始できます。手遅れになるということはありません。

投稿時刻 14:44 | 匿名

2021年1月13日

お忙しい中お返事いただきありがとうございます。
職場での健診を毎年受けていてまさか肺に異常があるとは思わなかったので不安でしかない年末年始でした。
私の母は結核になり1年入院しました(30代、私が小学生の頃)副作用で今も耳鳴りがすごく認知も軽く入った母は「セミがずっと鳴いている」と言っています。
定期的な検査で見ていきたいと思います。
また不安になったらお話を聞いてください。

投稿時刻 07:45 | ねこ

2021年1月26日

初めまして。ご相談させて下さい。

40代・女性

昨年8月から毎日風邪を引いているようなだるさが長期に渡り継続し、病院に行きCTを撮ったところ右の肺の一部に影があり肺MAC症と診断を受けました。

今でも症状は好転せず毎日だるくて仕事にも行けません。

痰が一切出なかったため、昨年11月に気管支鏡検査をしましたが、培養した結果、菌が何も出なかったと言われました。

今年に入ってから、急に毎日痰が出るようになりその旨伝えましたが
本日、経過観察でCTを撮影したところ以前の画像と比べ影が一回り小さくなっており
主治医から「自然軽快している、身体がだるいのも痰が出るのも別に原因がある」と
言われ、喀痰抗酸菌検査すらしてもらえませんでした。

毎日だるくて辛いのに、何の治療もなくずっと経過観察のみで、何をどうしたらいいのか分かりません。

他に原因があると言われても、これまで基礎疾患などなく何も思い当たりません。

菌が特定できない以上、投薬も手術もできないと言われています。

今後どうすればよろしいでしょうか?

投稿時刻 16:54 | えりな

2021年1月26日

えりなさんへ

画像上肺MAC症が疑われるが、菌が証明できないということはあります。気管支鏡までしても検出できないとなると確定診断ができず治療もできません。

しつこく何度も検痰するか、MACなら血液検査で抗体をチェックすることができます。ただしMAC以外の非結核性抗酸菌は調べることができません。

CTで改善しているのであれば病気が違うのか?他に倦怠感の原因を調べてもらう必要があるかもしれません。

セカンドオピニオンで他の医療機関を紹介してもらう方法があります。言いにくいかもしれませんが最近ではよくあることですので主治医に相談されてはどうでしょうか?

原因はわかりませんが倦怠感を改善させるために私は漢方薬を使います。MAC症の抗菌作用はありませんが自覚症状改善効果はあります。近くに漢方専門医がいれば相談されてはいかがでしょうか?

投稿時刻 17:25 | 院長 田中

2021年1月26日

院長 田中様

早速のご回答ありがとうございます。感謝致します。

血液検査でもMACの抗体反応は出ませんでした。

倦怠感は肺MAC症が原因だとずっと思い込んでいました。

昨年は微熱があり、だるくてよく寝込んでいたのですが、
最近は熱もなく、だるくても何とか起きていられるので、
改善してはいるのですが、違う病院で別の角度から診てもらった方がいいですね。

漢方薬も以前から気になっていたので、相談に行ってみたいと思います。

お忙しい中、貴重なご意見をありがとうございます。

投稿時刻 22:09 | えりな

2021年2月21日

はじめまして、NTMの検索をしていてこちらのページを知りました。
昨年の職場検診で要精検を言われ今年の1月に気管支鏡でイントラセルラー(+)と分かりました。
症状も特になく軽症とのことで様子観察、再診4月末の予定です。
要精検を言われたときは倒れるほど驚き、呼吸器内科主治医より心療内科紹介までになりました。
 ここ5~6年は公私ともに身心疲労が強く2018年には1月インフルA、3月インフルB、4月末に肺炎球菌性肺炎になりしんどいと思いながら無理を押していました。職業は介護施設の看護師です。
体重も7キロほど減少し現在身長162cm体重46㎏です。
在住地の日赤病院呼吸器内科を受診していますが心配性なため以下の不安があります。
 
①イントラセルラーはアビウムより重症になりやすい
②イントラセルラーはアブセッサスに感染しやすい
③気管支鏡でNTMに感染することがある(今後受ける時の不安)
いずれもネット検索をしていて見かけたような気がします。私の見間違いかもしれません。
お忙しい先生に大変厚かましいのですが可能なら質問させていただけたらと思います。
また、このページには大変力をいただいていますので今後も続けていただきたく願っております。

投稿時刻 11:55 | 岡本寿子

2021年2月26日

岡本様、返信が遅くなりすみませんでした。岡本さんの投稿はHPには反映されておらず、スパム扱いにされていまして、気づくのが遅くなったのです。

さてご質問に対する回答ですが、私の経験的な私見として述べますと、イントラセルラーとアビウムは合わせてMAC菌ともいうように、ほぼ同等と考えております。
頻度としてアビウムの方が多いので、重症例の数が多く感じるのかもしれませんが、有意な差があるとは思われません。

イントラセルラーがアブセッサスに感染しやすいかは知りません。そういうデータがあるのに把握していないだけかもしれません。

気管支鏡の洗浄が十分でなかったりするとコンタミネーションで感染するリスクがあるという記事は読んだことがあります。水でも感染しますのでZEROではないのですが神経質になることはないでしょう。

投稿時刻 15:02 | 院長 田中

2021年2月26日

田中先生
お忙しい中、お返事をいただきまして本当にありがとうございます。
パソコンが不得手でご迷惑をおかけし申し訳ありませんでした。
主治医からはあまり怖がらないようにと言われますが治らない、徐々に悪化し呼吸不全に陥ると聞くと不安です。患者会などもないようなのでここで他の方の声を聞けて励みになります。和歌山在住なので同じ関西に田中先生がいらっしゃることがとても心強いです。
見知らぬ者に丁寧なご助言をいただき感謝申し上げます。
田中先生のパソコンに不具合を及ぼしていないかと心配です。本当にすみませんでした。

投稿時刻 18:53 | 岡本寿子

2021年3月2日

田中先生
突然の質問失礼致します。80になる母親が1月より腕を動かすと背中が痛いと言い、レントゲン撮影をしたころ、左肺の上部に4センチ弱の影がある言われ、CT撮影をしました。
血液検査で、CEAが14.3ng/ml 、MACag濃度が0.85U/mlと基準値オーバーする値がでました。母は18歳よりより膠原病(エリトマトーセツ)を、患っておりますが、数年前より症状もなくなり、毎日水泳教室に通うような活発な生活を送っております。1番は肺がんを覚悟するべきなのでしょうか?
今後はどのように検査治療をしていくべきでしょうか?
どうぞよろしくお願いいたします。

投稿時刻 12:21 | 山本

2021年3月3日

山本さんへ

CEA上昇と、4cm大の陰影からはやはりご心配の肺癌をまず疑います。

診断は気管支鏡で組織を採取し、組織診断と遺伝子診断により治療法が決まります。背部痛からは骨転移が疑われますので、CTやPETで全身検索して転移の有無をチェックします。

80歳でもお元気なら手術や抗がん剤治療もしております。

主治医におまかせして検査を進めましょう。

投稿時刻 06:33 | 院長 田中

2021年3月3日

田中先生
早々にお返事を頂きまして、本当にありがとうございます。
不安な日々が続きますが、どうか良い方向に向かいますように、
家族としてできることをしていきます。
ありがとうございます。

投稿時刻 07:51 | 山本

2021年3月27日

はじめまして。
肺マック症で空洞病変があり、3剤治療を開始し1年半後の昨年7月に胸腔鏡にて部分切除をしました。
術後も2年の治療継続が必要とのことですが、治療開始1年で足の痺れを感じエブトールを中止していました。
足の痺れもなくなったので、今年1月からエブトールを1錠から再開しましたが、やはり痺れを感じてきて、飲み続けることが難しいと感じています。
耐性菌が出来ないようにするための重要な薬と認識しているので、痺れは不快ですが、飲まないことも不安を感じます。
そもそも耐性菌とはどのようなものでしょうか。
エブトールを飲まないことで治療にどのような影響があるでしょうか。

投稿時刻 21:26 | 水

2021年3月28日

エブトールをを中止し2剤で治療中とのことですが、術後の再発抑制目的であれば2剤でも構いませんが、本来の治療は3剤でしないと耐性菌となるリスクがあります。

一剤では菌に打ち勝つことができず、菌が抵抗力をつけて抗生物質に効きにくくなります。よって3剤で治療をするのです。

全くほかに病変がなければ2剤でも大丈夫かと思われますが、ほかに病変があるのであれば、もう一剤何か加えるべきかもしれません。

投稿時刻 17:59 | 院長 田中

2021年3月28日

早速お返事いただき、ありがとうございます。
他に病変はなく、術後の再発防止のために念押しで飲んでいます。
長い治療ですが、今の状況では2剤でも良いというお言葉を信じて頑張ります。
ありがとうございました。

投稿時刻 22:33 | 水

2021年4月14日

はじめまして。
48歳の女性です。
2月始めの会社の検診にて、レントゲンに500円玉大の空洞がみられ、その後喀痰検査でアブセッサスとわかりました。
4月始めより入院にて、1日にクラリスの服薬3回、チエナム点滴4回、アミカシン点滴1回を10日間行い、もうすぐ退院予定です。
主治医の先生は教科書通りだと1ヶ月の治療ですが、とりあえずお仕事もあるでしょうからと、10日間としましたとのお話でした。
ただネットにて色々な記事を読むと10日間で足りるのか?手術は必要ないのか?と思いまして、お話ししたところ、では、あと2週間続けて、5月の中ばに胸腔鏡で手術しましょうか?とお話がありました。
あまりの話の急展開に少し動揺してしまいました。
抗生物質がどれぐらいの期間で効果を示すものなのか分からず、その結果をみてでも良いのではとも思っているのですが、一般的にどのようにすればよいと思われますか?
現在入院施設は肺繊維症の専門医です。
よろしくお願いいたします

投稿時刻 07:22 | あや

2021年4月25日

 2月に相談させていただいたイントラセルラー(+)と診断された岡本です。
その後、特に変わりなく過ごしています。
職場の老健施設で近くコロナワクチンの接種予定です。主治医からは特に指示はないのですが田中先生のご意見をお聞かせいただければと思い、相談させていただきました。
お忙しいところ申し訳ありません。よろしくお願いいたします。

投稿時刻 05:40 | 岡本寿子

2021年4月26日

岡本さんへ 

コロナワクチンは接種しておいた方が良いでしょう。呼吸器の基礎疾患がある場合が重症化するリスクがあるので推奨しております。

非結核性抗酸菌症が接種による副作用を増加させることは無いと思われます。

投稿時刻 22:30 | 院長 田中

2021年4月29日

 田中先生、お返事をありがとうございます。
安心しました。本当にお忙しい中、ありがとうございます。
温かいアドバイスをいただき何よりもの感謝の気持ちでいっぱいです。
お忙しいことと思います。田中先生もどうぞご無理されませんように。

投稿時刻 14:42 | 岡本寿子

2021年5月4日

 田中先生、おかげさまで無事コロナワクチン一回目を接種し元気にしています。
それから4月30日に呼吸器内科再診しCTとレントゲンにて変わりないため次回㋇再診予定となりました。NTMは呼吸器内科では珍しい病気ではないそうですが不安はやはりあります。ともすれば落ち込みがちですが正しい情報を知って毎日を過ごしたいと思います。
田中先生のホームページを見つけてお返事いただけたこと、自分以外の患者さんの声が聞けたことは本当にありがたく感謝申し上げます。

投稿時刻 14:29 | 岡本寿子

2021年5月8日

岡本様、わざわざ連絡ありがとうございました。

治る病気ではないのですが、正しい知識を持って上手に付き合っていきましょう。

多少なりともお力になれてよかったです。

投稿時刻 07:19 | 院長 田中

2021年6月3日

田中先生、初めてご相談させてください。

61才女性。55才で肺マック発症。基本の抗菌薬3剤を1年だけ服用しました。
本来2年ぐらい服用すべきところ途中でやめて、現在は経過観察のみ。

咳はよく出ますが、痰の検査では排菌なし。マック抗体濃度は1.3です。

ネプライザーによるアミカシン吸入という治療があるそうですが
この治療でマック抗体濃度が陰性(0.7以下)に向かうのであれば試したいです。

田中先生のお考えをお伺いしたく、よろしくお願いいたします。

投稿時刻 15:40 | せじま

2021年6月4日

田中先生 ~ せじまです。
たびたび失礼いたします。症状について補足させてください。

CT画像では変化なし。良くも悪くもなっていないそうです。
咳は ほぼ一日中 出ますが、その他の症状はありません。

服薬治療の中止は主治医の判断でなく、自分の意志だったので
もう少し頑張れば良かったのかな?と 思います。

お忙しいところ申し訳ございません。どうぞよろしくお願いいたします。

投稿時刻 08:33 | せじま

2021年6月4日

前に投稿させてもらいました。

42歳で非結核が見つかり5年目になります。
肺炎になり非結核がわかりました。
肺炎になっていないとわからなかったかもしれません‥。

非結核がわかった頃不安で気管支鏡をしてもらいましたが菌が出ずでした。
菌が見つからなくても大丈夫でしょうか??
血液検査は肺MACが +です。

ずっと通っていた病院を変わりました。
やっぱりいい顔はしてもらえませんね‥。
CTは1年に一回、レントゲンは半年に一回で痰はせずで血液検査も言わないとしない病院でした。
今の病院は非結核専門医がいて、痰も定期的に検査してくれ血液検査もしてくれます。
今の病院は3ヶ月に一回通ってるのですが、今の病院になり初めて手術の話が出ました。
去年の12月です。びっくりしました。今まで言われた事がないので‥。
で、知り合いの大学病院に紹介状を書いてもらい12月に行くとまだしなくてもいいと。
悪化もしていなく症状もないしこの状態でする人はあまりいないと言われましたが、するなら私が担当しますねと言ってくださりました。
今の先生は影も変化なく固まってあるので若い内にと考えているようです。
手術時間はだいたい4時間。

やっぱり今後の事を考えると手術した方がいいですか?
この病気は命にかかわる病気ではないと聞いています。
平均寿命まで元気でいたいです!!
その為には手術した方がいいでしょうか?

手術した方がいて術後慢性疼痛症候群になって痛みに苦しんでる人がいます。
手術前も怖いけど術後の痛みも怖く考え込んでしまいます‥。
術後慢性疼痛症候群にもなりたくありません‥。
迷いまくっています。
手術するなら2〜3年後がいいかもと言われました。
コロナがおさまり1番下の子供が大学受験前にと。

手術するなら複十字病院でしたいなと思ったりもします。
とにかく怖いです‥。

投稿時刻 17:28 | ちか

2021年6月6日

せじまさんへ

残念ながらアミカシンの吸入療法については経験がなく、知識もないのでお答えができません。

この手の吸入療法をするのは痰が多いケースだと思われます。

2年治療すべ気であったと思いますが、現在の状態であれば、もう少し経過をみて悪化するようならもう一度3剤治療をしてみるべきでしょう。その場合耐性菌でないかのチェックが必要です。

投稿時刻 13:15 | 院長 田中

2021年6月7日

田中先生へ
ワクチン接種などご多忙の中 ありがとうございました。
ご意見を参考にさせて頂き、経過観察を続けていく事にします。
ご親切に感謝いたします。田中先生もどうぞご自愛くださいますように。

投稿時刻 17:45 | せじま

2021年6月8日

田中先生、はじめまして。まさみと申します。
お忙しい中このような場を設けていただきありがとうございます。
81歳の母についてご相談させていただきます。
昨年の1月から咳、痰が続き少しずつ食が細くなり元気がなくなっていたのですが、
10代で結核にかかり普段から痰、時には微熱、寝汗が出るため余り気にせず漢方薬局でお薬を処方して頂き服用していました。
あまり改善しないまま年末に37度台の発熱が続き食欲がガタッと落ちてしまいました。
平熱に戻っても食欲がなかなか改善せず
3月に家庭医に往診に来ていただき血液、尿、心電図検査をして異常なし。
レントゲンとCTの結果、肺がんの疑いとの事で総合病院の呼吸器内科を紹介され、コロナの影響で一ヶ月後の4月後半に受診し、肺がんではなく非結核性抗酸菌症との確定診断でした。
菌はアビウム、排菌量は+3、右の肺のみですが、上葉部に空洞があり、中等〜重症だそうです。
お薬は2年服用する必要があると言われています。
現在クラリスロマイシン400mg、エタンブトール500mg、リファンピシン300mgを一日一回服用しています。
この服用量は81歳、150cm、31kgの母に対して適当なのでしょうか。
また服用後一ヶ月位からGOT,GPT、ガンマGTPがそれぞれ38、48、33と全て上限値を超えているのですが服用を続けても大丈夫なものなのでしょうか。
主治医は大丈夫と言うのですが、、。
最近は食欲が回復しつつあり、副作用がなければ続けたいと思っております。
体の痒みを訴えますのも心配です。
あと外気に当たると発熱することが多いのですがやはり相当身体が弱っているということなのでしょうか。

厚着や保温をして工夫しても発熱することが多いので中々外に出ることが出来ずストレスが溜まる様です。

田中先生のご意見をお聞かせ頂きたくご相談させて頂きました。

どうぞよろしくお願いいたします。

投稿時刻 15:08 | まさみ

2021年6月9日

ちかさんへ  

今の状態では手術を勧めません。手術するのは病巣により手術以外ではコントロールができない症状がある場合が多いのです。

たとえば血痰や喀血、熱が下がらず体力が消耗しているなど。

そして病巣が限局しており、他にないこと。そこだけを切除しても他方で悪化すればまた治療を考えないといけません。

そして手術する前に半年くらいは抗生物質での治療が必要ですし、術後も1年は必要です。

現段階ではする必要はないと思います。

投稿時刻 07:08 | 院長 田中

2021年6月9日

まさみさんへ

お母さまの病状、ご心配のことと思います。

薬の投与量は体重換算で適当です。肝臓の数値が軽度上昇しておりますが、二けたの間は続行できますし、多少のかゆみは様子を見ています。

「外気に当たると発熱することが多いのですがやはり相当身体が弱っているということなのでしょうか」については正直わかりません。

食欲が回復しつつあるということは薬が効いてきていると思われますので、慎重に経過をみてください。良くなりますように願っております。

投稿時刻 07:40 | 院長 田中

2021年6月9日

田中先生、ご多忙の所本当にありがとうございました。
田中先生のご意見を伺えまして、ほっと安心いたしました。
ずっと心配だったもので、、、。
これで安心してお薬を母に飲んでもらえます。
これからも慎重に様子を見ていきます。

この度は本当にありがとうございました。

投稿時刻 18:46 | まさみ

2021年6月15日

40歳男性です。先日人間ドックで肺の抗酸菌症の疑いがあると言われました。
40歳で特に自覚症状がなかったのですが、健常者でも感染する病気なのでしょうか?
原因は何が考えられますでしょうか。宜しくお願いします。

投稿時刻 09:54 | 匿名希望

2021年6月20日

非結核性抗酸菌症は健常者でも感染しますが、無症状で検診発見例もあります。その場合症状が出るまでは経過観察となります。

感染源は土壌に多いので庭などで土をいじる中年女性に多いのですが、家庭では水回りにいますから家庭のどこでもいるという認識でいいかと思います。

投稿時刻 09:15 | 院長 田中

2021年7月6日

田中先生、はしめまして 私の肺マック重度、72歳母の残肺全摘手術もしくは肺開窓した方がいいのかしないほうがいいのか、セカンドオピニオンがうかがいたく、メールいたしました。お忙しいところ申し訳ありません。

三種のクラリスを代表としたお薬の治療をして、2年になり、肺の炎症の値は10→1.45まで下がりました。副作用は少し耳が遠い以外は体重も6キロも増え、食欲もあり、倦怠感と微熱もなくなり、家事するほど元気になりました。左肺が荒蕪化しており、肺機能はほぼ廃絶、よって菌の数の多いこちらを全摘がいいと言われています。八月頭に手術できるかの検査があります。右の肺にはまだ気管支拡張や空洞化が見られないためだそうです。せっかくこんなに元気になったのに、10年前に肺がんかもといわれ、一度他の病院で左肺の下部を切っているので、母はこのままの経過でいきたいと絶望しています。年齢も年齢で心配です。また狭心症や心臓にステント、コウシケッショウ、骨粗鬆症かかえております。先生のご意見をお聞きしたいです。いろいろお聞きして申し訳ありません。全摘で菌が全くいなくなるのか、そして酸素ぼんべにならないのか、生活の質低下などが心配です

投稿時刻 15:34 | ヒース

2021年7月8日

ヒースさんへ

文面からは確かな意見は述べにくいのであくまで参考意見として受け取ってください。

恐らく専門医に診てもらっているのであれば先生のお考えでよいのかと思われます。

左肺はほぼ機能していないということであれば、全摘出をしても呼吸困難で動けなくなるとか酸素吸入が必要になるとう心配はないでしょう。

右肺に全く病変がないことが最前提ですのでご確認ください。この病気は治ることがないので今は良くても薬が効かなくなる、悪化するなどのリスクを考えると手術は選択肢になると思われます。

今まで書いたのは医学的な見地からですが、ご本人の希望、体力的な問題、年齢などを考量して総合的に決定する必要がありますので、そこは主治医とよくご相談ください。

メリット、デメリットをきちんと説明をお聞きして決めましょう。

投稿時刻 09:58 | 院長 田中

2021年7月11日

 初めまして千葉県在住の小柴と申します。ネット検索してここにたどり着きました。
85歳の父親の事でご指南頂ければと思い投稿させて頂きます。 
 昨年10月から今年2月まで重症壊死膵炎で入院しておりましたが無事に退院しました。約2ヶ月寝たきり状態でしたがリハビリで自転車に乗れるまで回復して3ヶ月毎にCTを撮り経過観察をする事になりましたが 先月初旬、左側乳首下にしこりが出来押すと痛いという事で経過観察も含めエコー検査と造影剤CTを撮りました。
 乳首下のしこりは整腸剤かなんかの副作用で女性化乳房症?でしたが胸に陰影がありそのまま同病院の呼吸器内科で診察して頂き採血 翌週に結果を聞きに行って来ました。
 結核他疑わしい病気は陰性、ここで初めて非結核抗酸菌症と診断されました、結節と5mm位の空洞変がありました。菌の特定は痰の培養等時間が掛かるし年齢的に治療は副作用があるのでしません 一生涯症状が出ない人もいます 症状が出たら対処療法 次回は半年後にCTを撮り経過観察します 血痰が出たら来て下さいとのことでした。
 しかしネット検索すると重大な疾患ではないかと思い菌によっては進行が早く空洞変があると予後不良という事でした。
 ①専門医でセカンドオピニオンを受けるべきか?
 ②進行を抑えられるのか 少しでも改善の余地があるのか?
 ③個々それぞれだと思いますが進行度合い在宅酸素吸入等
父は膵炎発症前に糖尿病の薬を服用したましたが入院中は改善 退院後に血糖値が上がりミチグリニド?だったと思います服用してます。
 現在無症状、たまに咳き込む事がありますが非結核抗酸菌症に起因してるのかは解りません。
 身長160㎝ 体重56~57㎏
 直近の肝機能
  ALPIFCC  154
  γgtp   22
 総ビルビリン0.8
直接ビリルビン0.3 
 血糖は薬服用前 166です。
 やはり治療には耐えられないでしょうか?ご指南頂ければと思います。
 よろしくお願いいたします。

投稿時刻 10:37 | 小柴

2021年7月13日

はじめまして。
姉が、難治性非結核性抗酸菌症にかかり病院に通っています。
咳が酷く43キロあった体重が28キロまで痩せてしまいました。
その間、入院を何度かしているのですが入院するたひに体重が減っていってる事や咳が酷くてあまり食べれない状態など先生もわかってると思います。でも少し咳がおさまれば退院です。
その上、乳がんが発覚したのですが、姉の今の体力を考えると何も出来ないらしいです。
でも、酸素濃度はたりているので家でも病院でも酸素吸入はしていません。
どうしたらいいのかわからないです。
今の病院だと、呼吸困難か乳がんで死ぬのを待つだけみたいです。
助けてください。お願いします。

投稿時刻 12:40 | ココ

2021年7月14日

 はじめまして、千葉県在住の小柴と申します。
85歳の父親についてお聞きしたく投稿させて頂きます。 昨年10月から今年の2月まで重症壊死膵炎で入院しておりました。約2ヶ月ほど寝たきり状態からリハビリで自転車に乗れるまで回復して日常生活には不自由は無いです
 3か月に一度経過観察する事になりました。先月初旬 左乳首下にシコリが出来、押すと痛いと言う事で造影剤CTを先月末に撮りました。乳首下のシコリは女性化乳腺症?みたいだが肺に小さな影があると言う事で 同病院の呼吸器内科をその日に受診 採血をして翌週に再度 受診しました。 医師からは結核他疑わしい病気は全て陰性 多分、非結核性抗菌症でしょうと言われました。5ミリ位の空洞と結節から多分そうだと、年齢的に治療はしません 半年後にCT撮り経過観察して症状が出たら対処療法 血痰が出たら来て下さいとの事 その日はそのまま帰りました。
 ネットで検索したらあまり予後が良くないようで 色々と思い悩んでます。今後、どのような経緯を経て行くのか余命宣告されたように思っています 薬の副作用に耐えられるか少しでも進行を抑えて行けるのか、やはり専門医のセカンドオピニオンを受けるべきか悩んでます。
 父は身長160㎝体重56〜57Kg 膵炎になる前に糖尿の薬を飲んでましたが入院中は改善 退院後にまた糖尿の薬を服用してます、昔から咳き込む事がたまにありましたけど現在はほぼ無症状です。田中先生 御指南よろしくお願いします。
 

投稿時刻 10:29 | 千葉県 小柴

2021年7月15日

ココさんへ

ご心配のことと推察いたします。何歳の方で、抗結核治療をしているのですか?

体重がかなり減っており、この病気としてはひどい見方をすれば終末期なのかもしれません。

元気が少しでも出るように漢方を処方したりはできると思います。人参養栄湯を私は処方します。漢方専門医がいれば相談されてはどうでしょうか?

投稿時刻 09:45 | 院長 田中

2021年7月15日

小柴さんへ

高齢であり、症状がなく、画像所見で診断がついたケースですので、経過観察でよいと思われます。

この病気の中でも菌種によっては難治化することもあり、喀痰検査によって菌種は同定しておきたいところです。

ゆっくり進行してわからないまま病気と共存しているケースも多く、血痰や発熱などの症状が出たら受診して対症療法することになります。

ご心配のようですので専門医にセカンドオピニオンを受けることをお勧めします。

投稿時刻 09:53 | 院長 田中

2021年7月15日

お返事ありがとうございます。
姉は、57歳です。
私もバセドウ病にかかっており姉とは違う病院に通っています。
その病院に相談窓口があり、相談してみました。
たまたま、乳腺病棟の看護士さんでやはり体重の事など入院で増やしていくんだそうです。
姉の今の状態でも、ホルモン剤など体に負担をかけずに進行を遅くする事ができる呼吸など色々と教えて下さいました。ただ、M ACに対して何も出来ないので両方とも治療できる病院を教えて頂きました。栄養食なども教えて頂きました。
ただ、姉と姉の家族が納得してくれません。
これからも根気よく相談して行くつもりです。
ありがとうございました。

投稿時刻 12:44 | ココ

2021年7月16日

 田中先生お返事ありがとうございます。
御指南通り専門医にセカンドオピニオン受けてみます。 膵炎で苦しんだので二度とあんな苦しい事は避けたいです。
 そこで現在無症状で日々ウォーキングや買い物 マスク着用して掃除したりしてますが大丈夫かなと心配してます。 またこれから暑くなります。エアコンの風とかは大丈夫かなと心配してます。本人に言っても全否定です。田中先生大丈夫でしょうか?度々の質問等すいません。 お手隙の際で結構ですよろしくお願いします。 
 今年は猛暑のようです 田中先生もお忙しいと思いますがどうかご自愛下さいませ。

投稿時刻 07:04 | 千葉県 小柴

2021年7月20日

小柴様 お尋ねの件です。

日々の日常生活は制限することなく普通通りで構いません。

エアコンの中には菌がいるかもしれませんので、フィルターの洗浄したうえでご使用ください。室内でもマスクを着用すれば問題ありません。

心配でしたら扇風機が無難ですが、そこまで気を使わなくても大丈夫と思います。

投稿時刻 18:58 | 院長 田中

2021年7月21日

 田中先生お忙しい中ありがとうございます。
日々の生活に気をつけて 父にとってより良い方向に向かって行くように家族全員で協力して参ります。 
 また,解らない事がありましたら質問させて下さい。
ありがとうございました。
 

投稿時刻 06:41 | 千葉県 小柴

2021年7月31日

はじめまして。71歳女性です。
5~6年前に血痰が出たので、個人医院で検査を受けたところ、気管支拡張症との診断で、エリスロシンを朝夕一錠処方され、2年間服用しました。
その後別の大病院に移ったところ、非結核性抗酸菌症と診断され、クラリスロマイシン200mgとカルボシステイン250mgを朝夕一錠ずつ処方され、3年ほど服用しましたが、その間胸部レントゲンはほぼ変化がないと言われていました。最近、家の近くに開院した呼吸器専門個人医院に紹介状持参の上移りました。この医院ではこれまでの処方薬のうちカルボシステインが500mgに増量され、加えてモンテルカスト10mgがプラスされました。一ヶ月後の2回目通院時に、胸の呼吸音はきれいだと言われ、非結核性抗酸菌症のレベルは軽いと言われたにもかかわらず、最後に吸入薬を出しますと言われました(レルベア100)。帰宅後、吸入薬について調べたところ、ステロイドであり、喘息患者に用いる強い薬だと知って、不安になりました。なぜなら喘息の症状は全くありませんし、胸部レントゲンからも非結核性抗酸菌症は軽度だと言われていたからです。また咳も痰も出ません。個人医院の処方通りこの吸入薬を使用すべきでしょうか?
また、先生は、非結核性抗酸菌症は「意外とありふれた病気であり、自然経過観察する症例が多い」と書いておられますが、私くらいの軽い症状でも服薬治療すべきなのかどうか、疑問に思いはじめております。この点も含め、先生のご意見をお聞かせいただければ、ありがたく思います。
お世話をおかけしますが、どうぞよろしくお願いします。

投稿時刻 00:04 | 愛知県 トシ

2021年8月1日

トシさんへ

レルベアを処方された理由を主治医に確認ください。喘息でないのかもしれませんが、疑われているのかもしれません。咳や痰がないのであれば必要ないと思われます。

喘息があれば非結核性抗酸菌症と併存している場合、吸入ステロイドは慎重に使っております。

症状が軽いので服薬治療はせずに経過を慎重に見ることが多いです。高齢になると治療の副作用が心配となりますので早めに治療を勧める先生もおられます。

患者さんの症状、進行度、経過を検討して決めることになります。

投稿時刻 18:30 | 院長 田中

2021年8月2日

田中先生、こんにちは。
お忙しい中のお返事に心から感謝いたします。レルベア処方に対する疑問に答えて頂けて安心できました。次回診察時に理由を尋ねてみたいと思います。また、服薬治療方針に対する先生のご意見も伺えて、大変参考になりました。
それでは、暑さも真っ只中です。田中先生もお身体をご自愛下さいませ。本当にありがとうございました。

投稿時刻 15:59 | 愛知県 トシ

2021年8月8日

田中先生
初めまして。55歳女性です。
2016年の人間ドックで肺マック症疑いといわれ、血液検査、痰の検査をしましたが、菌は検出されず、その後気管支鏡検査を行いましたが、それでも菌は検出されませんでした。(再度、痰の検査をといわれましたが、痰が出ずにできていません。)
その後は経過観察ということで、3ヶ月から半年ごとにレントゲンやCTを行ってきました。普段の生活においても痰や咳が出るようなことはありません。2020年末に少し影が増えているようなといわれ、先日の検査(レントゲンとCT)で、前回よりも白くなってると言われました。そして、投薬治療を進められました。今の年齢であれば2年ほど飲み続ければ進行も抑えられるということでした。効き目も人により異なるし、副作用もあるとのこと。普段、痰や咳が出ることはありません。ただのどが弱いのか、少し大きな声で話し続けるとのどが痛くなり声が出にくくなることがあります。
投薬治療を始めた方がよいでしょうか。とりあえず始めて、身体に合わない場合はやめればよいのですかね。一度試しにやってみた方がよいでしょうか。また、この投薬で感染症などに罹りやすくなるなどといったことはありますか。
インターネットで調べていたら、先生のサイトにたどり着きましたので、ご相談させていただきました。
よろしくお願いします。

投稿時刻 13:43 | HK

2021年8月10日

H.Kさんへ

菌が同定されておらず、画像診断だけで治療はしませんが、主治医は進行を心配されてのことだと思われます。

もう一度診断をしたほうが良いと思います。菌の種類によって治療法が異なるためです。

治療をするかしないかの議論はそれからになります。検査してもまたわからないときはもう一度相談ください。

投稿時刻 18:53 | 院長 田中

2021年8月11日

田中先生

初めまして。スズキと申します。34歳男性です。

現在中国在住です。
今年1月非結核性抗酸菌症と診断され、現在投薬中です。

昨年11月くらいから血痰がでており、12月に精密検査(痰検査、肺のCT)をし、最初肺結核と診断されました。その後1月に非結核性抗酸菌症だと判断が変わりました。

現在はリファンピシン、エタンブトール、イソニアジドを服用し、肺を守るための漢方薬、痰の血を止める漢方薬を処方され、同時に飲んでおります。

2点ご質問です。
①日本の場合、痰検査は大体どれくらいで結果が出ますでしょうか?こちらは1か月半以上経ってから結果が出ております。

②3月に痰検査が陰性となり、6月の結果再度陽性になりました。こういったことは頻繁に起こることなのでしょうか?

ご多忙の折大変恐縮ではございますが、ご回答頂けますと幸いでございます。
何卒宜しくお願い致します。

投稿時刻 18:24 | すずき

2021年8月12日

田中先生、お忙しい中、お返事ありがとうございました。菌の種類で治療法も異なるのですね。何とか痰を出して、再度検査してもらうようお願いしてみます。またご相談させていただくかもしれません。その時はよろしくお願いします。どうもありがとうございました。

投稿時刻 19:07 | HK

2021年8月13日

すずきさんへ

喀痰検査でPCRの迅速診断が出なかった場合、培養に約2か月かかります。発育が早ければ1か月と早くなることもあります。

培養結果が一度陰性であってもその痰が診断に値する良い痰であったかです。唾液のような成分では痰の成分が含まれずに結果が出ないことがあります。6月に陽性であれば3月も陽性だったのではないかと推察します。

投稿時刻 21:44 | 院長 田中

2021年8月15日

貴重なご意見頂きありがとうございます。
改めて主治医ときちんと話をしてみたいと思います。

スズキ

投稿時刻 17:00 | スズキ

2021年8月18日

2回めの質問です。お世話になります。

86歳の母の相談です。
非結核性抗酸菌症で3剤の治療を始めて3年になります。
7月上旬のの検査では。決して良くなっているとは言えないが、炎症の数値・CT・レントゲンも変化なしということでした。

最近気になるのが、体温が37,2度から37,5度くらいになることです。もともと36度代後半ではありましたが37度を超えることはありませんでした

また、黄色いタンが出る日があります。1日に1回程度ですが。今まではあまりありませんでした。
かかりつけ医からはカロナールの服用を勧められました。

次回の主治医の診察は血液検査のみで9月上旬です。
このまま様子をみていても大丈夫でしょうか。
(熱があってしんどいとは言いませんし、咳が激しく出るようなこともありません)

また、息苦しさと体の怠さがあるので、主治医は必要ないと言われるのですが、かかりつけ医から在宅酸素を進められました。酸素濃度は、94から97くらいです。
(息苦しさや体の怠さは以前からです)
酸素を吸うようになると自分で吸えなくなるのではないかと心配ですが、息苦しさの解消になるならとも思います。この状態での酸素はどうでしょうか。

お忙しいことと思いますが、よろしくおねがいします

投稿時刻 17:28 | takako

2021年8月19日

takaoさんへ

微熱の原因が元の病気以外に何かあるのかどうかですが、画像では分からない、変化がないので様子をみましょうという判断と思われます。

症状がひどくなっていないので経過観察でよいと思われます。真菌感染などほかの菌が悪さをすることもあるのですが、もっと熱が高くなるなどすれば検査をしてもらう必要があるでしょう。

酸素吸入は必要ないでしょう。酸素を吸うようになると依存してしまうので自分で吸えなくなるということはありません。

投稿時刻 06:10 | 院長 田中

2021年8月19日

田中先生

お忙しい中、早々にありがとうございました。

タンや微熱は今までなかったので、ひどくなっていくのではと心配でたまりませんでした。
次回の検診まで様子をみます。

酸素吸入もありがとうございました。

投稿時刻 16:26 | takao

2021年9月6日

田中先生
母(60歳)のことでご相談です。

母は10年前に、咳が続くため病院受診したところ肺MAC症と診断され
1年〜2年?程投薬にて治療を行った後経過観察をしていましたが、
数年後また進行が見られたため3剤併用の治療を再開しました。
その後も肺の白い影は緩やかに進行していたところ
昨年癌が見つかり、外科後に抗癌剤や分子標的薬治療を1年半程行いその治療は一旦終了しました。
癌治療によって体重減少、咳・タンが増加してさらに食欲不振と体重減少で今とてもキツそうです。(161cmで33kg)
免疫低下により増悪すると先生のコメントでも読ませていただいたので、そうなのかなと思いました。
今は最近承認されたアリケイスという吸入薬を始めて1ヶ月くらいになります。

この場合、症状が良くなることはやはりないのでしょうか・・
体重を増やす方法は家族にできることはないのでしょうか・・
終末期にきていてかなり進行していると思うととても不安です。。。

投稿時刻 01:14 | 娘です

2021年9月6日

アリケイスという新薬についての情報を持っておりません、使用経験もなく、症状が良くなるのかどうかにつき回答ができず、申し訳ありません。

体重を増やすには食べるしかないですが、量が少なくても高カロリーな栄養食を考えてください。市販でもゼリーやビスケットで効果が期待できる商品があります。

食べやすさで言うとアイスクリームは高蛋白、高カロリーです。

私は漢方薬を処方しております。この病気では人参養栄湯などを使ってます。主治医に相談されるか、漢方医にご相談ください。

投稿時刻 11:11 | 院長 田中

2021年9月9日

お忙しいところ返信をいただきありがとうございます。

最近痰が絡むようになってきたのですが、これは対処方法はないのでしょうか?

体重を増やすことを考えたいと思います。
アイスクリームを買ってみました。
食材ではどのようなものを意識的に摂るといいのでしょうか??
食べる量が少ないので、効率よく摂取できたらと思うのですが。。

漢方薬も教えていただき、ありがとうございます。

投稿時刻 23:31 | 娘です

2021年9月10日

痰の喀出不良に対しては去痰剤内服がありますので相談ください。栄養状態が悪く、喀出する力が乏しいのでしょうから栄養状態をよくすることが一番です。

高カロリー高蛋白で栄養を取ってください。蛋白でお肉が難しければ豆腐や豆類で構いません。牛乳、チーズなどの乳製品もご検討ください。

投稿時刻 09:46 | 院長 田中

2021年9月10日

田中先生、こんにちは。
前回5月4日にも相談させていただいた岡本寿子です。
お忙しい中、申し訳ありませんが聞いていただきたくどうかよろしくお願いいたします。
2021年1月の気管支鏡でイントラセルラー陽性が出て経過観察中ですが先日㋇20日胸部レントゲンで緩徐に進行とのこと、9月17日にCT予定です。しばらくは現状維持で経過してくれると思っていたので辛いです。痰がらみが少しありますが大きな体調変化なしです。
担当医が変わって若い先生でパソコン検索しながらの説明や内服治療をどうするか私に判断を言われたりで戸惑っています。もちろん自己決定の必要性は理解しているのですが…。
先生ご自身ならどうしますかとお聞きしたら「悩ましい所です」とのこと、また漢方薬は効きませんと一蹴され素人には分からないことなんだろうなとも思いますが…。
けっして担当医を信頼していないのではなく話しやすい良い先生です。
ただ何とも分からないことだらけで不安なのです。
私は頼れる家族もいないに等しいのでこれからどうしようか、どうしたいかと自問するも答えが出ません。愚痴をお聞かせして本当に申し訳ありません。
可能ならば来週の診察時のアドバイスをいただけないでしょうか。自分としては仕事を今年いっぱいで辞めてストレスを減らす、セカンドオピニオンを受けて内服を考える
なのかなと思っています。受診病院は日赤和歌山呼吸器内科なので和歌山ではセカンドオピニオンは県立医大くらいしかないと思います。
田中先生、お忙しのに読んでいただきありがとうございます。

投稿時刻 10:21 | 匿名

2021年9月14日

主治医も悩む症例のようですから、画像も患者さんも診ていない私がコメントできる立場のないと思われます。

呼吸器症状が変わりないのであれば、急いで治療する必要はないと思いますので、もうしばらく経過観察でもよいかと思います。

ただCTの結果進行しているのであれば治療するのか、よく相談して決めてください。どの時点で治療をするのかは難しいので決めにくいですね。

セカンドオピニオンで和歌山なら県立医大よりも国立病院機構和歌山病院院長M先生がよく診られておりますのでよいのではないかと思われます。

投稿時刻 14:25 | 院長 田中

2021年9月17日

43歳女性です。5月に咳と痰が止まらなくなり気管支拡張症、肺MAC疑いと診断されました。
3ヶ月エリスロシンを処方され、咳は治まりましたが痰が毎日少しですが出ます。背中と肩の圧迫感があり、その時は呼吸器が浅く感じます。
二度の喀痰検査で陰性だったので、内視鏡をお願いしましたが、内視鏡でも菌が出ないかもしれない、薬も副作用が出る人もいるからと、経過観察になりました。
自覚症状があり、毎日が不安なので、早く菌を確定したいのですが…
喀痰検査で陰性だった場合は内視鏡でも菌が出ないことが多いのでしょうか?
菌の確定は急がなくていいものですか?
教えてください。

投稿時刻 19:52 | Kobo

2021年9月18日

Koboさんへ

内視鏡でも菌が検出されないことは経験しますので、しつこく何度も検査をする。一回量の痰では検出できない場合、畜痰といって大き目の容器に出る痰を溜めて量を増やして調べるのもよいかもしれません。

気管支鏡はつらい検査ですのでその結果でない可能性があることをドクターも知っているので勧めないのでしょう。

MACの場合血液検査でMAC抗体を調べることができますが受けられましたか?

治療を急ぐ必要性があるかどうかで菌の確定を決めますので、主治医は治療を急ぐ必要がないと判断されているのだと思います。

発熱があったり、血痰、全身倦怠感などの全身症状があれば治療を優先すべきかと考えますが、症状がまだ軽いと判断されている、画像では進行していないのかもしれません。

主治医とよくご相談ください。

投稿時刻 07:16 | 院長 田中

2021年9月18日

田中先生、お忙しい中御答え頂き、本当にありがとうございました。
血液検査でMAC抗体を調べることができるのは知りませんでした。
現在、国立の病院で診てもらってますが、お願いすればどの病院でもやってもらえることなのでしょうか?
このような質問出来る機会を与えて頂き、感謝します。

投稿時刻 15:12 | Kobo

2021年9月23日

田中先生、86歳の母のことで、またお世話になります。

3剤による治療を始めて3年になります。
9月の血液検査では、症状は落ち着いていると言われ安心しました。

主治医とは別に、息を吸うのがえらいとよく言うので、かかりつけの内科医に時々お世話になっっており、以前から在宅酸素をすすめられていました。
酸素濃度は93から97です。

主治医は、しんどいのは高齢と肺の機能している部分が少ないためで酸素吸入は必要ないと言われます。
家族としては、母が少しでも楽になるならと思い在宅酸素をお願いすることにしました。
お守り代わりに市販の携帯酸素を使っていましたが、かかりつけ医から、濃度がこすぎて危険と言われましたので。

0,5の指示です。
昨日使ってみたところ、吸っているのかいないのかわからないくらいだと言っていました。

ただ、まだ必要ないと言われるのに使うことで肺に影響があるのではないかが心配です。

特に苦しいときだけにしたほうが良いのか、
動いた後など少し息苦しいときにも使ってみるのもよいのか、迷っています。
使うことによる肺への悪影響はどの程度でしょうか。
使用時間によっても変わってきますか。

主治医とかかりつけ医のお考えが違うので、難しいです。
アドバイスいただければと思い投稿しました。
よろしくお願いします。

投稿時刻 13:28 | takako

2021年9月23日

Koboさんへ

MAC抗体はどこの医療機関でも検査は可能です。ただし原因がMAC菌であっても必ず抗体が高いとは限りません。

投稿時刻 18:35 | 院長 田中

2021年9月23日

takakoさんへ

今の状態から判断して必ずしも酸素吸入は必要ないと思います。ただし呼吸困難が強く生活に支障がある、酸素吸入することで症状が緩和できるというメリットがあるのであれば考えてもよいと思います。

その場合でも動作後の苦しいときだけに限定されるほうが良いでしょう。酸素をつけたり外したりが面倒でずっと吸入される方もいますが、それはやめてください。不必要な酸素吸入は低流量なら問題ないのですが流量が増えれば肺に良くないのです。

おそらく高齢であり、痩せもあるでしょうから、しんどいのは息苦しいという訴えですが呼吸に疲れが生じているのだと思います。呼吸筋疲労を考えます。

呼吸リハビリをするのが良いと思います。介護サービス、介護認定は受けておられますか?もしサービスが受けれるのであれば、呼吸理学療法士の資格のある先生に自宅に訪問してもらい、指導を受けられてはどうでしょうか?ご検討ください。

投稿時刻 18:44 | 院長 田中

2021年9月23日

早々にありがとうございました。

呼吸が苦しいときだけに使うことにします。

呼吸筋疲労というのは初めて知りました。
酸素吸入ばかりに頼ってはだめですね。
今は訪問看護だけですが、呼吸リハビリも検討してみます。

7本当に助かりました。
ありがとうございました。

投稿時刻 19:59 | takako

2021年10月5日

田中先生 いつも読ませていただいております。このようなサイトがあることは本当に患者にとって支えになります。心からお礼を申し上げます。
私は、3年前にレントゲンでNTM症の疑いがあるとの事で、その後CT、レントゲン、痰の検査により確定診断が出ています。現在は自覚症状に乏しいため経過観察をしているものです。空洞はありません。NB型、アビウム、イントラセルラー菌が1年前検出されています。
最近のCTで画像が悪く出ていると指摘がありましたが、免疫力を上げる工夫をし、もう少し経過観察をしようということになりました。これは私の希望でもあります。
そこでお伺いしたいのですが、免疫を上げるため様々な工夫、努力をする中で、「宅トレ」と言われるような、そこまでハードではない15分程度の運動をよく行います。もちろん有酸素運動であったり、軽い筋肉運動だったりするので息は上がりますが、一般的にはそれほど「激しい運動」ではないような気がするのですが、運動後に血痰が出ます。
これは気管支拡張によるものなのでしょうか。それとも病気が悪化しているサインでしょうか。咳などはなく、微熱、体重減少、倦怠感などはありません。
病状改善のための運動のはずが、運動後に血痰が出るので気持ちが暗くなってしまいます。
やはり血痰が出るような運動は避けたほうが良いのか、それともあまり神経質にならないほうが良いのがアドバイスをいただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。

投稿時刻 16:02 | あっちゃん

2021年10月8日

あっちゃんさんへ

画像が悪くなっているということは病変が進行しており、血痰が出る頻度も多くなる可能性があります。

では運動をすることで血痰が出やすくなることと、病気に負担をかけるかどうかを考えた場合、病気の進行を早めるわけではないので、程度な運動は基礎体力の向上、免疫力にもよいと考えます。

血痰が出てもすぐに止まるようならいいのですが、続く場合は運動を軽くするか控えた方が良いでしょう。

この病気は治りません。上手に付き合っていく姿勢で考えられたら良いと思います。

投稿時刻 13:15 | 院長 田中

2021年10月8日

田中先生

お世話になります。この度は心強いアドバイスをいただきましてありがとうございました。
あまり神経質になりすぎず、この病気と付き合っていくようにします。
運動はやはり続けてまいります。
先日も書きましたが、ご指摘の通り「治らない」病と向き合う我々患者にとって、このサイトの存在は大きな支えです。
是非今後ともよろしくお願いいたします。

投稿時刻 13:47 | あっちゃん

2021年10月10日

田中先生
呼吸器科専門病院(結核)でCT画像で非結核性抗酸菌症の疑いがあると言われました。痰の検査は私の仕事の関係で本来3本やるのに対して2本のみ実施しました。結果はなにも出ませんでした。どうしても白黒はっきりさせたいなら気管支鏡をやりますかと言われましたが、どうしてもやる必要があるか確認したところ、そこまでではないとのことで実施しないことになりました。最終的には1年に1回の会社の検診で異常があった場合か咳や痰が出てきたら受診して下さいとのことになりました。
質問ですがCT画像で非結核性抗酸菌症の疑いがある場合、結果的に陰性であることの判断はどのようにされるのでしようか?

投稿時刻 12:18 | YF

2021年10月18日

YFさんへ HPの不具合のため回答が遅れて申し訳ありませんでした。

専門医に診てもらっており、経過観察でよいとのことですので指示通りで大丈夫と思われます。

ご質問の件ですが、疑いがあっても陰性の判断はできません。何度も痰の検査をする、MAC菌であればMAC抗体を測定すれば陽性を証明することで診断できる場合があります。

治療が必要となれば菌を同定することが必要ですから気管支鏡も必要になってくるでしょう。

投稿時刻 06:34 | 院長 田中

2021年10月26日

田中先生

先日.(今月の5日)ご質問を投稿させていただいたものです。その節はありがとうございました。
この度喀血してしまいました。午後、血の塊を伴った鮮血のようなものが上がってきた感覚で、吐き出してみると喀血でした。湿った咳(過去経験がありません)と共に出てきた感じです。その後、止まったので、動揺はしていたものの、寒かったのでお風呂に入り熱いお湯に浸かったところ(愚かな行為でした・・・)また喀血、その後、夜も横になると血の塊が出るので、朝総合病院に行き、バイタルチェック等をしていただき、止血剤を処方していただき、帰宅しました。処方後は、一回残りがあった感じの血痰が翌日出たのみで、症状は治りました。

私は前視野緑内障で、エサンブトールが怖いので服薬治療は避けていますが、この状況だとおそらく主治医には治療開始を勧められると思います。しかし、ここからが本題ですが、私は、もう少し自分の免疫力を頼って頑張ってみたいという気持ちがあります。と言いますのも、実は私はこれまた愚かなことに、糖尿病の主人の16時間ダイエットに1年間付き合ったために、体重を落としてしまったということがあります。自分は絶対にしてはいけないことだったのに、です。
なので、もう一度きちんと体重を増やして、免疫力をあげて、この状況を打開したいという(経過観察を続けたい)希望があります。
先生にお伺いしたいのは、いわゆる「症状が悪化して中喀血に至った」気管支の「状態」というのは「不可逆的」なのかということです。
もう一度、きちんと食事や運動をコントロールし、未治療でMACと戦う状況に戻せることはあり得ないのでしょうか。
喀血は恐ろしく、トラウマになりそうです。しかし、なんとか対処療法(止血剤)でいけないかという思いがあります。
先日ご教示いただいた通り、一生付き合っていく病気です。だからこそ、今薬に頼らずに自分の力で戦ってみたいという気持ちがあるのです。よろしくお願いします。

投稿時刻 22:19 | あっちゃん

2021年10月30日

お忙しいところ申し訳ありません。
私は、76歳です。3年前咳がひどく痰の培養検査をしたところ抗酸菌症と診断されました。今年6月にコロナワクチンを接種してより、倦怠感と息切が酷く現在も続いております。総合病院で診察してもらったところ、まだ初期段階なので服用の必要は無いとのご判断でした。そのまま経過していますが、倦怠感と息切は改善しません。何か処置方法はあるものでしょうか?
よろしくお願いいたします。

投稿時刻 14:34 | ゆり

2021年10月30日

あっちゃんさんへ

気道出血するのは病変の気管支が拡張しているケースが多く、無治療で経過観察している場合、元に戻ることは難しいと思われます。

ただし、体重減少など抵抗力が低下し、病変が進行することを体力を戻すことで進行を阻止することはできると思われます。

未治療でMACと戦う状況に戻せることはあり得ますというのが結論です。

投稿時刻 17:13 | 匿名

2021年10月30日

ゆりさんへ

高齢でもあり、初期のため治療の必要はないと判断されているので、今回のワクチン接種後の症状は副反応で体力が低下してその状態が持続しているのではないでしょうか?

倦怠感と息切れは基礎体力が低下しているためであれば食事量を増やししっかり睡眠をとり元気を取り戻す取り組みをする必要があります。息苦しいからと言って安静にしていれば体力は低下しますので適度な運動もしてください。

薬を用いるのなら漢方薬を試してみてもよいかと思われます。私は人参を処方しています。漢方専門医がいましたらご相談ください。

投稿時刻 17:21 | 院長 田中

2021年10月30日

田中先生

拝読し、とてもパワーがみなぎってきます。
自分を信じ、前向きになっていく力を得ることが出来ました。
排痰トレーニング、毎日のウォーキングなど、出来ることをトライしてみたいと思います。

ありがとうございました。

あっちゃん

投稿時刻 21:16 | あっちゃん

2021年10月31日

田中先生、早速のお返事ありがとうございます。
基礎体力の低下が原因かとの指摘、食事の量も減って体重も減少していますので、
運動と食事に気を付けて行きたいと存じます。
気持ちが少し落ち着きました。有難うございます。

投稿時刻 14:27 | ゆり

2021年11月17日

田中先生

2015年4月3日に、投稿させて頂きましたものです。
その節はありがとうございました。
ここでの質疑応答がとても勉強になり感謝しております。

あれから結局、エリスロマイシン、カルボシステイン、人参養栄湯か補中益気湯と清肺湯
紅参などの漢方薬で症状が落ち着き症状としては1日に数度の喀痰だけだったのがプラス1年前から軽い咳が1日に3~4回出るようになったぐらいです。

しかしまだ未治療なのでガフキー6~7ぐらいというのは変わっていません。

治療終了は排菌がなくなるまでのようですが喀痰検査で排菌がなくなるイコール(=)その時点では肺の中の抗酸菌はゼロになったということでしょうか?

治療期間が短い程、再燃しやすいということは肺の中にパラパラと小さな菌は残っていて
喀痰検査では排菌ゼロと出るのでしょうか?

再治療をまだ迷っているのでいろいろ質問させて下さい。
1.視力障害  
   先生が見聞きされた中でエタンブトールで視力障害を起こされた患者さんで一番重  
   篤なパターンは失明でしょうか?
   一度、ブログで60歳の母親がエタンブトールを1週間も飲まない内に失明したと書
   いているのを読んだことがあり視力障害が一番心配です。

2.免疫力低下
   先生の患者さんの中にも10年以上3薬で治療を続けておられる方がいらっしゃると            
   のことですがその間に大きな病気にはならなかったのでしょうか?
   私は治療の間、白血球値が下がってガンなどの他の病気になりやすくならないかと   
   心配しています。
   かなり強烈なガン家系です。
   治療による白血球の低下はやはりガンその他の病気に少しはかかりやすくなってし
   まいますか?

3.ガフキー6~7なら先生は治療をしますというご回答だったのですがまだ怖くて治療
  していません。先生の言われる基準の一つの画像がないのでお答えは難しいと思いま
  すが画像は(気管支拡張あり。空洞なし。右中葉に小さな塊とあと両肺にパラパラ散 らばっている)でこのまま治療せず上記の薬だけでいった場合あと15年ぐらい普通の生活  は可能でしょうか?
  今、50代後半です。80歳までなんとか生きられればと思っています。
  やはり、この菌量だと60代前半くらいまでに一度、治療をしないと80歳は厳しいです 
  か?
  ちなみに昨年の喀痰検査の結果は菌はいるけど動いていないと言われました。

4.咳についてお聞きしたいのですが数年前は今より大量の痰が毎日出ていたにもかかわ
  らず咳は全く出ていなかったのですが昨年秋より1日に数回、咳が出ます。
  咳が出だしたら症状が一歩、進んだということでしょうか?

  長々と書いてしまい申し訳ありません。
  お手すきの時にご解答、頂けましたら幸いです。よろしくお願いいたします。
  
 

     

投稿時刻 22:30 | M.k

2021年11月24日

治療終了は排菌がなくなるまでのようですが喀痰検査で排菌がなくなるイコール(=)その時点では肺の中の抗酸菌はゼロになったということでしょうか?

喀痰検査で菌が検出されなくても治ったわけではなく、抗酸菌がゼロになったとは言えません。気管支鏡で採取したサンプルでは検出される可能性があります。

治療期間が短い程、再燃しやすいということは肺の中にパラパラと小さな菌は残っていて
喀痰検査では排菌ゼロと出るのでしょうか?

最低でも2年は治療が必要です。菌が検出されなくまで治療は続けるので、治療期間が短いという意味がわかりかねます。菌が検出されなくなってやめたことでしょうか?

先生が見聞きされた中でエタンブトールで視力障害を起こされた患者さんで一番重篤な  
パターンは失明でしょうか?

そうです。ほぼ失明状態です。戻りません。

治療による白血球の低下はやはりガンその他の病気に少しはかかりやすくなってし
まいますか?

はい。特に感染症にかかりやすくなります。

このまま治療せず上記の薬だけでいった場合あと15年ぐらい普通の生活は可能でしょうか

わかりません。菌量が多いので症状が悪化したときに治療をしたほうが良いと思われます。

咳が出だしたら症状が一歩、進んだということでしょうか?

そうとは限りません。

投稿時刻 22:11 | 院長 田中

2021年11月24日

1、視力障害は失明です。

2. 白血球低下は感染症にかかりやすくなります。

3. 菌量が多く、今は症状が安定していますが、悪化したときには治療をすべきと思います。無治療で80歳までいけるかはわかりません。

4. 咳が出だしたら症状が一歩進んだとは限りません。

投稿時刻 22:17 | 院長 田中

2021年11月26日

M.kさんへ すでに回答しているのですがこちらに反映されていません。ご迷惑をおかけしております。もう一度送ります。

1、視力障害は失明です。

2. 白血球低下は感染症にかかりやすくなります。

3. 菌量が多く、今は症状が安定していますが、悪化したときには治療をすべきと思います。無治療で80歳までいけるかはわかりません。

4. 咳が出だしたら症状が一歩進んだとは限りません。

喀痰検査で排菌がなくなるイコール(=)その時点では肺の中の抗酸菌はゼロになったということではありません。気管支洗浄液から検出される場合があります。喀痰検査では一回だけでは判定できず、数回検査する、痰を貯めて検査する方法もあります。

投稿時刻 13:29 | 院長 田中

2021年12月3日

田中先生
 
 しばらくパソコンをさわれずお礼のお返事が

田中先生
 
 しばらくパソコンをあけられず

田中先生

 しばらくパソコンをあけられずお礼が遅くなり申し訳ございません。
 長い文章を読んでいただき全てにご解答頂きありがとうございました。
 3薬の治療はやはり寿命と失明を天秤にかけるのですね。
 白血球の低下が感染症にかかりやすくなることに気付きませんでした。
 来年から意を決して治療に入る覚悟でいましたがコロナの今の時期は適していませんね。
しかし年齢がいくほど副作用も大きくなるということは視力障害も起こりやすくなるということだと思いますのでよく考えてみます。
 また疑問点、おきました時はよろしくお願いいたします。

投稿時刻 16:56 | M.K

2021年12月3日

先ほど送信しましたができていないようです。
2回入っていたらすみません。

田中先生

 この度は長い文章を最後まで読んでいただきまた全てにご解答頂き誠にありがとうござい ました。
3薬での治療はやはり寿命と失明を天秤にかけることになるのですね。
白血球の低下が感染症になりやすくなることに気付きませんでした。

投稿時刻 17:03 | M.K

2021年12月3日

田中先生

 長い文章に全てご回答いただき誠にありがとうございました。
 前回(10年前)は1年で排菌がなくなり1年で終了しています。(これは最低2年ということをしらなかったので勉強不足だったと後悔しております)
 やはり3薬の治療は寿命と失明の可能性を天秤にかけるということになるのですね。
 意を決して来年から治療を思っておりましたが感染症にかかりやすくなるということは
 コロナの今の時期は見送ろうかなと思います。
 また何か疑問点出てきましたおりはどうぞよろしくお願い致します。

投稿時刻 17:15 | MK

2022年2月16日

田中先生

ご無沙汰しております。
ここ1年はそれまでの3剤併用療法で菌が検出されなくなり、安静にしておりましたが、最近菌が検出されました。
先生からまた薬剤での治療を開始するか、手術(肺の空洞部分1/4??の切除)するかどうするかとのことでした。
とても悩んであります。
セカンドオピニオンに相談もその選択肢の1つですが、それぞれのメリット、デメリットをご教授ください。
また昨年出ましたアリケイスという薬剤での治療はどうなのでしょうか?

投稿時刻 17:28 | 50歳の夫より(追加)

2022年3月4日

50歳の夫さんへ 長らくHPのチェックを怠っており返事ができていませんでした。申し訳ありませんでした。

手術が可能であるなら根治を目指して検討されるべきだと思います。その場合でも手術前後で内服治療は必要となります。主治医に根治がどの程度望めるのかをご確認ください。

アリケイスは使用経験がなく、高価で面倒だと聞いておりまだ使っておりませんのでコメントできません。すみません。

投稿時刻 15:12 | 院長 田中

2022年3月4日

田中先生

ご回答ありがとうございました。
主治医と相談してみます。

ありがとうございました。

投稿時刻 15:59 | 50歳の夫より

2022年5月10日

田中先生、以前にも相談させていただきありがとうございました。
2021年11月20日から肺マック症(イントラセルラー)の3剤内服治療を開始し、
レントゲン画像の影も少し良くなっているようだとのことで喜んでいたのですが
採血で白血球、肝機能数値に異常があり2022年3月18日から内服中止で様子を見ています。
5月6日の採血でWBC3400、好中球数14、AST75、ALT118、LD229、γ-GT43でした。

休薬前3月18日はWBC2200、好中球数7.7、AST91、ALT131、LD223、γ-GT53です。
私のような副作用が出るのは20%ほどの人と聞き、また休薬すれば肝機能数値はすみやかに改善するとも聞いたので不安に思います。田中先生にアドバイスを頂けたらと大変厚かましいのですがお手すきに可能でありましたらよろしくお願いいたします。

投稿時刻 07:04 | 岡本寿子

2022年5月14日

岡本様 私の考えでお答えしますと(先生によって違うと思われますので)ASTとALTが三桁になれば休薬します。
二桁に改善すれば再開できるかどうか、その下がり方にもよりますが正常近くまで下がれば少量より再開してます。

5/6採血ではまだ三桁ですので再開はできません。休薬ですみやかに改善するとは限りませんが休薬期間の割に下がっていないのでまだ様子を見るしかなさそうです。

薬剤性と思われますが、ほかに肝機能障害の原因がないか調べてみる必要もあると思われます。超音波検査など。

投稿時刻 18:41 | 院長

2022年5月19日

田中先生、こんにちは。
お忙しい中、親身なお返事をいただきありがとうございます。
パソコンを見ていずお礼が遅れ失礼いたしました。
丁度6月に消化器内科の定期検査で超音波検査を受けますので
その際にお聞きしようと思います。

田中先生に聞いていただいて気持ちが落ち着きました。
本当にありがとうございました。

投稿時刻 16:35 | 岡本寿子

2022年8月1日

はじめまして

あらいと申します。

52歳、女性です。よろしくお願いいたします。

乳がんの多発骨転移と多発肝臓転移の治療中で、抗がん剤の
・エスワンタイホウ20mg(TS-1)朝夕3錠づつ
・注射薬のランマーク
で治療しています。
20年以上前に結核で半年間入院した経緯ありです。

先月かなり体調の悪い日が続き、造影CTを取った時に小さい肺炎の疑いがあり、2週間ほどで症状は治まりましたが、呼吸器内科の喀痰検査のPCRで3回ともアビウム陽性と出て、非結核菌抗酸菌症と言われました。

私は普段から痰がほとんど出なくて、喀痰検査の時3回とも喉の粘膜を無理やり出したような形で提出し、直前に喉を潤すために水道水も飲んでいます。
もし検出されたアビウムが痰からではなく喉の粘膜や水道水からだった場合でも非結核菌抗酸菌症は確定なのでしょうか?
ちなみに血液検査のMAC抗体の欄は空白で、その下の欄に「ヨウセイ」「抗体濃度6.7」と記載してありました。

現在抗がん剤のTS-1に加え、
・クラリス200、朝夕2錠づつ
・エブトール250、昼3錠
・ビタメジンB25、朝昼夕各1錠
を飲んでいます。
MAC症の場合、クラリス、エブトール、リファンピシンが通常の組み合わせのようですが、私のようにクラリス、エブトール、ビタメジンでも効果はあるのでしょうか?

また、MACの治療薬は1年以上飲まないといけないそうですが、抗がん剤の副作用で好中球は1000〜2000の間ですし肝臓転移もあるので、肝機能低下が低下したらTS-1の治療が出来なくなるのではとかなり心配です。

現在自覚症状もなく肺炎の影も片側に小さく思えましたが、このまま治療をした方がよいのでしょうか?

ちなみ造影CTは3ヶ月に一度撮っていて、肺結核、肺炎と昔既往歴がある為、元々白い部分が多いので、これまでとの比較で今回新しい影が少しあったとの事でした。

投稿時刻 20:16 | あらい

2022年8月4日

はじめまして。
スイカといいます。

私の80代後半の祖父の症状のことで、ご相談があります。

【経緯】

2022年3月頃から症状が出始め、
5/9よりクラリスロマイシン,エブトールから治療を始めました。
その後、薬の副作用が強く感じられたため、クラリスロマイシンからアジスロマイシン(1日1回250mg)に変更しました。
同時に痩せてきたため、補中益気湯を飲み様子を見ていました。

7/11より、やはり副反応が強く痰が出しづらくなったため、エブトールをやめ、
カルボシステイン(250mg 1日2回4錠)と、シタフロキサシン(50mg×2錠)、清肺湯エキスに変更しました。

それと同時に、アブセッサスと診断されました。
咳がひどいので、メジコン錠(15mg ×2錠)も処方されました。

【薬 現状】

今飲んでいるのは、アジスロマイシン、シタフロキサシン、カルボシステイン、メジコン錠、補中益気湯、清肺湯エキスです。

【質問】

①薬の内容
食欲がなく、下痢をしていて、体重も減少しているので、積極的治療を少しお休みして、人参養栄湯や清肺湯エキスを飲んで、体力を回復させたいのですが、先生は、抗菌薬を少し減らし、漢方を中心に治療していくというのはどう思われますか?

②薬の効果について
痰が切れなくて困っていて、それにしては今の薬が弱い薬のような気がするのですが、いかがでしょうか?

③質問
こちらのサイトで知った、呼吸理学療法士の先生に自宅訪問をお願いをするということを考えた方が、良いのでしょうか?

どうぞよろしくお願いいたします。

投稿時刻 17:49 | スイカ

2022年8月15日

あらい様 返事が大変遅くなり申し訳ありません。休みの時にしか見れていませんでした。

乳癌の治療と非結核性抗酸菌症の治療のどちらを優先するべきでしょうか?

恐らく主治医は乳癌の治療を優先するのだけれど、抗酸菌が悪化する可能性が高く同時に治療をしているのかと思われます。

アビウムが陽性とのことで診断は間違いないでしょう。血液検査でMAC抗体が陽性ですので診断は確定です。水道水から感染することがありますが、水道水の菌が検体に混ざったとしても抗体が上昇することはありません。

MAC症の場合、クラリス、エブトール、リファンピシンが通常の組み合わせのようですが、私のようにクラリス、エブトール、ビタメジンでも効果はあるのでしょうか?

リファンピシンを含めていない理由が主治医にはあるのでしょう。肝機能への影響を考えてのことかと思われますが、しっかり治療をするのであれば3剤で投与すべきです。まずは2剤で開始して3剤に増やすお考えかもしれません。

私の考えではMAC症が必ずしも悪化するとは限らないため、経過観察として悪化すれば治療を始めるという選択肢もありと思います。新しい影をどう判断するかによります。

これまでの経過やデータ、画像をみないとお答えができません。呼吸器内科の先生が専門医であられるならお任せするしかないように思いますが、ご心配でしたらセカンドオピニオンを意見を求められてはいかがでしょうか?

投稿時刻 15:41 | 院長 田中

2022年8月15日

スイカさんへ 返事が遅くなりすみません。

80代後半の年齢では副作用が強くなりやすいために基本的には治療をしませんが、発熱、血痰、倦怠感など全身症状が強く、治療することで症状緩和ができると想定されるのであればすることはあります。

現在は治療のために衰弱しているように思われ、これ以上続けるメリットは少ないように思われますが。どの程度の病変で進行度にもよりますので一概に中止してよいのかの判断に迷います。抗菌薬を減らすというのは中途半端で耐性菌を作りやすくなりますのでお勧めしません。アブセッサスは治療困難な菌です。

人参養栄湯はよく使います。湿性咳嗽にも効果があります。使ってみる価値はあると思います。

息切れが強い、動く量が減り下肢筋力が低下するようなら理学療法も良いと思います。

2022年3月頃から症状が出始め、
5/9よりクラリスロマイシン,エブトールから治療を始めました。
その後、薬の副作用が強く感じられたため、クラリスロマイシンからアジスロマイシン(1日1回250mg)に変更しました。
同時に痩せてきたため、補中益気湯を飲み様子を見ていました。

7/11より、やはり副反応が強く痰が出しづらくなったため、エブトールをやめ、
カルボシステイン(250mg 1日2回4錠)と、シタフロキサシン(50mg×2錠)、清肺湯エキスに変更しました。

それと同時に、アブセッサスと診断されました。
咳がひどいので、メジコン錠(15mg ×2錠)も処方されました。

【薬 現状】

今飲んでいるのは、アジスロマイシン、シタフロキサシン、カルボシステイン、メジコン錠、補中益気湯、清肺湯エキスです。

【質問】

①薬の内容
食欲がなく、下痢をしていて、体重も減少しているので、積極的治療を少しお休みして、人参養栄湯や清肺湯エキスを飲んで、体力を回復させたいのですが、先生は、抗菌薬を少し減らし、漢方を中心に治療していくというのはどう思われますか?

②薬の効果について
痰が切れなくて困っていて、それにしては今の薬が弱い薬のような気がするのですが、いかがでしょうか?

③質問
こちらのサイトで知った、呼吸理学療法士の先生に自宅訪問をお願いをするということを考えた方が、良いのでしょうか?

どうぞよろしくお願いいたします。

投稿時刻 15:56 | 院長 田中

2022年8月17日

はじめまして。48歳女のさちと申します。

先日、職場の健診のレントゲンの再検査で肺のCTを取り、陰影から(一箇所だけでなくて、他の場所にも散ってる、と言われました)非結核性抗酸菌症だろうと診断されました。
免疫力を高めて暮せば大丈夫(帯状疱疹みたいなものと言われました)、三ヶ月後にもう一度CT、大きさに変化なければ受診間隔を開けて経過観察、という感じの説明で、そのときは癌ではなかったことで一安心したのですが、ネットで調べるうちに、確実に進行するし、10年でほぼ皆増悪した所見となる、喀血は当たり前、最終的には全身倦怠感、酸素吸入などとの情報で怯えています。

自覚症状はないと思っていましたが、思い起こせばここ半年くらいは少し痰が絡む気はします。

こんな状態で不安ばかりなので何点か教えていただけないでしょうか。

①ほぼ進行しない人、薬で進行がとまる人、薬でも少しずつ進む人、進みが早い人がいると聞きかじりました。ざっくり、どのくらいの割合でしょうか。菌の種類にもよるのでしょうが、、
これまで全くの健康体で、100歳まで生きそうな気がしていたのに、急に楽しい老後が遠ざかった気分です。。ストレスはいけないとわかってはいるのてすが。。

②次回CTのときに、確認しておいたほうがいいことはありますでしょうか。
治療のタイミング、菌の同定のタイミング、病院はこのままでよいか(今はCT完備の、呼吸器内科のある、個人病院、先生の一番の専門は呼吸器外科)。都内在住なのですが、専門医?のいる、都内の大きな病院がいいでしょうか。清瀬にある専門病院は行けなくはないですが頻繁に通うのは大変そうです。

③また、漢方を始めるなら何が良いでしょうか。田中先生のコメントでは補中益気湯、人参栄養湯、清肺湯、あたりでしょうか。あるいはあまり意味がないでしょうか。

どうかよろしくお願いいたします。

投稿時刻 21:58 | さち

2022年8月20日

度々すみません。17日の質問のつづきです。~さちです。
②について、追加ですが、診断を受けた個人病院は、近所で低線量CTがあって、予約すれば待ち時間なくCTを気軽にとれるのが私が感じているメリットです。非結核性抗酸菌症への対応具合はわかりません。その場で経過観察、悪化したら薬、それでもだめなら手術もあるかも、と説明はしてくださいました。
清瀬の専門病院以外の都内の大病院としては虎の門病院は、職場から徒歩数分だし、年間50件ほどの非結核性抗酸菌症の症例数があるのでそこですむなら清瀬よりは楽かなぁと思っています。

治療のタイミングを今の病院に頼っていいのかが少し不安に思っていて、セカンドオピニオン的な感じ?でどちらかに行ったほうがいいのか?自覚症状は少し痰がからむ感じはする?程度で、CT所見も一箇所気管支拡張しているところがあって、あとは少し散っているところがある、だと、まだそのタイミングではないでしょうか。

48歳で、まだまだ長くこの病気と追っかけっこをしないといけないなら早めに治療という選択肢もあるのか?と思い、悩んでいます。

長々とすみません。たくさん質問してしまいましたが、どうかよろしくお願いいたします。

投稿時刻 13:47 | さち

2022年8月21日

さちさんへ

①統計データを知りません。ないと思われ回答ができません。進行するのかしないのか筋種によって違います。一般的に多いMAC症で基礎疾患がほかに無ければ進行はしない、または進行はゆるやかという印象です。

②菌の同定は事前に知っておいた方が良いのでしてくべきでしょう。喀痰培養と血液検査でMAC抗体は調べてください。

CTを取るタイミングですが、私は単純写真で判断が難しいときとしており、必ずしもCTは撮りません。空洞ができていないかのチェックを要すると判断すればCTを撮ります。

治療は培養される菌の量と自覚症状、画像所見で決めます。判断は治療経験の豊富な専門医の方が安心でしょう。現在の病院で治療する必要がある段階に来たらセカンドオピニオンを受けてみるのがどうでしょう?虎ノ門病院呼吸器科は良いと思います。

③漢方はその方の漢方学的な診察をしないと決めれません。何をターゲットにするかにもよります。免疫能を挙げるのであれば補中益気湯、人参養栄湯、痰のコントロールなら清肺湯ですが、一番よく使われるのは人参養栄湯と思われます。

投稿時刻 11:54 | 院長 田中

2022年8月21日

田中先生

さちです。

ご回答、本当にありがとうございます。
①データ、ないですよね。無治療でずっと過ごせないかと思い、希望を見出したくて聞いてしまいました。
いつかはともかく、そのうち投薬だと覚悟することにします。

➁菌は早めに同定するようにします。痰を出せる気がしませんが。。CTは日々の経過観察にはそこまで毎回あったほうがいいものではないのですね。見え方の明確さが全然違うのにそうなんですね。とてもためになりました。
やはり、専門医のいる病院がいいのですね。機をみて転院を考えることにします。

③漢方。決めにくいのですね。免疫力を高めたいのですが。だとすれば人参栄養湯でしょうか。でも、漢方は食べ物ではなくて薬ですもんね。気軽にとるものではないのでしょうか。

いろいろと、ありがとうございました。

投稿時刻 13:05 | さち

2022年8月21日

先程はありがとうございました。
もう2つ教えてほしいことがありました。

非結核性抗酸菌症で、レントゲンの陰影は何を反映しているのでしょうか。
治らないはずなのに、陰影が消えたと言うのはなにが消えたということでしょうか??
炎症部が陰影となっていて、炎症が収まると消えるとかでしょうか??

あと、気管支が拡張するともとには戻ることはないでしょうか?

何度もすみません。
どうぞよろしくお願いいたします。

投稿時刻 17:12 | さち

2022年8月27日

何度も申し訳ありません。さち、48歳です。

気管支拡張について更に教えて下さい。

先日健診で引っかかり、CTを取って、非結核性抗酸菌症といわれました。気管支拡張(肺の右上部分)と、散ってる部分(肺の左下部分)があり、散ってる部分は消えたりすることもあるように言われ経過観察と言われています。ですが、気管支拡張部分が心配です。気管支拡張があると菌の巣になり、悪化しやすいように伺いました。

気管支拡張があると、自然軽快は難しいでしょうか。あるいは、現状維持は難しいでしょうか。
気管支拡張があることの影響度や深刻度はどの程度でしょうか。

現在、若干痰が絡むような気はしますが、無理して出そうと思っても出ないくらいの痰の量(肺由来なのこ、鼻水なのかもよくわからない)です。下を向いたり深呼吸したり、いろいろ頑張ってみたら黄緑色の凄く粘性の高い痰が出て、かなり悪いのかと心配です。
咳などの症状はありません。

気管支拡張があっても、症状がほぼなくCT所見が上記の感じだと、投薬はまだ先でしょうか。

親切心で答えて頂いているこのコーナーに次々と質問を投げかけて申し訳ありません。息切れのひどい方、薬が効かない、或いは飲めない方の話を見聞きするにつけ怖くて、親切な田中先生にすがらせてもらっています。どうかよろしくお願いいたします。

投稿時刻 15:43 | さち

2022年9月3日

何度も本当にすみません。

21日に投稿した質問については、解決しました(影は炎症を反映している.気管支拡張は戻らない)。
28日に投稿した、気管支拡張については、教えていただけると嬉しいです。

28日の質問
①気管支拡張があると、自然軽快は難しいでしょうか。あるいは、現状維持は難しいでしょうか。 気管支拡張があることの影響度や深刻度はどの程度でしょうか。

②気管支拡張があっても、症状がほぼなくCT所見が上記の感じだと、投薬はまだ先でしょうか。

画像データもお見せできず回答は難しいだろうとは思うのですが、どうかよろしくお願いいたします。

投稿時刻 08:07 | さち

2022年9月4日

さちさんへ

気管支拡張があると菌の巣になって悪化しやすいとお聞きになっているようですが、菌の量や菌種にもよると思われます。

自然に軽快することは難しいでしょうが、現状維持は経験しており可能性があります。気管支拡張と同時に空洞ができると厄介です。気管支拡張があると気管支から出血しやすくなりますので、コントロールが難しければ治療を開始します。

症状がほぼない状態では気管支拡張があっても治療は保留とします。年齢が高い方は早めに治療をした方が良いという意見もあります。

投稿時刻 22:04 | 院長 田中

2022年9月5日

田中先生

何度もありがとうございました。注意深く過ごしていきたいです。
ありがとうございました。

投稿時刻 14:44 | さち

2022年9月12日

田中先生 突然のメールお許しください。
なえと申します。
家族として今後の不安を感じております。

現在、79歳の母についてご相談させていただければ幸いでございます。
経過の説明がかなり長文で、まとめきれず申し訳ございません。
以下のようなケースの場合、漢方薬の処方を主治医にご相談するのが
よいのでしょうか?

母は、非結核性抗酸菌症(アブセッサス)と2020年11月頃 診断されました。
経過観察中は落ち着いた状況で過ごしておりました。
しかし、2022年の8月上旬に突然の寒気と37.8度の発熱で急性の軽度肺炎と診断、抗生剤の飲み薬で症状は落ち着きました。8月下旬に再度38度の発熱と悪寒、肺炎で炎症が強いため入院となり、2週間の抗生剤の点滴治療を受け、炎症も安定し9月13日に退院予定です。

血液検査のデーターはよくなりましたが、CTの結果では範囲が大きくなっていました。

先日、主治医より治療法の選択として年齢的にも今のこの時点の判断が外科手術への紹介への最後のチャンス。だだ癒着の影響で開胸手術になる可能性が高いだろうといわれました。

今までの手術歴、年齢、これ以上の痛み、開胸手術の術後の回復等を考えると手術療法は本人の体にあまりに厳しいのではとのことで家族も本人も手術を選択しませんでした。

自分の免疫力を高めることが重要なのでしっかり療養して栄養を取ってくださいと主治医にはいわれましたが、糖尿病もあり、現在、食もかなり細くなってしまいました。

母はこれまで腹膜炎で手術1回、帝王切開2回、乳がん全摘1回、腎臓がん部分切除1回、
最近では2020年4月4月に変形性膝関節手術(この入院で20キロ痩せました)
2021年では急性胆のう炎で腹腔鏡手術1回、2022年2月には脊椎狭窄症の手術1回

※ 2020年の膝の手術以降、体力が落ちていったように感じます。
  特に脊椎狭窄症の手術後の抗生剤の飲み薬でひどい下痢になりました。
※ 点滴で肺炎の抗生剤治療を受けたときの方が下痢が軽かったです。

投稿時刻 16:59 | なえ

2022年9月14日

田中先生

初めてコメントさせていただきます。
田野上と申します

48歳女性です。

数年前より、咳・痰の症状はありましたが、健康診断などでは異常見つからず、今年の6月の健康診断のレントゲンで陰を指摘されました。

その後、2回の喀痰検査でアビウムが塗抹陽性となり確定診断となりました
MAC抗体は2でした

気管支拡張や空洞は今のところ無いとの事でしたが、塗抹陽性のため8月より投薬開始となり、2週間毎にジスロマック→リファンピシン→エブトールと1剤ずつ追加しています。

エブトールの用量の事で質問させてください。
現在体重は48キロです。

肺MACの色々な情報を調べていると、復十字病院の先生は女性は視神経障害が出やすいようなので少なめに処方しているというのを見つけました。

私の主治医にエブトールの量はどうしますか?と聞くと、マニュアル本を見なければわからないと本を出してきて、「えっと、肺MACは~250mg3錠ですね、いいですか?」と返答されました。

私の体重だと3錠ならギリギリ15mg/kgを超える用量です。
少なめにしてもらいたいと思いながらも、とりあえず副作用が出ないか飲んで見なければわからないと思い、3錠のまま処方いただきました。

長い投薬となることを覚悟して、出来るだけ副作用が出ずに飲み続けられることが希望です。
次回、減量を希望しようかと悩んでおります。

エブトールは少なめに飲むと効果はずいぶん下がるものなのでしょうか?
患者が用量の希望をだすのは失礼かと思うのと、効果がかなり落ちるのならよくないと思い主治医には伝えにくいです。

先生はエサンブトールの用量はどうされていますか?
48キロだと750mgで処方されますか?

お忙しくされていらっしゃる先生につまらぬ質問をして申し訳ありません。

投稿時刻 07:25 | 田野上

2022年9月14日

初めてコメントさせて頂きます。
35歳女性、夫と7才3才の男の子と暮らしています。
2年以上前から胃痛、背痛(特に左側)、左脇腹肋骨の裏の内側辺りの痛み、時々胸にチクチクとする痛み、胃から下の膨満感、今年の春ごろから恥骨と尾てい骨の痛みで悩んでおります。
毎年受けている胃カメラ大腸カメラは今年も目立った異常なし。今年の健康診断を8月に受けましたが血液検査、胸部レントゲン、心電図、内臓のエコー検査全て問題なし。
胃痛は食前食後関係なく痛みに波はありますが常に重い感じです。背痛は横になると楽になりますが寝て起床時からずっと痛いです、背中を反ったり丸めたりするとさらに痛く筋肉痛の様な常に凝り固まっているような重い感じです。呼吸も浅いように思います。胃痛背痛ともに今まで胃腸科や婦人科で相談して頂いた薬と漢方薬全て効果がなく、ストレスや子育て疲れでしょうと言われます。胃腸科、婦人科、神経内科を受診しましたが先生方も原因が分からないと言った様子です。
あまりに長引く不調にこれからどうしたら良いのか分からず参っております。
8月に受けた健診でドクターから肋間神経痛ではないかと言われ調べて行くうちにここにたどり着きました。先生ご多忙の所大変申し訳ございませんがお一言コメントを頂戴出来ますと有り難く存じます。

投稿時刻 22:18 | 生形

2022年9月18日

なえさんへ

お母様のこと、ご心配ですね。ご質問に回答しますと漢方薬は試してみる価値はあると思います。

私なら人参養栄湯を使いますが、主治医が漢方を使い慣れていないと処方してくれない場合があるかもしれません。

先生によっては治療に関して患者さん側から申し出をすると気分を害される先生もおられたという話を聞いたこともあります。

漢方薬は市販でも入手できますので、まず漢方を試したいのですがと話をされ、理解ある先生なら処方してくれるかもしれませんし、処方はしないが自分で購入するならOKを出す先生もおられるでしょう。

効果を確認してから処方をお願いしてもいいでしょう。

投稿時刻 10:10 | 院長 田中

2022年9月18日

田野上さんへ ご質問に回答します。

やはり標準量で内服するのがよいと思われます。女性は視神経障害が出やすいというデータを知りませんので減量した方が良いのかはわかりません。

眼科と連携をして定期的にチェックを受けて処方された量でよいと思いますので続けることをお勧めします。

体重換算で少し量は多くなりますが許容範囲と思われます。

投稿時刻 10:19 | 院長 田中

2022年9月18日

生形さんへ まずこちらは非結核性抗酸菌症の特集になりますので、お間違えかなと思います。

肋間神経痛の症状もありますが、それ以外に胃腸症状がありすべてを肋間神経痛で診断するには無理があります。

いろいろと診療科を受診され、投薬もいろいろと受けておられるので、これ以上どうすればよいのか私も悩むところです。

心身症の可能性がありますので心療内科で投薬を受けて見られてはどうでしょうか?

胃の症状は機能性ディスペプシアかもしれません。すでに投薬されているかもしれません。

投稿時刻 10:29 | 院長 田中

2022年9月18日

お忙しいところお返事ありがとうございました。

投稿時刻 15:54 | 田野上

2022年9月18日

田中院長ご多忙のところコメントを賜りまして誠にありがとうございます。
心療内科を一度受診してみようと思います。
コメント欄間違えてしまい申し訳ございません。
ありがとうございました。

投稿時刻 16:59 | 生形

2022年9月19日

 田中先生、お忙しい所すみません。
2022年5月19日にもお便りさせていただきました。
2021年11月から三剤内服治療開始、肝機能数値上昇のため2022年3月から休薬、
2022年7月からクラリシッド4錠分2、14日間、その後エブトールを追加して2剤で内服治療しています。現処方はクラリシッド錠200㎎4錠分2、エブトール250㎎錠2錠分1朝、エブトール125㎎錠1錠分1朝です。
肝機能数値は少しずつ上がっており9月16日採血でAST75、ALT95です。2剤での内服治療に不安があったのに2剤でも肝障害が起こるならもう私は内服治療ができないということかと落胆しています。そんな患者さんはまれでしょうか?様子見だけとなると徐々に進んで10年くらいで死ぬのかと思って複雑な気持ちです。
仕方ないことだとは思うのですが田中先生に聞いていただきたくコメントさせていただきました。アドバイスを頂けましたらどうかよろしくお願いいたします。
お忙しい所を本当に申し訳ありません。

投稿時刻 01:23 | 岡本寿子

2022年9月19日

岡本様

2剤で肝障害が出ていますが、私ならもう少し治療を継続で様子をみます。肝数値が100を超えるなら減量してみます。

肝数値が治療を継続していても下がってくる場合があります。減量して数値が下がり、もとの量に戻しても上がらないことがあります。

まだ治療は可能です。

投稿時刻 11:48 | 院長 田中

2022年9月19日

田中先生
日々お忙しく、たくさんの切実なご質問がある中、丁寧にお答えくださりありがとうございます。先生の優しいお返事に涙がでました。漢方薬の件、主治医に相談してみます。かなり痩せてしまいましたので少しでも何かできればと思います。

投稿時刻 15:01 | なえ

2022年9月19日

田中先生
日々お忙しく、たくさんの切実なご質問がある中、丁寧にお答えくださりありがとうございます。先生の優しいお返事に涙がでました。漢方薬の件、主治医に相談してみます。かなり痩せてしまいましたので少しでも何かできればと思います。

投稿時刻 15:01 | なえ

2022年9月23日

 田中先生、9月19日に相談させていただいた岡本寿子です。
お忙しい中、親身な温かいお返事をいただきまして本当にいつもありがとうございます。
次回再診は10月21日ですのでそれまで悲観的にならずに過ごそうと思えました。
感謝申し上げています。

投稿時刻 06:17 | 岡本寿子

2022年9月30日

田中先生お忙しいところすいません。
50代男性のヒッキーと申します。

私は、膠原病の多発性筋炎、間質性肺炎のため毎日、免疫抑制剤プログラフを4mgとステロイドを5mg服用してます。
6月のレントゲンでは、異常なしでしたが、9月のレントゲンでは右肺中に影がみつかり、すぐさまCTを撮影しやはり、異常ありでした。
咳は、最近少し出てました。痰は今日初めて少し出ました。主治医は非結核性抗酸菌症とのことで、痰をとりました。
ただ、非結核性抗酸菌症にしては進行が早いと、疑問があるようでした。
間質性肺炎に合併する非結核性抗酸菌症は予後不良なのでしょうか?
治療可能なのでしょうか?
ちなみに、間質性肺炎の治療は1年半前からはじめてます。

投稿時刻 17:45 | ヒッキー

2022年10月3日

ヒッキーさんへ

間質性肺炎に合併しているから進行が速いということではなく、免疫状態に左右されると思われますので、プログラフやステロイドによる影響があると思われます。

非結核性抗酸菌症に対する治療は可能と思われます。

投稿時刻 15:08 | 院長 田中

2022年10月3日

田中先生

お忙しい中、回答いただきありがとうございました。
非結核性抗酸菌症は、間質性肺炎に合併しやすいようですが、なぜか、ネットではブログ等でそのような事例が見つかりません。
間質性肺炎合併はまれなんでしょうか?

投稿時刻 17:11 | ヒッキー

2022年10月4日

非定型抗酸菌症の経過中に間質性肺炎を起こすケースは経験しますが、その逆の間質性肺炎の治療経過中に非結核性抗酸菌症の続発は経験あります。

間質性肺炎でも治療せずに経過をみているだけの方の場合は合併してくるケースが私の経験上少ないと思います。

治療の有無、基礎疾患の有無でも合併頻度は変わってくるので正確な回答ができません。

投稿時刻 17:50 | 院長 田中

2022年10月5日

ありがとうございます。

投稿時刻 19:58 | ヒッキー

2022年10月19日

始めて投稿させて頂きます。73歳のやせ型(BMI 18.3)男性です。
令和1年の健康診断で肺に少し影があって要精検と判定されたので、かかりつけ医院(内科)に診察を受けレントゲン検査の結果「昔かかった肺炎の治ったあと」との見解で特に問題はないとのことでした。その後毎年の健診で要精検となり、その都度かかりつけ医院で診察を受けていましたが少しずつ影の範囲が広がっていまして空洞もあるとのことで、令和4年3月に総合病院の呼吸器内科を紹介されて診察を受けました。その時点では空洞はなくなっていました。合わせて痰の検査をしましたその結果非結核性抗酸菌症(肺MAC)と
診断されました。その後はかかりつけ医院で経過観察していましたが令和4年9月にレントゲン検査をしましたら影の範囲が増えているとのことで始めて治療薬クラリス錠200のみを処方され飲んでいます。医学文献によるとクラリスロマイシンを中心に3種類の薬剤を内服するのが標準でクラリスロマイシン単独の内服はしない方が良いとされています。ただクラリスロマイシンの他2種類の薬は副作用があるようで、73歳の高齢者なのでその他2種類の薬は処方しなかったのか、かかりつけ医院が内科なので処方しなかったのか?このまま飲み続けて良いものか迷っています。アドバイスを頂けたらと思っています、どうかよろしくお願い致します。今、口内炎が出来てしまいました副作用ですか?。

投稿時刻 16:14 | オオタニ マサオ

2022年10月23日

オオタニさんへ

クラリスロマイシン単独療法は対戦菌となりやすく基本は3剤併用です。

70歳以上高齢者は治療上副作用の頻度は多くなり、治療効果よりも副作用が上回る可能性があるために慎重に判断しております。

陰影が悪化しているが無症状であれば私なら治療はしません。ただ今後悪化が想定される場合には早めに治療しておいた方が良いと判断される先生もおられます。

口内炎は副作用の可能性があります。

投稿時刻 11:40 | 院長 田中

2022年10月23日

田中先生、9月16日に内服治療のことで相談させていただいた岡本寿子です。
10月21日に呼吸器内科再診で採血と胸部レントゲンを受けました。
肝数値が上がっているだろうと不安でいっぱいでしたがAST75→52、ALT95→56でした。
しかしWBCは3300→3000、レントゲンは変わりなしとのことでクラリシッド、エブトールの2剤内服治療続行となりました。
不安は絶えませんがともかく治療が受けられることに安堵しています。
まだ治療は可能と言って下さった田中先生のお言葉がどんなにありがたかったことか…
本当に感謝申し上げています。
後になりましたが田中先生、お忙しさが続くと思いますがご自愛下さいますよう。
ありがとうございました。

投稿時刻 16:43 | 岡本寿子

2022年10月24日

田中先生、10月19日に投稿させて頂きましたオオタニ マサオです。お忙しいところ貴重なご意見ありがとうございます。かかりつけ医院の先生を信頼してやって行くしかないと思っていますが、73歳ともなればあと何年生きられるかとなりますが、非結核性抗酸菌症(肺MAC)と言う病気は特効薬がなく現存の薬ではなかなか治らず長期治療となると聞きます。この病気のイメ-ジとしては薬を飲み続けるもあまり良くならず徐々に悪化し最後に
呼吸器不全となり死亡すると言う流れかなと考えますが、その場合どの位のスパン(年数)で悪化し死亡となるのでしようか?つまり後どの位の余命かと言うことです。
最後の質問となりますがよろしくお願い致します。

投稿時刻 10:19 | オオタニ マサオ

2022年10月27日

初めて投稿させていただきます。
44歳女性です。
今年肺マックと診断されました。
自覚症状はありませんが、ctを診て、今月から投薬が始まりました。

現在、
クラリスロマイシン200㎎ 1日4錠
エサンブトール250㎎ 1日3錠
リファジンカプセル150㎎ 1日3カプセル
を服用しています。

私は体重が42㎏なのですが、ネットで調べると、この体重ではエサンブトールは一日625㎎との記載を見つけたのですが、飲み過ぎにはならないですか?

よろしくお願い致します。

投稿時刻 15:18 | 雨

2022年10月29日

オオタニさんへ

治療は最低でも2年、排菌が続いていれば消えるまでということになると半永久的に治療というケースがあります。

治る病気ではなく症状を改善させるための治療、進行を止めるための治療とお考え下さい。

でも治療しながら長生きされている方もおられますし、決して希望がないわけではありません。

ただ余命については判断する材料が少なく、イメージでもいうことが難しいですね。
おそらくかかりつけ医でも年数まで決めれないと思いますよ。

あまり気になさらずに希望をお持ちください。治らない病気ですが長生きされている方がいますので。回答ができず申し訳ありません。

投稿時刻 06:55 | 院長 田中

2022年10月30日

お忙しいところ申し訳ありません。続けて質問させてください。
肺マック患者は、インフルエンザワクチンは接種したほうがいいのですか?
インフルエンザにかかると肺マックが悪化するなどということはありますか?
よろしくお願い致します。

投稿時刻 12:21 | 雨 44歳 女性

2022年10月30日

雨さんへ

エサンブトールの量ですがやや多いと思われます。私なら750mgと500mgを隔日投与とします。

インフルエンザワクチンは接種しておいてください。肺MAC症が悪化するということはありません。

投稿時刻 17:41 | 院長 田中

2022年10月30日

先生お返事ありがとうございました。
症状がないのに治療が始まったことに、正直今になって戸惑いも出てきております。
勝手に薬の量を減らすというのはダメですよね…
副作用が怖いので、なるべくなら量を減らしたいのですが、主治医になんと伝えたらいいのか迷うところです。

投稿時刻 21:34 | 雨 44歳 女性

2022年11月1日

田中先生、オオタニ マサオです。
始めて聞く病名だったので、この先どうなるのかとモヤモヤしていました。肺MACと言う病気になってしまったのは仕方のないことで、あまり深刻にならずに長く付き合って治療に専念したいと思います。先生の回答をみましてモヤモヤが晴れました。お忙しいところ貴重な回答を頂きありがとうございました。

投稿時刻 10:32 | オオタニ マサオ

2022年11月5日

以前メールさせてもらったものです。
肺マックの治療のための抗生物質でカンジダになってしまいました。
肺マックになる前からも、抗生物質を長く使用した時はカンジダになることがありました。
カンジダになっても肺マックの薬はずっと飲まなければいけないのか、カンジダを治療してもこの先すぐまた再発するものなのか、カンジダが辛い場合はどのように対処していくのかお聞きしたいです。
よろしくお願いいたします。

投稿時刻 22:17 | 雨 44歳 女性

2022年11月6日

雨さんへ

カンジダ症は治療すれば治りますが、肺マック症は治りません。改善させることはできますが治癒は困難です。

どう考えるかです。カンジダ症がつらい、マック症の治療中に何度も再発を繰り返すのであればマック症の治療をやめるという選択肢もあります。

カンジダ症の治療を併用しながらマック症の治療を続ける、それは継続的にか再燃した時にのみ治療をするかも考えておく必要があると思います。

カンジダ症は口腔内ですか?あと多いのは膣ですが、抗真菌剤の内服ではなく外用剤のみで治療できるのであれば併用されてもよいと思います。

主治医にご相談ください。

投稿時刻 09:45 | 院長 田中

2022年11月9日

先生お返事ありがとうございます。
今日診察日でしたので、主治医に聞いたのですが、抗生物質でカンジダになるということを聞いたことがないと言われてしまいました。
しかしながら、理解はしてくださったので
症状は膣の痒みなので外用剤で様子を見つつ、治らないようならば婦人科に相談ということになりました。
お忙しいところいつもご丁寧なお返事本当にありがとうございます。

投稿時刻 21:58 | 雨 44歳 女性

2022年11月21日

初めまして、59歳女性です
肺に影が見つかり色の付いた痰が出る症状があります。痰の検査でカンザシ菌とわかりました。カンザシは服薬で除菌できる確率が高いと言われましたが、他の病気もあり一年以上抗菌薬等を飲むのは不安があり治療をどうするか迷うところです。
カンザシ菌で経過観察、様子見るというのはどうでしょうか?
よろしくお願いします

投稿時刻 18:51 | ここ

2022年11月23日

ここさんへ

治療するかどうかの基準が定められておらず、現場の先生の判断になります。

画像を見ていないので正確な回答はできません。カンサシ菌は除菌できる可能性が高いので、急いて治療する必要はないと思います。

病巣の特徴(空洞や気管支拡張の有無など)、広がり、症状を検討し、治療した方が良いかを決めています。

幸い症状が軽いようですぐの治療ではなくてもよいかと思います。経過観察中に進行の具合をしっかり見極めて治療のタイミングをはかることにしています。

進行がなければ治療せずに経過をみるという選択肢もあります。

よくご相談ください。セカンドオピニオンを受けられてもよいでしょう。

投稿時刻 11:42 | 院長 田中

2022年11月23日

田中先生 少ない情報の中ご回答ありがとうございます。返事の内容を読み少し安堵いたしました。

担当医からは基本治療のガイドラインの話や薬についての説明でしたので、改めて相談をしてセカンドオピニオンも含め慎重に考えていきたいと思います。

大変参考になりました
お忙しい中ありがとうございました。

投稿時刻 14:37 | ここ

2022年11月23日

田中先生、初めまして。63歳女性です。
49歳で非結核性抗酸菌症(MAC菌)と診断されました。発病当時は痰の症状があり専門医を受診しましたが、治療開始には入院が必要といわれ仕事を理由に断念しました。
その後は症状もなく約10年間経過しましたが59歳で血痰があり3ヶ月毎の通院が現在迄継続中です。3年前の喀痰検査でアブセッサス菌が見つかり治療開始を勧められましたが両親の介護をしており治療開始を決断出来ず今に至っております。
病状は痰のみで日常生活に支障はありません。1週間前に2年ぶりにCTを撮り影が増えているとのこと。医師に治療開始を勧められました。
現在は90歳の母を介護しており、私が入院出きる状況ではなく副作用で体調が悪くなるのではと心配で悩んでいます。
私だけのことであれば直ぐに治療を開始したいのですが以上の先延ばしは避けたほうが良いでしょうか?
長々と申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。

投稿時刻 18:18 | 滝澤友子

2022年12月2日

94歳の祖父が非結核性抗酸菌症になり治療を始めてから一年になります。昔、肺がんになり片方の肺を切除した為、一つしかない肺が感染してしまいました。幸い、投薬の効果があり、咳や痰の症状は緩和されましたが、最近あばら骨の下の方が痛いと言い始め座るのが辛く横になっていることが増えました。横になると少し楽だと言います。この痛みも非結核性抗酸菌症の影響でしょうか?

投稿時刻 09:40 | ゆみ

2023年2月10日

初めまして、63歳女性です。2022年7月に PET CTを受けました。
診断結果が【中葉舌区に集積が散見されます。非定型抗酸菌症の除外をお願いいたします。転移は認められない】
病院で診断を受けた方が良いのか迷っています。30年前ぐらいに健康診断で肺に影がある
と言われて大学病院で 採血等受けましたが異常は診られませんでした。
(ただ小学生の時に胸を左右に動かすと軽く痛みがありました。)
それから症状なく、2014年に乳癌にかかり、温存 放射線治療。血管造影CTを受けるたびに肺に影があると、医師からは 昔からある気管支炎のあとかと言われました。2016年から 硬い赤茶色の血痰が出るようになり、翌年も続いて薬をもらい一時的おさまり。薬はその時だけで終了しました。血痰は、現在も続いて量は少しになり 痰が切れない状態。2019年に仕事を始めたのが原因か、体重が7キロほど減少しました。病院で診断を受けた方が良いのでしょうか。長文で申し訳ございません。宜しくお願い致します。

投稿時刻 12:17 | とーち

2023年2月13日

初めて投稿させていただきます。
50歳男性です。
遠くに住んでいるために先生の病院にかかることができず、投稿でのご相談となってしまう点、ご容赦ください。
近くで相談できる人もいないため、先生におすがりさせてください。
以下、長文失礼いたします。
毎年6月に健康診断をしているのですが、2022年6月の健康診断で胸部レントゲンに影があるということで、同年8月に大きな病院に行きました。
胸部レントゲンで引っかかったのは初めてなので、2021年6月の時点では影はなかったものと思われます。
そして、血液検査、2度の痰の培養検査、レントゲン、CTの結果、結核ではなく、イントラセルラー菌の感染で肺MACと言われました。
レントゲンで影があるのは片肺の一部です。
痰の検査をするまでは全く自覚症状はありませんでした。
しかし、痰を出すためにネブライザーで食塩水の蒸気を吸引した直後からせき込み、息苦しくなり、咳は1週間ほど続きました。
そして、咳が収まるのと入れ替わるように痰がでるようになり、今に至っています。
痰の量は当初は昼頃に2,3回でしたが、今は朝10時ころから夕食前まで、少しずつですが何回も出ています。
(出る痰の量は午前が一番多いです。)
黄色いねばねばした痰であり、血痰はありません。
CTの結果は、空洞は見られず気管支拡張型でした。
8月の通院以降、途中で1回CTがありましたが、1か月おきにレントゲンを撮っています。
最後に撮ったのは2023年1月ですが、「細かいところはCTを撮りなおさないとわからないが、レントゲンレベルでは8月と特に変化はない」とのことです。
薬の副作用が怖く、まだ西洋薬も漢方もどちらも治療を始めていません。
先生に教えていただきたいのは、
(1)漢方だけでも進行を遅らせる、あるいは完治しないまでも改善することは可能のようですが、いずれ西洋薬を使わないといけなくなるのであれば、病巣が狭い早い段階で西洋薬を始めた方が良いのでしょうか。
(2)上の投稿と回答を拝見していると西洋薬と漢方は併用可のようですが、私の地元では西洋薬と漢方を一緒にやってくれる先生は見当たりません。西洋薬と漢方で別々の病院にかかっても大丈夫でしょうか。どちらの先生にも「責任持てないよ」と言われそうな気がします。
(3)漢方をやる場合は、薬局などで自分で入手するのではなく、きちんと漢方のある医院に行った方が良いでしょうか。
(4)途中で1回CT(レントゲンより相当被ばく量があると聞きました)を挟んでいますが、胸部レントゲンは被ばく面で毎月撮っても問題ないのでしょうか。担当医に聞いても「撮らないといけないのであれば、被ばく云々と言っても仕方ない」との回答で的を得ません。
(5)薬の副作用の中でも視力障害が怖いのですが、徐々に障害が起きるのでしょうか。それとも、前日までは全く症状がなかったのにある朝起きたら失明していたなどということがあるのでしょうか。
(6)私の場合、ネブライザーをやるまでは全く痰も咳もがなかったのに、ネブライザーをやってから痰が出るようになったのですが、ネブライザーが悪かったということはありますでしょうか。この点、担当医に聞いても「たまたま痰が出る時期になった」という回答で、どうも納得がいきません。ネブライザー直後から明らかに息苦しくなり咳もでるようになったので、何かしら悪かったと思うのですが、一方で、器具は滅菌しているはずだから何かに感染することもないはずという思いもあります。
(5)現在、大きな病院に(たまたま家から近いこともあり)通っているのですが、今の担当医は患者に寄り添う感じが全くありません。例えば、現在の症状から判断して治療を始めた方が良いのかどうかと聞いても、「始めたければ始めるし、始めたくないのであれば始めない」とはぐらかされ、どうしたらよいのかわからず途方に暮れています。規模は小さくても信頼できる医者がいる病院を探したいと思う一方、今通っている大病院に見切りをつけたら、将来的に症状が悪化して大病院にかからないといけなくなった場合に戻れなくなることを恐れています。今の大病院で我慢した方が良いのでしょうか。

長文で申し訳ありません。
お返事はお時間のある時で構いませんので、よろしくお願いいたします。

投稿時刻 23:04 | 匿名希望

2023年2月16日

田中先生、初めて投稿させていただきます。

2015年に肺に影がみつかり、2016年からエリスロマイシン服薬で経過観察しておりました。
2022年10月レントゲンで少し増悪しており、CTでも空洞が見つかりました。その為今月から3剤投薬が始まり明日から飲み始めることになっています。

3剤のうち、抗生剤の一つは処方はクラリスではなくアジスロマイシンでした。
担当医は、最近海外では一般的にアジスロマイシンが処方されています、クラリスは錠数が増えるので(気遣ってくださり)と説明してくださったのでそのまま処方をいただいてまいりました。

投薬が始まると言われてから一カ月、自分なりに色々薬について調べました。クラリスロマシンより先発のクラリスが良いことなども頭に入れて今日の診察を迎えましたが、先発にして欲しいことを伝える以前に違う薬が処方となり、その場で申し上げる事ができませんでした。

しかしながら帰宅後読んだアジスロマイシンの説明書には、当該使用例を第一選択薬にする場合には、原則としてクラリスロマイシンを検討した後に投与する、とありました。もし可能であれば担当医には大変申し訳ないのですが2週間後にはクラリス希望の相談をさせていただこうかと考えております。

そこで質問なのですが、
アジスロマイシン(+他2剤)一旦開始してしまった場合、クラリスへの変更は難しいものなのでしょうか。

いつかは治療が不可能になるくらい悪くなるのかもしれませんが、まだ両親の介護などもあり、今回の治療はベストを尽くして頑張りたいと思っております。
色々悩みながら調べておりましたら、ご相談ができるこちらに辿り着きました。

お忙しい中恐縮ですがどうぞ宜しくお願い申し上げます。

投稿時刻 23:40 | 匿名希望 K

2023年2月19日

11/23 投稿の滝沢さんへ 長らくチェックできておらず回答しないままでした。申し訳ありませんでした。もう遅いとお叱りを承知ですが回答いたします。

90歳の母親を介護しているとのこと、大変ですね。病状が痰のみで日常生活に支障がないのであれば治療を急がず慎重に経過をみても良いと思われます。

ただアブセッサスは治療が難しく、やはり入院で治療が必要です。副作用の確認と効果判定をする上で入院が望ましいと思います。

ただしこの病気は完治しません。症状を緩和することはできます。私の考えですが、症状があまりないのに治療をして副作用が強く出てしまうとメリットを感じられないということになります。

ですから治療することで副作用が出たとしてもコントロールできて、症状が軽減できれば一番いいのです。

主治医はアブセッサスですから早く治療をした方が良いとお考えなのでしょう。間違いではありません。手遅れにならないように治療をするタイミングを見計らわなければなりません。

介護のこともありますので、事情をお話してどのタイミングで治療をするのが良いのかをご相談ください。

投稿時刻 16:10 | 院長 田中

2023年2月19日

12/2 投稿のゆみさんへ 長らくチェックできておらず、回答できず申し訳ありませんでした。

あばら骨の下の方というと肺の可能性、右でしたら肝臓の可能性があります。胸に水が貯まると痛みが出ることがあります。

この痛みは非結核性抗酸菌症の痛みとは限りません。効果が得られており、副作用の可能性があるのかもしれません。

採血やレントゲン検査で確認が必要と思われます。すでに結果が出ていると思います。

お大事になさってください。

投稿時刻 16:19 | 院長 田中

2023年2月19日

とーちさんへ

乳癌の経過中に非結核性抗酸菌症を疑う影があるとのこと。

画像上は転移でない点は安心ですが、血痰が出たり体重減少がありますので、治療をするタイミングかもしれません。

まずは診断をはっきりさせておいた方がいいでしょう。血液検査、喀痰検査で分からない場合は気管支鏡をする必要があるかもしれません。

今後治療を必要とする可能性を考えますとまず診断をつけておくこと、そして治療を始めるかどうかの判断を専門医にお願いする方が良いでしょう。

投稿時刻 16:27 | 院長 田中

2023年2月19日

2/13 投稿の方へ

ご心配のことと思います。

ご質問 1

漢方薬で症状は緩和できますが、除菌作用はありませんので、完治は望めません。
免疫力が高まり、ご自分の免疫で治癒できる可能性はないとは言えませんが難しいでしょう。西洋薬による化学療法を始めるかどうかはその時点での症状を重視して決めます。
副作用もある治療ですから症状緩和が得られるというメリットがない軽い段階で治療を始めるのかどうか、ここは先生方によっても意見の違うところです。

ご質問 2

西洋薬、漢方薬を同時に治療してくれるドクターがいればいいのですが、いらっしゃらないのであればまず西洋薬のドクターに漢方医との連携が可能かどうかをお尋ねになるしかないですね。同じ医療機関いいらっしゃれば一番いいのですが。

問題は治療を始めて副作用が出たときにどちらの影響かを判断することが難しくなる可能性です。同時に始めるのではなく、ある程度治療が進み、副作用が出ないことを確認してから漢方薬を追加するのが良いかもしれません。ご検討ください。

ご質問 3

漢方薬は自分で購入するのではなく、きちんと診察を受けた上で漢方医に処方してもらってください。

ご質問 4

胸部単純XPは毎月撮ることはよくありますが、問題がないわけではありません。必要最小限にするべきであり、陰影が動いているのであれば必要と判断して撮らざるをえないのが実情です。陰影に変わりなければ間隔をあけるようにしています。

ご質問 5

エサンブトールの副作用は急に生じることもあります。一日で出るかどうかはわかりません。通常は徐々にですので眼科医は2-3か月ごとに診察をしておりますが、症状変化があればすぐに受診するように伝えています。

ご質問 6

高濃度の生理食塩水を吸入させて誘発喀痰検査をしたのだと思います。痰が得られにくい時によくしますが、刺激となって咳が出やすくなりますので、おそらくそも影響が続いているのだと思います。感染症の心配はありません。

ご質問 6

難しい問題ですね。今の主治医が呼吸器内科専門医でこの病気の治療経験があるでしょうからお任せするのが良いと思います。進行したり、治療が難しくなった時に安心です。
信頼関係を構築できるように願っております。

投稿時刻 17:05 | 院長 田中

2023年2月19日

2/16 投稿のKさんへ

私は古い人間ですのでクラリスロマイシンを第一選択とし、副作用などでアジスロマイシンに変更するという考えでした。

最近の知見ではクラリスロマイシンとアジスロマイシンの両者で効果に差がないこと、内服回数が少なくてよいこと、リファンプシンとの相互作用を考えてアジスロマイシンを欧米では推奨しています。

日本のガイドラインではドクターの判断でどちらを選択しても良いので、間違ってはいません。このままアジスロマイシンでよいと思います。クラリスへの変更も可能ですがはっきりとした理由がありません。安心して治療を続けられたら良いでしょう。

投稿時刻 17:28 | 院長 田中

2023年2月22日

田中先生
初めて投稿させていただきます。

50代前半です。
30年前に喀血し、気管支拡張症の診断を受けており、
服薬治療を続けてきました。
時々、肺炎を起こしたり、加齢に伴う進行はあったのですが
比較的穏やかな経過であったと思います。それが、最近、
アブセッサス•ボレッティが検出され戸惑っています。
感受性試験では、IPM:16(I)、AMK:8(S)です。
近隣で、非結核性抗酸菌症に詳しいと言われる先生にも、
あまり経験がないと言われてしまいました。
田中先生のところへ伺えば診ていただけますでしょうか。
難しければ、国内のどこかでも、セカンドオピニオンだけでも受けたいのですが、
診てくださる先生を教えていただけないでしょうか…

投稿時刻 15:39 | P

2023年2月24日

Pさんへ

どちらにお住まいでしょうか?

この菌種ですと入院治療をすることになりますので、当院では対応できません。

大阪の堺にある近畿中央病院呼吸器センターに露口先生というこの病気に関しては詳しい先生がおられます。

紹介状を書いてもらい受診してください。

遠ければ結核の治療をしている病院(結核治療病院)であれば専門医がいると思われます。

投稿時刻 10:37 | 院長 田中

2023年2月24日

田中先生

お返事いただきまして誠にありがとうございます。
愛知県在住です。
現在、日赤からの紹介で、元結核療養所の国立病院にかかり始めたところです。
その先生もボレッティはあまりご経験がないと仰っていました

近畿中央医療研究センターでの相談について
相談してみようと思います。

田中先生、教えていただき

投稿時刻 12:25 | P

2023年2月24日

すみません、途中で送信されてしまいました…

露口先生について教えていただきありがとうございました。

投稿時刻 12:26 | P

2023年2月25日

先生、お忙しい中お返事ありがとうございました。
やはり漢方では完治は期待できないのですね。
西洋薬と漢方薬を併用する先生は近くにいないので、今のまま西洋薬の先生のところにかかることにします。
目への副作用に関するお返事もありがとうございました。
現在の西洋薬でも完治は難しそうですし、再発もよく聞きます。
何か画期的な薬が開発されればよいのですが・・・。

投稿時刻 12:28 | 匿名希望

2023年2月26日

16日投稿させていただいたKです。
先生お忙しい中お返事をいただき厚く御礼を申し上げます。
18日から帯状疱疹になりお礼の返信が遅くなり申し訳ありませんでした。
安心してキチンと三剤を服用して治療に励みたいと思います。
本当にどうもありがとうございました。

投稿時刻 09:20 | K

2023年2月26日

64才、女性
初めまして。昨年末にマック菌とカンザス菌が出て非結核性抗酸菌症と診断され投薬治療を初めました。一ヶ月飲んだのですがむかつきと胃の不具合により食事があまり取れなくなり、一旦服薬中止。その後、週3回の服薬で治療を再開しております。一日で飲むお薬の量は毎日飲んでいた時より増えましたがなんとか飲めております。一日で飲む量はリファビシン4錠、エプトール4錠,クラリス5錠、後は胃薬です。
抗生剤を週3回とはいえ一日に大量に飲んで大丈夫なのかお聞きしたいのと(一週間飲むのと比べれば総量的には減っておりますが)

あと副作用が心配でお休みしていた
ホテル清掃の仕事をそろそろ再開したいのですが
肉体労働で免疫力が落ちるのではないかということと水まわりの作業もあることで家族が心配しております。愛着もありますし時間短縮してできる範囲で私としては再開したいのですが、
悪化したらと悩んでおります。

今は痰も咳もほとんどなく過ごせております。
お忙しいのに勝手な悩みで申し訳ありませんが
よろしくお願いします。

投稿時刻 16:08 | 竹下

2023年3月3日

こんにちは。はじめまして、56歳女性です。
2年程前に人間ドックで非結核性抗酸菌症がみつかりました。気管支拡張も指摘されました。現在は咳や痰は無くて、ほぼ無症状で経過観察中です。同じく、人間ドックで10年程前から、閉塞性換気障害で中等症、直近は肺年齢が95歳です。どちらも緩やかに進行する病ですか、私の場合は、Mac症や閉塞性換気障害が悪化しやすいのでしょうか?
とても心配です。日常生活で息切れとかは無いですが、運動とかはヨガ、ウォーキング、ランニング等どのくらいの強度でするのが良いか迷ってます。進行を遅らすために、少しでも身体に良いことをしたいと思ってます。
先生、アドバイス宜しくお願いします。

投稿時刻 09:08 | すずらん

2023年3月7日

先生 お忙しいところ 回答していただいてありがとうございました。医療機関を
受診しようと考えています。ありがとうございました。

投稿時刻 23:51 | とーち

2023年3月10日

竹下さんへ

一日量リファビシン4錠、エプトール4錠は大丈夫ですが、クラリスロマイシン5錠が大丈夫かを知りませんのでお答えできず申し訳ありません。

治療しながらの仕事復帰は大丈夫と思われます。無理のない程度に徐々に仕事量を増やされたらよろしいかと思います。

投稿時刻 17:59 | 院長 田中

2023年3月10日

すずらんさんへ

喫煙歴はあるのでしょうか?それによって経過が異なってきますのでお知らせください。

投稿時刻 18:08 | 院長 田中

2023年3月11日

田中先生へ

すすらんです。
過去に喫煙歴は17年1日10本です。
7年ほど前に肺胞が潰れていると言われた記憶があります。
最近、非結核性抗酸菌症はCOPDの吸引薬が使えないと言われました。
どちらも経過観察で無治療です。
アドバイスを宜しくお願いします。

投稿時刻 13:31 | すずらん

2023年3月13日

田中先生へ

お忙しい中お返事頂いてありがとうございます。こちらは私のようなものにとりまして心のよりどころになっております。
本当にありがとうございました。

投稿時刻 21:35 | 竹下

2023年3月17日

すずらんさんへ

肺MAC症とCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を合併しており、どちらが重いかと言いますとCOPDと判断します。

両者ともに急速に悪化することはまれでゆっくり進行するのですが、肺機能上はCOPDがメインですから吸入療法をするのが良いと思われます。

COPDの吸入には使えるものと使えないものがあります。私は抗コリン剤吸入を実際に投与しております。痰が減って喜ばれています。

運動とかはヨガ、ウォーキング、ランニング等をするの呼吸筋を鍛える意味ではした方が良いでしょう。強度に関しては息苦しさを感じない程度であれば問題ありません。

投稿時刻 17:43 | 院長 田中

2023年3月29日

43歳、基礎疾患なし、痩せ型、女性です。
検診で肺に影があると言われ、2月にCTを受けました。確かに両側にチラチラと薄い影があり、古い炎症の跡?のような物も見えると先生が不思議そうに見ていました。その古いものは小さな丸の形に見えました。血液検査もしました。
結果は異常なし、MACの反応も無し。
でも菌は他の場合もあるのでとの事で疑いは残り、半年後の経過観察となっています。痰が出ないので菌の確定はしてません
この結果をどのように受け止めていればよいのでしょうか

○今は無症状ですが、扁桃炎によくなります。最後に必ず長く咳が残り、1年半前にレバーのような血痰、喀血?を少量経験しています。扁桃炎の後でしたので耳鼻科で喉からの出血だと言われて安心していましたが、詳しく診察したわけでは無いので、今思えばこれが?とも感じます。このまま半年に一度の経過観察で良いのでしょうか
菌の確定はするべきですか?

○難治性のアブセッサスの場合は無症状でもすぐに治療になるのですか?

○血液検査でMACの反応が無くても次回出る事もあるのですか

○初めは無症状で数年後に症状が出ることが多いようですが、無症状の頃の血液検査は皆さんこのように異常なしなのでしょうか

投稿時刻 13:11 | 森永

2023年4月3日

コメント失礼します。
ニュースで、多くの結核治療薬において、「薬剤逆説反応」(本来予想される作用と逆の作用)が生じる可能性のあることが分かった、ということを知りました。
エサンブトールやリファジンも入っていたようですが、この先非結核性抗酸菌症の治療はどうなっていくのでしょうか?

投稿時刻 19:29 | 雨 44歳 女性

2023年4月10日

抗結核薬による薬剤逆説反応の機序は、菌体に対するアレルギーによるとの考えが支持されています。

今後治療がどうなっていくのかまで知りませんので回答を控えさせていただきます。

すみません。

投稿時刻 19:00 | 院長 田中

2023年4月10日

森永さんへ

菌の確定はするべきですか? すべきです。治療が必要になった時の薬剤選択に有用です。

○難治性のアブセッサスの場合は無症状でもすぐに治療になるのですか?

無症状では治療しませんが、早くに治療した方が良いので症状変化で踏み切ります。

○血液検査でMACの反応が無くても次回出る事もあるのですか  あります。

○初めは無症状で数年後に症状が出ることが多いようですが、無症状の頃の血液検査は皆さんこのように異常なしなのでしょうか

症状の有無にかかわらず陽性になる人も陰性のままの人もおり、陽性の場合は診断できますが、陰性では否定できず、あくまでも参考にしかなりません。

投稿時刻 13:11 | 森永

投稿時刻 19:06 | 院長 田中

2023年4月16日

最近健康診断で見つかり肺マック症の疑いがあると言われました。まだ軽症との事ですがいずれ薬を飲まなければいけなくなります。そこでご質問です。①痰検査は今のところ難しいです。そうなると内視鏡になりそれでも痰が検出されなくても薬の投与はできるのでしょうか?
②抗生物質が飲めたとして、途中から視力に問題があってエプトールを中止した場合、それに代わる薬は何種くらいあるのでしょうか?③再発するたびに薬を飲んでいきますが、そのたびに抗生物質を飲み続けていく事は可能なんでしょうか?いずれ薬が効かなくなった場合入院とかになって死を待つのみでしょうか?④朝起きると、喉の奥が苦い気がします。これは肺マック症だからでしょうか?痰が出るわけではありません、朝起きると変な味がします。
お忙しいとは承知でコメントしました。田中先生よろしくお願いいたします。

投稿時刻 08:46 | キキララ

2023年4月16日

2019年7月 健診で肺に影がみつかり
精密検査の結果 非結核性抗酸菌症と診断
10月から リファンピシンカプセル、エサンブトール錠、クラリスロマイシンの服用をはじめました。
2週間経った頃から 悪寒、全身の痛み、発熱しはじめ
服用中止、血液検査の結果は異常無しでした。
その後 経過観察して 痰が多くなってきたのでアンブロキソール塩酸塩の服用をはじめました。
2021年12月のCT検査と喀痰検査結果 菌が見つかったのと 画像診断も 少し悪化しているので 治療始めた方が良いとの事で 前回の全身症状怖かったんですが 2022年1月に服用はじめました。それが2日目 前回同様の症状。主治医に電話で問い合わせると 服用中止との事、その1ヶ月後の血液検査は、異常無しでした。その後またアンブロキソール塩酸塩を服用していました。咳が増え痰も頻繁にでるようになってき 治療再開した方が良いと とりあえず2023年1月からエリスロシン錠の服用はじめ咳は減り痰も減ってきてたんですが 3月下旬から また咳、痰が増えてきて4月11日の血液検査異常なし、CT検査少し悪化していたので また、投薬治療を勧められました。セカンドオピニオンも相談したんですが、紹介しても同じ治療しか方法ないので他院行っても同じだと言われ、また服用始める事にしました。11日の夜はクラリスロマイシン錠2錠服用、12日朝 リファンピシンカプセルとエサンブトール錠とクラリスロマイシン錠を服用 13時過ぎから悪寒し始めて夜には37.1度の微熱。主治医は、また症状でたら中止しなさいと言っていたので夜は服用中止したした。4日経った今日 やっと正常になった気がします。繰り返し同じ症状で服用中止し こんな事続けて意味あるんでしょうか。どうしたら専門病院でセカンドオピニオンできるのでしょうか。今、通院している病院は 在住している所では大きな総合病院です。専門医が居るような大学病院は電車で片道1時間2時間かかります。何か治療方法あれば教えていただきたいです。長文で誤字あればすみません。

投稿時刻 10:03 | ブルー

2023年4月24日

キキララサンヘ

①生理食塩水を吸入して誘発喀痰という方法で痰を出すことができる場合があります。
菌が検出されないと診断もつかないので治療はできません、MAC抗体が血液検査で陽性であれば痰から菌が証明されなくても治療することはります。

②エプトールを中止した場合、それに代わる薬は私の知る範囲では3剤です。

③菌が消得ないために10年内服している方もいます。途中で辞めずにできるだけ続けて内服すべきです。効果がなくなり進行した場合はこの病気が原因で亡くなることはあります。

④朝起きると喉の奥が苦い?これは肺マック症からかどうかはわかりません。

投稿時刻 21:18 | 院長 田中

2023年4月24日

ブルーさんへ

繰り返し同じ副作用が出現していますが、原因がわかりません。血液検査の間が空いていて検査値に異常がなくてもそれまでに異常があった可能性も考えられます。

肝障害やアレルギーかもしれません。

やはりセカンドオピニオンを受けるべきですが、紹介状を書いてもらえにくいのであればなしで専門医を受診するしかないと思います。もう一度お願いしてみてはどうでしょうか?

私なら3剤のうちどの薬剤が原因かを突き止めるために1剤ずつ少量ずつ投与して経過を見る方法をとりますが、この内容はあくまで私の私見でありここだけの話でお願いします。

投稿時刻 21:26 | 院長 田中

2023年4月25日

先生お返事下さりありがとうございます。専門医に診てもらってますが、こんな恐ろしい病気なのに、そんな驚くような病気ではないので心配しないで下さいと言います。薬も効くか効かないかわからないのに。またいつ死ぬかもわからないのに…毎日咳が少し出たくらいでビクビクしてます。
2つ質問させて下さい。
①抗生物質を飲むとカンジタになりやすいです。
3剤服用する場合もカンジタは避けて通れないのでしょうか。
カンジタになった場合は服用を中止しない限りはずっとカンジタに悩まされるのでしょうか。
②抗生物質を長期に飲めた場合、腎臓や肝臓など悪くなると思うのですが、悪くなったら良くなる事はないのでしょうか?違う病気も合併してくるのでしょうか?
よろしくお願いいたします。

投稿時刻 12:24 | キキララ

2023年4月28日

初めまして。
CTの結果、非結核性抗酸菌症の疑いがあるものです。血液検査の異常はない為半年後にまたCTを撮る事になっていますが、時々血痰が出ます。ほぼ血の塊です。直径1cm程度の大きさですがこれで喀痰検査をする事は出来ますか?

投稿時刻 20:36 | あきら

2023年5月3日

キキララさんへ

カンジダに感染しやすい抗生剤は個人によって違うので必ずしもカンジダにかかるかわかりません。でも以前よりかかりやすいのであれば3剤でかかるリスクはあると思われます。

もしカンジダを発症した場合に抗真菌剤を内服しないとコントロールできないのであればやめざるを得ないかもしれません。外用剤で対処できるのであれば内服継続が可能だと思われます。

肝臓は長期ではなく短期でも悪化する場合があります。その場合、一旦休薬してから少量より再開することで肝機能障害を生じずに継続できるケースはあります。       腎機能障害についてはその程度にもよりますが、休薬して改善するかどうかは試してみないとわかりません。

投稿時刻 19:00 | 院長 田中

2023年5月4日

精神的に毎日不安でいっぱいで、先生の回答に感謝しております。気は病からと言いますが、どうしてもこの病気が怖くて頭から離れません。何をするにも肺マックの事ばかり考えてしまいます。
最後にまた質問なのですが、この病気になる人の半数は逆流性食道炎という記事を見つけました。確かに私も逆流性食道炎です。この診断を受けてからストレスで以前より症状が悪化してしまい、現在薬を飲んでいます。逆流性食道炎だと、逆流性食道炎じゃない人に比べて進行が早くなったり、また薬投与が終わったとして数年後再発する可能性は普通の人と比べると高くなるのでしょうか?逆流性食道炎は軽症を除いては治らない病気で一生付き合っていかなければいけません。今後の為に、何か注意する必要があれば教えて下さい。よろしくお願いいたします。

投稿時刻 08:33 | キキララ

2023年5月7日

はじめまして。現在53歳で2年前に非結核性抗酸禁症アビウム菌と言われ無治療です。
定期的に受診し経過観察を続けてます。
検診が進んだことで、この病名が知られることが多くなったと聞いてます。
かなりの人数が罹患しているようです。
今現在の研究はいかがでしょう。
結核のように強くないにもかかわらず、特定の薬がないというのも、もどかしいです。
この病気の現状、今後はどうなると思いますか?

投稿時刻 14:19 | み

2023年5月8日

キキララさんへ

逆流性食道炎との合併はありますが、そうでない人に比べて進行が早いとか再発の頻度が高い、治療に困るというデータを知りません。ないと思います。

投稿時刻 18:56 | 院長 田中

2023年5月8日

みさんへ 

現在この病気を良くすることはできますが、根治することはできません。治療が終了して再燃することなく経過している方もいますが、理想的には治療が完結して根治することです。

新しい抗生物質も出てきていますが、根治はまだ先の話です。

治療の効ききにくい菌が増えています。まだ増加することが予想されます。

投稿時刻 19:02 | 院長 田中

2023年5月8日

あきらさんへ

回答が遅くなりすみませんでした。血痰が出ているので病巣の菌が含まれている可能性が高く、痰の検査をすべきでしょう。ただし3回くらいは連続で調べないと出ないかもしれません。

痰の成分が含まれない血液だけですと検出できないかもしれません。

投稿時刻 19:10 | 院長 田中

2023年6月3日

はじめまして。
某大学病院呼吸器内科で気管支喘息を治療中の現在51歳の男性です。
33歳のときに初めて非結核性抗酸菌症(ゴルドナエ)に罹り、一年間投薬治療(リファンピシン、エサンブトール、クラリスは3薬)で陰性化しましたが、
45歳のときに血痰が出で、再度痰の検査をしたところ、今度は Macに罹りました。
ただ、このときは様子見していたら自然に陰性化。
46歳のときに肺炎球菌による肺炎。そして48歳のときにも肺炎、このときもゴルドナエが検出されましたが、
肺炎の治療ともにゴルドナエも自然に陰性化。
そして2年前の6月に肺炎に罹ったときにはアブセッサスが検出されました。
この時は8月、10月と肺炎を繰り返しガフキー10号、CT検査で肺に小さな空洞ができましたが、
担当医は様子見を継続。この時も肺炎の治療とともに陰性になり、空洞も自然に消えました。
ただ、その後も陽性、陰性を繰り返し、黄色い痰も慢性化しております。
今日もガフキー8号でましたが、様子見を継続中です。
このまま様子見を継続してよいのでしょうか?
担当医は非結核性抗酸菌症の治療は副作用が心配、大変な治療により陰性化しても、
完全には菌は無くならないから、普通に生活できていれば様子見で良いと、、、
10年以上喘息治療でお世話になっている先生だから信頼はしているのですが、
この病歴で無治療で良いのでしょうか?喘息悪化時に陽性になる傾向があり、とても不安です。
なお、現在の投薬は喘息治療として、テオドール、アイビーディカプセル、モンテルカスト、エリスロシン
吸入薬フルティフォーム、スピリーバ、インタール
注射テゼスパイヤです。重症喘息と診断されております。
検査は毎月痰検査、レントゲン、採血は続けております。
CTは年に1回程度を行っております。

投稿時刻 12:39 | ごうた

2023年6月22日

はじめまして。
2023年2月に内科でレントゲン、CTにより軽度の気管支拡張症と言われ、呼吸器内科に紹介となり、非結核性抗酸菌症疑いで喀痰検査を今までに2回行いました。
抗酸菌は出ず、インフルエンザ菌βラクタマーゼ(−)が3+で検出されました。
慢性的な持続感染で、エリスロマイシンと去痰剤を出してもらっています。
持続感染ということで、気管支の中に菌がいる状態で小さい子供含めた家族と同居しておりますので感染させてしまわないか不安です。
診察中に医師にきちんと聞くことができず、ネットで調べてもあまりよくわかりませんでした。
田中先生の病院に通えていないのにここで質問し申し訳ないですが、食卓を囲んだり普通に生活をして大丈夫なのかおしください。
よろしくお願いします。

投稿時刻 17:56 | ちえ

2023年8月21日

はじめまして。
79才の母が数年前に非結核性抗酸菌症と診断され、治療はなしです。
母は心房細動、腸閉塞、緑内障、鬱など多くを抱えていて要介護1です。
先々月6月末日より帯状疱疹になりさらに体力筋力ともに低下。

この帯状疱疹以来、今日まで約2ヶ月近く微熱が続いています。
非結核性抗酸菌症の症状が進んだせいかなと考えているのですが。。。

病院での受診を考えてえいるのですが。。。
その前にそうダンスさせてください

投稿時刻 21:09 | まえだ

2023年8月21日

その前にそうダンスさせてください
→訂正
その前に相談させて下さい。

投稿時刻 21:11 | まえだ

2023年9月6日

非結核性抗酸菌症で3年ほどクラリスロマイシン、エサンブトール、リファンピシンを飲み続けています。3年間は良くも悪くもならず経過観察中でした。今年の5月に卵巣がんと診断され、摘出手術を行い、その後抗がん剤治療が始まりました。今週、一回目の抗がん剤が済んでレントゲンを撮ったところ、肺の影がかなり広範になっていました。主治医よりアミケイスをすすめられましたが抗がん剤とは併用できないとのことでした。卵巣がんはⅠcです。抗がん剤治療よりも肺の治療を優先するのがベストチョイスなのでしょうか?
また同時進行のリスクは多大なものなのでしょうか?
先生のご意見をお聞かせ頂けると大変ありがたいです。よろしくお願い致します。

投稿時刻 13:45 | いとう

2023年10月21日

6/3 ごうださんへ  返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

最終的には菌種がアブセッサスということであれば治療しても陰性化させることは難しいです。外来ではなく入院して点滴治療も必要です。

ドクターによって考え方に違いがありますので私見で書かせていただきますと、治療するかどうかをまず症状を軽減させるメリットがある症例で判断しています。血痰が続く、発熱が続く、倦怠感などの全身症状があれば治療をしていきます。軽症であれば様子をみています。

呼吸器内科専門医にかかられているので主治医を信頼してお任せになられら良いかと思います。

症状と病巣の進行具合を検討されていずれ治療しないといけない時期が来るかと思われます。

投稿時刻 11:30 | 院長 田中

2023年10月21日

6/22  ちえさんへ 返事が大変遅くなり申し訳ありませんでした。

菌は証明されていないけれど画像からは非結核性抗酸菌症が疑われるとのこと、この菌種の場合、人から人へは感染しませんので普通に生活して心配いりません。

投稿時刻 11:47 | 院長 田中

2023年10月21日

8/21 まえださんへ  返事が大変遅くなり申し訳ありません。

微熱が続いている原因は非結核性抗酸菌症の可能性が高いです。その他の疾患で熱が出るとは考えにくいです。

画像をチェックしていただき進行しているならば治療をするかどうかをご相談ください。
高齢ですし衰弱されているのであれば副作用が強く出る可能性がありますので慎重に検討を要すると思われます。

相談からすでに2ヶ月経過しており、相談された意味がないと思われますがお返事とさせていただきます。

投稿時刻 12:09 | 院長 田中

2023年10月21日

9/6 いとうさんへ  返事が遅くなりすみませんでした。

卵巣がん手術で取り切れており、再発予防のために抗がん剤治療しているという理解でよろしかったでしょうか?

一方で非結核性抗酸菌症が悪化しているとのことですのでどちらを優先するかを決める必要があります。

レントゲンで陰影が広がっているとのことですが呼吸器症状はどうでしょうか?

症状も伴っておれば非結核性抗酸菌症を優先した方が良いでしょうし、再発リスクが高いのであれば抗がん剤治療を優先すべきでしょう。

あいまいな回答ですみません。主治医とよくご相談ください。

投稿時刻 15:16 | 院長 田中

2023年10月31日

お忙しいところ、お返事ありがとうございました。先生のお返事のおかげで頭の中が整理できました。
本当にありがとうございました。

投稿時刻 21:03 | いとう

2024年1月3日

初めてまして。
50代女性です。

健康診断で炎症部分がみつかり、血液検査で肺MAC陽性が出ました。
 喀痰できなかったので、菌は不明です。
症状がないので経過観察中です。

 関節リウマチの疾患があり、リウマトレックスを服用中です。
今後服用が始まった場合、免役抑制との併用で不安です。
 免役抑制剤との併用は可能なのでしょうか?
 気をつけないといけない点はありますでしょうか。

投稿時刻 09:37 | とも

2024年1月3日

ともさんへ

MAC抗体陽性ですのでアビウム菌かイントラセルラー菌のどちらかということになります。

まだ無症状ですので治療の必要はありませんが、免疫抑制状態ですので治療が必要な状態となる可能性があります。

その場合リウマトレックスとの併用による相互作用の記載はありませんので使えます。

日常生活で気をつけるならストレスなどで免疫を低下させないように、十分な睡眠と栄養をしっかり保つなどでしょうか?

お大事になさってください。

投稿時刻 17:28 | 院長 田中

2024年1月28日

女性47歳。現在サルコイドーシスの為、ステロイド10mg飲んでいます。5mgを目指して1mgづつ減らしていく予定です。一年前に肺に影がありCTを取ったら肺マックだと言われてましたが症状もなく放置していました。
ステロイドを飲んでいるのに、肺マックの3剤を飲むことはできるのでしょうか?まだ咳やタンはありません。
とても今後が不安です。
よろしくお願いいたします。

投稿時刻 15:08 | 猫猫

2024年2月6日

猫猫さんへ 返事が大変遅くなりすみません。

ステロイド内服中の3剤併用は問題ありません。

無症状ですので慎重に経過をみてもらってください。

投稿時刻 20:38 | 院長 田中

2024年2月7日

お返事ありがとうございました。
ステロイド飲んでいるのに3剤飲めるとの事で少しだけ安心しましたが、ある病院のホームページにステロイドは良くありませんと記載がありまして。プレドニン10mgなら効果が半減するとか飲んでる量もかかわってくるのでしょうか?プレドニン飲んでる3剤飲んでる患者さんの経験はありますでしょうか?私くらいでしょうか…
怖くて聞きたくないですが、肺マックになると呼吸不全になってなくなるのでしょうか。

投稿時刻 21:16 | 猫猫

2024年2月12日

ステロイドが良くないのは感染しやすくなるのでという意味なのかもしれませんが、内服しながら3剤治療すれば治療はできます。ただし効果が低下するかどうかの知識を持っておりません。

半減するほどの低下はないと思います。

効果がなく悪化すれば酸素吸入を必要とする方もいますが、マック以外の治療困難な菌種の場合であり、マックなら完治はできませんが治療効果があると思ってください。

投稿時刻 18:14 | 院長 田中

2024年2月12日

先生ご丁寧にコメントいただきありがとうございました(泣)今後3剤飲むことになった場合、まずは3剤飲んでいけるかどうかですね。飲めないと死んでしまう病気なのでそれがとても怖くてなりません。日々その事ばかりを考えてしまっています。もっと楽天的な性格だと良いのですが…

投稿時刻 21:34 | 猫猫

2024年3月8日

以前→ 「2021年9月6日 田中先生 母(60歳)のことでご相談です。
母は10年前に、咳が続くため病院受診したところ肺MAC症と診断され
1年〜2年?程投薬にて治療を行った後経過観察をしていましたが、、、、」
を投稿していた者です。
その後、昨年9月ごろから倦怠感が強くなり、内科を受診したところ心不全の診断を受けました。心臓カテーテルなど行い心臓の血管などが原因ではなく肺の負担からだろう…ということでした。。
いまは在宅酸素を導入していまして、抗菌薬などは飲んでいません。
状態がどんどん悪くなり何か良くしていく方法はないか主治医に相談しましたが
誘引痰の培養試験も意味はない、呼吸がきつくSPO2があがりにくいのもしょうがないとの説明で終わりました。
母が苦しそうで、少しでも楽になるようにしたいです。
深呼吸ができないと言っています。急にここ数週間で、酸素の量も0.5l→1.5LにあげないとSPO2が上がらなくなりました。お薬(3剤)は休薬状態なのですが、飲み始めてもあまり意味がないのでしょうか…アリケイスの吸入は結局約2年行いました。

投稿時刻 22:59 | 娘です

2024年3月9日

文面から推測するにかなり悪化しており厳しい状態と思われます。

今から3剤の治療をしても効果が得られるより副作用の方が強く出る可能性が高く、治療のメリットを感じられませんのでお勧めしません。

この病気の治療をすることよりいかに症状を軽くできないかを考得たほうが良いのですが、なかなか手立てがないのが現状です。

前にも紹介した漢方薬は試してみても良いかと思われます。栄養状態を改善させることができるかですが、栄養士さんに相談しても良いと思います。介護サービスを受けておられるのであればケアマネに相談ください。情報を持っていると思われます。

あとは筋力が低下しないよう、呼吸が楽になるようなリハビリをしてもらうことでしょうか?こちらも介護保険で受けることができます。

投稿時刻 14:28 | 院長 田中

2024年3月22日

初めまして、ふく(53歳女性)と申します。
田中先生のご意見をお伺いしたく、投稿させて頂きました。

昨年10月、人間ドックにて肺に影が見つかり、血液検査を受けたところ、肺Mac症の数値が出たということで、近くの国立病院機構を紹介して頂き、再検査することになりました。国立病院機構にて再度血液検査・痰の検査をしましたが原因がわからず、影の範囲も少し広がっていることもあり、2月下旬に気管支鏡カメラでの検査を受けました。(直前の血液検査では、肺Macの値が少し上がっていたようです)
2週間後の結果説明までには菌が検出されず、現在はその後の培養中で、来月初め(検査から約6週間後)に再度受診し結果を聞くことになっております。

前回の説明では、次回(4月初め)までに菌の特定ができなかった場合は、検査と治療を兼ねて、大学病院での胸腔鏡手術による切除を勧められました。主治医の先生を信頼していないわけではないのですが、原因がわからない状態で切除するという事に抵抗を感じているというのが正直なところです。しかし、こちらの過去の投稿を拝見すると、肺Mac症だった場合、完治が難しい病気であること、薬の副作用が大きいことが分かり、1か所であるうちに切除した方が良いのかとも思い始めております。

今回先生にお伺いしたいのは、
・先生でしたら、このタイミングで切除を勧めますか?
・様子をみるとしたら、どれくらいの期間様子をたら良いでしょうか?
・切除をすれば、完治となるのでしょうか?
・切除をした結果肺Mac症だった場合、薬を服用するのでしょうか?
ご意見頂けると有難いです。宜しくお願いいたします

投稿時刻 18:16 | ふく

2024年3月24日

ふくさんへ ご心配のことと推察します。

画像上と採血結果で肺MAC症が疑われるが菌の培養結果待ちでまだ特定できていないという段階と思われます。

私見で述べますと治療しても完治が望めない病気ですので症状があって悪化が想定される、治療することで症状緩和が得られるということを目標に治療をしますので、現在症状がないのであれば急ぐことは無くまず培養結果を待ちましょう。

培養されなかった場合に手術をするかどうか、病巣が限局しており、症状があり、根治が望めるなら検討しますが、様子をみてもよいかと思われます。3-6か月ごとにレントゲンをチェックします。

痰の検査も繰り返し行い菌の同定をしたいところです。

切除する場合、手術前後で薬を飲むことが推奨されています。術前は3-6か月、術後は1年です。

画像を見ないと手術がよいのか判断できませんのであくまで参考にしてください。

投稿時刻 10:30 | 院長 田中

2024年3月25日

お忙しいところ、早速お返事頂きありがとうございます。
また、このように相談が出来る場を設けて下さり、大変感謝しております。

不安がなくなったわけではありませんが、随分と気持ちが軽くなりました。
現在特に症状がないので、培養結果を待ち、場合によっては様子をみて欲しいと主治医に相談してみようと思います。

投稿時刻 13:33 | ふく

2024年3月26日

田中先生へ

R(49歳)と申します。

肺マックの治療をしたものの、1年半で再発(アビウム菌陽性)してしまいました。
現在の自分の自覚症状としては少し痰がでて、息を吸うとパリパリ音が鳴り、血痰も出はじめたという状態です。

主治医の先生は病巣が限局的なので、完治を目指すために肺の区域切除(S3)を提案しています。

一度目のお薬を飲むだけの治療が終わったときには「再発を繰り返す病気なので完治は期待しないで下さい。」と伝えられていました。

肺の切除をしたら、痰がでなくなるのかな、血痰もなくなるのかな、と期待をする一方、肺を切除した知り合い(別の病名で別の病院)は、手先の血行が悪く、手術の傷の痛みに長年苦しんでいるので、肺を切除しないでそこそこ元気な状態でいられる方がいいのかな、とも考えてしまいます。

再発を繰り返す病気なのであれば、切除後してもまた菌陽性になってしまうのではないか、という怖さがあります。そうなると、薬物治療のほうが体の負担が少ないのではないかと考えてしまいます。

根治が望めるから切除が提案されたのであれば、どれくらいの人が肺切除の後に根治できず再発したのかも知りたいのです。

がんなどでは治療方法が確立しているかと思いますが、肺マックにおいて、肺切除は現在積極的に推奨されているのでしょうか?

肺切除をしたほうが予後がいいのか、手術をしてもしなくても同じ頻度で再発するのであれば、区域切除で肺を広範囲に失うよりも投薬治療のほうがいいのではないか、とも考えています。

肺マックの患者さんも増加しているので、肺切除のデータ数もたくさん蓄積していると思われます。田中先生は肺切除についてどうお考えでしょうか?

病巣が限局的な場合、肺切除をして10年以上再発していない人がほとんどなのでしょうか?
肺切除をしなかった場合、した場合と比べて感染が広がる範囲が広くなってしまって切除もできないくらいに悪化してしまうのでしょうか?
 
お忙しいところ申し訳ございません。ご意見いただけるとありがたいです。

どうぞよろしくお願いいたします。

投稿時刻 00:57 | R

2024年3月29日

Rさんへ

私は病院勤務を離れて20年以上経過し、論文を読む機会が減り、勤務医時代と違ってデータを得ることが少ないために回答ができません。

手術件数は多くはなく術後の再発データはあまりないのではと思います。

本当に限局しているのであれば根治を望める可能性はありますが、画像に映っていない病巣が他にあれば話は別です(再発ということにはなりません)

区域切除で肺の損失は多くないですし、胸腔鏡で手術すれば痛みも少ないと思われます。

肺切除を積極的に勧めているという印象はありません。出血がコントロールできない場合は手術するメリットがあるので勧めます。

まだ急いで結論を出す段階ではないように思います。すべてに回答できずすみません。

投稿時刻 20:04 | 院長 田中

コメントを投稿


コメントRSSフィード

コメントフィード

ページの一番上に戻る